トレーニングを1週間ほど続けて、今日は休息日だ・・・
博之
「今日は、トレーニングで酷使した体を休める日だ」
「念入りにストレッチして、体のメンテナンスをしていこう」
ライスシャワー
「ウララちゃん、ライスと一緒にストレッチしようね」
ハルウララ
「うん!!キングちゃんとホクトベガさんも一緒にストレッチしようよ!」
ホクトベガ
「正しいストレッチは筋肉の回復を促すというわね」
キングヘイロー
「・・・ストレッチで脚のコンデションは回復するのかしら」
博之
「今現在の状態にもよる・・・故障や怪我ならリハビリ系のメニューを考えるけどな」
「疲労が溜まっている状態ならマッサージや温泉療法で十分にコンデションを回復させる事は可能だ」
大道克己
「博之が行うストレッチやマッサージ方法は理論と実践経験に裏付けされた確かな技術だ」
「盗めるだけ盗んでいけ・・・技術をな」
マルゼンスキー
「蹄鉄のメンテナンスも大事よ!」
スーパークリーク
「栄養管理も大切ですよ~」
奈瀬トレーナー
「適度なカロリー摂取とビタミン摂取を取り入れましょう」
奈瀬トレーナーは、人数分のバナナとオレンジを配っていく・・・
キングヘイロー
「バナナとオレンジ??」
奈瀬トレーナー
「バナナはエネルギー変換効率がとても良い食材ですよ」
「オレンジは、ビタミンを豊富に含んでいるフルーツです。疲れている時はオススメですよ」
大道克己
「バナナにはカリウムが多く含まれている・・・体内のミネラルバランスを整える効果がある」
「同時に水分補給をしておけ・・・脚が攣るのを防ぐ事も期待出来るぞ」
キングヘイロー
「バナナにそんな効果が有ったなんて・・・」
博之
「トレセン学園の授業では、栄養関係の授業は無いのかよ」
ホクトベガ
「あまり栄養学の授業は無いわね・・・」
ライスシャワー
「ライスは、お兄さまから教えて貰ったよ」
ハルウララ
「バナナ美味しいね♪」
スーパークリーク
「ウララちゃん、もう一本バナナ食べますか~?」
ハルウララ
「食べる~♪」
バナナを食べ終えた後、みんなで一緒にストレッチをしていく・・・
博之
「脚のストレッチは、ふくらはぎをケアしていくのが一番大事だ」
ライスシャワー
「ライスは、木の棒を使ってふくらはぎをコロコロしながらマッサージするのが好きなんだ♪」
ホクトベガ
「・・・少し痛いのは何故かしら」
博之
「老廃物の蓄積・むくみ・血行不良・筋肉のコリが原因と言われてる」
「この時に、ふくらはぎが熱を持っていたり激しく痛む時は即病院に行く必要が有るからセルフケアの基準にもなる」
ハルウララ
「ライスちゃん、こんな感じで良いのかな?」
ライスシャワー
「うん♪自分で気持ち良いと思う力加減でマッサージをしていけば大丈夫だよ」
マルゼンスキー
「健康器具を使っても大丈夫よ♪」
スーパークリーク
「ストレッチをする時は一緒にやりましょうね~」
奈瀬トレーナー
「全身の筋肉を柔らかくするイメージでストレッチをすると良いよ」
大道克己
「今現在の自分の身体のコンデションを確認する為のストレッチにもなるからな」
博之
「念入りにストレッチをしたら、次は蹄鉄のメンテナンスをしていこう」
ハルウララ
「ウララの蹄鉄は安い蹄鉄だよ!」
ライスシャワー
「お兄さま、ダートに適してる蹄鉄って売ってるの?」
博之
「ダート専用の蹄鉄は有るぞ。ダートの砂場に食い込むように溝が深くなってたり、突起が付いているのが特徴だ」
ホクトベガ
「私が使っているのがダート専用の蹄鉄よ」
マルゼンスキー
「芝で使う蹄鉄とは違うわね」
スーパークリーク
「やっぱりバ場に適した蹄鉄を使う必要が有るんですね」
奈瀬トレーナー
「ウララちゃんが使っている蹄鉄は、芝用の蹄鉄じゃ・・・」
大道克己
「しかも大量生産品の蹄鉄だ・・・今までレースに勝てなかったのは使う蹄鉄が間違ってた可能性が高いな」
博之
「ウララ、まずは蹄鉄を新しくしようか」
ハルウララ
「蹄鉄が新しくなるの!?」
博之
「流石に芝用の蹄鉄でダートを走るのは無理だからな・・・良い蹄鉄を使おうな」
ハルウララ
「うん!」
博之
「とりあえず、ブライアンズタイムの店に行こう」
ブライアンズタイムのお店・・・
ブライアンズタイム
「いらっしゃい・・・博之達か」
「店内の商品は好きに見ていくと良い。欲しい商品が有れば取り寄せる事も出来るぞ」
博之
「この店で一番高いダート専用の蹄鉄を見せてくれ」
ブライアンズタイム
「一番高い蹄鉄ねぇ・・・市販品で一番高いとなると、この蹄鉄がウチで取り扱っている蹄鉄で一番高い蹄鉄だ」
「職人のこだわりの逸品と言われる蹄鉄だ・・・試しに持ってみると良い」
ハルウララ
「少し重いね~」
ライスシャワー
「これがダート専用の蹄鉄なんだね」
ブライアンズタイム
「ハルウララの足のサイズは幾つだ?」
ハルウララ
「22センチ!!」
ブライアンズタイム
「なら、このシューズを履いて試すと良い。同じ蹄鉄が装鉄されているから感覚を試してから買うのを勧めるぞ」
「まぁ、博之が絡んでくる以上は使った後の返品も受け付けるがな」
博之
「流石に使った後で返品はしねえよ」
ブライアンズタイム
「特別対応をするって意味さ」
ハルウララ
「使った感じが違うね~でも、早く走れそうだよ!!」
ライスシャワー
「ウララちゃん、何だか嬉しそうだね♪」
ハルウララ
「だって、ウララが速く走れるかもしれないんだもん♪」
博之
「値段はいくらだ・・・高っ!!」
ブライアンズタイム
「シンザン鉄よりは安いが、市販品では超高級だからな」
博之
「ライス・・・頼みがある」
ライスシャワー
「お兄さま??」
博之
「申し訳ないが金を貸してくれ」
ライスシャワー
「・・・ふぇえええ!?」
ブライアンズタイム
「自分の愛バに金を無心するなよ・・・」
博之
「持ち合わせが足りねえんだよチクショ~!!」
「それに備品の会計処理をすると書類を色々と作らないといけないから面倒なんだよ」
「でも、ウマ娘が個人的に必要な物を買った場合は簡単な会計処理で使った金額が戻ってくる・・・故にライスにお金を借りた方が負担が少ない」
ブライアンズタイム
「随分と情けない事を言っている自覚は有るのか・・・」
博之
「男の安いプライドなんか捨ててやるわ!!」
ライスシャワー
「レースの賞金が有るから大丈夫だよ」
「普段からお買い物用にデビットカードにお金を入れてるんだ」
ブライアンズタイム
「では、ひとまずライスシャワーに費用を立て替えて貰うと言う事で決済しよう」
ハルウララ
「ライスちゃん・・・ごめんね」
ライスシャワー
「大丈夫だよ♪」
「それに、ウララちゃんが元気に走れるならお安い御用だよ♪」
博之
「ライス、後で素敵なパフェを作ってやるから勘弁してくれ」
ライスシャワー
「楽しみにしてるね♪」
ブライアンズタイム
「ハルウララ、普段から使っているシューズは有るか?」
ハルウララ
「うん!でも、ずっと使ってるからボロボロなんだ」
ブライアンズタイム
「なら丁度良い。このタイミングで新しいシューズを見繕う」
「同時に新しい蹄鉄を装着して、スグに使えるようにしよう」
ハルウララ
「うん!」
ブライアンズタイム
「幸い、シューズは常識の範囲内の費用で済むからな・・・今回は特別サービスで無料にしてあげよう」
ハルウララ
「良いの!?」
ブライアンズタイム
「ウチの店では蹄鉄を購入すると、シューズは無料になるキャンペーンを今日から始めたんだ」
博之
「少し無理やりが過ぎないか?」
ブライアンズタイム
「なら、博之に全部請求するか?」
博之
「どうかブライアンズタイム様のご慈悲を!!」
ブライアンズタイム
「素直にそう言えば良いのさ・・・さて、一緒に装鉄をやってみよう」
ハルウララ
「うん!」
ハルウララは、ブライアンズタイムにやり方を教わりながら装鉄していく・・・
博之
「ウララは、自分で蹄鉄を着けた事が無かったのか?」
ライスシャワー
「ウララちゃん、芝用の蹄鉄を結構使い込んでたけど・・・」
博之
「担当トレーナーが居ないウマ娘は自分で全部やらないといけないから大変なんだろうな」
ライスシャワー
「お兄さま、ライス達でウララちゃんを助けてあげようね」
博之
「そうだな・・・可能な限り、ウララを支えてやろう」
ハルウララ
「じゃ~ん!!新しいシューズに蹄鉄だよ!」
博之
「それじゃあ、明日から本格的にトレーニングを開始しよう」
ライスシャワー
「ウララちゃん、頑張ろうね♪」
ブライアンズタイム
「今回は、餞別としてジャージとタオルのプレゼントだ」
「今後ともご贔屓に頼むよ」
ハルウララ
「うん!!ブライアンズタイムさん、ありがとう!!」
ブライアンズタイム
「・・・天使か」
博之
「間違いなく天使だな」
ライスシャワー
「天使だね♪」
ブライアンズタイム
「今後の活躍を期待しているぞ」
ブライアンズタイムの店を後にして・・・帰り道に有るスーパーで雪見大福とパフェ用の材料を買って帰った・・・