今日は、日本ダービーの出走日・・・ライスシャワーのクラシック二冠目が掛ったレースだ・・・
博之
「ライス、調子はどうだ?」
ライスシャワー
「ライス、昨日はぐっすり寝たから朝から元気だよ♪」
博之
「お昼ご飯も沢山食べたし、食欲も絶好調だったな」
ライスシャワー
「うん♪お兄さまが作ってくれるご飯を食べると凄く調子が良いんだ♪」
博之
「良きかな良きかな~」
「さて、いよいよ日本ダービーだけど気張らずに自分らしく走ってくれば良いよ」
「結果が何だろうと、俺はライスが一番気持ち良く走ってくれるなら文句は無いから」
ライスシャワー
「でも、日本ダービーに勝てるなら勝ちたいな・・・お兄さまをダービーウマ娘トレーナーにしてあげたいの」
博之
「俺は、G1トレーナーの肩書きとか心底欲しがってるわけじゃないからなぁ」
「ライスが楽しく走れる様にサポートが出来れば良いんだよ」
ライスシャワー
「お兄さま!!ライスは絶対にクラシック三冠を制覇してお兄さまを三冠トレーナーにしちゃうからね!!」
博之
「楽しみにしてるぞ~」
「でも、本質はライスが自分らしく走って、楽しくレースをする事を忘れちゃ駄目だからな」
ライスシャワー
「・・・うん♪」
博之
「それじゃあ、行っておいで」
ライスシャワー
「行ってきます!!」
ライスは、パドックに向かった・・・
マルゼンスキー
「博之ちゃん、ライスちゃんの様子は大丈夫?」
博之
「結構リラックスしてる感じだったな」
「俺を三冠ウマ娘トレーナーにするって意気込んでたけど」
アグネスタキオン
「何とも健気じゃないか!!」
テイエムオペラオー
「大好きなトレーナーである博之君に花を持たせたいんだねぇ!」
マンハッタンカフェ
「・・・幸せ者ですね」
タキオンのトレーナー
「仮に、クラシック三冠を制覇したら次の目標は決めているんですか?」
和田トレーナー
「シニア三冠とか視野に入れたりするのか?」
カフェのトレーナー
「天皇賞の春と秋の連覇とか、宝塚記念と有馬記念のグランプリレースの両方を制覇するのも有りですね」
博之
「俺は、ライスが走りたいレースを勝てるようにサポートするだけだ」
「トレーナーの面子やプライドは、ウマ娘にとって迷惑な重荷でしかない」
「そんなモノはゴミ箱に捨てちまったよ・・・まぁ、短距離とかダート路線のウマ娘をスカウトして育ててみるのも有りかもね~」
「ライスが既にマイルから長距離のレースを網羅できる状態だし」
マルゼンスキー
「殆どオールラウンダーね♪」
田中トレーナー
「トレーナーとしての目標を常に更新していけば、面白い体験も出来る物だ」
セントライト
「そうよ。私達みたいに芝のレースだけじゃなくてダートのレースも面白そうだし」
博之
「師匠とセントライトも来てたのか」
スピードシンボリ
「私達も居るよ」
ハイセイコー
「ライスちゃんの二冠目が掛かったレースだから見届けなきゃ♪」
博之
「相変わらずレジェンドウマ娘なのに俺に対してはフランクな事で」
スピードシンボリ
「博之君の小さい頃から知っているからね」
「可愛い弟の様な感じで接する事が出来る貴重な存在なんだよ♪」
ハイセイコー
「私達とフランクに話せる人は一握りなんだぞ~」
セントライト
「もう、私達の癒しの存在でもあるんだから」
博之
「さいですか」
田中トレーナー
「そう言えば、入り口で迷っていたご夫婦を連れて来た」
セントライト
「ライスちゃんのご両親なんですって♪」
「ヒロ君もご挨拶しなきゃね♪」
ライス母
「初めまして・・・ライスちゃんの母です」
ライス父
「いつもライスがお世話になっています」
博之
「ご両親もレースを見に来ていたんですね」
ライス母
「前回の皐月賞も見に来ていたんですが・・・後ろの方で直接ライスちゃんの走っている姿を見れなかったので・・・」
ライス父
「今回は、良い場所を確保しようとしたんですが・・・恥ずかしながら迷ってしまいまして」
田中トレーナー
「たまたまセントライトと一緒に迷っている2人を見かけて、話を聞いてみたらライスちゃんのご両親だと分かったからな」
「俺の弟子がライスちゃんの担当トレーナーだと説明してご案内した」
セントライト
「私達の特権で関係者席にご招待したのよ♪」
博之
「ライスは、あまりご家族の事を話さなかったので失念していました」
「今度は、関係者席に入れる様に手配しておきますね」
ライス母
「でも、ご迷惑じゃありませんか?」
ライス父
「何だか、職権乱用して貰っている気がして・・・」
博之
「自分にも娘が居ますが、子供の晴れ舞台を見る為に使える伝手は使っても問題ありませんよ」
「最悪、URA理事のスピードシンボリの名前を使ってでも招待状をご用意しますから」
スピードシンボリ
「ご両親を関係者席にご案内するくらい訳無いよ♪」
セントライト
「私達の特権よね♪」
ハイセイコー
「そうですよ~♪気にしちゃいけませんよ」
ライス母
「ありがとうございます」
ライス父
「その・・・娘の調子はどうなんでしょうか」
博之
「良いと思いますよ」
「前回の皐月賞より、コンディションは更に整っているとライスが言っていましたから」
アグネスタキオン
「何だか蚊帳の外だねぇ~」
テイエムオペラオー
「ボク達は少し離れた場所で観戦するとしよう」
マンハッタンカフェ
「・・・積もる話も有ると思いますし」
マルゼンスキー
「大人しくしていましょう♪」
タキオンのトレーナー
「邪魔にならない様にしておこう」
和田トレーナー
「お茶でも飲みながら見ていよう」
カフェのトレーナー
「・・・そろそろゲート入りが始まりそうですね~」
ゲート前・・・
ミホノブルボン
「日本ダービーだけは譲れません・・・マスターと厳しいトレーニングを重ねてきました」
「絶対に負けられません・・・今度こそライスさんに勝ちます」
サクラセカイオー
「日本ダービー・・・絶対に負けたくない」
マチカネタンホイザ
「絶対に負けられないから頑張るぞ~!!えい!えい!むん!!」
ライスシャワー
「・・・お兄さま、ライス本気で走るね」
明坂さん
「さぁ!!本日は第○○回の東京優駿・・・日本ダービーの出走日です!!」
細江さん
「天気にも恵まれましたね」
明坂さん
「本日の一番人気は、前回の皐月賞を制したライスシャワーです!!」
「二番人気は、皐月賞で二着のミホノブルボン!!今日も気合いが入ってそうですね!!」
細江さん
「トモの仕上がりも素晴らしいですね」
明坂さん
「三番人気は、サクラセカイオー!!前走までの成績は三着以内には入っているので良いレースが期待出来そうですね!」
細江さん
「どのようなレースをするか楽しみですね」
明坂さん
「今、ファンファーレが流れました!!」
「総勢18人のウマ娘が頂点を争う日本ダービーのゲート入りが間もなく始まります!!」
博之
「ライスがゲート前で深呼吸していますね」
ライス母
「ライスちゃん・・・無理せずに帰って来てね」
ライス父
「・・・頑張るんだよ」
田中トレーナー
「・・・やはり領域《ゾーン》の域に達しているのはライスちゃんだけか」
セントライト
「才能だけじゃ到達出来ない領域だもの」
スピードシンボリ
「周囲との感応現象の様なキッカケが必要だからね」
ハイセイコー
「でも、ココに居るウマ娘が全員と一部のトレーナー君が領域《ゾーン》に到達してるってのが凄いよね♪」
博之
「・・・俺は、例外だからカウントしないでくれ」
スピードシンボリ
「博之君が領域《ゾーン》に至った時のエフェクトが格好良くて好きなんだけどねぇ♪」
セントライト
「あの赤い稲妻みたいなエフェクトが素敵よね♪」
ハイセイコー
「咲良ちゃんも領域《ゾーン》に至れるんだっけ?」
博之
「咲良は、俺と色違いのエフェクトが出てたな・・・白銀、いぶし銀って表現すれば良いのかね」
「格闘技をやってたのがキッカケかもな」
ハイセイコー
「強いお母さんだね!」
セントライト
「お母さんは、子育てを頑張っているから強いのよ」
スピードシンボリ
「守るべき存在が居るのが強さの秘訣だね♪」
博之
「お、ゲートに入り始めたな」
明坂さん
「ウマ娘達がゲートに入り始めました!!」
細江さん
「特にトラブルも無くゲート入りが進んでいますね」
明坂さん
「緊張している様子が伺えますね!」
細江さん
「日本ダービーですからね・・・いつも以上に緊張してしまうのも仕方ないと思いますよ」
明坂さん
「各ウマ娘、体制整いました!!」
細江さん
「空気が張り詰めていますね」
ガコンッ!!!
明坂さん
「今、ゲートが開きました!!」
「先頭は・・・ライスシャワー!?ミホノブルボンを躱して一気に先頭に出て走っていきます!!」
細江さん
「掛かっているのかもしれません・・・少し落ち着けるタイミングが有れば良いですが」
博之
「残念だが掛かっている訳じゃない」
「俺が、ライスの走り方を逃げ寄りの先行に変えたからな・・・ライスが走り方をトレースした相手はマルゼンスキーだぞ?」
「異次元の走りを完全にトレースしたライスシャワーを見くびらないで貰おうか」
スピードシンボリ
「二か月で脚質を変えるなんて・・・」
セントライト
「流石はヒロ君ね♪」
ハイセイコー
「今度、トレーニング方法を教えてね♪」
田中トレーナー
「俺は、お前さんが恐ろしく感じるよ」
ライス母
「ライスちゃん・・・頑張って」
ライス父
「パパ達が応援してるよ!」
アグネスタキオン
「こうして見ているとライス君の走りは他のウマ娘を凌駕しているね」
テイエムオペラオー
「ライスさんの天賦の才能なのか・・・博之君のトレーナーとしてのセンスなのか」
マンハッタンカフェ
「・・・恐らく両方だと思いますよ」
マルゼンスキー
「ライスちゃん!!思いっきり走り抜けていくわよ~!!フィーバー!!」
タキオンのトレーナー
「今のライスさんと拮抗して走れるウマ娘は皇帝シンボリルドルフくらいかな」
和田トレーナー
「少なくとも生半可なウマ娘では対抗できないだろうな」
カフェのトレーナー
「カフェ達でも途中で追い抜かされることも有り得るな・・・コレは」
明坂さん
「レースは、1000メートルを過ぎました!!タイムは・・・53秒38!?」
「こんなタイムは見た事が有りません!!」
細江さん
「これは、新しいレコードタイムが出るかもしれませんよ!」
明坂さん
「レースは第3コーナーに差し掛かります!!先頭はライスシャワー!!」
「後続のミホノブルボン達は追い付かない!!後続との差は・・・10バ身以上の差が開いているぞ~!!!」
細江さん
「こんな一方的なレース・・・まるでマルゼンスキーの走りを見ているかのようです」
ミホノブルボン
「何故・・・私は出せる限界のスピードを出して走っている筈なのに・・・ライスさんに追いつけない!!」
「坂路を何度も走り込んできた筈なのに・・・それでも追い付かないのですか!!」
サクラセカイオー
「こんな速いスピードで走ってるのに全然スピードが落ちない!?」
「どんな異次元のスタミナをしてるの!?」
マチカネタンホイザ
「諦めないよ!!最後まで諦めなかったウマ娘に勝利の女神様は微笑んでくれるんだから!!」
「頑張るぞ~!!!えい!えい!むん!」
ライスシャワー
「スゥ・・・ハァ・・・スゥ・・・ハァ・・・お兄さま、一気に行っちゃうね」
博之
「マルゼン、お前って結構ぶっ飛んだウマ娘だな」
マルゼンスキー
「お姉さんを褒めても何も出ないぞ♪」
博之
「褒めてるわけじゃないんだよ・・・」
マルゼンスキー
「でも、私は日本ダービーを走る事が出来なかったから・・・ライスちゃんに変わりに走って貰ってる気がするから嬉しいわ♪」
博之
「お前も大変だったんだな」
マルゼンスキー
「そうなのよ!!海外出身のウマ娘は日本ダービーに出られないとか明確にルールブックに書いておきなさいよ!!」
田中トレーナー
「・・・書いてあった気がするが」
マルゼンスキー
「私がキッカケでルールブックに記載されたのよ!!」
「それから、憂さ晴らしで短距離とマイルと中距離のレースを片っ端から無双してきちゃったわ!!」
博之
「・・・一緒に走ったウマ娘達は可哀そうに・・・」
セントライト
「そろそろ最終コーナーに差し掛かりそうよ」
スピードシンボリ
「かつて、これ程にも後続との差を付けて日本ダービーを制したウマ娘が居ただろうか」
ハイセイコー
「凄いわ!!ヒロ君も最後のゴールの瞬間を見に焼け付けてね♪」
ライス母
「ライスちゃん!!頑張って!!」
ライス父
「頑張れ~!!!」
明坂さん
「第4コーナーを過ぎて最後の直線に差し掛かります!!」
「先頭はライスシャワー!!単独で駆け抜けて行きます!!」
細江さん
「後続との差は・・・既に15バ身は開いていますね」
「こんな一方的なレースを久しぶりに見ています」
明坂さん
「先頭はライスシャワー!!ライスシャワーが後続に大差をつけて圧勝です!!」
「皐月賞に続いて、日本ダービーを制覇しました~!!!2冠達成です!!」
「しかもレコードタイムです!!タイムは、2分04秒58!!歴代最速レコードタイムを叩き出しました~!!!」
細江さん
「凄いレースでしたね」
「この後のインタビューで今回のレースを詳しく聞いてみたいですね」
明坂さん
「2着はサクラセカイオー!!3着はミホノブルボン!!4着はマチカネタンホイザ!!」
「続々とウマ娘達がゴールしていきます!!」
細江さん
「本当に凄いレースでしたね」
「私は、インタビューの為に移動しますね」
ライスシャワー
「お兄さま・・・ライス、勝ったよ!!」
ミホノブルボン
「また負けてしまいました・・・私とライスさんでは地力が違う・・・と言う事でしょうか・・・」
「再度、マスターとトレーニング内容を見直して改善していかないとライスさんには勝てません・・・」
サクラセカイオー
「か~!!!早すぎて文句も言えないよ!完敗だね」
マチカネタンホイザ
「負けちゃったけど良いレースが出来たと思うよ!!」
博之
「可笑しいな・・・こんな一方的なレースになるなんて予想してなかったんだけど・・・」
田中トレーナー
「お前さんは・・・自分が異次元のトレーニングを行ってる自覚が無いのか」
「今までのトレーニングメニューを見せて貰ったが、新人トレーナーが考案するトレーニングメニューのレベルを遥かに凌駕してるぞ」
「シンザン鉄の恩恵も有るだろうが・・・2か月で脚質を変えるなんて芸当は普通は出来るもんじゃない」
「もう少し、自分が可笑しい事を自覚しろ・・・馬鹿弟子」
博之
「・・・善処しま~す」
タキオンのトレーナー
「軽い!?」
和田トレーナー
「・・・もしかして、オペラオー達がレースに出たら恐ろしい結果が出るんじゃ・・・」
カフェのトレーナー
「・・・カフェ、今度のレースはジャパンカップで実力を試してみない?」
マンハッタンカフェ
「良いですよ・・・ライスさんの走りを見て自分の今の実力を試してみたくなりました・・・」
アグネスタキオン
「トレーナー君!!私も実力を試してみたいんだが!!」
テイエムオペラオー
「竜二!!ボクも今の実力を試してみたいんだよ!!」
マルゼンスキー
「お姉さんもトレーナー君に相談するわ♪」
スピードシンボリ
「どうやら面白い事になりそうだね♪」
セントライト
「本当ね・・・今後が楽しみだわ♪」
ハイセイコー
「ヒロ君に負けない様にロブロイちゃんとトレーニングを頑張らないと!」
ライス母
「・・・あの小さくて、か弱かったライスちゃんが・・・」
ライス父
「G1レース・・・しかも皐月賞と日本ダービーを勝つなんて凄いよ・・・」
「後で、うんと褒めてあげないとね」
ライス母
「えぇ・・・ぎゅっと抱きしけてあげたいわ」
博之
「さて、ライスを迎えに行くのでご両親も一緒に行きましょう」
ライス母
「でも・・・」
ライス父
「関係者しか地下バ道は入れないんじゃ・・・」
スピードシンボリ
「その為に私が一緒に行こう」
「さぁ、可愛いお子さんの頑張りを褒めてあげないといけないよ♪」
それから、4人でライスを迎えに行った・・・
ライスシャワー
「日本ダービーに勝っちゃった・・・お兄さま、喜んでくれるかな・・・」
ライス母
「ライスちゃん、お帰り♪」
ライス父
「おかえり、ライス」
ライスシャワー
「お父様!?お母様!?」
博之
「師匠がレース場で迷っていたライスのご両親をお連れしてきてくれたんだ」
「折角の機会だし、親子の貴重な時間を楽しんでくれ」
ライス母
「凄いねライスちゃん・・・ママは、ライスちゃんの成長を直接見れて凄く嬉しいわ」
ライス父
「前回の皐月賞も見に行こうと思ったんだけど、会場内で迷っちゃってね・・・」
ライス母
「田中トレーナーさんが迷ってた私達を関係者席に案内してくれて・・・そこでライスのレースを見てたのよ」
ライスシャワー
「・・・ライス、レース頑張ったよ♪」
ライス母
「あんな凄いレースをしてるんだから・・・分かってるわ♪」
ライス父
「本当に凄いね・・・流石は自慢のライスだね♪」
博之
「親子の微笑ましい光景は良きかな良きかな~」
ライスシャワー
「お兄さま、ライスのレースは良かったかな・・・」
博之
「想像以上だったわ・・・師匠にお前のトレーニングは可笑しいレベルだって怒られちった」
ライスシャワー
「えぇ!?」
博之
「まぁ、俺が怒られたとしても大した事じゃないから良いのよ」
「ライス、そろそろインタビューの時間だけど・・・ご両親と色々と話した事も有るだろうからインタビューは行わない様に手配しとくから」
ライスシャワー
「でも、良いのかな・・・」
博之
「良いの良いの。ごく当たり前の質問に答えるインタビューよりご両親との時間の方が大切に決まってるでしょ」
「だから、思う存分と色々な事を話せばいいのよ~」
博之は、ライスとご両親を控室に案内して時間を作ってあげた・・・
スピードシンボリ
「粋な計らいだね♪」
セントライト
「でも、大切で貴重な時間だと思うわ」
ハイセイコー
「ゆっくりお話ししてくれると良いね♪」
博之
「さて、俺は面倒な仕事を片づけますかね~」
スピードシンボリ
「折角だし、私達で対応しておくよ」
セントライト
「そうね。ヒロ君も咲良ちゃん達に早く会いたいでしょ?」
ハイセイコー
「お姉さん達に任せなさい♪」
博之
「んじゃ頼むよ・・・姉ちゃん達」
スピードシンボリ
「姉ちゃんだと・・・」
セントライト
「不意打ちはダメージがデカいわね」
ハイセイコー
「・・・誰か録音してないの!?」
そんな事を話しながら、セントライト達はインタビュー会場に向かった・・・
細江さん
「では、本日のインタビューは行わない事になったんですね」
スピードシンボリ
「ライスシャワー君とご両親との貴重な時間を邪魔する訳にはいかないからね」
セントライト
「無粋は真似は出来ませんから」
ハイセイコー
「ゴメンね~!!」
記者達
「ふざけるな!!」
「コッチは、インタビュー記事を書かないと仕事にならないんだぞ!!」
「良いから早く連れてこい!!」
「俺達だって時間が無いんだよ!!」
スピードシンボリ
「あぁ?」
セントライト
「随分と口が悪いですわね」
ハイセイコー
「私達に歯向かうと凄く怖いけど・・・良いよね?」
スピードシンボリ
「折角の機会だ・・・厳しめに行こうじゃないか」
セントライト
「久しぶりですわね」
ハイセイコー
「ド~ンと行ってみよう!!」
スピードシンボリ達は、懐からボイスレコーダーを取り出す・・・
スピードシンボリ
「URAは、正式に各出版社に向けて抗議文を送らせて貰おう」
セントライト
「これほどの醜態を晒して、記者を続けられると思っているのかしら?」
ハイセイコー
「現役の時から、マナーの悪い記者達って居たし・・・今回をキッカケに徹底的にやらせてもらうね!」
スピードシンボリ
「それと・・・君達には相応の罰を受けて貰おうか」
ナイトメア!!マキシマムドライブ!!
スピードシンボリは、懐からナイトメアメモリと刃の部分が無いエターナルエッジにガイアメモリを挿入してマキシマムを発動させて当分の間は冷める事の無い悪夢を植え付ける・・・
ハイセイコー
「ついでに、今回の記憶を違和感がない様に改竄しちゃうね♪」
メモリー!!マキシマムドライブ!!
次は、ハイセイコーがマキシマムを発動させて現場に居た人達の記憶を良い感じに捏造する・・・
セントライト
「お次はコレかしら?」
ゾーン!!マキシマムドライブ!!
セントライトがマキシマムを発動させて、問題の記者達を適当な場所に追放した・・・
スピードシンボリ
「これで問題は解決と言う事だね」
セントライト
「スッキリしたわね♪」
ハイセイコー
「克己ちゃんのガイアメモリとエターナルエッジも返さないとね♪」
スピードシンボリ
「博之君にも今回の事は報告しておかないとね」
セントライト
「さて、ライスちゃんのお祝いに行きましょう」
ハイセイコー
「美味しいご飯をご馳走してあげないとね♪」
スピードシンボリ達は、会場を後にした・・・・
その後・・・
博之
「大勢の人達が居る場所でガイアメモリを使っちゃ駄目でしょうが!!」
左翔太郎
「お嬢さん達・・・あんまり褒められたことじゃないぜ?」
フィリップ
「だが、今回の一件を聞くと怒る事も難しいね」
照井竜
「今回は見逃すが・・・今度はそれ相応の処罰は免れないから覚悟はしておくんだな」
スピードシンボリ
「了解したよ」
セントライト
「でも、今度からインタビューも気を付けた方が良いわね」
ハイセイコー
「ヒロ君が近くに居ないと危ないかもしれないね」
大道克己
「俺は、お前達にガイアメモリを安易に使わせる為に預けたわけじゃない」
博之
「お、マルゼンのトレーナー様が帰って来たな」
「北海道の土産をくれ」
大道克己
「お前は・・・ロイズのチョコレートで我慢しろ」
マルゼンスキー
「トレーナーちゃん!!!帰ってくるのをずっと待ってたのよ!!」
大道克己
「仕方ないだろうが・・・向こうでマルゼンスキーに行ったトレーニング内容を教えろって捕まって、無駄に時間を費やされた」
「クソ理事長が・・・今回の面倒事の対価は相応の金額を請求してやるぜ」
左翔太郎
「しかし・・・まさか大道克己の同姓同名で顔も同じってのは驚いたぜ」
フィリップ
「この世には、並行世界と言うのが有るそうだよ」
「ココに居る大道克己は、ボク達の知っている彼とは違う存在と言う事だね」
照井竜
「一応、素性もある程度調べたが全く問題無かった」
「だが、ガイアメモリとロストドライバーを所持していたのは看過できん」
大道克己
「並行同位体の記憶は持っているが・・・率先して争いを起こす気は更々無い」
「ガイアメモリとロストドライバーも並行世界から来た産物だろう」
博之
「まぁ、難しい事は良いじゃないのよ」
「折角、克己が帰って来たんだし飯でも行くべ!」
マルゼンスキー
「そうよ!!美味しいイタ飯のお店を知ってるのよ!!」
スピードシンボリ
「今日は、主役のライス君のご希望を聞くべきだと思うよ」
セントライト
「そうね♪」
ハイセイコー
「ライスちゃん、どんなご飯が好きかな?」
ライスシャワー
「ライス、お兄さまが作ってくれるご飯が一番好きだよ?」
「勿論、お母様が作ってくれるご飯も大好きだけど」
ライス母
「ライスちゃん・・・なんて良い子なのかしら!」
ライス父
「良い子に育ってくれたね」
博之
「仕方ない・・・翔太郎、材料費は鳴海探偵事務所で領収書を切っといてくれ」
左翔太郎
「仕方ねえなぁ・・・亜樹子も呼ばねえと文句言いそうだからな」
フィリップ
「そうだね♪」
照井竜
「博之が作る食事は、何でも美味いからな」
大道克己
「久しぶりだな・・・お前の作る飯を食べるのは」
マルゼンスキー
「大人数だと場所が借りられるかしら?」
スピードシンボリ
「なら、シンボリ家の屋敷を開放しよう」
セントライト
「私の自宅でも大丈夫よ」
ハイセイコー
「とりあえず、キッチンが有る場所を確保しないとだね!!」
マルゼンスキー
「ライスちゃん!!今日は、食べたい料理を全部リクエストしちゃいましょう!!」
ライスシャワー
「うん♪ライスが食べたい料理をリクエストしちゃうね♪」
ライス母
「私もお手伝いしますよ」
ライス父
「手分けして用意した方が速いと思いますよ」
博之
「タキオン達にも声を掛けておくかな~」
それから、セントライトの大きな自宅にお邪魔して大勢でライスの日本ダービーの優勝パーティーを行った・・・
鳴海亜樹子
「やっぱり博之君の作るご飯って美味しい!!」
ときめ
「・・・オムライスも美味しい」
アグネスタキオン
「初めて見る人がいるねぇ」
テイエムオペラオー
「博之君の知り合いかい?」
マンハッタンカフェ
「・・・見慣れない方達ですね」
博之
「俺の知り合いだ。気の良い奴らだから安心しろ」
ライス母
「この煮物の味付けは凄い美味しい・・・さっき教えて貰ったレシピで作ってみようかしら」
ライス父
「この玉子焼きも格別だね」
博之
「今日は、材料費は気にせずにドンドン食べてくれ!!」
「所長の奢りだからな!!」
鳴海亜樹子
「ちゃんと人数分を大人組で折半だからね!!」
ときめ
「所長・・・そういう所はしっかりしてる」
鳴海亜樹子
「探偵事務所の経費の管理をするのも私の仕事だからね!」
咲良
「レイちゃん、凄く賑やかだね~♪」
コントレイル
「ね~♪」
タキオンのトレーナー
「では、約束の18年の白州と山崎を持ってきましたよ」
和田トレーナー
「響も用意しましたよ」
カフェのトレーナー
「海外の高級ウイスキーを買ってきましたよ」
セントライト
「お気に入りのワインも出すわね」
スピードシンボリ
「2015年のシャトー・マルゴーを用意したんだ」
ハイセイコー
「高級シャンパンも用意したから遠慮しないで飲んでね~♪」
博之
「おい!!1本が30万を超えるワインとシャンパンを持ってくるな!」
スピードシンボリ
「1人で飲んでも美味しくないからね」
ハイセイコー
「景気よく大盤振る舞いだよ!!」
左翔太郎
「・・・こんな高級な酒を飲んだら、明日はぶっ倒れるんじゃねえか?」
フィリップ
「折角の機会だし、味わって飲むと良いんじゃないかな」
照井竜
「・・・俺は、明日も仕事だからな・・・控えめにしておくぞ」
大道克己
「・・・ウイスキーはロックが一番美味いな」
マルゼンスキー
「ライスちゃん、お酒は飲んじゃ駄目よ~」
ライスシャワー
「飲まないよ!?」
博之
「大人組だけでお酒は美味しく頂くとしよう」
それから、大勢でライスの日本ダービー勝利をお祝いした・・・