料理上手なトレーナーさん   作:暁海斗

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トレーニングは食事から

 

 

 

 

 

 

ライスと契約してから次の日・・・

 

 

咲良

「無事にウマ娘ちゃんと契約できたのね」

 

博之

「物凄く保護欲を刺激される儚げな子だな」

 

咲良

「・・・凄く気になるわね」

 

博之

「今度紹介するよ」

 

咲良

「楽しみにしてるわ」

 

博之

「それにしても、ひい祖母ちゃんがウマ娘だからって・・・何で、お互いに普通の人なのに生まれて来た赤ちゃんがウマ娘なんだろうな」

 

咲良

「私のひいお祖母ちゃんもウマ娘だったらしいから隔世遺伝かしらね」

 

博之

「セントライトに相談しても分からないって言ってたしな」

 

「今現在、ウマ娘が生まれるメカニズムは分かってないみたいだし・・・」

 

咲良

「でも、私達の大切な子供なのは間違いないわよ」

 

博之

「そうだな・・・コントレイル、パパはお仕事に行ってきますね~」

 

咲良

「レイちゃん、パパをお見送りしようね~」

 

 

玄関先まで咲良とレイに見送って貰い、トレセン学園に向かう・・・

 

 

 

トレーナー室・・・

 

 

博之

「さて、お仕事を始めますかね」

 

 

トレーナー室には、既にある程度の家具などが用意されてるので、パソコンを立ち上げて本日の予定を立てていく・・・

 

 

ライスシャワー

「お兄さま、おはようございます・・・」

 

博之

「ライス、おはよう」

 

ライスシャワー

「お兄さま、今日の予定はどんな感じなのかな・・・」

 

博之

「今日は、トレーニングを始める前にお昼ご飯を食べる所から始めようと思う」

 

ライスシャワー

「お昼ご飯?」

 

博之

「食育から始めようと思って」

 

「いくらトレーニングを頑張っても、必要な栄養が不足してるとトレーニングも満足な結果を得られない事が有る」

 

「だから、栄養満点のご飯を食べてからトレーニングを頑張ろう」

 

ライスシャワー

「うん♪でも、ライスご飯を沢山食べちゃうんだけど・・・」

 

博之

「お金の事なら心配ないぞ」

 

「学園に申請すれば、ウマ娘に掛る食費は全て学園が負担してくれるから問題無い」

 

「だから、ライスがお腹いっぱい食べても俺のお財布はノーダメージなんだ」

 

ライスシャワー

「なら、ライスお腹いっぱい食べるね♪」

 

博之

「思う存分食べなさい!」

 

 

それから、ライスは授業に向かい・・・俺は、学食のキッチンの一画を借りてライス専用のお昼ご飯を作り始めた・・・

 

 

博之

「今日のお昼ご飯は、鮭の塩焼き・冷奴・青菜のお浸し・麦ごはん・沢庵・豆腐とわかめの味噌汁・・・こんな感じで行こう」

 

「お代わりした時に、同じメニューだと飽きるかもしれないから違うメニューも作っておこう」

 

「鶏ささみの棒棒鶏・キノコのマリネ・納豆・玉子焼き・大根と油揚げの煮物・ひじきの五目煮・・・こんな感じかな」

 

学食のおばちゃん

「トレーナーさん、手際が良いねぇ・・・」

 

博之

「俺の実家が定食屋をやってるんで、学生の頃からバイトで料理作ってたんですよ」

 

「和食・洋食・中華なら問題無く作れます」

 

学食のおばちゃん

「器用だね~」

 

博之

「トレセン学園の近くの南や食堂が実家なんですよ」

 

学食のおばちゃん

「敏文さんの息子さんなのね!!」

 

「あら~、こんなに立派になって~!」

 

博之

「担当のウマ娘の為にお昼ご飯は出来るだけ作ってあげたいんで、毎回キッチンの一画を借りると思いますけど・・・」

 

学食のおばちゃん

「全然問題無いわよ!」

 

「むしろ積極的に使ってくれて良いからね!」

 

「ご飯は、炊飯器のご飯を幾らでも使って構わないよ!」

 

博之

「ありがとうございます」

 

 

お昼の時間になると、ウマ娘達が学食にやってくる・・・

 

 

 

ライスシャワー

「お兄さま、今日のお昼ご飯は何かな?」

 

博之

「それは見てのお楽しみってね」

 

 

ライスの前に、お盆に乗せたお昼ご飯を用意する・・・

 

 

ラオスシャワー

「わ~・・・凄く美味しそう♪」

 

博之

「さぁ、好きなだけお食べ」

 

「お代わりは、おかずが全部変わるから楽しみにしていてくれ」

 

ライスシャワー

「いただきます」

 

 

ライスは、お昼ご飯を美味しそうに食べて行く・・・

 

 

オグリキャップ

「・・・学食に麦ごはんが有ったのか?」

 

博之

「麦ごはんはライスの為に用意したから、普段の学食には無い」

 

オグリキャップ

「む・・・私にも同じモノを作って貰えないだろうか?」

 

博之

「担当のウマ娘以外にご飯を作る予定は無い」

 

ライスシャワー

「お兄さま、凄く美味しいよ♪」

 

博之

「そうか、なら良かった」

 

「学食のご飯も好きに使っても良いって言って貰えたから、満足する迄おかわりしなさい」

 

ライスシャワー

「なら、おかわりしても良い?」

 

博之

「はいよ」

 

オグリキャップ

「私にも少しおかずを分けて欲しい」

 

博之

「ったく・・・焼き鮭を分けてやるから大人しく飯を食べてろ」

 

オグリキャップ

「ありがとう!」

 

 

それから、タイミングを見ながら棒棒鶏の定食を出しながらライスがお腹一杯になる迄、定食のおかずを作り続ける・・・

 

 

ライスシャワー

「ごちそうさまでした・・・」

 

博之

「すげぇ食べるんだな・・・オラ、ビックリしちまったぞ」

 

ライスシャワー

「ライス、食べ過ぎちゃったかな・・・」

 

博之

「気にしなくて良いさ。ウマ娘は、走る為に膨大なカロリーが必要になってくるからな」

 

「食べた分、トレーニングで実力に変換していこう」

 

ライスシャワー

「うん♪」

 

オグリキャップ

「こんなに美味しいご飯を食べたのは久しぶりだ」

 

博之

「それで、オグリキャップは何の用だ?」

 

オグリキャップ

「ライスが美味しそうなご飯を食べてたのが気になったから見に来たんだ」

 

「お陰で、美味しいご飯を食べる事が出来たぞ」

 

博之

「ちゃっかりしてんな・・・」

 

オグリキャップ

「今回のお礼は、併走で返そうと思う。その代わりに定期的におかずを分けて欲しい」

 

博之

「併走を頼む時が有ればな」

 

オグリキャップ

「その時を楽しみにしているぞ」

 

 

今後のトレーニングで協力してくれるウマ娘を見つける事が出来たので、幸先の良いスタートを切れたと言えるだろう・・・

 

 

 

 

 

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