蹄鉄を新しくして数日・・・ハルウララの走り方が少しづつ良い方に変わってきた・・・
ホクトベガ
「以前より上手にダートを走れるようになって来たわね」
キングヘイロー
「ウララさん、蹄鉄を変えたら走り方が変わったわね」
博之
「間違っている部分を修正していけば、良い方に傾いていくだろうな」
ライスシャワー
「ウララちゃん、いつも楽しそうに走ってるね♪」
マルゼンスキー
「楽しい事が成長の第一歩よ♪」
スーパークリーク
「好きこそ物の上手なれ・・・ですね♪」
大道克己
「ひたすら努力をしてきたウマ娘だ・・・まだ伸びしろは有る筈だ」
奈瀬トレーナー
「今後の成長に期待しましょう」
ハルウララ
「トレーナー!!言われた通り、1200mを全力で走って来たよ!!」
博之
「蹄鉄を変えた感想は有るか~?」
ハルウララ
「何だか凄く走りやすいの!!バビュ~ンって走れちゃうんだよ!!」
ホクトベガ
「砂に蹄鉄が食い付いている証拠ね・・・もう少し慣れれば更に早く走れるはずよ」
キングヘイロー
「ウララさん、タイムが少しずつ短縮してるわよ」
ハルウララ
「本当!?」
ライスシャワー
「うん♪ウララちゃんが成長してる証拠だね」
マルゼンスキー
「でも、トレーニングだけじゃ駄目よ!」
スーパークリーク
「ちゃんと休むのも大切ですからね~」
大道克己
「バナナと薄めたポカリスエットだ・・・カロリー摂取と水分補給は必須だ」
奈瀬トレーナー
「ご飯もしっかり食べましょうね」
ハルウララ
「は~い!!」
博之
「そろそろ昼飯か・・・ウララ、何が食べたい?」
ハルウララ
「え~っとね・・・とろろご飯!!」
博之
「とろろご飯か・・・他には食べたいものは?」
ハルウララ
「唐揚げ!!」
博之
「分かった。ウララのリクエストに沿ったお昼ご飯を作ろうかね」
「克己ちゃん、後の事はよろ~」
大道克己
「分かったから早く行け。とろろ飯にマグロは付けろよ」
博之
「マグロは克己ちゃんの自腹な~」
奈瀬トレーナー
「野沢菜の漬物もお願いしますね~」
博之
「野沢菜は無いから、白菜の漬物で勘弁な~」
ホクトベガ
「サラダは付くかしら」
キングヘイロー
「お味噌汁は必須よ!!」
マルゼンスキー
「デザートも欲しいわね♪」
スーパークリーク
「お蕎麦もセットで付けましょう♪」
ライスシャワー
「お蕎麦なら天ぷらそばが良いかな」
博之
「・・・上等だ!!全員分の食べたい料理を作ってやら!!!」
それから、キッチンでフル回転で全員のリクエスト料理を片っ端から作っていく・・・
ハルウララ
「かき揚げ蕎麦にとろろご飯♪」
ライスシャワー
「美味しそうだね♪」
ホクトベガ
「野菜サラダも付けてくれたのね」
キングヘイロー
「とろろご飯とかき揚げ蕎麦にお味噌汁は合わなさそうね・・・」
マルゼンスキー
「博之ちゃん、うずらの卵は有るかしら?」
博之
「そんなものは無い。普通の生卵で我慢しなさい」
スーパークリーク
「かき揚げが大きいですね~♪」
大道克己
「とろろにマグロが入ってるな」
奈瀬トレーナー
「お漬物も付いていますね」
ハルウララ
「デザートはプリンだ~!!」
博之
「適当に食べててくれ・・・俺は片付けしてるから」
使った調理器具を綺麗に洗って片づけを終えると・・・
メジロマックイーン
「ライスさん・・・そのプリンを一口だけ頂けませんの?」
ライスシャワー
「えっと・・・」
ゴールドシップ
「マックちゃんよ~・・・人の食べ物に執着するのは駄目だと思うぜ~」
トウカイテイオー
「意地汚いよ!!」
メジロマックイーン
「ですが!!このような素晴らしいプリンアラモードは学食で提供されていませんの!!」
ハルウララ
「トレーナーが作ってくれたんだよ♪」
ホクトベガ
「カロリーも計算されているから安心して食べられるの」
キングヘイロー
「このキングを満足させるスイーツは素晴らしいわね!」
マルゼンスキー
「甘さ控えめで美味しいのよ♪」
スーパークリーク
「サクランボが乗ってますよ♪」
大道克己
「高級な味がするな」
奈瀬トレーナー
「全体のバランスも素晴らしいですよ♪」
博之
「何だ・・・メジロ家のスイーツジャンキーが来たのか?」
メジロマックイーン
「誰がスイーツジャンキーですの!!」
博之
「お前さん以外に居るのか??」
ゴールドシップ
「間違ってないぜ~」
トウカイテイオー
「間違って無いもんに!」
メジロマックイーン
「誰も味方は居ませんの!?」
博之
「言っておくが、予備のプリンは無いぞ」
メジロマックイーン
「そんな!?」
博之
「他所のウマ娘の分のスイーツなんて作る訳無いでしょ・・・」
トウカイテイオー
「あれ?最近、タキオンがトレーナーからクッキーが入った包みを渡されて、持ってスキップしながら歩いてるの見たよ」
ゴールドシップ
「オペラオーとマンハッタンカフェもクッキーの包みを持ってたぜ」
博之
「タキオン達は、ライスのトレーニングに協力してくれた報酬として定期的にお茶菓子を渡してる」
メジロマックイーン
「では、私もトレーニングに協力しますわ!!」
博之
「必要無いから結構で~す」
メジロマックイーン
「即答ですの!?」
博之
「だって、メジロ家でダート走れるウマ娘居ないじゃん・・・だから不要だ」
「それに菓子目当てで協力されるのは面倒くさいからお断りだね」
メジロマックイーン
「そんな・・・」
ゴールドシップ
「ほれ、マックちゃん帰るぜ~」
トウカイテイオー
「ライス、マックイーンが変な事言ってゴメンね」
ライスシャワー
「ううん、大丈夫だよ」
ゴールドシップ
「ほいっと・・・そんじゃな~」
メジロマックイーン
「スイーツが~!!!」
ゴールドシップ
「暴れんなっての!!」
ペシンッ!!!
メジロマックイーン
「あ痛!!」
メジロマックイーンは、ゴールドシップに尻を叩かれながら抱えられて連れていかれた・・・
博之
「・・・メジロ家のウマ娘は変な奴しか居ないのか?」
マルゼンスキー
「一部のウマ娘は少し個性的ね♪」
スーパークリーク
「そうですね~」
キングヘイロー
「ウララさん、口の周りにカラメルソースが付いてるわよ」
ハルウララ
「キングちゃん、ありがとう♪」
ホクトベガ
「静かになったわね」
大道克己
「メジロマックイーンの担当トレーナーにはクレームを入れておくか」
奈瀬トレーナー
「そうですね・・・毎度、大変でしょうけど」
ホクトベガ
「ごちそうさま」
博之
「はい、お粗末様でした」
お昼ご飯を食べ終わった後、もう一度グラウンドに集合した・・・
博之
「はい、本日は延長で特別授業です」
「ウララの走り方を少し変えてみようと思う」
ハルウララ
「走り方を変えるの?」
博之
「元々、ウララは正しい走り方を習得せずに我流で走り方を身に着けてる」
「そこを正しい走り方に矯正する事で今以上の結果を残せるように変えていくつもりだ」
ホクトベガ
「そうね・・・見ていると効率的な走りでは無いわね」
キングヘイロー
「ウララさん、高知でもトレーナーは居なかったの?」
ハルウララ
「うん!!トレーナーは居なかったの!」
「でも、カイチョーさんにトレセン学園に来ないかって言われたんだ~!!」
ライスシャワー
「お兄さま、ウララちゃんの理想的な走りってどんな感じ?」
博之
「それはウララの適性を見ながら模索していく」
マルゼンスキー
「ウララちゃんの脚質適正は差し・追込・・・お姉さん達じゃ役に立てそうにないわね」
スーパークリーク
「ダートを走れませんからね」
大道克己
「博之の腕の見せ所だな」
奈瀬トレーナー
「勉強させて頂きますね」
博之
「試しに、俺が見本の走り方を見せる・・・次にホクトベガの走りを見てウララが何を感じるかが大切だ」
キングヘイロー
「ちょっと待って・・・貴方が走るの!?」
博之
「まぁ見てなさいよ」
博之は、ダート専用の蹄鉄が装鉄されたシューズに履き替えて・・・ライスに合図を出して貰って一気に走り出す
キングヘイロー
「有り得ないわ・・・トレーナーがウマ娘と同じスピードで走れるなんて!?」
マルゼンスキー
「博之ちゃんは稀な存在よ~♪」
スーパークリーク
「短距離のレースなら走れちゃいますからね♪」
ホクトベガ
「・・・普通じゃないのよ」
ハルウララ
「凄い凄~い!!」
ライスシャワー
「お兄さま凄いんだよ♪」
大道克己
「ハルウララ、ちゃんと走り方を見てなさい」
奈瀬トレーナー
「正しい走るフォームを覚えないと駄目ですよ」
ハルウララ
「は~い!!」
それから、博之の走りを見ながら克己ちゃん達にアドバイスを貰いながら、ハルウララは少しずつ賢くなっていく・・・
ライスシャワー
「お兄さま、ゴ~ル!!!」
博之
「疲れた・・・本気で走るのはマジで辛いわ・・・慣れない靴で走るのも今度から辞めよう」
キングヘイロー
「・・・貴方、何で普通に走れてるのよ・・・」
博之
「まぁ、ウマ娘の遺伝子を受け継いでるからじゃないか」
マルゼンスキー
「そう言えば博之ちゃんは有名なウマ娘の一族なの?」
スーパークリーク
「それは初耳です!」
ホクトベガ
「差し支えなければ教えて欲しいわ」
ライスシャワー
「ライスも知りたいかな・・・」
ハルウララ
「知りたい知りたい!!」
博之
「そんなに知りたいのか?」
みんな
「知りたい!!」
大道克己
「俺も知らん」
奈瀬トレーナー
「凄い有名なウマ娘なんでしょうか・・・」
博之
「・・・俺は、ゴドルフィンバルブの血を受け継いでる」
みんな
「・・・え~っ!!!!!!!」
奈瀬トレーナー
「三女神の1人と言われるウマ娘じゃないですか」
大道克己
「・・・隔世遺伝か?」
博之
「まぁ、一般的な人間より身体能力は桁外れなのは自覚してる」
「ウマ娘と同じスピードで走れてる時点で可笑しいからな・・・ちなみに、嫁の咲良はダーレーアラビアンの血を受け継いでる」
ライスシャワー
「お姉さまも凄いんだね・・・レイちゃんも凄いウマ娘になりそうだね」
キングヘイロー
「近くに桁違いの凄いトレーナーが居たのね・・・」
ホクトベガ
「・・・私は運が良かったのね」
ハルウララ
「トレーナーって凄い人なんだね!」
マルゼンスキー
「博之ちゃんは特別なのね♪」
スーパークリーク
「流石ですね~♪」
博之
「次は、ホクトベガの走りを見て勉強する時間だ」
ハルウララ
「ホクトベガさん、よろしくお願いします!」
ホクトベガ
「分かったわ・・・走り方が見える様に意識して走るわね」
それから、ホクトベガの走り方を観察して・・・博之とホクトベガの走り方の共通点を見つけた・・・
ハルウララ
「走ってる時につま先で踏み込んで走ってるのかな?」
博之
「大正解だ。足全体で走るよりつま先で瞬間的に砂場に足を食い付かせて一気に加速する走り方を実演して見せた」
「その方がダートに適した走りだと結論付けた・・・まぁ、芝よりダートの方が柔らかいから瞬間的に踏み込んだ方が加速しやすいんだよ」
ハルウララ
「なら、ウララ頑張るね!!」
キングヘイロー
「ウララさん、いきなり頑張るのは無理よ」
「少しづつ走り方を身に着けて行かないと体が持たないわ」
ライスシャワー
「ウララちゃん、ゆっくり頑張っていこうね」
マルゼンスキー
「マイペースで行きましょう~!!!」
スーパークリーク
「休憩も入れて行きましょうね」
大道克己
「特にレースに出る予定も無い・・・時間を掛けても大丈夫だ」
奈瀬トレーナー
「慌てずに成長していきましょうね」
ハルウララ
「は~い!!」
この日から、ハルウララの走り方が少しずつ変わっていき・・・短距離の平均タイムが短縮されていった・・・