"カラーズトラップ"でワンピース   作:3度の飯

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もくもくと

 

能力者の弱点は海だ。まあ厳密に言うと海ではなくても水が溜まっている状態が弱点になる。

能力者でない私も水が苦手である。カラーズトラップに使った絵の具が水で消えてしまうと効果がなくなってしまうのだ。

 

 

 

 

いくつかの軍船を乗り継ぎ、いつものように見張り台で昼寝をしていた私は突然のスコールにあった。

 

あ、まずい。変装が解ける。

そうして私は急に軍艦に現れた不審者になってしまったのだ

 

 

「お前!そこで何してる!」

 

おっと早速バレてしまいました。コソコソと隠れようとした私を目ざとく見つける有能な海兵がいたようです。

というかどこかで聞いたことがあるような声ですね。

 

ケムリンじゃないですか!

なんと第一発見原作キャラ人がモクモク人間ケムリンこと白猟のスモーカーくんになるとは。

初めてルフィがケムリンと戦った時の絶望感はすごかったですよね。自然系の強さが遺憾無く発揮されていたシーンだと私は思います。

 

「おい!聞いてるのか!」

 

おっと思考の海に没入するのは良くない癖ですね。何せずっと1人で生きてきたものですから人とのコミュニケーションは久しぶりなのです。

 

インフレが進んだ今では不遇とは言われるモクモクの実ですが、どこまでも追いかけることができる自然系は厄介です。

そもそも私はモクモクの実はもっとやれると思ってますし。

 

せっかくスモやんに会えたのにもったいないですが、現時点で明らかに怪しい不審者である私はスタコラ逃げるに限ります。

 

 

"カラーズトラップ" 「笑いの黄色」

 

「わはははっ!」

 

こんなにケムリンを笑わせたのは私が初めてなのではないでしょうか?さて笑ってるうちに逃げますか。

 

 

「待てっ!能力者だな!」

 

"ホワイト・ブロー"

 

ぐえっ!腕が伸びてきましたよ。これだから能力者は厄介なんですよ。

 

「この十手の先には海桜石がついている!能力者は動けないだろう!大人しくお縄につけ」

 

私が能力者だったら海桜石での拘束はよく効いたことでしょう。

しかし、勘違いされるかもと多いですが、残念ながらわたしは能力者ではないのです。

 

 

 

空をも飛べるケムリンにはもっと効果的な攻撃が必要そうですね。

では私がこの世界で作り出した力の一端をお見せしましょうか。

 

 

"カラーズトラップ" 「再現色フォクシー」

 

私の絵の具に触れたスモやんがスロー再生のような速度になる。

動こうとしてもゆっくりしか動けない人間の動きはなかなか滑稽ですね。

 

 

そう!これは私が成功した悪魔の実の能力の再現。それはみんな大好きフォクシーのノロノロの実の能力だ。

 

ノロノロの実の能力は手から出したビームに触れたものの動きをノロノロにするというギャグっぽいけど強い能力だ。

 

 

 

そんなノロノロの実にはある特徴がある。

ノロノロの実で照射されるビームはノロマ光子という実際に存在する粒子を照射するという点だ。

実在するなら悪魔の実がなくてもノロマ光子を作ることができるのではないか?ベガパンクがいつか再現しそうだし。

 

私のカラーズトラップは色彩が与える影響を強める。

そう「色」とは「光」だ。

 

そこでカラーズトラップを使えばノロマ光子を再現できるのではないかと考え、修行をしながらノロマ光子を再現する色を創り出す実験に取りかかった。

 

 

なんかできちゃった。

私は天才なのかもしれない。

 

 

まあ本家ノロノロと比べると私がノロマ光子は近距離でしか使えないという欠点はあるが、私のノロノロが本家に勝る部分もある。

 

私のノロノロは絵の具を起点にノロマ光子を発生させる。

 

 

つまり私の「ノロノロ」は残留する!

 

 

これは本家にもできない明確なメリットだ。

フォクシーが強力な能力の割に強くなりきれなかった理由は30秒という短すぎるノロノロの制限時間にあるだろう。

 

私はその縛りを突破したのだ!

 

 

 

まあ、兎にも角にもノロノロになってるスモやんを横目にさっさと逃げよう。

 

小舟を拝借して、いざ!ローグタウンへ!

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