タキオンのリハビリに付き合いながらライスのトレーニングを進めて、芙蓉ステークスの出走登録を済ませた・・・
ライスシャワー
「お兄さま、ライスは勝負服を持ってないんだ・・・」
博之
「安心しなさい!!」
「心強い助っ人を呼んであります!!」
ガラガラ!!
トニービン
「ライスちゃんの勝負服を作る為に参上!!」
「凄く可愛い勝負服を作っちゃうからね!!」
博之
「と言う訳で、トニービンを呼びました」
「ライスの希望を伝えて、勝負服を作って貰いましょう」
ライスシャワー
「・・・トニービンさんが勝負服を作ってくれるの?」
トニービン
「あれ、言ってなかったっけ?」
「アタシは、縫製会社の社長さんなんです!!」
「なので、勝負服を作るのも大得意なのです!!」
博之
「まぁ、お金の事は気にせずに自分の好きな勝負服を作って貰いな」
トニービン
「ライスちゃん!!貴方の理想の勝負服を一緒に作ろう!!」
ライスシャワー
「ライス、トニービンさんと一緒に勝負服を作るね!」
博之
「頑張り給え~」
「お茶菓子と紅茶を用意しよう」
トニービン
「クッキーとスコーンを希望します!!」
博之
「分かったよ・・・時間掛かるから、デザイン画を完成させろよ」
トニービン
「は~い!」
博之がお茶菓子を作っている間に、トニービンはライスの希望の要素をスケッチブックに書き出していく・・・
トニービン
「デザイン画が完成しました!!」
「博之とライスちゃんにチェックをして貰います!」
博之
「おとぎ話のお姫様風のドレスにしたんだな」
ライスシャワー
「ライス、お姫様のドレスに憧れてたから・・・」
博之
「試しに、試作品を作って実際に走ってみてから細かい所を調整していく感じで良いかな」
トニービン
「いきなり勝負服を作っても、細かい所のサイズ調整が必要だからね!」
ライスシャワー
「トニービンさん、よろしくお願いします」
トニービン
「任されました!!」
「とりあえず、試作品が完成したら連絡するね!」
博之
「頼むぞ~」
「余ったスコーンとクッキーは持って行けよ~」
トニービン
「お茶菓子を食べながら、頑張ります!!」
「それじゃあ、待っててね~!!!」
トニービンは、大急ぎで会社に帰っていった・・・
ライスシャワー
「お兄さま、勝負服はどれくらいで出来るのかな」
博之
「それはトニービン次第だな」
「次は、勝負服を着る時のシューズを見つける必要があるな」
ライスシャワー
「トニービンさんは服を作るのが専門なの?」
博之
「縫製会社だからな」
「まぁ、靴も作ろうと思えば作れるだろうけど・・・餅は餅屋ってな」
「本職のお店で探すのが一番安心できる」
ライスシャワー
「誰か靴屋さんをしてる人が居るの?」
博之
「ブライアンズタイムがスポーツブランドを自分で立ち上げてるから、完全オーダーメイドでシューズを作る事が出来る」
「まぁ、限られたお客しか対応して貰えないんだけどな」
ライスシャワー
「ライス、大丈夫かな・・・」
博之
「俺が居れば大丈夫さ」
「とりあえず、ブライアンズタイムの店に行こう」
少し歩いて、ブライアンズタイムのお店に来た・・・
ブライアンズタイム
「いらっしゃい」
博之
「タイム、今日は完全オーダーメイドの勝負服のシューズを作って貰いたいんだが」
ライスシャワー
「・・・こんにちわ」
ブライアンズタイム
「それでトニービンからのデザイン画がファックスで届いたのか」
「丁寧にシューズのデザインまで書いてくれているな・・・これなら、スグに制作に入れるだろう」
博之
「そうか・・・芙蓉ステークスまで残り4か月くらいだけど間に合うか?」
ブライアンズタイム
「愚問だな。大切な顧客の期待に応えるのが職人の言う物さ」
「その前に・・・サンデー達が居ない時に一緒にコーヒーでも飲もうか」
博之
「ほれ、スコーンとクッキーは差し入れで持って来たぞ」
ブライアンズタイム
「ライスシャワー君も入ると良い」
ライスシャワー
「お、お邪魔します・・・」
ブライアンズタイムに案内されて、事務所に来た・・・
博之
「優勝トロフィーが飾ってあるな」
ブライアンズタイム
「オレの歴史だからな」
ライスシャワー
「フロリダダービーの優勝トロフィーの見るの初めてだよ・・・」
ブライアンズタイム
「サンデーやトニービン程の戦歴は残せなかったけどな」
博之
「G1レースに勝ってるんだから凄いだろ」
ブライアンズタイム
「博之だけだぞ・・・オレを褒めてくれるのはな」
博之
「もっと褒めてやろうか?」
ブライアンズタイム
「もっと褒めてくれ」
博之
「まぁ、またの機会って事で」
ブライアンズタイム
「なら、今度2人だけで飲みに行こう」
「過ちが起きないようにしないとな」
博之
「お互いに既婚者なんだから、過ちが起きたら駄目なんだよ」
ライスシャワー
「・・・浮気になっちゃうのかな」
ブライアンズタイム
「まぁ、冗談だから気にするな」
「とりあえず、ライスシャワー君のシューズを作る為に足のサイズを測ろう」
「蹄鉄は、今使ってるのを移植する感じになるか?」
博之
「いや、折角だし神の蹄鉄を作って貰おうかと思って」
ライスシャワー
「神の蹄鉄?」
ブライアンズタイム
「・・・シンザンは、忙しくて駄目じゃないか?」
博之
「そこは交渉次第だろうな~」
ライスシャワー
「・・・シンザンさんって・・・あのシンザンさん?」
博之
「2人目の三冠ウマ娘のシンザンだ」
「幼馴染・・・では無いな。先輩後輩って感じだな」
ブライアンズタイム
「博之・・・シンザンが結婚詐欺にあったのは知ってるか?」
博之
「はぁ!?」
ライスシャワー
「結婚詐欺!?」
ブライアンズタイム
「何でも、言葉巧みに言い寄られて大金を払う前に周囲の指摘で気付いたらしい」
「博之やオレ達が早くに結婚したからか・・・結構焦ってたらしいぞ」
博之
「・・・咲良を連れて行って慰めて貰うか」
ライスシャワー
「・・・お兄さま、ライスは普通の蹄鉄で良いよ?」
博之
「いや、ライスの才能をフルで発揮させるにはシンザン製の蹄鉄が必要だ」
「まぁ、最悪の場合は俺が付きっ切りで慰めるしか・・・」
ブライアンズタイム
「そんな事になれば、性的な意味で襲われるぞ?」
博之
「大丈夫だ・・・咲良も一緒に居て貰うから」
「最悪、柔道の締め技で制圧する」
ブライアンズタイム
「・・・少し待て。サンデー達と予定を合わせて一緒に行くから」
ライスシャワー
「・・・凄い事なっちゃったね」
ブライアンズタイム
「博之、シンザンの所に行くのは明後日で良いか」
博之
「タイム達の予定に合わせるよ」
ブライアンズタイムは、大急ぎでサンデー達と連絡を付けて、予定を組んだ・・・
ブライアンズタイム
「とりあえず、予定は決めたからライスシャワー君のシューズを作る段取りを進めて行こう」
ライスシャワー
「お願いします」
博之
「俺は。コーヒーを淹れて来るから」
給湯室で置いてあったインスタントコーヒーを淹れて来た・・・
ブライアンズタイム
「スコーンとコーヒーの相性は良いな」
博之
「それで、シューズは一ケ月くらいで完成するって感じになるとして・・・」
ブライアンズタイム
「シンザン鉄の蹄鉄は、製作に時間が掛かるからな・・・最悪、デビューレースは普通の蹄鉄で行くのも考えておいた方が良い」
ライスシャワー
「ライスは、どんな状況でも頑張るよ!」
博之
「とりあえず、今日は大まかな予定が済んだから帰るか」
ブライアンズタイム
「もう帰るのか?」
「ハーゲンダッツ全種類が冷凍庫に入ってるから食べ放題だぞ?」
「新作も余す事無く網羅しているが・・・食べるか?」
博之
「そんなお誘いをされたら断れませんな~」
ライスシャワー
「ハーゲンダッツが食べ放題・・・」
ブライアンズタイム
「私達だけの秘密だぞ♪」
それから、3人でハーゲンダッツを何種類か食べました・・・