戦闘描写が描きにくい。
クレタから言われた通り縁壱とリンは、アンドーとグレースと話し合いをした。
数分後
行方不明となった機械の内の一台、デュアルショベル発信源を突き止めた。
リンはビデオ屋に戻り、アンドー、グレース、クレタ、ベンたちは武器の準備を始める。
「にしても、まさか日輪の剣士に手伝って貰えるとはな。」
グレースは、武器を整備しながら言う。
「正直、過剰戦力だが。まあいい。人手が増えるのはありがたい改めて頼むぜ?」
「ああ。」
「だが。その。ほんとにバットで戦うのか?」
クレタは、苦笑いを浮かべながら縁壱の手に握られた金属製のバットを見る。元は、刀を持ってきてもらうつもりだったがが、リンが刀の代わりに金属バットを持ってきていたのだ。
彼女の話いわく。
『縁壱が刀なんか使ったら機械が真っ二つになっちゃうよ。だからせめてバットにしてね。』
普通に考えれば、ホロウにバット一本持って、帰って来いなど死んで来いと言っているようなものだ。
本来なら誰もが耳を疑うだろう。だが、リンとアキラは何も思わない。なぜなら縁壱だからだ。
なんなら二人は、手ぶらで行かせてもいいと思っている。
なお、当の本人は不安だか仕方ないと割り切っている。
準備が整い、信号があったホロウに入った。
「プロキシ。信号の感じだと、今から探しに行くデュアルショベルはこの辺にいるみてえだ。ここは、工事エリアじゃねえから、オレらに『キャロット』はねえ。つうわけで、頼りにしてっからな!」
「ホロウでの探し物は得意だよ!」
「ハハハッ、そりゃあ心強いな!!」
リンの返答に、アンドーは勢いよく返事をする。
「おし、まずはデュアルショベルについて教えてやるぜ。デュアルショベルが行方不明になる前の話だが、現場に出た資材を運ぶために、毎日持ち場を往復させてた。見た目のわりに身軽で、仕事の早い奴なんだぜ。今日び、彼奴無しじゃ回らねえんだ」
「うーむ」
「どうした、ベン?」
「あぁ、い、いや....今の話を聞いて、ふと大昔の物語を思い出しただけだ」
「おぉ、熱血男児の物語だな?」
「あー、 どうだかな・・・主人公は確かに男だが、 熱血かどうかまでは分からない。」
「かいつまんで話すと、巨大な石を永遠に押し上げる罰を受けた男の物語だ」
「これはあくまで俺の憶測だが。うちの会社の知能機械は日に日に頭がよくなってた。論理コアをアップグレードされたデュアルショベルは、ついに持ち場を往復するだけのつまらない仕事に、嫌気がさしたんじゃないだろうか。それでホロウに....」
「『持ち場を往復するだけのつまらない仕事』.....だと?ベン、それは違えぞ!!物語に出てきた男も、うちのデュアルショベルは毎日立派に筋トレしてたんじゃねえか!ホンモノの漢はな、そう言う仕事を蔑ろにしねえんだ。なんたって、筋肉を作り上げるのは日々の鍛錬だからな!それにだ、一見大したことねぇような積み重ねこそが、魂を昇華させるんだぜ!そうやって磨かれた魂はダイヤモンドより頑丈になる!」
アンドーの言う話は、縁壱も同感だった。小さな事でも続けていけば更なる高みになれると感じているからだ。
「アンド―さん、ブラボー!」
「私も同感だ。」
「プロキシ、日輪の剣士。いや、兄弟、お前達とは気が合うと思ったぜ!」
「ほら行くぞ。まずはデュアルッショベルを見つけて、グレースにじっくり点検させるのが最優先だ」
クレタが、そう言いながら歩きだし縁壱たちはその後をついて行った。
信号を元に、ホロウ内を探索してから数分後。
道中のエーテリアスたちは、縁壱のバットでホームランしながら進んでいる。ちなみにクレタたちは、ドン引いて、アンドーだけはなぜか得意げに「さすがだぜ!」と胸を張っていた。
そんなこんなで、奥地の建設現場に、到着した。
そこには巨大な機械がいた。そうデュアルッショベルだ。
『ハンッ。よーやく来よったな待ちくたびれたで』
「あ?なんかエラそうっすね....つうかなんだよそのボイスは?」
「お前、論理コアが壊れてんじゃねえのか?帰って点検すんぞ」
そうクレタが言った瞬間、デュアルッショベルは瓦礫を投げて来た。
縁壱は、すぐさま反応し飛んできた瓦礫をバットで粉砕した。
『病院にガキ連れてくとんちゃうんやで!オレちゃんは堂々たる漢なんやッ!』
デュアルッショベルは、体を回転させポーズを決める。
「.....漢だぁ?漢はだだをこねたりしねえ!」
『ほーん?自分言うやんけ。気に入ったで。ほな漢同士、真剣勝負といこか!」
デュアルッショベルが、周囲の瓦礫を投げ飛ばしてくる。縁壱は、散弾のように飛ぶ瓦礫を叩きわりながら距離を詰めた。
グレースは、遠くからマシンガンの連射をしそれ以外の者たちが突進していく。
デュアルッショベルは、縁壱を潰そうとアームを叩きつけるが、当たる事はなく逆に足を叩きつけられる。デュアルッショベルより小さな肉体だが、その圧倒的な力は重心を崩すほどだ。その隙を逃すことなくアンドーが殴りつけ上からベンが叩きつける。
続くようにクレタが足を思いっきりた叩く。
縁壱が、隙を作り他が叩く。その繰り返し。
『離れえや!!』
何度も行われる似たようなな攻撃に、四つ足を入れ替えるようにして、地面の何度も叩きクレタたちと距離を取ろうとする。
それだけで周囲を大きく振動させ地面を揺らした。
アンドーたちは、すぐさま後方へと退避する。
だが、縁壱だけは、そんな中一人で突き進んで行く。
『ふんっ。こいや!!』
デュアルッショベルが、2つのアームで殴りつけるが縁壱は回避をし本体を殴りつける。
するとデュアルッショベルから、凄まじい音が鳴り響き体を横転させながら吹き飛んだ。それと同時に金属バットが弾け飛ぶ。あまりの衝撃に耐えられなかったのだ。
ガシャァァァァァァァァァァァン!!!
巨大な金属が、地面を転がり、凄まじい振動を生み出した。近くにある資材が、瓦礫が、壊れ砂煙が舞う。
『ぐぅ!!やるやんか自分。』
すぐさま起き上がると近くの瓦礫を投げようとアームを動かした。その時、空から流星群のようにエーテリアスたちが飛来した。
『なッ!?なんやお前ら!!』
飛来したエーテリアスたらは、デュアルッショベルにくっついていた。
縁壱が駆け寄ろうとすると、エーテリアスの群れが一斉に襲いかかった。攻撃をよけ頭を殴り破壊するが、数が多い。
だが、幸いクレタたちの方はかなり数が少なかった。
「邪魔だ!」
アンドーがドリルを回しながら殴り、それを援護するようにグレースは銃を撃ち手榴弾のような物を投げ広範囲の敵を倒す。
クレタは、ハンマーを回しベンは、ロケットを叩きつける。
エーテリアスの数が減るとアンドーは、すぐにデュアルッショベルに走り出した。
クレタたちは、縁壱に加勢するために走り出す。だが、縁壱一人で、ほとんど倒されている。
周囲のエーテリアスたちを倒した事を確認し、デュアルッショベルの元に駆けた。
「漢だなんだとほざいといてよぉ。てめえの覚悟は
その程度のモンかよッ!?」
アンドーは腕のドリルを回転させエーテリアスたちを殴り縁壱は、ワンテンポ遅れる形で拳を振るう。
『じ、じぶん!なんで助けたんや!?』
「立派なユメがあんだろが・・・! そうカンタンに諦めちまったら、勿体ねえと思わねえのか!忘れたとは言わせねえ。オレら二人の真剣勝負・・・決着はついてねえだろ!?」
デュアルッショベルの驚きの声に、アンドーははっきりと答えた。これがアンドーと言う漢だと知らしめんばかりに。
『フッ・・・ハッハハハハ! せや・・・せやっな・・・!アンドーの兄貴イッッ!』
デュアルッショベルは、その言葉に感化されたように笑い兄貴と呼ぶ。二人の間に新たな絆が生まれた瞬間だ。
「えーっと・・・何?これ・・・」
「ツッコミどころは多々あるけど・・・ この子はもう大丈夫みたいだね。」
漢同士の絆に、周りは混乱している。言いたいことがたくさんあるようだがグレースは口を紡ぐ。結果良ければ全て良しと言うことだ。
『兄貴、 ほなオレちゃん、 帰るわ!兄貴を見習って、ホンモノの漢に なるための修行をするんや! 小さいことからコツコツやるで!』
「おう。 一緒に頑張ろうぜ、 兄弟!」
アンドーが手をデュアルッショベルがアームを突き出し軽く当てる。
「そういや、まだお前の新しい名前を聞いてなかったな。」
『オレちゃんの新しい名前はな・・・黒鉄男児 百錬成鋼 エンジン点灯・ハンス、 やッ!』
「「ハンス」入ってんじゃん!」
ホロウ内部に、リンのツッコミが響くのであった。
ええー。バットを持たせたのは弱体化のためです。
リンたちの言うとおり、刀持ったら輪切りだからね。
ちなみに、次もバット、その次もバットです。
縁壱に、いい感じの弱体化案があれば教えてください。
まじでなんだ。この化け物は。
ツール・ド・インフェルノカットしていい?
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いいよ。
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だめだ。