今回のタイトルは『Miiファイター』のリングネームのオマージュです
・・・雄英高校 1年C組・・・
難波「はぁ・・・・・疲れた。」
「どうした来て早々疲れた顔して?」
難波「おう『心操』か。」
心操人史、難波と同じ普通科の少年。難波と違ってヒーロー科の入試に挑むも落ち、普通科に入った
個性は『洗脳』。相手に応答させることで操ることができる個性。
故にロボ相手には効果が無く、落ちてしまったのだ
難波「朝からねじれに追いかけられて、結局雄英までの鬼ごっこになったんだよ。」
心操「その人ヒーロー科の3年だっけ?えらくお前に執着してんのな。」
難波「女難があるのか俺?できればお前にやりたい。」
心操「いるかそんなもの、それより放課後見に行こうぜ。」
難波「ん?どこに?まさかねじれの場所じゃねぇよな。」
心操「ちげぇよ。ヴィランと接触したA組の教室だよ。」
難波「パス、んな見に行かなくても体育祭で見るんだ。だったら体育祭までの調整に入るだけだ。」
心操「・・・・・・・なんでお前ヒーロー科に入らなかったんだ?お前なら・・・」
難波「ねじれにも言われたよ。だがな俺はヒーローとしての心構えってのがねぇんだ。」
難波「それに俺の個性は、下手をすると良薬にも劇薬にもある。あまりそういうことにはしたくないんだ。」
心操「・・・・・・・・まぁ、お前がそういうなら仕方ない。体育祭でいい結果を出せば編入できるそうだ。」
難波「おう頑張れよ。」
心操「あのな、この中じゃお前が一番編入できそうなんだよ。」
難波「だからといって俺だけに注目するわけないだろ?」
心操「はぁ・・・・・・・まぁいいや。」
・・・放課後・・・
難波はその日の放課後に訓練場を借り、特訓していた
高い崖上に現れ、右手に剣を持ち・・・・左側には10個の鉄球を持っていた
難波「ふん!うぉぉぉぉ!!!おりゃ!!」
難波は鉄球を上に投げてはそれを剣で切っていく
難波がやっていたのは高い所から鉄球を落として、急いで降りて落ちてきた鉄球を切るという訓練だった。速度と瞬発力を鍛えるためこれをしていた
難波「よし、次は20球やってみるか・・・・・・・うん?」
難波が訓練場に誰かが入って来るのを感じると、そこにはもじゃもじゃヘアーの1年がいた
「も・もしかして特訓中だった!?す・すぐに場所を・・・・」
難波「別に構わないよ。それより名前は?」
緑谷「僕は『緑谷 出久』・・・・君は?」
難波「『難波 壮広』だ。普通科だ。」
緑谷「そ・そうなんだ・・・・(普通科の人・・・・A組に宣戦布告してきた人と同じ)」
難波「まぁなんだ。そんなところにいるよりかはこっちで練習しようぜ。」
緑谷「う、うん。」
難波は20個の鉄球を出すと、それを担いで崖の上に上がっていく。緑谷も密かに個性を使っていた
緑谷「(ワン・フォー・オールを100%か0%までは出来た・・・けど・・・・)」
緑谷出久は《無個性》だった人間。No.1ヒーロー『オールマイト』にヒーローになる資格があると言われ、力を譲渡する個性『ワン・フォー・オール』を授かった
授かったのはいいものの、まだ力の調整ができず反動で腕を負傷したりなどする
緑谷「(どうにかして・・・・急いで使えるようにしなきゃ!!!)」
難波「さっきから何悩んでんだお前?」
緑谷「!!?」
緑谷が一向に動きを見せないことに痺れを切らしたのか、難波が声をかけた
難波「悩んでんなら聞いてやるぞ。」
緑谷「い・いや・・・・その・・・・・」
難波「いいから見せろ。」
緑谷「う、うん・・・!!」
緑谷はそう言われると、右腕に『ワン・フォー・オール』を集中させる。それを見た難波は眉をひそめた
難波「なんで一部分しかしてないんだ?」
緑谷「え?」
難波「そんなんじゃ、腕が負傷しちまうだろ。」
緑谷「う、うんそうなんだ・・・・それで悩んでて・・・・」
難波「はぁ・・・・もっとリラックスしろ。」
緑谷「え?」
難波「身体を起こして背筋を伸ばす。足の幅はこうで肩の力を抜いて手は半開きにする。」
難波は緑谷の身体を動かしながら、緑谷をリラックスした状態にする
緑谷「え・えっと・・・」
難波「目を瞑れ。」
緑谷「さ・さっきから何を・・・・」
難波「いいから瞑れ。」
緑谷「は・はい・・・・!」
難波は緑谷は目を瞑らせる
難波「今から言うやつを頭にイメージさせろ。」
緑谷「うん・・」
難波「まずお前は草原にいる。風が吹き近くには川が流れている。」
難波「そして川に沿ってお前は歩み始める。全身に余分な力を抜き、ただ歩き続ける。」
難波「そして自分を中心に小鳥たちが集まり回り始める。」
難波はそこから緑谷に自然のイメージを伝えていく。
緑谷「(い・一体何をさせられているんだ僕は・・・!?)」
難波「・・・・・・・よし目を開けろ。」
緑谷「う、うん・・・・・・・・え!?」
緑谷が目を開けると、全身が緑色に発光していた。それに緑谷は驚いた
緑谷「こ・これって・・・・!?」
難波「お前・・・増強系を一点集中の攻撃だと勘違いしてただろ。」
緑谷「!?」
難波「増強系の基本は全身にイメージを流すこと。川の流れのように緩やかに全身に回す。」
難波「お前が今までしてたのは、水を風船に入れ続けて膨らませて爆発させるようなもんだ。」
難波「そんなんじゃいつまで経ってもケガするのは当然だ。」
難波「だから俺はお前が自分が自然と一体というイメージを植え付け、意識を全体に移させたんだ。」
緑谷「!!?(そうか・・・・今まで自分は一部分にしか『ワン・フォー・オール』を使っていた。)」
緑谷「(だけど・・・・もっとフラットに考えるんだ!!《使う》んじゃなくて、《自分》が個性そのものなんだ!!)」
難波「・・・・・・・せっかくだ。お前にこれやらせてるよ。」
緑谷「え?」
難波はそういうと何もない上空に手をかざす。
難波「手始めに、これを出してギミックはこれ・・・・そしてこれとこれも出して・・・・・」
難波がまるでタブレットで作業するかのように手をスラスラと動かす。すると、何もなかった空中にブロックが現れ・・・・・
1つのステージが出現した
難波「そのイメージを忘れないようにして、このステージをクリアしてみろ。」
緑谷「ちょっ!?」
難波は走っていき、ステージのブロックに飛び乗る。そこから壁キックをし、次のブロックに飛び乗る。勢いを殺さず土管に乗る
土管から花のような機械が飛び出し難波に嚙みつこうとするが難波はそれを避ける。
そこから縦回転する棒状のギミックとまた出てきた花の機械を避ける。そのまま跳び箱の要領で飛び、下にあったブロックに乗る
次のブロックにジャンプし、モンスターの看板を蹴飛ばし乗ると落ちるブロックから落ちないように走る
今度はミサイルを模したものが飛んでくると、難波はそれを足場代わりにして飛び越える
そしてゴールのポストに捕まりそのまま降りた
難波「ここまでがゴールだ!!さぁ来い!!」
緑谷「う・うん・・・!!!」
~~~しばらくして~~~
緑谷「も、もう動けない・・・・・・」
難波「最初はそんなもんだ。」
緑谷もトレーニングステージをクリアしようとするが、様々なギミックに阻まれボロボロになるまでなり倒れ込んだ
難波「・・・・・・・まだやるか?」
緑谷「も、もちろん・・・・!!」
難波「なら明日もだな。」
緑谷「え?」
難波「今の感覚忘れたくないだろ。だったらクリアするまでやるだろ。」
緑谷「お、お願いします!!!」
難波「おう。だがその前に・・・・・・」
難波「ケガぐらい治すよ。『ベホマ』。」
難波が緑谷に緑色の光を当てる。すると、緑谷のケガが一瞬で治った
緑谷「な、治った・・・・!?」
難波「じゃあ後でな。」
ビリ
難波「ん?」
緑谷「どうしたの?」
難波「いや、何でもない。」
難波「(なんだ今の感覚・・・・・《共鳴》か?)」
難波は妙な感覚に違和感を覚えつつ・・・・帰ることにした
・・・???・・・
「ん?」
「どうした?」
「今感じたんだ。
「そうなのか?」
「壮広が接触したのかもしれない。」
「そうなのか?じゃあいずれ俺たちが出る日も近いかもな!!」
「そうなったらまずいんじゃないですか?
「確かにね・・・・・・・でも、難波くんにはいつも世話になっているんだ。」
「彼が巻き込まれるぐらいなら僕たちも出るべきだ。」
「・・・・・・・仕方ねぇ。俺も難波は信用している。こいつにくたばってもらうわけにはいかないからな。」
「・・・・・・・俊典・・・」
今回は緑谷と難波の出会いシーンでした
最後の会話・・・・分かる人には分かります。
そして緑谷にトレーニングさせたステージ、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のマリオがトレーニングしたステージです。
次回は面白おかしいあいつが出ます。