今日は、ライスにお昼ご飯の唐揚げ定食と根菜サラダを作って食べ終わった頃・・・
ライスシャワー
「お兄さま、ロブロイさんがトレーナーさんを探してるみたいなの」
博之
「トレーナーね・・・ウマ娘のトレーナーは常に人材不足だからなぁ」
オグリキャップ
「もぐもぐ・・・ある程度の実績が有れば、何処かのチームに所属する事は出来ると思うぞ」
博之
「オグリ・・・トレセン学園でチームを持ってるトレーナーは数人しか居ないんだぞ?」
「その数名のトレーナーの目に留まるかが重要なんだよ」
オグリキャップ
「トレーナーがチーム申請をすれば問題無いだろう」
博之
「新米トレーナーがチーム申請をして認可されると思うか?」
ライスシャワー
「・・・難しそうだね」
博之
「一応、知り合いのウマ娘がトレーナー免許を持ってるから聞いてみるか・・・」
ライスシャワー
「トレーナー免許を持ってる人が居るの?」
博之
「居る。本人は、地元のスポーツクラブで子供達を指導してるから、ウマ娘を指導出来るようにトレーナー免許を持ってる」
オグリキャップ
「トレセン学園の出身なのだろうか・・・」
博之
「名前を聞けば分かると思う・・・今は言わないけど」
ライスシャワー
「ロブロイさんのトレーナーさんになってくれるのかな・・・」
博之
「聞いてみよう」
「えっと・・・問題は、電話に出るかなんだよな・・・」
試しに、1人のウマ娘に電話を掛けてみると・・・
???
「もしもし、ヒロ君の頼れるお姉さんですよ~♪」
博之
「相変わらずだな・・・ハイセイコー」
ライスシャワー
「ハイセイコーさん!?」
オグリキャップ
「レジェンドウマ娘だ・・・」
博之
「ちょいと相談が有るんだけどさ・・・」
ハイセイコー
「何だか重要な案件みたいね・・・来週くらいにヒロ君の自宅にお邪魔させて貰うけど良い?」
博之
「構わないぞ」
「その時に、面談形式で話してもらいたいウマ娘が居るんだけど」
ハイセイコー
「了解したわ!」
「レイちゃんに会えるから、お土産を用意しないとね~♪」
博之
「とりあえず、話は聞いてくれるってさ」
ライスシャワー
「・・・お兄さまって有名人なの?」
博之
「有名人な訳無いだろ・・・南博之って名前はテレビとかで聞いた事有るか?」
オグリキャップ
「無いぞ」
ライスシャワー
「お兄さまのお父さま達が有名人とか?」
博之
「それは有るかもな・・・トレセン学園の近くで定食屋やってるし」
「数多くのレジェンドウマ娘達の胃袋を満足させてきた偉人だからな」
オグリキャップ
「私が食べに行っても嫌な顔をせずにたくさんの料理を作ってくれたぞ」
博之
「そこが職人って事だな。今は、妹夫婦が二代目として働いてるから将来は安泰だな」
ライスシャワー
「お兄さまは、実家のお仕事を継がないの?」
博之
「俺は、子供の頃から親父に絶対にトレーナーになるって言ったから。食堂は継がなくて良いって言われてるから」
「その代わり、一流のトレーナーになれって言われてるから一緒に頑張ろうな・・・ライス」
ライスシャワー
「うん♪」
オグリキャップ
「私もトレーナーと一緒に頑張らないと」
博之
「とりあえず、ゼンノロブロイには今回の事を伝えていてくれ」
ライスシャワー
「うん!ロブロイさんに伝えるね!」
それから、午後のトレーニングを終えて・・・ライスは自室に帰っていった・・・
ライスシャワー
「ロブロイさん、お兄さまに聞いてみたら1人のトレーナーさんに心当たりが有るみたいで聞いてくれたの」
ゼンノロブロイ
「ライスさん、昨日の事を本当に聞いてくれたんですか・・・」
ライスシャワー
「うん。お昼ご飯を食べてる時に聞いてみたんだ」
「それで、来週は予定を空けておいて欲しいんだけど・・・」
ゼンノロブロイ
「分かりました!!絶対に予定を空けておきます!」
ライスシャワー
「なら、お兄さまに伝えておくね」
ゼンノロブロイ
「どんなトレーナーさんなんでしょう」
ライスシャワー
「・・・会ってみてからのお楽しみかな?」
ゼンノロブロイ
「ライスさんは知っているんですか?」
ライスシャワー
「・・・内緒♪」
ゼンノロブロイ
「気になるじゃないですか~!!」
ライスシャワー
「内緒だもん!」
「ライス、もう寝るね」
ゼンノロブロイ
「うぅ・・・当日まで楽しみにしています・・・」
ライスとロブロイはベットに入って、眠りについた・・・
数日後・・・
ハイセイコー
「初めまして、レイちゃん可愛いね~♪」
コントレイル
「あぅ~」
咲良
「お茶です」
ハイセイコー
「ありがとう♪」
咲良
「それにしても、ハイセイコーさんは現役の時と容姿が変わって無いのね」
ハイセイコー
「それなりに年相応になってるわよ。でも、体重とスタイルは維持してるけど♪」
博之
「ライス、ロブロイ、クラシックで皐月賞を制覇したハイセイコーさんだ」
ライスシャワー
「ラ、ライスシャワーです!!」
ゼンノロブロイ
「ゼンノロブロイです・・・」
ハイセイコー
「初めまして、ハイセイコーです♪」
「まぁ、あまり緊張しなくても大丈夫だからね。もう現役を引退して10年以上は経過してるし」
博之
「初代アイドルウマ娘が何を言ってるんだか・・・」
ハイセイコー
「ヒロ君~?」
博之
「何かな、セイコちゃん?」
ハイセイコー
「生意気な口を利くようになったじゃない!!」
博之
「いひゃい」
咲良
「まぁまぁ」
ハイセイコー
「全く・・・あの可愛いヒロ君は何処に行っちゃったのかしら」
博之
「俺も27だぞ?」
「いつまでも子供じゃないっての」
ハイセイコー
「そうね。それで、ロブロイちゃんがトレーナーを探してるのね?」
ゼンノロブロイ
「はい・・・スカウトレースに何回か参加したんですけど・・・トレーナーさんは見つからなくて」
博之
「そういえば、ロブロイの走りを直接見た事は無いな」
ハイセイコー
「試しに、1回走ってみましょう」
博之
「ライス、併走相手をお願いしても良いか?」
ライスシャワー
「ロブロイさんの為だから頑張るね!」
ハイセイコー
「サンデースポーツクラブのレース場を使いましょう」
ライスシャワー
「サンデースポーツクラブ?」
ゼンノロブロイ
「何処かで聞いた事が有るような・・・」
博之
「まぁ、行ってみれば分かるさ」
咲良
「レイちゃん、お出掛けしようね~」
コントレイル
「あぅ~♪」
サンデースポーツクラブのレース場・・・・
サンデーサイレンス
「よく来たな・・・我が幼馴染よ」
博之
「何だその変な喋り方は」
サンデーサイレンス
「初対面の子供達に私と博之の間柄をアピールする為にな」
ライスシャワー
「サンデーサイレンスさんだ!?」
ゼンノロブロイ
「凄い・・・」
ライスシャワー
「お兄さまの幼馴染なの?」
博之
「サンデーサイレンス・トニービン・ブライアンズタイムが俺の幼馴染だ・・・内緒だぞ♪」
トニービン
「博之~!!!遊ぼう~!!」
博之
「後ろから飛びつくな~!!!」
トニービン
「とりゃ~!!!」
「空中3回転からの完璧な着地!!100点満点!!」
ブライアンズタイム
「相変わらず騒がしいな・・・博之、たまには私の店にも顔を出しに来いよ」
「手作りの茶菓子を出して接待してやるからさ」
博之
「タイムは、スキンシップが激しいんだよ」
ブライアンズタイム
「オレ達の仲じゃねえか」
咲良
「相変わらず仲が良いのよね~♪」
ハイセイコー
「はいはい、サンデー達との昔話は後にしてね」
「ロブロイちゃんとライスちゃんは、準備をしてきてね」
サンデーサイレンス
「着替えるなら更衣室に案内しよう」
トニービン
「博之、どっちの子が担当の子?」
博之
「青い薔薇が付いてる小さな帽子を被ってる子が俺の担当のライスシャワーだ」
ブライアンズタイム
「まだデビューしたてか・・・勝負服を持っていない訳か」
博之
「本格的なデビューレースは、まだ考えてない」
「少しずつ地力を付けて、怪我をしない様な体づくりをしている最中だ」
トニービン
「勝負服が必要になったら教えてね!!どんな勝負服でも作っちゃうからね!」
博之
「その時は頼むわ」
咲良
「レイちゃん、トニービンさん達にご挨拶してね~」
コントレイル
「あぅ~」
トニービン
「可愛い~!!」
ブライアンズタイム
「なんて可愛いんだ・・・」
サンデーサイレンス
「私達の子供も可愛かったが・・・さらに可愛いな」
ハイセイコー
「サンデー、ゲートの準備は?」
サンデーサイレンス
「このスイッチでゲートを開放できるぞ」
博之
「ライス、ロブロイ、準備が出来たら手を挙げて合図してくれ」
ライスとロブロイが手を挙げたの確認して・・・ゲートを開放する・・・
博之
「ライスの脚質は先行・・・ロブロイは先行と差しかな」
ハイセイコー
「同じ脚質なら、色々と課題が見えて来るかもね」
咲良
「レイちゃん、お姉ちゃん達は凄いね~」
コントレイル
「う~」
サンデーサイレンス
「かなりの可能性を感じるな」
トニービン
「2人の勝負服はどんな感じが似合うかな~」
ブライアンズタイム
「使っているアイテムを見直せば、走りは良くなると思うな」
博之
「・・・ロブロイの走りは普通に良い走りだな」
ハイセイコー
「彼女は才能の原石ね・・・トレセン学園のトレーナーは、無能の集まりみたいね」
博之
「俺が無能って言われてるみたいで非常に不愉快だな」
サンデーサイレンス
「あまり気にするな」
トニービン
「慰めてあげる~!!」
ブライアンズタイム
「この後、飲みに行くか?」
博之
「行かない」
咲良
「ライスちゃん達は本気でレースしてるの?」
博之
「70%くらいの走りだな」
「怪我しない様に加減する様に言ってあるから」
ハイセイコー
「もう少しで戻ってくるわね」
ゴール位置で待っていると・・・ライスとロブロイが戻って来た・・・
ライスシャワー
「お兄さま、ロブロイさんの走りは良かったかな・・・」
ゼンノロブロイ
「私としては良い走りが出来ていたと思います・・・」
ハイセイコー
「ロブロイちゃん、貴方は才能の原石よ」
「私が外部委託のトレーナーとして貴方を導いていこうと思うけどロブロイちゃんはどう思う?」
ゼンノロブロイ
「ハイセイコーさんがトレーナーさんになってくれるんですか?」
ハイセイコー
「むしろ、私が貴方を輝かせて見せるわ!」
サンデーサイレンス
「トレセン学園は、外部委託のトレーナーは居るのか?」
博之
「居ないと思う。まぁ、理事長に稟議書を出せば検討してくれるんじゃないかね」
「俺の方から稟議申請はしてみるけど」
ライスシャワー
「良かったね、ロブロイさん♪」
ゼンノロブロイ
「はい!」
サンデーサイレンス
「ウチの施設は好きに使ってくれて構わない」
トニービン
「勝負服が必要になったら相談してね!」
ブライアンズタイム
「ジャージやシューズが必要になったら、私の店に来ると良い」
博之
「その内、ライス達を連れて行くよ」
ハイセイコー
「ヒロ君、稟議書はお願いね」
博之
「はいよ」
「ロブロイは、暫くの間はサンデースポーツクラブでのトレーニングをしてくれ」
「ハイセイコーが面倒を見てくれるから」
ハイセイコー
「稟議書が通れば、正式にトレセン学園に外部委託のトレーナーとして活動するから待っててね」
ゼンノロブロイ
「よろしくお願いします!」
この後、トレーナー室に戻って・・・稟議書を書いて、提出した・・・
理事長室・・・
秋川やよい
「承認!!トレセン学園では、トレーナーの人数が足りていない」
「だが!外部委託のトレーナーを招く事が出来れば、ウマ娘達の更なる活躍を後押し出来ると思う!」
駿川たづな
「そうですね・・・最初は、試験運用を行ってみましょう」
「結果次第では、本格的に外部委託のトレーナーさんを採用出来る様に制度を設けましょう」
秋川やよい
「では、ハイセイコーさんを外部委託トレーナーとして採用とする!!」
こうして、トレセン学園で外部委託のトレーナーとしてハイセイコーが試験的に働く事になった・・・