今日は、少し重めのトレーニングを行ったので体力回復やスタミナをつける料理を作っていると・・・
博之
「良し、エビチリとレバニラ炒めを作ったから次はニンニクを大目に使った料理かな~」
食堂のおばちゃん
「今日も美味しそうに作るね~」
「こんなに大量のエビチリとレバニラ炒めは見た事無いね」
博之
「今日は、厳しめのトレーニングを行ったので栄養満点な料理が良いと思って」
「エビチリは、疲労回復と高タンパクで低カロリーなのでオススメです」
「レバニラ炒めは、疲労回復とスタミナアップと貧血の予防の効果が有るのでトレーニング後に適しています」
食堂のおばちゃん
「栄養学的にも素晴らしいメニューだね」
博之
「さて、豚の生姜焼き・鶏ムネ肉と温野菜のサラダ・シジミの味噌汁・即席キムチ・・・白米と玄米ご飯にするかな」
他の料理を作り終えて、ライス達が来る頃合いでエビチリとレバニラ炒めを大きな皿に盛ってカウンターに準備しておいた・・・
ライスシャワー
「お兄さま、着替えて来たよ~」
ハルウララ
「今日のご飯は何かな~!!」
キングヘイロー
「中華の匂いがするわね!」
ホクトベガ
「今日は、少し多めに食べたいわね」
マルゼンスキー
「博之ちゃん、今日のお昼ご飯は何かしら?」
スーパークリーク
「お野菜は有りますか?」
博之
「カウンターにエビチリとレバニラ炒めが置いて有るから先に持って行ってくれ」
ライスシャワー
「・・・何も無いよ??」
博之
「えぇ!?おばちゃん、カウンターに用意したエビチリとレバニラ炒め知らない?」
食堂のおばちゃん
「さっき、紫のリボンを付けた子が持って行ってたよ」
ハルウララ
「えぇ~!?お昼ご飯食べられないの・・・」
キングヘイロー
「紫のリボンの子に関しては心当たりが有るわ・・・」
博之
「・・・食い物の恨みは恐ろしいって事を教えてやるよ・・・キングヘイロー、そいつは何処に居る」
キングヘイロー
「・・・あそこに居るわ」
キングヘイローが指をさした方向に・・・1人のウマ娘がマンガ盛りのどんぶり飯を食べていた・・・
スペシャルウィーク
「エビチリとレバニラ炒めはご飯が進んじゃいます!!でも、本格的な中華が食べられるなんてビックリです♪」
「今日の日替わり定食は大サービスですね!」
博之
「おい・・・」
スペシャルウィーク
「はぇ??」
博之
「お前か・・・ライス達のエビチリとレバニラ炒めを搔っ攫って行った飯泥棒は」
キングヘイロー
「スぺさん、貴方はライスさん達の分の料理を間違えて持って行ったのよ・・・」
スペシャルウィーク
「えぇ!?」
ハルウララ
「・・・ウララ達のお昼ご飯が・・・」
ホクトベガ
「・・・確認もせずに勝手に持って行くなんて・・・どういう神経しているのかしら」
マルゼンスキー
「流石に駄目だと思うわ♪」
スーパークリーク
「お話が必要ですね~♪」
ライスシャワー
「ねぇ・・・ライス達のお昼ご飯は美味しかったかな?・・・かな?」
スペシャルウィーク
「ひぇ!?」
この時のライスシャワーは、両目から青い炎を出して・・・静かにブチ切れていた・・・
大道克己
「スペシャルウィークの担当トレーナーを呼びつけた」
奈瀬トレーナー
「スグに来てくれると思いますよ」
博之
「何で料理を勝手に持って行ったか聞かせて貰おうか・・・理由次第ではそれ相応の対価を差し出してもらうがな」
スペシャルウィーク
「その・・・日替わり定食だと思って・・・」
キングヘイロー
「貴方が頼んだのは日替わり定食なの?」
スペシャルウィーク
「ニンジンハンバーグ定食です・・・お代わりを貰いに行った時に追加で日替わり定食を頼んで・・・」
「ご飯のお代わりを貰いに行った時に・・・日替わり定食のおかずだと思って・・・」
ハルウララ
「ウララ達のお昼ご飯を返してよ!!」
キングヘイロー
「食べ物の恨みは恐ろしいのよ・・・」
スペシャルウィーク
「ごめんなさい!!ごめんなさい!!」
ホクトベガ
「コレは一度は徹底的に叩きのめしても良いんじゃない?」
マルゼンスキー
「ちょっと顔貸してくれるかしら♪」
スーパークリーク
「大丈夫ですよ♪2400mの模擬レースでコテンパンに叩きのめすだけですから♪」
スペシャルウィーク
「あわわわ!?」
暫くして・・・
沖田トレーナー
「ウチのスペシャルウィークが大変ご迷惑をお掛けして・・・」
博之
「アンタの所のウマ娘には随分と迷惑を掛けられてるんだが・・・どう落とし前を付けるつもりだ?」
「メジロマックイーンだのスペシャルウィークだの・・・問題児ばっかりか?」
「ゴールドシップは、阿保だが分別はしっかりと付けてるぞ・・・アイツよりぶっ飛んだウマ娘なんて見た事無いんだが?」
大道克己
「博之、チーム・スピカは問題児が多い・・・正論を説いてもウマの耳に念仏だ」
「金銭で和解しておくのが楽でいいぞ」
奈瀬トレーナー
「では、当面の間の食費をチーム・スピカに請求するというのはどうですか?」
博之
「なら、それで良いや」
「ウチの食費はアンタが尊像するより高額だから覚悟しておけよ」
「それと、チーム・スピカの面子を全員連れてこい・・・ライスのストレス発散に付き合ってもらうぞ」
沖田トレーナー
「・・・分かった」
それから、チーム・スピカのメンバーがレース場に呼び出された・・・
博之
「ライス、キングヘイロー、ホクトベガ、マルゼン、クリークはあいつ等を徹底的に打ち負かしてこい」
「手加減無用の模擬レースだ・・・上位5着まで独占したら、ご褒美にスペシャルケーキを作ってやる」
ハルウララ
「ウララはお留守番だね」
博之
「ウララは、芝の長距離を走れる状態じゃないからな。ライス達の応援をしてやってくれ」
ハルウララ
「ライスちゃん頑張れ~!!!」
ライスシャワー
「ライス、本気で行くね」
キングヘイロー
「スペシャルケーキってどんなケーキかしら」
ホクトベガ
「分からないけど、勝てば良いだけよ」
マルゼンスキー
「久しぶりに本気で行くわよ!!」
スーパークリーク
「手加減無用ですよ~♪」
ホクトベガ
「でも、芝を走るのは久しぶりね」
博之
「芝のG1レースを勝ってるんだ・・・大丈夫だ」
「アイツらを打ち負かしたら、トニービンがオススメする最高級の紅茶を使ってお茶会を計画してやる」
ホクトベガ
「大丈夫よ・・・私なら絶対に勝つわ」
キングヘイロー
「・・・私が勝てるのかしら・・・」
博之
「ライス達と一緒にトレーニングしてただろ・・・自分を信じろ」
キングヘイロー
「でも・・・」
博之
「お前は一流なんだろ?なら、その存在意義を証明して見せろ」
「キングヘイローと言う一流のウマ娘の本気って奴を俺に見せてみろ・・・お前は絶対に勝てるさ」
キングヘイロー
「そこまで言われたら引き下がれないわね!!見ていなさい!」
「このキングヘイローの本当の走りを!」
大道克己
「炊きつけるのが上手いな」
奈瀬トレーナー
「励まし方が上手ですね」
スペシャルウィーク
「うぅ・・・私のせいで」
サイレンススズカ
「何だか向こうからの威圧感が凄いわ・・・」
トウカイテイオー
「カイチョーより迫力が凄いよ・・・」
メジロマックイーン
「・・・勝てる気がしませんわ」
ゴールドシップ
「久しぶりに面白くなりそうだぜ!」
ウオッカ
「こんなに負け試合が確定してるのは初めてだぜ」
ダイワスカーレット
「・・・初めて怖いった思うわ」
キタサンブラック
「やれるだけ頑張りましょう!」
大道克己
「遠隔でゲートを開ける」
奈瀬トレーナー
「カウントはします。始めましょう」
遠隔でゲートを開けると・・・逃げのサイレンススズカを差し置いて、ライスシャワー・キングヘイロー・ホクトベガ・マルゼンスキー・スーパークリークが初っ端から爆逃げをかまして圧勝した・・・
沖田トレーナー
「・・・マジか」
博之
「さて、スペシャルケーキを作る為に材料を買いに行くかね~ウララ、一緒にいくぞ~」
ハルウララ
「は~い!!」
「ライスちゃ~ん!!ちょっとお買い物行ってくるね~!!」
ライスシャワー
「気を付けてね~!!」
キングヘイロー
「・・・こんなにも成長していたのね」
ホクトベガ
「更なる可能性を感じたわ」
マルゼンスキー
「お姉さんも現役を継続できそうね!」
スーパークリーク
「まだまだ走れちゃいますね♪」
ライス達は、ストレスを発散してスッキリしたのでシャワーを浴びに行った・・・
チーム・スピカの面々は、ボロ負けして放心状態だった・・・
暫くして・・・
博之
「季節のフルーツを贅沢に使ったフルーツケーキだ!!トニービンから貰った高級紅茶と一緒に召し上がれ!!」
ハルウララ
「あ~ん♪」
ライスシャワー
「ウララちゃん、お口の周りに生クリームが付いてるよ♪」
キングヘイロー
「ちゃんと綺麗にしなきゃ駄目よ?」
ホクトベガ
「・・・紅茶が美味しいわね」
マルゼンスキー
「大盤振る舞いね♪」
スーパークリーク
「フルーツと生クリームのバランスが良いですね♪」
大道克己
「美味い」
奈瀬トレーナー
「ケーキも作れるなんて凄いですね」
博之
「さて、明日からはお昼ご飯を食べる時間を1時からにしようと思います」
キングヘイロー
「今回みたいなトラブルを避ける為ね」
博之
「面倒事を避ける為だな・・・スイーツを寄こせとか、飯を寄こせとかな」
ライスシャワー
「お兄さまが作ってくれるご飯はライス達が美味しく食べるんだよ」
ハルウララ
「美味しいご飯は美味しく食べたいもん!」
ホクトベガ
「お茶会の邪魔はさせないわ」
マルゼンスキー
「お姉さん達の貴重な時間を邪魔させないわ!」
スーパークリーク
「怒っちゃいますからね♪」
大道克己
「今回の事は理事長に報告しておくか」
奈瀬トレーナー
「そうですね・・・今後の問題提起をしておきましょう」
この日を境にして、チーム・にんじんぷりん・・・このぶっ飛んだチームを絶対に怒らせてはいけないという暗黙のルールが広まった・・・