プロセカ・異世界バトル譚   作:堕堕堕堕堕堕堕堕堕堕

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今回から系列をまとめて紹介します。私の負担がががががなんですけど楽しみしてた読者様には申し訳ないです。


力の訓練、えむ、まふゆ、遥編

side:えむ

「ふわぁ〜…。朝ぁ〜。」

まだちょっと眠いなぁ…。おめめがぽしょぽしょする…。…はっ!

「今日はたしか、訓練の日、だったっけ?」

みんなで同じ場所に集まるみたいだし、時間もまだ大丈夫だから、もうちょっとのんびりしてようかな?

…というよりも…

「異世界にも時計ってあるんだなぁ…」

たしか、『魔力駆動式時間計測装置』って言うんだったっけ?類くんがすごくワクワクしてたし、なにかすごいものなんだろうなぁ。半分くらい何言ってるか分からなかったけど、時計分解して寝坊なんてしないといいなぁ…。あ、

「朝ごはんの時間だ!行かなきゃ!」

いっそげ、いっそげ!

「おお、えむ!やはりちゃんと起きていたな!おはよう!!!!!」

「司くん!おはよう!寧々ちゃんと類くんは?」

「寧々はさっき声をかけてみたら返事をしていたからな!恐らくもう起きてくるのではないか?類に関しては今から行くところだ!!」

「そうなんだ!それじゃ一緒に行こう!」

「ああ!」

「朝からうるさいなぁもう。おはよ、えむ。」

「寧々ちゃん!おはよー!」

「おぉ、寧々も起きたな!あとは類だけだが、何か聞いているか?」

「さあ?でも、昨日なんかちょっと騒がしかったし、寝坊でもしてるんじゃない?」

「あいつめ…。」

こっちでも類くんはいつも通りだなぁ…。あれ?

「類くん!おはよう!」

「おはようえむくん。どうしたんだい、みんな揃って。」

「今から類を起こしに行こうって話をしてたんだけど、きたなら大丈夫だね。おはよ、類。」

「なるほどねぇ。おはよう寧々。」

「類、おはよう!昨日は何をしていたんだ?うるさかったと寧々が言っていたが…。」

「別に何、ということでもないよ。まぁ、まだ話せない内容だけれどねぇ。朱鷺人に聞いてみてからみんなに話すことになるね。」

朱鷺人君に?なんなのかなぁ…?あっ!

「みんな、早く行かないと遅れちゃうよ!」

「むっ、本当ではないか!全く、類のせいで…!」

「それはちょっと理不尽じゃあないかい司くん!?」

「冗談だ!早く行くぞ!」

みんな元気だなぁ…。あ、

「朝比奈先輩!おはようございます!」

「おはよう、鳳さん^^」

「クキュッ」

「大丈夫鳳さん!?今すごい音鳴ってたけど?!」

「だ、大丈夫です!」

うぅ…やっぱり怖いなぁ…。なんでだろ…?

「朝比奈さん!おはよう!」

「おはよう天馬くん。今日も元気だね。」

「ありがとう!朝比奈さんも食堂へ?」

「うん。友達はみんな行ってるみたいだったから。」

「そうですか。なら、もし朝比奈さんがよければなのだが、一緒に行かないか?」

「…いいの?私は大丈夫だけれど…。」

「大丈夫だとも!なぁ皆!」

「断る理由もないし、大丈夫ですよ。」

「類に同じく、です。」

「…ありがとう。それじゃあ、ご一緒させてもらうね。」

 

食堂にて

 

「なんというか、異世界の食事文化は日本とそっくりなのだな…。まさか味噌汁があるとは思っていなかったぞ。」

「確かに、ものすごい和食だよね。正直驚きはした。」

「たしか、数百年前に召喚された勇者様が広めた、と厨房の人達が言っていたねぇ。やっぱり日本食は食べたかったのだろう。」

「実際、俺達も食べたくなったしな…。それより、暁山と朱鷺人はどこだ?」

「確かに、言われてみればいないねぇ。」

「確か、朱鷺人君はさっき連絡があって、食材と調味料を借りて言ったって言ってたよ。瑞希ちゃんが体調悪くなっちゃったーって言ってた気がする!」

「そうなのか…。なら仕方がないな。では、いただくとしよう!」

「「「「いただきます。」」」」

 

「「「「ご馳走様でした!」」」」

「やはり美味しいな!慣れ親しんだ味、というのはいいものだ!」

「まさか異世界まで来て和食が食べられるなんて、つくづくありがたいことだよね。」

「それじゃあ、訓練も頑張るぞ!」

「「「「おー!」」」」

 

訓練場

 

「ふわぁ〜!おっきーい!」

「ふふ、はしゃいでおられますね。」

「あ!こんにちは!今日はよろしくお願いします!」

「はい、よろしくお願いします。俺は戦士長をやっております、バルト・クロウディアと言います。」

「せんしちょー?ってなんですか?」

「この国…、というか、ほとんどの国では兵士の所属する団が職業によって分けられています。みなさんもご存知の通り、職業には相当の数があります。それをひとまとめにしてしまうと、かえって連携が取りづらくなってしまうため、分けているのです。俺はその中の戦士団の長、ということですよ。」

「ほえ〜〜!なるほど、分かりました!ありがとうございます!」

色々あるんだなぁ〜。司くんは闘士団、類くんは錬金術師団、寧々ちゃんは銃士団、なのかな?

「鳳さん。先に来てたんだ。」

「遥ちゃん!遥ちゃんも戦士なの?」

「うん。後もう1人、朝比奈先輩もここなはずだよ。」

「朝比奈様はもう来ていますよ。武器適性を測っておられるはずです。」

「武器」

「適正?」

「はい、移動しながら説明いたします。」

 

測定所

 

「なるほど…。」

「???」

「つまりね鳳さん、戦士は色んな武器に適性があるけど、その中でも特に適正の高い武器を探すってことだよ。」

「なるほど!」

遥ちゃんいてくれてよかった〜。あたしだけじゃ分からなかったよ〜。

「お二人共、こちらに。この水晶に触れてください。」

ぴとっ、と。…うわぁ、

「ふわふわする…。」

「そうしていると頭の中に声が響いてくるはずです。その声を聞いていてくださいね。」

 

…聞こえるか…

 

聞こえます!

 

…貴様の適性を教えよう…

 

お願いします!

 

…槌…

…貴様の適性は槌だ…

 

土?

 

…槌…ハンマー、と言った方が良いか…

 

ハンマー、ハンマー…。ハンマー?

あの片手で持てる大きさの?

 

…それは金槌だ…

…ハンマーはお前たちが言う野球のバットほどの大きさがあるもののことを指す…

 

そっちか〜!ありがとうございます!

 

…貴様の道に、幸多かれ…

 

…終わった、のかな?

「お疲れ様です。終了いたしましたよ。適性は、何と言われましたか?」

「えっと、ハンマー、って言ってました!」

「ハンマー、ですね。わかりました。では、訓練場へ行きましょう。着いたら、そこでハンマーの扱いについての訓練です。地道なものとなりますが、覚悟してくださいね?」

「はいっ!ところで、朝比奈先輩はなんの適正だったんですか?」

「朝比奈様は大剣との事でした。遥様も先程終えられて、斧、と言っておられましたね。」

うーん、想像できないな〜。でも、使って見たら分かることもあるかもだし、

「訓練、頑張ります!」

「その意気です!」

 

そして、時間は進み、訓練終了後。

 

「朱鷺人くーん!何してるの〜?!」

「おうえむちゃん。訓練終わったの?」

「うん!もうみんな終わってるよ!それでそれで、何してるの?」

「これは訓練のひとつ。その名も『魔力体分身運用継続訓練兼多対一想定模擬実践訓練』、略して袋叩き回避訓練。自分の魔力で作った分身体に自立行動をさせて、それと模擬戦するっていう訓練な。」

「分身体ってどこ?いないけど…。」

「今は、ね。ちょっと失礼。」

「ふぇ?…ふわぁぁ〜〜〜〜!」

キラキラしてる〜〜!

「すごいすごい!これなぁに!?」

「魔力を目に集めたってだけ。ただ、これだけで魔法の発生を見れるからものすごい強いんだよね。よし、区切りもいいし、みんなのとこ行こっかね。」

「うん!」




今回は普段よりは長めでしたね。初の朝食風景を書かせていただきました。異世界でも和食食べたいだろうな〜とか思ったんで過去の勇者すげぇって感じで盛り込んでみました。ちなみに瑞希ちゃんの回で触れましたが、食材に関してはほぼ同じものがあるんですよね。若干の差はあるものの、ほぼ完璧に再現できるんです。
そして、今回で訓練編が終了です。理由としては、ここからはほぼほぼ今まで書いてきたものと似たような雰囲気になること、あと単純に残りのメンバーのスキルが実践向きすぎて使わなかったおかげで単純な訓練がずっと続くので、読者様に飽きられてはいけない、と考えたからです。推しキャラを見れなかった方々にはお詫び申し上げると共に、今後の戦闘シーンにおいて、今回出なかったキャラが活躍しないことはないです。全員が初陣を飾る話では、本当にみんな活躍しますので、ご安心下さい。
そして今週3本ほど更新するかもと言ったな、あれは嘘だ。
ストックしてたデータが消えまくってます。なので今後は書け次第投稿、という流れになる上、学生という身分の都合上、どうしても更新が遅れます。ですがエタらせませんので、そこもご安心下さい。今後は修行パートに入ります。めちゃくちゃ器用な主人公君の強さが垣間見えるので、こうご期待。
1200UA突破、ありがとうございます。また、お気に入り登録してくださっている方々、ありがとうございます。こうした応援で作者が多めに書くかもしれないので、もっと続きが読みたい!という方は、評価、感想等お願いいたします。
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