本日から、クラシック路線に向けて本格的なトレーニングが始まった・・・
博之
「ライス、2000mの目標タイムの2分05秒をオーバーしない様に自分でカウントしながら走ってみ」
「おおよその平均タイムを体が覚えれば、レース展開を組み立てやすくなる筈だ」
ライスシャワー
「お兄さま、ライスの平均タイムは何秒くらいかな」
博之
「ライスの2000mの平均タイムは、2分20秒くらいだな」
「所々の改善点を洗い出して、ラップタイムを短縮出来る様に頑張ろう」
ライスシャワー
「うん!ライス、頑張るね!!」
アグネスタキオン
「私の皐月賞のレコードタイムは、1分52秒だから目安にしてみると良いよ」
タキオンのトレーナー
「あのね・・・タキオンのレコードタイムは早すぎて見本にならないからね」
テイエムオペラオー
「ボクの皐月賞のタイムは、2分00秒だったから一番目安になりやすいタイムだね!!」
和田トレーナー
「・・・オペラオーの場合、後半からの追い込みが凄すぎて見本にならないから」
マンハッタンカフェ
「・・・私は、皐月賞は走った事が有りません・・・」
カフェのトレーナー
「カフェは、長距離レースを中心に走ってきたから仕方ないさ」
博之
「・・・協力を頼む人選をミスったかね?」
アグネスタキオン
「トレーナー君!!!何て酷い事を言うんだい!!」
テイエムオペラオー
「そうだよ!!こんなにも凄い戦歴を持っているウマ娘が3人も居るんだからね!!」
マンハッタンカフェ
「・・・菊花賞のレコードタイムを取った事が有りますから・・・」
博之
「極端に偏り過ぎなんだよなぁ・・・もっと全体的なバランスを考えた方が良かったぜ」
ライスシャワー
「お兄さま、ライスは大丈夫だよ?」
博之
「・・・とりあえず、このまま頑張ってみるか」
「ライス、以前サンデーに指摘された走る時のフォームを磨いていこう」
ライスシャワー
「うん!走る時の歩幅も改善していくんだね」
博之
「そう言う事だ。毎日、何かしらのご褒美は用意しておくからモチベーションを高めていこう」
ライスシャワー
「うん♪」
アグネスタキオン
「私達にもご褒美は有るのかい?」
テイエムオペラオー
「お茶菓子だと嬉しいね♪」
マンハッタンカフェ
「・・・コーヒーに合うご褒美が望ましいです・・・」
博之
「ライスからのリクエスト以外は受け付けません!!」
「自分の担当トレーナーにお願いしなさい!!以上!!」
タキオンのトレーナー
「至極当然のご意見だね」
和田トレーナー
「あまりワガママは言わないようにね」
カフェのトレーナー
「何かしらのお菓子は買ってくるから」
アグネスタキオン
「・・・一度、トレーナー君の手作りお菓子を食べたら病みつきになってしまうんだよ・・・」
テイエムオペラオー
「とても素晴らしいお菓子なんだよ」
マンハッタンカフェ
「・・・凄く美味しいです」
博之
「リクエストには応えません!!」
「余った分のお菓子を食べるのは構わないが・・・ライスが美味しそうに沢山食べるので期待はするな!!」
ライスシャワー
「お兄さま、タキオンさん達の分を作って欲しいな・・・」
博之
「可愛いライスのお願いなら聞くしかないな!!」
アグネスタキオン
「・・・随分と過保護だねぇ」
テイエムオペラオー
「少し嫉妬してしまうよ」
マンハッタンカフェ
「ライスさんが羨ましいです・・・」
タキオンのトレーナー
「私達からの差し入れも用意しないとですね」
和田トレーナー
「貰ってばかりでは駄目ですからね」
カフェのトレーナー
「クッキーとかを買ってきます」
博之
「とりあえず、ライスのトレーニングを始めるか」
ライスシャワー
「ライス、頑張るね!!」
文句を言っているタキオン達を放っておいて、ライスと一緒にサンデーサイレンスの所に向かった・・・
サンデーサイレンス
「今日は、走る時のフォームの再確認をすると聞いたよ」
「ハイスピードカメラは既に準備出来ているから、好きなタイミングで始めてくれて良いよ」
ライスシャワー
「お願いします!」
博之
「毎度、高価な設備を無料で貸してくれて助かるよ」
サンデーサイレンス
「私達の間柄だろ・・・遠慮は無しだ」
「その代わり、多少の差し入れは期待させてもらうぞ」
博之
「それに関しては安心しろ・・・今日の差し入れはアップルパイだ」
アグネスタキオン
「私達には差し入れを作らないと言ったのにズルいじゃないか!!」
テイエムオペラオー
「そうだよ!!サンデーさんだけズルいじゃないか!」
マンハッタンカフェ
「アップルパイ・・・コーヒーと紅茶に合いそうですね・・・」
博之
「当たり前だろうが!!こんな立派な施設を無料で貸して貰える見返りに差し入れは当然だ!」
「それに幼馴染の特権を使わせてもらっている以上はお返しは当然である!!」
サンデーサイレンス
「後で、ゆっくりと食べさせてもらおう」
アグネスタキオン
「なら、トレーニングに普段以上に協力して自力でご褒美を勝ち取るしかないね!!」
テイエムオペラオー
「至福のご褒美の為にもね!!」
マンハッタンカフェ
「・・・頑張ります」
タキオンのトレーナー
「普段からもう少し真面目にトレーニングして欲しいかな~」
和田トレーナー
「真面目にトレーニングしてくれれば良いけどね」
カフェのトレーナー
「結果が伴ってくれば構わないけど」
博之
「・・・ったく、現金な奴らだな」
「タキオン達の分のアップルパイは用意してやるから、真面目にライスの見本になれよ」
アグネスタキオン
「勿論さ!!」
テイエムオペラオー
「早速始めようじゃないか!!」
マンハッタンカフェ
「・・・行きます」
ライスシャワー
「サンデーさん、ライスは準備できたよ」
サンデーサイレンス
「私がライス君に併走しながらカメラを持って走るから、思いっきり走ってくれて構わないよ」
博之
「俺も可能な限りはサンデーと一緒に併走していくから」
ライスシャワー
「お兄さまと一緒に走れるんだね♪」
サンデーサイレンス
「少しでもキツイと思ったら辞めるんだぞ」
博之
「そんなに無茶はしないさ・・・2,3回で限界が来ると思うけど」
サンデーサイレンス
「それでは始めよう」
サンデーが遠隔操作でゲートを開けると・・・ライスが走り出すのと同時にサンデーと俺も走り出す・・・
サンデーサイレンス
「以前より、走る時のフォームは改善はされているようだな」
博之
「でも、もう少し改善出来ると思うんだよな」
サンデーサイレンス
「何度か走って、映像を確認しながら考えていけば良い」
博之
「もう少しペースを上げるぞ」
サンデーサイレンス
「ふ、了解した」
アグネスタキオン
「・・・ウマ娘と同じスピードで走れるトレーナー君が居るなんて信じられるかい?」
タキオンのトレーナー
「・・・ウマ娘の遺伝子を受け継いでたりとか・・・」
テイエムオペラオー
「竜二!!今スグにボクと一緒に走ろうじゃないか!!」
和田トレーナー
「無理に決まってるだろ!!」
マンハッタンカフェ
「・・・あのスピードは中々に速いですね・・・」
カフェのトレーナー
「短距離だったら、普通にレースに出れそうなスピードが出てるな・・・」
ライスシャワー
「お兄さま、ライスの走りは大丈夫だった?」
博之
「ふぅ・・・サンデーは以前より良くなってるって言ってたし、問題無いように思えたな」
サンデーサイレンス
「以前より走っている時の姿勢が良くなっているよ」
「次は、走る時の歩幅を改善していけば良いと思うが・・・そこは担当トレーナーの博之に一任するよ」
博之
「レジェンドウマ娘のサンデーサイレンスの意見を色々聞かせてくれよな」
サンデーサイレンス
「お安い御用さ・・・幼馴染の頼みであれば無償で協力させてもらうよ」
「勿論、お茶菓子は必須だけどな」
博之
「分かってるよ」
アグネスタキオン
「トレーナー君・・・血縁者にウマ娘は居るかい?」
博之
「ひい祖母ちゃんがウマ娘だな・・・トレセン学園の創設に凄く所縁の有る伝説級の」
サンデーサイレンス
「確かにな・・・ウマ娘であれば知らない筈が無いレベルのウマ娘だな」
テイエムオペラオー
「教えて貰えたりするのかな?」
博之
「絶対に教えない」
「ライスには教えたけど、担当じゃない限りは極秘情報です」
マンハッタンカフェ
「・・・図書館で調べれば分かりますか?」
博之
「ウマ娘の名前くらいは分かるんじゃないか?」
「でも、トレセン学園の創設に関わったウマ娘って何十人も居るから分からないと思うけどな」
ライスシャワー
「お姉さまもウマ娘の家系なんだよね?」
博之
「咲良のひい祖母ちゃんがウマ娘だな・・・同じレベルで伝説級のウマ娘だな」
タキオンのトレーナー
「初めて見ましたよ・・・ウマ娘と同じスピードで走れるトレーナーが居るなんて・・・」
和田トレーナー
「どんなトレーニングを積めば同じスピードで走れるようになるのか・・・」
カフェのトレーナー
「やっぱり遺伝的な要素も有りますか?」
博之
「俺は、サンデー達と一緒に走ってたからなぁ・・・まぁ、少なからずウマ娘の遺伝子は先祖返り的な感じで受け継いでると思うぞ」
「2キロまでは全速力で走れるし・・・ウマ娘程では無いけど、そこそこのスピードは出るし」
「パワーも一般的な人間より強いし・・・普通の人間とウマ娘のハイブリットって感じかな」
アグネスタキオン
「少々調べさせてもらいたいねぇ・・・」
博之
「生憎、病院での検査は定期的に行ってるから必要は無い」
「さて、ライスの走ってる時の映像を見ながら、今後のトレーニングと目標を明確にしていこう」
その後、ライスの今後の改善点を研究した博之達でした・・・