番外編のリクエストが欲しいです。できればお願いします。
「ガウゥゥ、、ホロウに侵食されて化け物になった。ガジガジ」
「おいアンビー、手ぇ噛むのやめろ。つーか歯は大丈夫なのかよ。」
「ごめんなさい。ニコを笑わせようと。思って私はこういうことに向いていないと再確認した。」
アンビーは、ビリーの手を噛み、ニコをようとした。だが、ニコは反応しない。
「でも、確かにずいぶん長くホロウの中にいるよな、俺たち。エーテル適応体質だって言っても、化け物になるスピードが遅いだけで」
「はぁ、あたしらしくないことをしたわ。」
ビリーの言葉に耳を傾ける事もなく、ニコは落ち込んだように言う。
「金銭至上主義の邪兎屋、自分のこと以外はどうでもいいってのがあたしの信条なのに、これも全部あんたのせいよ」
ニコは縁壱に指を指す。
「確かに、私は信じて欲しいと言った。だが、決断をしたのはニコだ。」
「うっ、わかってるわよ。」
縁壱の言葉に、図星を突かれようだ。
「ニコって案外いい人なのかも?」
「はは、『いいひと』ね。こんな4文字のためにホロウで、命を賭けるなんて私って本当にバ…」
「いやああああああああぁぁぁぁぁぁ」
突然イアスから声が出たことに驚愕する。
「ニコ、もう少しうれしそうにしてくれてもいいんじゃないかな?」
「プロキシ!?ほんとにあんたたちなの?」
「お待たせ、実はさっきからいたんだけどね」
「アンビーとビリーが騒いでたのに、ニコは感傷に浸って気づかなかったみたいだね。縁壱は多分気づいてたよ。」
「てことは、全部聞かれて、うっ、ううぅぅぅ。なんで教えてくれなかったのよ!縁壱。」
「アキラが喋り出さないから、まだ話せる状態ではないと思った。」
ニコは、顔を赤ながら恥ずかしいそうだが、縁壱に少し怒鳴る。
とても恥ずかしがっているのが目に見える。
「長い付き合いなんだし、恥ずかしいとか情けないとか思う必要ないよ。」
「は、恥ずかしいなんて思ってないわ」
ニコは、ごまかすように言う。
「無駄話はいいから!金庫奪還作戦続行するわよ!」
クリティホロウ、廃棄された地下鉄の深部
メモリディスクと同じ特徴の信号を追跡しながら、雅兎屋と縁壱に接続が切れた間の出来事を手短に話した。
なるほど。連絡が途絶えたのは店長の設備が謎のハッカーに乗っ取られたのが原因だったんだな。」
「ニコが、依頼料をケチったことを怒ってたわけじゃないんだ。」
「そんな血も涙もないプロキシじゃないよ。」
「ふふん、やっぱりあたしの目に狂いはなかったわね。」
「それで、プロキシの話を聞く限り、一番怪しいのはパスワードが保存されたメモリディスクよね
そのハッカーは、それを介してあんたを見つけたのかしら?」
「HHDの脆弱性診断をやったけど、確かにその可能性が1番大きいね。」
「それじゃあ赤牙組の連中も誰かに依頼されて、金庫を奪ったってことになるわね」
「俺たちと一緒たな。」
「プロキシ先生の介入がなかったら私たちが正体不明の黒幕と対峙することになっていたはず。」
「やっぱ店長は頼りになるぜ。まるでスターライトナイトの相棒犬、メテオマットみてぇだ。」
「えっと、ありがとう?」
ビリーの言葉にどう返せばいいのかよくわかっていないよだ。
「ビリーにとっては、最上級の褒め言葉なの」
「はあ、あの時は高額の報酬で目が眩んだけど。結局今回もろくな仕事じゃなかったわね。もう二度と情報屋の口車には乗らないんだから。」
「帰ったら、さっさとこの火の粉振り払って中介業者に、2倍の追加報酬を要求してやる!」
「ニコ、ホロウでの捜索を急ぐ必要がある。私たちの滞在時間がエーテル適応体質の限界に迫ってきてる。
浸食の影響で戦闘力が下がったりしたら金庫の捜索中に起こり得るアクシデントに対応できなくなると思う」
「アクシデント?浸食で異化しちまった、赤牙組のおっさん、つまりあの上級エーテリアスのことか?」
「そう。おそらくデュラハンは今もホロウの中で私たちを探しているはず。」
ビリーの回答にアンビーが頷く。
「おいおい、アンビー忘れたのかこっちには、縁壱がいる、あれくらいのやつなら、けちょんけちょんにするさ。」
ビリーは、縁壱を見ながら言う。ビリーは、縁壱なら、勝てると踏んでいるようだ。
「いや分からない。私は戦ったことがない相手だ。我々を超えるほど強いかもしれない。」
縁壱は、警戒を緩めない。
「あはは、縁壱が負けるのは想像がつかないかな?」
アキラが縁壱に苦笑いを浮かべながら話す。アキラは、縁壱の強さは、虚狩りと互角いやそれ以上だと思っている。
「そうかもしれないが、警戒は必要だ。」
「はいはい、とりあえずわかったから。さっきアンビーが言ったように。あの化け物よりも先に金庫を回収しなくちゃ。急いでターゲットを追うわよ。プロキシ引き続きガイドをお願い。」
「見つけた。」
「今日は、ついてるぜ。」
「あたしの金庫」
ニコは、嬉しそうに金庫に近寄る。
ビリーもニコに、嬉しそうに近寄る。
「アンビー!」
縁壱は、隣にいるアンビーを抱えて体を翻し前に飛ぶ。
すると、さっきまでいた場所に、デュラハンが現れる。
デュラハンは、アンビーを抱えた縁壱に狙いを済ませ、剣を横になぎ払う。
縁壱は、迫る剣を足で抑える。剣が地面に埋まる。デュラハンは、動じることもなく左腕にある盾を叩きつけようとするが縁壱は、向かってくる盾に蹴りを入れ、弾きそのまま体に数発の蹴りを入れる。デュラハンは、縁壱の蹴りにより吹き飛ばされる。
「大丈夫か?アンビー。」
縁壱は、アンビーをおろしながら言う。
「ええ、ありがとう。」
「今日はついてるぜ。」
「あ・た・しの金庫」
三人が、同時に武器を構える。
縁壱も刀を抜き、デュラハンを見据える。
「待って、縁壱。」
「なんだ?」
「あのデュラハンは、あたしたちだけでやるわ。あなたは、周りの雑魚をやってちょうだい。」
「……わかった。」
縁壱は、集まってくるエーテリアスに剣を向ける。
地面を強く踏み込み、同時に5体を切る。そのまま流れるようにしてエーテリアスの群れを倒していく。
戦場には、刀を振る音と、銃撃音、が響く。
縁壱は、戦いながらニコたちの様子を見る。
アンビーが前衛で戦い、ビリーとニコが、後衛をする。
デュラハンにアンビーが主に攻撃を入れる。ニコたちは、アンビーの補助的な役割を果たしている。
「ふっ」
アンビーが、剣で攻撃をする。デュラハンはそれを盾で受け直す。そしてその体制を低くしてアンビーの下に盾を刷り込ませる。そしてそのまま盾を思いっきり上に上げる。
「なっ」
「アンビー!!」
空中に打ち上げられたアンビーを援護しようとビリーが接近する。デュラハンの狙い通りだった接近してきた。ビリーに蹴りを入れ吹き飛ばすと、そのままニコに急接近し、剣を振りかざす。
「ぐっ」
何とか、攻撃を防ぐ。
「捕まえたわよ。」
着地したアンビーが、剣に雷を纏わせ攻撃を仕掛ける。デュラハンは盾で攻撃を防ぐ。
次の瞬間、目の前にビリーが現れる。そのまま拳銃を突きつける。
「スターライト、ここに輝く」
ビリーに、よる超連射射撃はデュラハンに大きなダメージを与え怯ませた。
デュラハンは、その場を離れようとする
「逃げようたって無駄よ。」
ニコが逃げ出そうとするデュラハンにエネルギー弾をぶつける。エネルギー弾により周囲に砂煙が舞う。
デュラハンは、煙の中から何か来ることを察知し、犬を横なぎになぎ払う。煙の中から出てきたのはアンビーだ。だが、アンビー姿勢は低くく、デュラハンの剣は当たらなかった。
「ターゲットを排除する。」
雷をまとった剣を持ちながら空中へとデュラハンを飛ばし、そのまま地面に叩きつける。
デュラハンがその場で地面に叩きつけられ、体が消滅する。
「ははっ、ははははは!」
「やっと、やっと」
ニコは、両腕を前に出しながら言う。
その前にいたビリーとアンビーは、ハイタッチでもするのかと思い片腕を上げる。
だが、ニコの手が当たる事はなかった。
「みーつけた。」
2人の間を通って、金庫に駆け寄る。その目は光っているように見える。ハイタッチをするわけでもなく、金庫に対しての喜びに、ビリーは少し怒りを沸かせ、アンビーは、何とも言えない空気感を作り出す。
ニコが金庫に触れる前にイアスが金庫の上に立つ
「勝利を喜ぶにはまだ早いよ。ニコ。僕たちにはまだ厄介な問題が残ってる。脱出経路の計画するためのデータが削除されて本来のルートが使えなくなったんだ。」
「ここから出られないぃぃ!」
ニコはそのまま背中から倒れ、それをアンビーが支える。
「はは、あんなに苦労して、やっと元に戻ったと思ったらまさかこれで終わりだなんて。」
「くそ、モニカ様ともデートしたことねぇってのに。悔しいぜ。けど…なかなか悪くない人生だった。」
ニコとビリーは、諦めたかのように言う
「落ち着いて、他の手がないか考えてみる。」
「最後の言葉を残すにはまだ早いよ。僕に1つ考えがあるんだ。それにはニコの同意が必要だけど。」
「同意する!」
ニコは、立ち上がりにキラキラとした目で言う。
「…まずは話を聞いて」
僕のシステムに侵入したハッカー曰く、金庫には、あのロゼッタデータに匹敵するものが入っていて、それがあればホロウを自由に出入りできるそうだ。もしその話が本当ならそれを使ってホロウから脱出できるはず君がこれを開けることに同意してくれれば。」
「同意する。さっきから言ってんじゃん。」
「依頼人からの任務なんだろ?少し位躊躇しないの?」
「生きるか死ぬかの瀬戸際なのよ。第一、ここであたしが死んだら、誰が金庫を渡すの?開けちゃっていいわ。」
「でも先に言っとくけど。これは賭けだ。強制的にデータを読み取った結果。どうなるかわからない。」
「待って。質問があるんだけど。あなたの本体はホロウの外でしょう?そのまま立ち去ることもできたのに。どうして危険を犯してまで私たちを助けてくれるの。他に何か企みでもあるの?」
「アンビー!」
「何を言ってるんだい?僕は君たちのプロキシだ。連れて行くって約束した以上、絶対に連れ出して見せる。もちろん代替案は用意してある。もしこっちが失敗したらHHDシステムがインターノットに救助依頼を出してくれるようになってるんだ。」
「安心して。ここを脱出したら、何があっても店に助けに行くから。それに忘れたの?こっちには縁壱がいるの。ものすごい速度で助けに行くわよ。」
「はは、依頼料もそれぐらいあっさり払ってくれればいいのに、というか、今回の一件で縁壱が雅兎屋に入ったように感じるけどまぁいいか。」
イアスは、金庫の中から取り出した1枚のカードを頭に刺す。
「んなな!」
イアスから、まばゆい光が放たれ視界を覆い尽くす。
すると、イアスが歩き出す。
イアスを追い私たちは、ホロウを脱出した。
ツール・ド・インフェルノカットしていい?
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いいよ。
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だめだ。