有馬記念が終ってから数日が経過した頃・・・
博之
「ウララがトゥインクルシリーズを引退する事を発表したが・・・批判的な意見が無かったな」
ライスシャワー
「ウララちゃん、凄く頑張ったからゆっくり休んで欲しいって意見が多かったね」
ハルウララ
「でも、トゥインクルシリーズを引退してもレースには出られるんだよね!」
キングヘイロー
「むしろ、今より色んなレースに出られる様になるわ!」
「ウマ娘だけの陸上競技に参戦するウマ娘が多いわね」
ホクトベガ
「選択肢は色々有るから、見学したりして決めるのが良いわ」
マルゼンスキー
「手に職を付ける感じで資格の勉強に没頭するウマ娘も居るわよ♪」
スーパークリーク
「私は、保育士の資格の勉強をしていますよ~♪」
大道克己
「まだまだ時間は有る。色々考えてから決めると良い」
奈瀬トレーナー
「未来は無限大ですからね♪」
オグリキャップ
「今、何かやってみたい事は無いのか?」
ベルノライト
「小さい頃の将来の夢とか!」
ハルウララ
「ウララ、ケーキ屋さんになってみたいって小学校の卒業文集に書いたよ!」
博之
「可愛い夢だな」
ライスシャワー
「でも、今だと将来の夢も変わりそうだね」
キングヘイロー
「焦らなくて良いわ!!」
ホクトベガ
「ゆっくり考えて行きましょう」
マルゼンスキー
「お姉さん達が答えられる事なら質問に答えちゃうわよ!」
スーパークリーク
「ウララちゃんが好きなように決めてくださいね~」
大道克己
「選択肢は無限大だからな」
奈瀬トレーナー
「納得する答えを見つけてくださいね」
オグリキャップ
「ケーキなら作り方を教えられるからな」
ベルノライト
「相談してね!!」
ハルウララ
「うん!!」
今後のハルウララの事をみんなで相談した・・・
秋川やよい
「たづなよ、この大量の要望書は何だ!?」
駿川たづな
「それが・・・南トレーナーがハルウララさんと共に有馬記念を制覇してから担当を増やしてほしいと要望書が目安箱に大量に投書されまして・・・」
秋川やよい
「前代未聞!!担当が3人以上となれば必然的にチームトレーナーになる必要が有る!!」
駿川たづな
「ですが、チームトレーナーはトレーナー経験が10年以上でG1レースの勝利数が一定数を超えているのが条件です」
秋川やよい
「後者は既に条件を満たしている!!」
駿川たづな
「ですが、トレーナー歴が足りていないのでチームトレーナーの承認が出来ません」
秋川やよい
「トレセン学園の役員会議で議題に出してみよう!」
駿川たづな
「上手くいくと良いのですが・・・」
その後、臨時の役員会議で議題にチームトレーナーの条件を少し緩和した方が良いのでは・・・と議題を出したが、今までの伝統が有るので棄却されそうになった・・・
スピードシンボリ
「コレだから昔の話を取り出す老害が多いと満足に意見の討論も出来やしない」
ハギノトップレディ
「いい加減、この定番の面子も入れ替えた方が良さそうですね」
メジロアサマ
「では、来週に役員の選出選挙を行う事にします」
セントライト
「良いと思うわ。若い世代の声も入れたいしね」
シンザン
「老害の声は必要無いのよ」
老害役員達が反論の意見を言おうとしたが・・・スピードシンボリの凄まじい覇気を受けて何も言えなくなってしまった・・・
次の週、役員選挙を行い・・・老害役員を排除して、若い世代のメンバーを入れながら話の分かるベテランを残す人事となった・・・
メジロアサマ
「では、チームトレーナーの承認基準を10年から5年に変更します。反論の意見は有りますか?」
ハギノトップレディ
「妥当な所だと思うわ。ヒロ君もチームトレーナーに昇進ね♪」
セントライト
「ですが、事前にヒロ君に通達をして許可を貰った方が良いわね」
シンザン
「でも、博之は手に余る事は断ると思うわよ」
スピードシンボリ
「条件を変えただけでも良しとしよう。とりあえず、博之君に通達を出す様に学園長に依頼しておこう」
数日後・・・
駿川たづな
「本日は、お忙しい所をお時間を作っていただき有難うございます」
博之
「はぁ・・・」
秋月やよい
「賞賛!!南トレーナーの活躍は素晴らしい!!」
「その活躍を鑑みて、チームトレーナーへの推薦をしたいと思っている!!」
博之
「あ、面倒事はお断りしま~す」
秋川やよい
「即答とな!?」
駿川たづな
「勿論、強制ではないのでお断りされても構いませんよ」
博之
「では、お断りの方向でお願いしますね」
秋川やよい
「驚愕!!チームトレーナーになれば給与面での優遇も受けられるのだぞ!!」
博之
「別に今の給料に不満は有りませんし・・・半年後に2人目の子供が生まれますけど産休も普通に取れるんで問題無いです」
「どうしてもチームトレーナーになれって御達しでしたら、仮所属のキングヘイローとホクトベガを正式加入させて穏便に済ませます」
駿川たづな
「畏まりました。では、キングヘイローさんとホクトベガさんを正式加入という事で手続きを進めていきますね」
博之
「それでは失礼します」
ガチャ!
秋川やよい
「たづなよ・・・仮にもチームトレーナーになれば数多のウマ娘から逆に勧誘されると思うのだが」
駿川たづな
「南トレーナーがチームトレーナーになった事は公表しません」
「関係者の方達にも通達する事もしません。極秘情報の扱いで管理します」
秋川やよい
「承知!!私も黙秘を貫くとしよう!」
その後、トレーナー室では・・・
博之
「という訳で、チームトレーナーに昇格したけど面倒事が増えそうだったからお断りした」
「その代わり、キングヘイローとホクトベガをチームメンバーに受け入れる事で場を収める事に成功した」
ライスシャワー
「お兄さま、断って良かったの?」
ハルウララ
「これからもキングちゃんと一緒にトレーニング出来るね!」
キングヘイロー
「チームトレーナーに昇格するなんてとんでもない事よ!」
ホクトベガ
「でも、チームを持つと言う事は責任が増す事になるから断って正解かもしれないわね」
博之
「面倒事は断るに限る」
「半年後に家族が増えるし、更に忙しくなるからな」
ライスシャワー
「お姉さま、お腹に赤ちゃんが居るんだよね」
ハルウララ
「ウララ、お姉ちゃんとしてお世話してあげるの!!」
キングヘイロー
「一流の子育て術を見せてあげるわ!」
ホクトベガ
「貴方達・・・子供を産んで育てた事が無いでしょ」
博之
「まぁ、時々遊んでやってくれ」
そんな話をしてから、みんなでマラソンをした・・・
ちなみに、克己ちゃんと奈瀬トレーナーにもチームトレーナーの打診が来ましたがお断りしました・・・