今日は、トレセン学園がエアコン設備の総点検を行うので1日の授業はお休みだ・・・
ライスシャワー
「お兄さま、サンデーさんのトレーニング施設に来たけど・・・許可とか取らなくても良いのかな・・・」
博之
「事前にサンデーから許可は貰ってるぞ。好きに使ってくれて構わないってさ」
「でも、掃除は済ませてから帰れって」
ライスシャワー
「今度、何かお礼をしないとね」
博之
「プリンでも渡せば喜ぶさ」
「焼きプリンが一番大好きだぞ」
ライスシャワー
「ライス、美味しい焼きプリンを探しておくね!」
サンデーサイレンス
「別にスーパーで売っている焼きプリンで構わないよ」
ライスシャワー
「サンデーさん、施設を使わせてくれてありがとうございます」
サンデーサイレンス
「気にする事は無い」
「この時間は、他の子供達は学校で勉強をしている時間だからな」
「大人達がトレーニングルームを使っているが、レース場を使う人は殆ど居ないんだ」
「だから、こうして貸し出す事が出来ているんだよ」
博之
「トレセン学園のレース場は、今日は人が多すぎて使えないからな」
「こういう穴場は結構有難いのさ」
「申請さえすれば、施設の機材は使い放題だしな」
ライスシャワー
「使い放題は凄いね・・・」
サンデーサイレンス
「博之、久しぶりに走らないか?」
博之
「今日はライス以外は誰も居ないからな・・・良いぞ」
ライス
「お兄さま、サンデーさんと走るの?」
博之
「マイルの距離なら何とかな・・・まぁ、ウマ娘のレース程の走りは出来ないよ」
サンデーサイレンス
「ライスシャワー君、今回のレースの事は内緒だよ♪」
博之
「さて、念入りに準備運動をして・・・」
サンデーサイレンス
「流石に、本気では走らないが準備体操はしっかりやらないとな」
ライスシャワー
「お兄さま、蹄鉄は付けるの?」
博之
「俺は、蹄鉄を使う恩恵は無いからな」
「ガチで走るわけじゃないし、陸上競技用のシューズを改造したオリジナルシューズを使うんだよ」
サンデーサイレンス
「タイムのショップで製作したオリジナル商品なんだ」
ライスシャワー
「ほえ~・・・」
博之
「さて、始めるか」
サンデーサイレンス
「勝負は無しだ。走る事を楽しもう」
簡易ゲートに入ると、一気に走り出す・・・
サンデーサイレンス
「久しぶりだな・・・お前と一緒に走るのは!!」
博之
「ウマ娘のレースに普通の人間が食らいつける訳無いんだから、程々にしてくれ」
博之とサンデーの走りは、本格的なレース程では無いが・・・普通に考えて、かなりのスピードが出ている・・・
ライスシャワー
「お兄さま、凄く速いよ!!」
博之
「はぁはぁ・・・流石にマイル距離は厳しいわ・・・」
サンデーサイレンス
「良い汗をかいたな♪」
博之
「お前なぁ・・・途中から少し本気を出してたろ!」
サンデーサイレンス
「気分が昂ってしまった・・・許せ」
博之
「明日は、筋肉痛確定かな」
ライスシャワー
「お兄さま、元陸上選手なの?」
博之
「俺は、柔道一筋の体力馬鹿だったな」
サンデーサイレンス
「全国大会を何度も優勝している凄い選手だったんだよ」
「でも、トレーナーになる為に大学で柔道を引退してしまったんだ」
ライスシャワー
「・・・お兄さま、後悔してる?」
博之
「後悔はしてないよ」
「全国大会やインターハイも優勝出来たし、思い残す事は無いから引退したんだ」
「それに、ウマ娘トレーナーになるのが将来の夢だったし・・・夢は叶えたから良いのさ」
サンデーサイレンス
「昔話はこれ位にして・・・トレーニングを始めよう」
「今日は、私がトレーニングに付き合おう」
ライスシャワー
「サンデーさんと一緒にトレーニング出来るんだ・・・」
博之
「その前に、お昼ご飯にしよう」
「巨大な弁当箱にライスの好きな色んな料理を詰め込んできたぞ」
サンデーサイレンス
「博之の料理を食べるのは久しぶりだな・・・」
ライスシャワー
「凄く大きいね・・・開けても良い?」
博之
「どうぞ~」
ライスがお弁当箱を開けると・・・様々な料理が綺麗に並べられた美味しそうなお弁当が見えた・・・
ライスシャワー
「うわ~♪美味しそう♪」
博之
「好きなだけ食べな。でも、この後トレーニングをするから程々にな」
サンデーサイレンス
「唐揚げを頂こう」
博之
「塩唐揚げ・醤油唐揚げの2種類が有るから好きな方を食べなさい」
ライスシャワー
「玉子焼きにはネギが入ってるんだね♪」
博之
「今回の玉子焼きは、だし巻き玉子焼きだから甘い玉子焼きじゃないぞ~」
サンデーサイレンス
「博之、このハンバーグはソースやケチャップは付いてないのか?」
博之
「そのハンバーグは、コンソメとマヨネーズを入れて有るからソース無しでも食べられる様にしてある」
「別に小さい容器にソースを入れても良いんだけど、他の料理にソースが付くのもアレだから今回はソースは無しだ」
ライスシャワー
「マヨネーズの味は控えめだね」
博之
「味付けより、ハンバーグをふわっとさせる意味で入れて有るから、味的には控えめなのよ」
サンデーサイレンス
「ほうれん草といんげんの胡麻和えも美味しいな」
博之
「野菜も食べないとな~」
ライスシャワー
「ご飯は、カリカリ梅とちりめんじゃこが入ってるんだね♪」
博之
「白米でも良いけど、たまには混ぜご飯も美味しいだろ?」
サンデーサイレンス
「何故、チャーハンも弁当箱に入ってるんだ」
博之
「チャーハンをおかずに白飯を食べる為だ」
ライスシャワー
「濃い目の味付けのチャーハンは、おかずにもなるんだね」
「白いご飯が進んじゃうね♪」
博之
「背徳的な食事は不思議と美味しいんだよ・・・体には悪いから今日だけな?」
サンデーサイレンス
「・・・管理栄養士の資格が泣くぞ」
博之
「チートデイと言う事にしておこう」
ライスシャワー
「お兄さま、ごちそうさまでした」
博之
「お粗末様でした」
サンデーサイレンス
「見事に空っぽになったな」
博之
「ライスは、綺麗に食べてくれるから作り甲斐が有る」
ライスシャワー
「オグリさんはお昼ご飯は、カフェテリアで食べてるのかな?」
博之
「知らん。毎日オグリの飯を作る約束はしてないからな」
サンデーサイレンス
「オグリキャップか・・・可笑しいレベルで飯を食べると聞くな」
博之
「ライスより食べるからな・・・毎月のエンゲル係数は規格外だ」
サンデーサイレンス
「さて、休憩をしたからトレーニングを始めよう」
博之
「今日は、走る時のフォームを見直してみよう」
ライスシャワー
「走る時のフォーム?」
博之
「走っている時に変な癖が有ったりすると軸がブレたりして走りにくい事が有るからな」
「サンデーは、走っている時のフォームが凄い綺麗だからな・・・参考までに意見を貰おうかと思ってな」
サンデーサイレンス
「姿勢や歩幅にも注意してみてみよう」
「丁度、ハイスピードカメラを用意したから早速使ってみようか」
博之
「それじゃあ、準備運動をしたら本気で一回走ってみよう」
サンデーサイレンス
「ライスシャワー君と同じスピードでカメラを併走させて撮影していく」
博之
「ライス、準備は良いか?」
ライスシャワー
「うん!」
サンデーサイレンス
「それじゃあ、始めようか」
ゲートを開放して、一気に走り出す・・・
サンデーサイレンス
「ふむ・・・走り方は悪くは無さそうだ」
博之
「だいぶ、筋量を増やして怪我をしにくい身体作りを優先してきたからな」
「加速は問題無く出来ている感じだな」
サンデーサイレンス
「後は、ゴールした後に確認していこう」
ライスが無事にゴールしてから、一緒に走っている時のフォームの確認をしていく・・・
サンデーサイレンス
「最初に言っておくが、ライス君の走り方は悪くは無い」
「だが、色々と改善出来る場所は有ると感じる」
ライスシャワー
「改善出来る所?」
博之
「ライスの走っている時の歩幅がかなり小刻みに走っている感じが見受けられた」
「なので、歩幅を少し大きくすれば全体的なタイムの短縮が出来ると思う」
サンデーサイレンス
「それと、もう少し前傾姿勢の方が走っている時の加速感が違うと思うぞ」
ライスシャワー
「・・・ライス、もっと早く走りたい!」
サンデーサイレンス
「なら、少しずつ走り方を改善していこう」
「本格的なレースデビューまで時間は有るだろ?」
博之
「今の所の予定は、芙蓉ステークスを目指して調整をしていこうと考えてる」
サンデーサイレンス
「なら、善は急げだ・・・早速始めよう」
ライスシャワー
「はい!」
サンデーサイレンスの協力の元、ライスのデビューレースに向けて走る時のフォームの改善が始まった・・・