新エリー都を照らす太陽   作:懐玉

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遅れました。
ちょうど今日テストが終わりました。
はあ。疲れた。
てか。みんな縁壱が勝つと思ってるんですね。
正直、ここまで偏ると思ってませんでした。
納得いかないところもあるかもしれませんが、楽しみください。



人外魔境新エリー都決戦・前編

共生ホロウ内部には、エーテリアスが闊歩している。

 

「Gyaaaa!!」

 

エーテリアスの叫び声に、爆発音などが響き渡っている。そんな中何か断つような音も聞こえる。その音を発していたの。縁壱だ。

近くにいるエーテリアスたちを刀で切り刻んでいる。

彼の動きは一切の無駄がなく、冷静に全てを切っている。

そんな縁壱は、1つだけいつもと違うところがあった。

刀だ。いつもは、柄が金色に刃が黒い刀日輪刀を使っているが、今使っているものは全てが白い刀だった。縁壱は、予備の武器として、もう一つ刀が欲しいと思い、試作品を試している。

刀が変わったとしても、完璧な剣術を持ち合わせていることには変わりなかった。

近くのエーテリアスが、片付くと白刀を鞘にしまう。

戦い終わった後だと言うのに縁壱には、汗の1つもなく息切れもしていない。

 

「………誰だ?」

 

縁壱は、先ほどから感じていた気配のある後ろを振り向く、襲って来なかったため、攻撃はしていなかったが、戦いを続けている最中に気づいていた。縁壱が、振り向いた先には、コンテナが落ちている。すると、コンテナの陰から人が現れる。特徴的な耳を持つ狐のシリオンの少女だ。腰には刀が差してあった。

 

「素晴らしき剣技だ。」

 

少女は、縁壱を賞賛した。剣を使うもの同士として、縁壱の剣の冴は、見惚れるものがある。

だが、そんな少女の心情とは裏腹に、縁壱は少し焦っている。

 

「虚狩り、星見雅。」

 

世間に疎い縁壱ですら、誰なのかは1目に見てわかった。

当代最年少で虚狩りとなった彼女は、新エリー都のすべての人が知っていると言っていいだろう。

ホロウレイダーからしたら、理不尽も良いところだろう。ホロウ内で会えば捕まることが確定する。理不尽な鬼のようだ。

それは縁壱とて同じことだ。星見雅がいると言う事は、対ホロウ6課がここに来ていることになる。

ホロウレイダーに取っては、詰みの状況だ。

 

「お前は、赤い剣士か。」

 

星見雅は、縁壱を知っていた。インターノットで、話題になることもあれば、友の朱鳶からもたまに話を聞いたりしている。

その時、後ろから3人の影が見える。

 

「課長ー、おいて。行かないでくださいよー。」

 

1人の青年の声が響く。

それと、同時に3人がより鮮明に見えるようになる。

桜色の髪を編み込んで後ろに下げており、右肩を鬼を想起させるようなプロテクターで保護している。腰の左側には鞘を着装している高身長の女性、月城柳に。

先程声を上げたであろう頭に黄色い鉢巻きを巻き、シャツの上から左腕と左胸、胸元にかけて弓道で使う保護具に酷似したプロテクターを装着している、浅羽悠真に。

そして、他の2人よりも、はるかに幼いまさに子供と言った青鬼な見た目通り鬼族の蒼角。

対ホロウ6課の面々が、目の前に集まった。

 

「あ、あれって。赤い剣士じゃないですか!ほんとにいたんだ。詐欺動画だと思ってた。」

 

「あれは。赤い剣士ですか。なぜこんなところに。いえ噂通りならば、本当に人助けをしている最中とも考えられますね。理由はあまりよくわかりませんが、とりあえずは捕まえ「待て。」課長?」

 

悠真は、縁壱が本当にいることを驚愕する。ここまで顔立ちの良く強い人間がいるはずないと思っていたからだ。

なお、悠真も顔が良くて強いため周りの人間が聞けば口を揃えて「お前が言うな」と言うだろう

月城柳が、冷静に今の状況を判断し行動に移ろうとした瞬間星見雅が、停止の言葉をかける。

その目には、好奇心が写っていた。

その目を見た瞬間、柳は悪い予感を察知した。雅とは付き合いが長く、性格もよく知っていたため、これから起こることを理解した。

 

「ま、まさか課長!」

 

「赤い剣士殿、名前は?」

 

「継国縁壱だ。」

 

雅は、刀に手を置きながら名前を聞く。

 

「縁壱殿か。では、修行を始めよう。」

 

「待ってく」

 

縁壱の言葉が、言い終わる前に雅は刀を抜き高速で走り出していた。

凄まじい速度で縁壱の目の前まで迫り何度かの回転をしてから刀を横に薙ぎ払う。

普通の人間なら、気づかぬ間に目の前におり、斬られているだろう。だが縁壱は、雅が刀を抜く時にはもう防御していた。

金属同士が、ぶつかり合う音が響く。

雅は、少し嬉しそうに笑った。

そのまま2人の激しい攻防が、繰り広げられる。

刀が、空気を切り裂く音に刀同士がぶつかり合う音、その2つの音がホロウ内部に響きわたる。

雅が、刀で攻撃をし、縁壱はそれら全てをカードした。

端から見れば、互角に見えるこの戦い。だが戦っている。本人たちは全く違っていた。

 

(強い。私のすべての攻撃が、受け流すか、ガードする、避けると言ったやり方でうまく交わされいる。)

 

雅の剣速が、早くなる。

より激しい攻防が、繰り広げられる。

雅は、凄まじい速度の攻撃を。

縁壱は、それらの攻撃を防御するために攻撃する。

雅が、刀を鞘に一瞬収めるそして、そのまま抜刀する。

青白い光を纏った刃を縁壱に、凄まじい速度で斬りつける。

縁壱は、刀で受け流す。

 

「ふっ!」

 

縁壱たちがいた場所が、青白い光と共に爆発する。

爆風により砂塵が、巻き上がる。

その砂塵から吹き飛ばされるようにして、縁壱が荒廃した店に入る。

縁壱は、壁に足をつけ、勢いを殺す。

正面を見ると雅が、凄まじい速度ですぐ目の前まで来ていた。

雅が、容赦なく切りつける。

縁壱は、横に移動することで何とか避けるが、雅はそれを見逃さず追撃を仕掛ける。

雅の刀が、周囲の柱や棚を斬っていくら、

後方に素早く下がる縁壱に、それをどこまでも持ってくる雅。

 

(強い。私が戦った者たちの中で、最も強い。

無惨の触手より早い剣撃に、こちらの急所を的確認狙ってくる正確性。技も完成形に近い。幸い無惨と違い擦ったことで死ぬ事は無いだろうが。防いでいるだけでは、ダメだ。)

 

雅を今まで戦ってきたものの中でも最も強いと賞賛する縁位置。

縁壱は、雅の攻撃をずらす。

 

「日の呼吸壱ノ型 円舞」

 

刀を雅に、振り下ろす。縁壱が、自ら初めて雅に刀を振った。雅は、その事実に少し驚きながら刀を受け流し凄まじい連撃を加える。

お互いの姿が、肉眼にて捉えることが不可能と言えるほどに、超高速で戦闘をする。

最強たちだからこそできることだ。

縁壱の攻撃を交わし、雅がカウンターを行うが、交わされる。そんな似た様な行動の繰り返し。

お互いの刀がぶつかり、空気が揺れ、相手が交わしたことにより、後ろにある柱を斬る。

店内はもともとぐちゃぐちゃだったが、今度は傷をつけられていく。

鋭い金属音がなり、2つの刀が光を反射しながら、打ち合う。

2人の攻撃はより速くなっていく。

雅が薙ぎ払い攻撃を繰り出す。

 

「日の呼吸漆ノ型 斜陽転身」

 

縁壱は跳んで宙返りし、空中から逆さまの体勢で水平に刀を振るう。

考えもしなかった回避方法に加え、隙もなく攻撃をしてくる。

雅は、刀で何とか受け止めるが、勢いのあまり少し吹き飛ばされる。

お互いの距離が、凄まじい攻防の末初めて距離を置いた。

雅は、楽しんでいる。自分と対等に戦えるものが少なく。そしてその相手が自分と同じく、刀を使う武を極めた者だとなれば尚更。雅が求めていた相手と言っても過言ではない。

だからこそ。

雅は、また刀を鞘に収めるが、先程と違う。鞘にあるボタンを押す。すると青白く光がよりまぶしい光が雅を包む。青白い光が、空気の流れを変える。

誰が見ても大技だとわかる。

 

「ふっ!」

 

「日の呼吸肆ノ型 灼骨炎陽」

 

縁壱と雅は、ほぼすべての点に置いて縁壱が勝っている。雅は天才だが。縁壱はもはや天才などの言葉では足りない。

生まれながらにして縁壱は、壊れている。

加えて81まで縁壱は生きている。経験の差も圧倒的だ。

だが、雅がすべて負けている訳ではない。縁壱より勝っているところはある。

一つは、戦い方の差。雅は、縁壱の時代にないものと戦っていたりもする。すなわち縁壱よりも戦いの応用が効く。

 

そして、もう一つは、武器の差。

 

雅が、刀を振り払うと、青白い斬撃が放たれた。

青白い光があたりを覆い、爆発的なエネルギーを放出する。

 

「!!」

 

縁壱は、咄嗟の判断で防御し何とか耐えようする。

凄まじい爆音とともに、縁壱はビルに吹き飛ばされた。

ビルは、半分が切れたようにしてなくなっており、奇跡的に瓦解することなく佇んでいる。

ビル以外にも大きな被害が出ており、近くの店は粉々になっており飛んでいった瓦礫が、店を破壊していた。

 

(凄まじい威力!あの刀。特殊な力を持っているとわかっていたが。まさかここまでとは。今のをまともにな喰らえば即死だ。)

 

縁壱は、背筋がひやっとした。なお、擦り傷の1つなく。先程の衝撃も無理矢理呼吸で、受け流していた。

縁壱は、目の前まで来ている雅を見据える。

 

「縁壱殿。素晴らしい剣技だ。」

 

雅は、静かな声で言いながらも内心は驚愕していた。

つい、本気を出せると何も考えずに力を振った。

ビルを半壊させる斬撃など、ほぼすべてのものが無意味と化す一撃だろう。

もしかしたら殺してしまったのでは?そう考えてもいたが。

当の本人は。無傷の状態だった。

顔が、恐怖に怯える、汗をかく、息切れをすると言うこともなく。ただ自然体でその場に立っていた。

お互いが認める。強者だと。異常者だと。

 

「2本目の修行としようか。」

 

 




えー。
後編はめちゃくちゃ暴れさせます。
みなさんが想像しているより、100倍は暴れさせます。
やっぱ最強VS最強は、ぶっ壊れみたいな感じでは、暴れさせないとね。

ツール・ド・インフェルノカットしていい?

  • いいよ。
  • だめだ。
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