料理上手なトレーナーさん   作:暁海斗

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日本ダービーに向けて

 

 

 

 

 

 

今日から、日本ダービーに向けてトレーニングを少し方向性を変える事にした・・・

 

 

 

博之

「日本ダービーは、皐月賞より更に強いウマ娘が出て来るだろう」

 

ライスシャワー

「ブルボンさん達も更に強くなってくるのかな・・・」

 

博之

「日本ダービーまで残り1ケ月・・・この期間でどれくらい強くなるかは未知数だ」

 

「俺達は、更に強いウマ娘達が出てくる事を見越してトレーニング方法を少し変える事にした」

 

アグネスタキオン

「どんなトレーニングにするのかな?」

 

テイエムオペラオー

「少し方向性を変えるのかな」

 

マンハッタンカフェ

「・・・実戦形式ですか?」

 

マルゼンスキー

「本格的なトレーニングは大歓迎よ♪」

 

タキオンのトレーナー

「我々に出来る事は何でも協力しますよ」

 

和田トレーナー

「日本ダービーを走った事が有るウマ娘が2人居ますから」

 

カフェのトレーナー

「変幻自在の脚質も課題になって来そうですね」

 

博之

「そこがポイントだ」

 

「残り1ケ月でライスには逃げの脚質で走れる様にしたい」

 

ライスシャワー

「ライス、逃げの脚質で走れるかな・・・」

 

博之

「他のウマ娘達は、間違いなくライスの皐月賞のレース映像を見て研究して来る筈だ」

 

マルゼンスキー

「なら、お姉さんが適任ね♪」

 

博之

「最初の2週間はマルゼンスキーとの一対一の併走トレーニングで逃げの走り方を習得してもらう」

 

「残りの2週間でタキオン・オペラオー・カフェ・マルゼンの4人を交えて本気の併走トレーニングをして仕上げて行く」

 

「途中経過を確認しながらトレーニング内容を調整していくが・・・とりあえず、この方向性で行こうと思う」

 

ライスシャワー

「ライス、凄く頑張るね!」

 

博之

「少しでも可笑しいと思ったらスグに教えてな」

 

「ライスに怪我とかさせる訳には行かないから・・・ご両親の顔向けできない」

 

マルゼンスキー

「なら、お姉さん勝負服を着て来るわね!」

 

博之

「普通で良いから」

 

マルゼンスキー

「気合いの入り方が違うのよ~♪」

 

アグネスタキオン

「私達も勝負服を着て来るとしよう」

 

テイエムオペラオー

「実戦形式だからね♪」

 

マンハッタンカフェ

「・・・分かりました」

 

博之

「とりあえず、シンザンに相談してみるか」

 

ライスシャワー

「シンザンさん?」

 

博之

「ライスが今使ってる蹄鉄は、試作段階だからな・・・」

 

「変幻自在の脚質に対応出来る様に相談してくる」

 

 

 

 

シンザンの工房・・・

 

 

シンザン

「変幻自在の脚質ねぇ・・・面白そうな事を考えるじゃない」

 

「私の作る蹄鉄に不可能は無いのよ!!」

 

博之

「じゃあ、新しい蹄鉄を製作してくれる方向で良いのか?」

 

シンザン

「私も面白い経験が出来そうだし・・・無料で引き受けるわ」

 

ライスシャワー

「シンザンさん・・・無料で大丈夫なの?」

 

シンザン

「私の金銭面は結構潤沢に潤ってるのよ~」

 

「無理な注文をぶち込んでくる成金野郎から法外な値段を巻き上げてるからね」

 

博之

「・・・その内、訴えられたりしないか?」

 

シンザン

「世界を探しても、オーダーメイド蹄鉄の専門職人は私だけだもの」

 

「適性な金額ってのが存在しない世界なのよ・・・故に、私の匙加減で値段を決めて良いのよ!!」

 

ライスシャワー

「・・・結構大雑把なのかな?」

 

シンザン

「私は、お客を見て商売してるから」

 

「良いお客には手頃な値段で良い商品を・・・クソな客には法外な値段で商品を提供する」

 

博之

「まぁ、良い商品を買う事が出来てるから良いのかね」

 

シンザン

「良いのよ~」

 

「とりあえず、逃げを想定した蹄鉄を一組だけ製作するわ」

 

「それを使いながら、最終的に変幻自在の脚質に対応出来る蹄鉄を作っていくわよ」

 

博之

「それじゃあ頼むぞ」

 

ライスシャワー

「お願いします!」

 

シンザン

「はい、引き受けました~」

 

「1週間後に受け取りに来てね~」

 

 

 

シンザンの工房を後にして、トレセン学園に戻る・・・

 

 

 

次の日・・・

 

 

博之

「それじゃあ、マルゼンと一緒に2400mを走りながら同じペースを維持して走れる様にしていこう」

 

マルゼンスキー

「ライスちゃん、お姉さんの本気の走りに着いてこれるかしら?」

 

ライスシャワー

「ライス、マルゼンさんに着いて行くね」

 

博之

「それじゃあ始め!!」

 

 

マルゼンスキー

「一気に突っ走るわよ~!!」

 

ライスシャワー

「マルゼンさんに着いてく・・・着いてく」

 

 

アグネスタキオン

「相変わらず凄い走りをするね~」

 

テイエムオペラオー

「流石はスーパーカーを言われたウマ娘だねぇ」

 

マンハッタンカフェ

「・・・異次元の走りですね」

 

タキオンのトレーナー

「マルゼンスキーの走りを身近で見れるのは結構なレアだから研究させて貰わないと」

 

和田トレーナー

「色々と学ぶ所が有りそうですね」

 

カフェのトレーナー

「色々と改善点を見つけてあげないとな」

 

 

それから、4本ほど2400mを走ってみた・・・・

 

 

博之

「ふむ・・・ライスは、相手の動きをトレースする事が得意だからマルゼンの良い所を少しずつトレースして自分の技術に変換出来ているな」

 

ライスシャワー

「ライス、上手に出来てる?」

 

博之

「細かい部分を少し矯正していけば問題無いと思うぞ」

 

マルゼンスキー

「流石はライスちゃんね♪」

 

博之

「でも、完全な逃げ・・・では無く逃げ寄りの先行の脚質がライスに合っているんだろうな」

 

「可能な限りは逃げに寄せた走りに近づけて行く方針に変えて行こう」

 

マルゼンスキー

「ライスちゃんに負担の無い走り方がベストね♪」

 

ライスシャワー

「ライス、上手く走れる様に頑張るね」

 

博之

「無理しなくて良いからな?」

 

「ライスの身体が一番優先なんだから」

 

アグネスタキオン

「何だか面白い走り方になっているね」

 

テイエムオペラオー

「逃げ寄りの先行・・・相手を欺くには良いかもしれないね」

 

マンハッタンカフェ

「・・・撹乱するには良いと思います」

 

タキオンのトレーナー

「前回の皐月賞は、差しだったから相手は焦ってペースを乱すだろうね」

 

和田トレーナー

「レースに駆け引きは必須だからね」

 

カフェのトレーナー

「相手の度肝を抜いてやるくらいの感じで走れば良いさ」

 

博之

「良し。2週間はこの調子でトレーニングを進めて行こう」

 

ライスシャワー

「うん!」

 

 

この日から2週間、マルゼンスキーとの一対一の濃密なトレーニングを行った・・・

 

 

 

 

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