新エリー都を照らす太陽   作:懐玉

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兄である黒死牟を倒す事が出来なかった継国縁壱が、目を覚ますと姿を若返り、見知らぬ場所にいた。本当の怪物は新エリー都でも、怪物であるのか。


本編
始まりの剣士


新エリー都、ホロウと言われる超自然災害により壊滅的な被害を受けた都市、だが皮肉な事にホロウから生まれるエーテルの資源利用で繁栄し、希望の都市と言われた

 

「縁壱さ〜ん」

 

新エリー都のヤヌス区の一画、六分街にあるビデオ屋にて人を呼ぶ声が響く

 

「何かあったか?リン」

 

呼ばれる声に、反応を示したのは若い男だ

赤みがかった赫灼の瞳と纏めた長髪に左の額に灼熱を思わせる炎の痣、耳には日輪の耳飾りを付けている

名前は、継国縁壱違う世界から来た剣士だ。

 

「仕入れたビデオが届いたから、運んで欲しいんだけど」

 

声をかけた少女リンが、3つのダンボールを指差す

 

「わかった」

 

縁壱は、彼女が指差した3つのダンボールを簡単に持ちあげる、

 

「どこに置けばいい?」

 

彼が涼しい顔でリンに聞く。

 

「うーん。とりあえず2階に置いておいて、仕分けは後でやるから。」

 

「わかった」

 

縁壱は、ダンボールを二階に運ぶ

 

「縁壱、それは新しいビデオかい?」

 

2階にいた青年アキラが、声をかける

 

「アキラか。ああ仕分けは後でやるそうだ。」

 

「わかったよ。にしても相変わらず力持ちだね。」

 

縁壱は、荷物を床に置く。

 

「そうか?」

 

縁壱は、不思議そうに返す。

 

「自覚がないのも君らしいね。」

 

アキラは一階に降りて、部屋に入る。中ではリンがテレビを見ていた。縁壱も荷物を2階に置いて中に入り、椅子に腰掛ける。

 

「にしても、縁壱が来てから結構経つね。今では、完全に馴染んだけど。」

 

リンが縁壱に、言う。

 

「そうだね。最初は驚いたよ。」

 

アキラが思い返してながら言う。

 

「まさか、店前で人が倒れてる、なんてね」

 

継国縁壱は、違う世界の人間だった。鬼を殺す鬼殺隊に入り鬼を倒し、年老いても鬼を倒し続けていた赤き月の夜、鬼となった兄の首を半分切り落としたがそこで、力尽きた彼は死んだ。

だが、彼は目覚めたビデオ屋Random_Playの前で。

 

「私も驚いた。目を覚ませば見知らぬ場所におり、姿は若返っていた。」

 

「映画の話といえばしか思えないよね。」

 

「まあ、話しても信じる人はいないような話だしね。

御伽話としか思えないよ。」

 

リンの言葉に、アキラが同意する。

当たり前だ、ドアを開けたら、目の前で人が倒れている、恐怖を感じるのも無理はない。

それも、違う世界から来たとなるともはや、現実とは思えない。

 

「あの時は助かった。」

 

縁壱が、軽く頭を下げる。

 

「いいよ。今となっては助かってるし。」

 

「ああ、君が来てくれてよかったよ。」

 

リンとアキラが、言葉を返す。

縁壱は、話を聞ききながら立つ。

 

「悪いが、巡回をしてくる。」

 

縁壱は、立てかけていた刀を取りながら言う。

 

「わかった、気をつけてね。」

 

「何かあれば、言ってくれ。」

 

リンとアキラが言う。

 

「ああ。では行ってくる。」

 

縁壱が、ドアノブに手をかけて部屋を出る。

そして、そのままビデオ屋を出ると、消える。

いや、高速で移動しただけだった。

 

ホロウには、エーテリアスと言う怪物が現れる危険な場所だか、たまに子供が迷い込んだりする。

そのため、縁壱は毎日街の巡回および、ホロウの巡回をしていた。

彼がここに来てから3ヶ月余りだが、1日たりとも巡回を休んだ事は無い。

 

縁壱が、ホロウ内部を走っていると、子供を見つける。

何から、逃げているようだ。

 

「ハァ、ハァ。」

 

少年の息が荒くなるっていた。次の瞬間、壁が破壊されエーテリアス五体のエーテリアスが少年の目の前に現れる。

 

「ヒッ」

 

少年は、思わず足を止めてしまう。

 

『Gyaaaa 』

 

エーテリアスが叫び声を上げながら上に上げていた腕を振り下ろす。

縁壱は、振り落とされた腕を切断すると、高速で刀を振い。

5体のエーテリアスを斬り刻む。

目にも止まらぬ連撃に、エーテリアスは反応する間もなく、崩れ去る。

 

少年が、恐る恐ると顔を上げる。

 

「大丈夫か。怪我は、ないな。」

 

縁壱は、少年に優しく言葉をかける。

 

「う、うん。ありがとう。お兄ちゃん?」

 

少年は、安堵の顔を浮かべながらお礼を言う。

 

「当然のことをしたまでだ。家まで送ろう。」

 

「うん」

 

縁壱の言葉に、少年は嬉しそうにうなずく。

 

少年をホロウの外まで送る。

少年は走りながら、こちらに手を振り、家と帰っていく

 

「ありがとう、お兄ちゃん」

 

縁壱は、静かに手を振り返す。

少年が、自分の視界から消えるまで、手を振り続けた。

 

「さて、もう一度見てから帰るとしよう。」

 

縁壱は、踵を返してまたホロウの中に消える。

 

 

 

 

 

 

 

 




初書き。
自分でも、ヘタなのは自覚しています、コレから頑張っていきます。分からない事がありますでしょうが、お許しください。


ツール・ド・インフェルノカットしていい?

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  • だめだ。
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