料理上手なトレーナーさん   作:暁海斗

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来週は、芙蓉ステークスが行われる・・・ライスは、蹄鉄を超強化アルミニウム合金の蹄鉄に着け替えて最終トレーニングを行っている・・・

 

 

 

ライスシャワー

「ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・」

 

アグネスタキオン

「ライス君、以前より快調に走れるようになってきているようだね」

 

タキオンのトレーナー

「蹄鉄の恩恵も有るだろうけど、今までのトレーニングの賜物だろうね」

 

博之

「今度の芙蓉ステークスで今までのトレーニングの結果が出るだろう」

 

「その結果次第で、この先の展開も色々と変わってくるだろうな」

 

アグネスタキオン

「皐月賞から始まるクラシック三冠・・・大阪杯・春の天皇賞・宝塚記念・秋の天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念のグランドスラム」

 

「中距離と長距離が絡んでくる偉業は天皇賞の連覇も有るねぇ」

 

博之

「ライスの場合、春の天皇賞は長距離レースで相性が良いかもな」

 

「まぁ、今回は中距離の芙蓉ステークスをデビューレースに選んだからライスの中距離での実力を試す意味合いもある」

 

ライスシャワー

「ライス、タキオンさんと同じペースで走れるようになったよ♪」

 

博之

「恐らく、良いレースになると思う」

 

「でも、気張らずにレースを楽しむくらいの感覚で走ってみよう」

 

タキオンのトレーナー

「掛からない様に走れば良いですよ」

 

アグネスタキオン

「その内、一定のレベルに到達するとゾーンと言われる領域に到達するウマ娘も現れたりするから楽しみだねぇ」

 

博之

「さて、今日は本気で一回走ってタイムを計ってみよう」

 

アグネスタキオン

「トレーナー君、私もシンザン鉄の蹄鉄を試してみたいんだがね」

 

タキオンのトレーナー

「それは・・・ちょっと難しいかな」

 

博之

「ライスのデビューレースが終わった後に聞いてみてみるが・・・期待はするなよ」

 

「俺が面倒事に巻き込まれる気がする・・・」

 

ライスシャワー

「・・・お兄さま、頑張り過ぎないでね?」

 

博之

「善処する・・・」

 

 

その後、本気の模擬レースでタキオンとライスが全力で2000mを走って、過去最高のレコードタイムを記録した・・・

 

 

 

シンザン

「ちゃんと蹄鉄の手入れはしてるのね」

 

ライスシャワー

「シンザンさんに教えて貰ったやり方で蹄鉄のチェックしてるんだ」

 

博之

「俺もチェックしてるけど問題無いと思うぞ」

 

シンザン

「蹄鉄を着け変えた感想は?」

 

ライスシャワー

「前より、走る時に良く食い込む気がするかな」

 

シンザン

「良い傾向ね・・・ジュラルミンより超強化アルミニウム合金の方が強度が上がるから強く踏み込めるようになるから走りやすさも改善する筈よ」

 

博之

「タイムも少しずつ縮まってるしな」

 

ライスシャワー

「タキオンさんにも追いつける様になったんだ♪」

 

シンザン

「・・・ちょっと試したい事が有るからアグネスタキオンを呼んできて」

 

博之

「はいよ」

 

 

数分後・・・

 

 

タキオンのトレーナー

「タキオンをお呼びですか?」

 

アグネスタキオン

「直接会うのは初めてだね・・・アグネスタキオンだよ」

 

シンザン

「単刀直入に言うわ・・・ほぼ完成されたウマ娘にシンザン鉄の蹄鉄を使った時のデータが欲しいわ」

 

「私から提案するわけだから、蹄鉄は無償で提供するわ」

 

アグネスタキオン

「願ったり叶ったりだね♪」

 

タキオンのトレーナー

「凄い提案ですけど・・・良いんですか?」

 

シンザン

「色々と研究データが欲しいのよ」

 

「ライスシャワーが本格的にデビューをした後で宣伝する為にもね~」

 

ライスシャワー

「タキオンさんも早くなるのかな?」

 

博之

「今より早くなるんじゃないかな」

 

シンザン

「長期的なデータが欲しいから、1年都度更新の契約で良いかしら?」

 

アグネスタキオン

「望む所だよ♪」

 

タキオンのトレーナー

「よろしくお願いします」

 

シンザン

「とりあえず、ライスシャワーが今使ってる蹄鉄と同じ物を着けるわ」

 

「それでトレーニングをしたり、レースに出走して色々とデータを提供してね」

 

アグネスタキオン

「了解したよ♪」

 

タキオンのトレーナー

「定期的にレースのタイムのデータを提出しますね」

 

ライスシャワー

「お兄さま、ライスもトレーニング頑張るね!」

 

博之

「気張らずにマイペースで頑張ろうな」

 

 

この日から、タキオンもシンザン鉄の蹄鉄を着けてトレーニングを始めた・・・

 

 

アグネスタキオン

「トレーナー君!!この蹄鉄は凄すぎるんだよ!!」

 

「平均タイムが10秒も縮むなんて驚愕過ぎて顎が外れそうだよ!!」

 

タキオンのトレーナー

「皐月賞のレコードタイムより5秒も短縮出来るなんて・・・シンザン製の蹄鉄の効果が規格外過ぎる・・・」

 

博之

「使うウマ娘に様々な良い効果を付与するからな」

 

「ウマ娘の才能を開花させたり、怪我を予防する効果も有る」

 

「高い金を払う価値は十分に有ると思うけどな」

 

ライスシャワー

「お兄さま、シンザンさんが蹄鉄を作るキッカケとか有るのかな」

 

博之

「それに関してはシンザン本人から聞いた方が良いだろうな」

 

「俺の口からは言えないな」

 

ライスシャワー

「なら、今度聞いてみるね」

 

博之

「そうすると良いさ」

 

「さて、本気のタキオンとライスの模擬レースをやってみよう」

 

アグネスタキオン

「今の私は、全盛期を遥かに凌駕する走りが出来ると思うよ!!」

 

ライスシャワー

「ライスも良い走りが出来る気がするよ!」

 

タキオンのトレーナー

「なら、準備をしてから始めてみよう」

 

博之

「模擬レースが終わったら、お昼ご飯にしよう」

 

 

それから、本気の模擬レースを行った・・・

 

 

アグネスタキオン

「最高の模擬レースだったよ!!」

 

「私は、ポッケ君とカフェに長距離での模擬レースを申し込んでくるよ!!」

 

博之

「待て待て待て!!!少しは大人しくしてなさいよ!!」

 

タキオンのトレーナー

「本気で走ったんだから、許可出来る訳無いでしょ」

 

ライスシャワー

「タキオンさん、お昼ご飯食べないの??」

 

アグネスタキオン

「むぅ・・・トレーナー君の手作りランチを逃すわけにはいかないね」

 

博之

「・・・今日は、タキオンのご希望にある程度は応えてやる」

 

アグネスタキオン

「では、唐揚げ定食の味変バージョンをお願い出来るかい?」

 

ライスシャワー

「・・・チキン南蛮の事かな?」

 

タキオンのトレーナー

「途中で唐揚げの味変をしたいんですよ」

 

博之

「・・・甘酢ダレを付けてやる」

 

アグネスタキオン

「良いねぇ!!」

 

ライスシャワー

「甘酢餡の唐揚げだね♪」

 

タキオンのトレーナー

「美味しそうですね」

 

博之

「学食で唐揚げ定食を作っておいてやるから、着替えて来なさい」

 

ライスシャワー

「うん♪」

 

アグネスタキオン

「お腹が空いてしまうよ~」

 

タキオンのトレーナー

「楽しみにしていますね」

 

 

その後、揚げたての唐揚げ定食に甘酢餡を添えて出してあげました・・・

 

 

 

数日後・・・

 

 

アグネスタキオン

「アハハハ!!!!」

 

ジャングルポケット

「マジかよ!?全然追いつけねえぞ!!」

 

マンハッタンカフェ

「・・・あの子より速い・・・」

 

ダンツフレーム

「全然追いつけないよ!?」

 

 

全盛期より大幅に能力がブーストされたアグネスタキオンの走りにジャングルポケット・マンハッタンカフェ・ダンツフレームは驚愕するしかなかった・・・

 

 

ジャングルポケット

「ハァ・・・ハァ・・・何で急に速くなったんだよ・・・」

 

マンハッタンカフェ

「クラシックの時より遥かに速いです・・・」

 

ダンツフレーム

「何か新しいトレーニングを始めたのかな・・・」

 

アグネスタキオン

「超強化アルミニウム合金で作られたシンザン製の蹄鉄は凄まじいねぇ」

 

ジャングルポケット

「おい・・・シンザンって言わなかったか?」

 

マンハッタンカフェ

「言いましたね・・・」

 

ダンツフレーム

「シンザンさんって凄い人だよ・・・」

 

アグネスタキオン

「ポッケ君!!カフェ!!ダンツ君!!私は、シンザンさんに今回のデータを提出しに行くから失礼させて貰うよ♪」

 

ジャングルポケット

「待ちやがれ!!アタシ等にもシンザンさんを紹介しろや!!」

 

マンハッタンカフェ

「・・・1人だけズルいです」

 

ダンツフレーム

「そうだよ!!」

 

アグネスタキオン

「ハ~ッハッハ!!私は、シンザンさんと契約しているからねぇ!!」

 

「ライス君のトレーナー君に相談でもしてみるんだね!!」

 

 

タキオンは、凄い速さで走って消えた・・・

 

 

ジャングルポケット

「行っちまいやがった・・・」

 

マンハッタンカフェ

「ライスさんのトレーナーさんに相談すれば良いのでしょうか・・・」

 

ダンツフレーム

「でも、急に聞きに行ったら警戒されちゃうよね・・・」

 

 

タキオンがシンザンに渡したデータは中々に興味深い物で良い反応を貰えたらしい・・・

 

 

 

博之

「ライス、明後日は芙蓉ステークスだから1日お休みしてコンディションを整えような」

 

ライスシャワー

「うん!ライス、ご飯をしっかり食べて、ぐっすり寝るね!」

 

博之

「それで良い。気負わずに肩の力を抜いて行こうな」

 

ライスシャワー

「うん♪」

 

 

ライスは、お腹いっぱいご飯を食べて、しっかり歯を磨いて、フカフカなベットに入って眠りについた・・・

 

 

 

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