一日目
腹が減りすぎて、とうとう廃屋から出た。
原作で珠世様が動物の肉でも飢えを抑えられることを思い出し、山の中をうろついて、小川を見つける。そこで偶然見かけたイノシシを仕留め、飢えをしのいだ。
味は臭く、獣臭が凄かったが、なんとか口にして飢餓状態からは脱した。
やはり、人間の肉ほど力は得られないが、腹は満たせるようだ。
ただ、冬のせいか動物は少ない。やはり今は現状維持が精一杯だろう。
飢えが収まった結果、頭が回るようになり、現状をどうしていくか考える。
まず最初に思いついたのは記憶を何かに残す事だ。
鬼は血肉を食らえば永遠の時を生きられるが、記憶は薄れていく。
今は前世の記憶や原作知識に助けられているが、それをいつの間にか忘れてしまってもおかしくはない。
そこで俺は鬼滅の刃の時代が大正時代であり、その時代は現実世界で紙とペンが普及し始め、色んな小説家が生まれた時代であったことを思い出し、日記を書くことに決めた。
しかし、一文無しの上に夜しか行動できない為、寝静まった深夜に人に見つからないようこっそりと店に入り込み、ノートとペンを盗むことにした。しかし、数日前に人が殺された事もあってか警察らしき人間が巡回していたため、屋根上を慎重になりながら進んだ。
その時、夜なのにやけに明るい建物に気づいたので、近づいて観察してみると喪服を着た人間達が集まっていた。
どうやらこの体が殺してしまった女性の通夜をしているらしい。
殺しておいてどの口がとは思うが、せめてもの償いとして彼女が天国にいけるように手を合わせた。
とりあえずにノート数冊といくつかのペンは確保したため、これから同じように書いていく。
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二日目
まず生きていく上で大事なことは衣食住だ。
人間ではなくなってしまった今、食以外は最悪無くてもいいがやはり必要最低限の生活水準は整えたい。
昼の間は原作で禰豆子が人肉を口にしなくても、眠ることで回復していたのを思い出し、寝てみたが普通に腹は減った。もっとしっかりと眠らなければいけないのだろうが、しかしまだ安全も衣食住を確保もしていない今、そんな熟睡をする訳にはいかない。
とりあえず、半分寝て半分覚醒してる状態を繰り返し、うとうととしながらまだ覚えている原作知識をノートに書いて時間を潰した。
元々着ていた血に濡れた服を昨日見つけた川でざっと洗い、廃屋に干した。
残念ながら真冬の為になかなか乾かず、まだ湿っているが着るしかない。冷たい。
次に食だ。本当なら人間を食べるのが一番いいが、前世の記憶と鬼殺隊が来る恐れからそれは最終手段にしたい。もし、今考えている事が無惨様にバレていたらすぐに殺されそうだが、とりあえずはまだバレていないらしい。頼むからバレないでほしい。
とにかく、昨日捕らえて解体したイノシシの肉は積もった雪を使って冷蔵庫代わりにした。
もしかすると冬眠していないクマがくるかもしれないが、むしろ肉が増えるのでウェルカムだ。
住はもしかするとこの場所を察知した鬼殺隊がここにくるかもしれないので一旦スルーしておく。
以上が現状の衣食住の問題だろう。
問題は山積みだが、それでも生きていくしかない。
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30日目
無惨様が来た。
時系列がちょっと怪しかったので修正しました。
皆さんに参考までに聞きたいんですど、このまま原作に沿ったルートにするか、それとも原作から大きく離れ、鬼側無双RTAみたいに展開を早くするかどっちがいいですか?
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今まで通り原作準拠で進める
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主人公の血鬼術による鬼側無双ルート
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その他(ifとして後で作る)