タキオンのリハビリに付き合う形で、プールトレーニングを始めてから数日後・・・
ライスシャワー
「お兄さま、ライス長距離を走っても疲れにくくなったんだよ♪」
博之
「ちゃんとトレーニングの効果が出てきているんだな」
ライスシャワー
「お兄さまと一緒にプールで泳ぐのも楽しいんだ♪」
博之
「楽しんでトレーニングする事は大切だからな」
「今日は、トレーニングを頑張ってるライスにご褒美を用意したぞ」
ライスシャワー
「ご褒美?」
博之
「クッキー生地を使ったシュークリームでございます」
ライスシャワー
「わ~・・・シュークリームだ♪」
博之
「カスタードクリームを限界まで入れたから食べる時に気を付けな」
ライスシャワー
「タキオンさんも食べたいと思うから、呼んでも良いかな?」
博之
「タキオンにも声を掛けて有るから、その内来ると思うぞ~」
数分後・・・
アグネスタキオン
「やぁやぁ♪」
「シュークリームでお茶会のお誘いを頂いたからねぇ・・・オススメの紅茶を持って来たよ!」
タキオンのトレーナー
「お誘いありがとうございます。お菓子は作れませんが、焼き菓子を買ってきましたよ」
博之
「紅茶を淹れてこよう」
タキオンが持って来た紅茶をポットで用意する・・・
アグネスタキオン
「今日の紅茶の銘柄はダージリンさ♪」
「シュークリームにも合うと思うよ♪」
タキオンのトレーナー
「ボクは、レモンタルトも買って来たので爽やかなレモンの香りと程よい甘さのカスタードクリームを楽しんでくださいね」
博之
「では、お茶会を始めよう」
ライスシャワー
「いただきます♪」
トレーナー室で、優雅に4人で洋菓子と紅茶を楽しんでいると・・・
???
「・・・何処からか焼き菓子の香りがしますわ!!」
???
「マックイーン、ランニング中なんだから行くよ~」
???
「焼き菓子の香りが私を誘いますわ!!!」
???
「ちょっと!!!そっちは、他のトレーナー室だから駄目だって!!」
何だか窓の外が騒がしいが、カーテンを閉めているので外の事は気にしない気にしない・・・
ライスシャワー
「何だか、外で誰かが話してるね」
アグネスタキオン
「トレーナー君の作ったシュークリームは、バターの香りが豊かだからね」
「その香りにウマ娘が惹きつけられてきているんじゃないかな~」
タキオンのトレーナー
「あまり気にしてはいけませんよ」
博之
「外の事は知らん」
「俺達は、優雅にお茶会を楽しむんだから」
ライスシャワー
「何だか、聞いた事がある声がするね・・・」
アグネスタキオン
「ある程度の予想は出来るけど・・・今日ばかりは関わらないのが吉さ」
「折角の美味しいシュークリームとレモンタルトを全て食べ尽くされてしまうからね」
博之
「誰だよ・・・そのヤバい奴は」
タキオンのトレーナー
「メジロマックイーンさんですね」
「良くカフェテリアでスイーツを爆食している所を多くのウマ娘達が見ていますね」
博之
「・・・担当トレーナーは可哀そうに・・・」
ライスシャワー
「マックイーンさんは、ご飯よりスイーツをたくさん食べちゃうんだって」
アグネスタキオン
「オマケに、太りやすい体質だと聞いたよ」
博之
「本末転倒じゃねえか・・・」
「ヤバい奴が突撃してくる前に、シュークリームとレモンタルトを食べちゃおう」
ライスシャワー
「お兄さまが作ってくれたシュークリークは、カスタードクリームが一杯入ってて美味しいね♪」
「レモンタルトは、甘酸っぱいレモンがカスタードクリームと相性が良いね♪」
アグネスタキオン
「紅茶との相性は最高だねぇ♪」
「普段は、紅茶に砂糖を多めに入れるけど・・・今回は、無糖の紅茶の方が合っているねぇ」
博之
「今回のシュークリームは結構成功したな」
「今度は、メロンパンでも作ってみるかな」
タキオンのトレーナー
「メロンパンに生クリームが入ってるのが美味しいって有名ですよ」
博之
「それも美味しそうだな・・・今度、試作してみよう」
4人で洋菓子と紅茶の感想を話していると・・・
メジロマックイーン
「メロンパンですの!?」
「私にもメロンパンを分けてくださいまし!!」
トウカイテイオー
「マックイーン!!いい加減にしないと怒られるよ!!」
窓の外でウマ娘達が騒いでいる・・・
博之
「うるさいなぁ・・・憲兵隊を呼ぶか」
ライスシャワー
「憲兵隊??」
博之は、ウマホでメッセージを送る・・・
博之
「フェノーメノ、至急救援を求む」
「トレーナー室の外に不審者が居る。直ちに対処を頼む」
「報酬は、シュークリームを支払おう」
アグネスタキオン
「憲兵隊ではなく、風紀委員じゃないか」
タキオンのトレーナー
「憲兵隊は、あながち間違いでは無いですね」
博之
「良し、スグに来てくれるって返事が来たから任せよう」
数分後・・・
フェノーメノ
「そこの怪しい不審者さん!!大人しく捕まるであります!!」
トウカイテイオー
「はぁ・・・マックイーンが騒ぐから風紀委員に見つかっちゃったじゃん」
メジロマックイーン
「スイーツを分けてくださいまし!!」
フェノーメノ
「近隣からの苦情通報が来たので駆けつけてみれば・・・また貴方でありますか」
「いい加減にするであります!!」
トウカイテイオー
「マックイーンが迷惑を掛けてごめんなさい・・・」
フェノーメノ
「貴方が謝る必要は無いであります」
「メジロマックイーン殿は、風紀委員の本部まで連行するでありますよ」
フェノーメノは、手錠をマックイーンの手足に嵌めて、担いで連行していく・・・
博之
「静かになったな」
ライスシャワー
「マックイーンさんが運ばれて行っちゃったね」
アグネスタキオン
「では、お茶会を続けよう」
タキオンのトレーナー
「沖野トレーナーには苦情を入れておきますね」
博之
「俺は、そんなに他のトレーナーとの付き合いが無いから沖野トレーナーが誰か分からん」
ライスシャワー
「ちょっと変わったトレーナーさんかな?」
博之
「・・・近寄らない様にしよう」
タキオンのトレーナー
「実力はある人ですよ」
アグネスタキオン
「変わったウマ娘を何人も抱えて、チーム・スピカのトレーナーをしているよ」
博之
「チームを持ってるのか・・・俺は、チームには興味ないからな~」
タキオンのトレーナー
「ある程度の実績が認められれば、学園からのチームを持たないかの進言が有りますよ」
「まぁ、話を受けるか断るかは自分次第なので」
博之
「ライスがG1レースに勝ったら考えよう」
ライスシャワー
「なら、ライス頑張るね!」
アグネスタキオン
「あまり気負わずに自分のペースでレースに出走して走るのが一番さ~」
タキオンのトレーナー
「では、最後のシュークリームを頂きましょう」
アグネスタキオン
「頂くよ」
ライスシャワー
「大切に食べないと」
博之
「また作るよ」
優雅なティータイムは美味しいスイーツを食べて、素晴らしい紅茶を頂いて終わった・・・
その後・・・
博之
「フェノーメノ、お礼のシュークリームだ」
フェノーメノ
「ありがとうございます、ボス!」
博之
「誰がボスだ・・・」
「ちなみに、今回の不審者ウマ娘は?」
フェノーメノ
「メジロマックイーンさんを連行し、ある程度の事情聴取を終えてチーム・スピカまで送り届けました!」
博之
「メジロ家か・・・変わってるウマ娘が多いのか?」
フェノーメノ
「名門のメジロ家の令嬢達は、少々変わっているのかもしれません!」
博之
「そっか・・・まぁ、俺には関係ない事だから良いや」
フェノーメノ
「では、シュークリームを大切に頂くであります!!」
博之
「また、面倒事が有れば連絡するから頼むわ」
フェノーメノ
「了解であります!!」
今回のお礼のシュークリームを渡して、博之はトレーナー室に戻った・・・
フェノーメノ
「ボスから頂いたシュークリームを頂くでありますよ♪」
フェノーメノは、貰ったシュークリームを食べて終始ご機嫌だったそうだ・・・