そして、ここから面白くなります
・・・1-A控え室・・・
A組の控え室はすでに暗い空気になっていた
同じヒーロー科のB組ではない。普通科の名も知らない生徒とサポート科。
自分達がヴィランと戦って、少し強くなったと思い込んでいた
もしくは油断していたのかもしれない。相手は普通科、自分たちより戦闘経験が少ない
そう思ってしまうほど自身に慢心していた。だから負けたと思っている
すでに敗退したような空気がA組の控え室に充満していた
爆豪「(くそが・・・・・なんだよこれ・・・・ヒーロー科じゃねぇ奴に鉢巻取られただけじゃなく、相手にされなかったのかよ・・・・!!)」
轟「(・・・・・あの時、あの普通科の言葉に引っかからなければ・・・・)」
緑谷「(難波くんに鍛えられたからって・・・・強くなったって勘違いしてた・・・・オールマイトから託された力なのに!!)」
爆豪・轟・緑谷は特にショックが大きかった。難波は100%自分のチームを活かし、効率よく鉢巻を奪い計算していた。相手の先を見抜くかのように・・・・
上鳴「爆豪・・・・・」
瀬呂「そっとしておこう・・・・・俺も悔しいが、あいつが一番悔しいだろうからな・・・」
麗日「デクくん・・・・・」
飯田「緑谷くんはあともう少しで鉢巻を取れただろう。それが悔しいのかもしれない・・・・」
八百万「飯田さん・・・・・」
飯田「分かってる・・・・俺も悔しい・・・・・俺の必殺技を逆手に取られたことが何より悔しい・・・・・・!!」
障子「轟もそっとしておこう・・・・・」
蛙吹「そうね・・・・・あの3人が誰よりも悔しいのかもしれないわね・・・・・」
・・・1-C控え室・・・
「いやぁすごいよ難波!!ヒーロー科全員から鉢巻を奪うなんて!!」
「すげぇよ!!なんで今までそんな力隠してたんだ!!」
難波「はいはい落ち着けお前ら。」
一方C組の教室では、盛り上がっていた。本選にヒーロー科を出し抜いて普通科が2人入る
それだけじゃなく、全部の鉢巻をヒーロー科から奪った。その事実がC組のみならず、全ての科から注目されている
難波「あのなぁ、確かに鉢巻総取りするという難しいことはしたがそこまで盛り上がる必要あるか?」
「確かにそうかもしれないが、ヒーロー科全員から奪ったというのがすごいんだよ!!」
「ってか心操もよく合わせれたよね!!」
心操「まぁな・・・・こいつの無茶には少し慣れたからな。」
難波「おい、それだと俺がいつもおかしなことしてたみたいじゃないか。」
心操「いや実際そうだろ!!障害物競走の件といい!騎馬戦のことといい!!」
心操「振り回される身にもなれ!!!」
C組の控室では笑いが起き、和気あいあいとしていた
「しっかしあいつダサいよなあのA組のやつ。」
「ああ、『俺が1位になる』と息巻いてたのによ」
そこに爆豪に対する嘲笑が入った。1位になると言っておいて普通科に負けた
難波「そういうな。お前たちにやる気を出してもらうためにあんなことを言ったんだからよ。」
「え?だけどよ・・・・」
難波「あのないくら観客がヒーロー科をメインに見に来ているとはいえ・・・・・」
難波「1年である俺たち全員が主役だ。主役がやる気出さなきゃ盛り上がりに欠けるだろ。」
「た・確かに・・・・・・・」
難波「敢えてお前たちを怒らせてやる気を出させ、自分を追い込むようにした。」
難波「大した度胸だよ。」
難波がそういうと、他の皆は黙るしかなかった
「そ・そういえば本選どうなるんだろうな!!」
心操「そうだな・・・・・・どっちかが発目とやるか・・・・俺と難波がやるか・・・・・」
難波「いや発目は自分のサポートアイテムを企業に見せるために本選に出たんだ。」
難波「つまり、自分のアイテムを紹介できれば満足。あとは勝手に降参すると思うぞ。」
心操「それ実質俺とお前の勝負じゃねぇか!!!」
難波「そう、面白みもないただの決勝。確実に俺が勝つ。」
心操「おい。」
難波「とはいえ、教師陣が何か考えてくるだろ。」
難波「このまま面白みのない決勝トーナメントをするのか・・・・・はたまた敗者復活でヒーロー科を復活させるか。」
難波は横になりながらそれを呟いた。
・・・体育祭会場 審議室・・・
相澤「どうしますか?」
根津「そうだねぇ・・・・・」
前代未聞の事例、鉢巻の全取りもそうだがやったのは普通科とサポート科の混合チーム
全くノーマークだったことに、教師陣たちはこの状況をどうするか考えていた
マイク「このまま本選を始めれば、普通科とサポート科の勝負になるけどよ。」
パワーローダー「いや、普通科の勝負になるな。」
発目の担任である『パワーローダー』が声を上げた
パワーローダー「発目は自分のサポートアイテムを企業に見せるために本選に上がった。」
パワーローダー「満足したら自分から降りるぞ。」
13号「じゃあ普通科の戦いってことになりますね・・・・・」
ミッドナイト「それじゃ観客が盛り上がらないわ。言っちゃなんだけど、騎馬戦で主に活躍したのは難波くんよ。」
セメントス「ええ、彼の個性も未知数。一緒に上がった普通科の生徒の個性も彼は知っています。」
マイク「そんなんほぼ出来レースじゃねぇか!!」
審議室では色々と話していた。そこに・・・・・
オールマイト「ちょっといいだろうか。」
根津「どうしたんだい?」
オールマイト「私からの提案ですが、
根津「趣向を変えた?」
オールマイト「ええ、それは・・・・」
~~説明中~~
オールマイト「どうでしょうか?」
根津「ふむ・・・・なるほどね・・・・・面白そうだ!!」
相澤「俺だったら敗者復活戦はするつもりはありませんでしたが、あなたの意図を組んで乗ってあげます。」
マイク「おいおい!そう言うなよなイレイザー!」
ブラド「B組のためにもそうしましょう。」
・・・・体育祭会場・・・・
審議の結果が決まり、1年全員が会場に現れる。ヒーロー科のA組とB組は暗い雰囲気を出していた。
マイク『よぉお前ら審議の結果が決まった!!説明はミッドナイトがするぜ!!』
ミッドナイト「まず、1位通過の難波チームは午後の第3種目に出れるわ。」
ミッドナイト「そして・・・・・本来だったらお昼はレクレーションをするつもりだったけど・・・・」
ミッドナイト「レクレーションの代わりに・・・・・『敗者復活戦』を始めます!!!」
「「「「「ワァァァァァァ!!!!!」」」」」
敗者復活戦、その言葉を聞いた瞬間ヒーロー科の表情が変わった。
難波「ほぉ、敗者復活戦を選んだんだ。」
心操「良かった・・・・・俺とお前のファイトだったら面白味もないからな。」
難波「だろうな。」
ミッドナイト「先に第3種目が何なのか先に言っておくわ!最後の種目は『ガチバトルトーナメント』よ!」
難波「トーナメントと来たか・・・・・これは人数に難ありだな。」
ミッドナイト「敗者復活戦ができるのは『騎馬戦』まで生き残った生徒のみ!!」
ミッドナイト「そして・・・・敗者復活戦の内容は・・・・・・・」
ミッドナイト「難波チームが考えた内容で行います!!!」
難波「・・・・・・・・・はい!?」
心操「は!?」
発目「お!!」
ミッドナイト「よって、お昼休みの間に難波チームは敗者復活戦の内容を考えておくように!!」
・・・とある一室・・・
難波・心操・発目の3人は別の部屋で昼休みをとっていた
『敗者復活戦』の内容を誰にも知られないように教師陣が用意した
各々食事をしつつ『敗者復活戦』の内容を考えていた
難波「いやぁ・・・大事になったな。」
心操「ああ、『敗者復活戦』の内容を考えるとはな。」
発目「うふふふ!!ベイビーが活躍する予感!!」
心操「こいつマイペースだな。で、何するのか決めたのか?」
難波「ああ、どんな内容にするか・・・・どんなことをするか。それはもう決まった。」
難波「後はステージの調整だ・・・・・」
心操「ステージの?」
難波「そう、ステージはな。」
根津「それにしても、君があんな案を出すなんてね。」
オールマイト『前に緑谷少年が、難波少年から特訓を受けた時にステージを作ってもらったと聞いてね。』
オールマイト『彼に敗者復活戦用のステージを作ってもらおう。』
オールマイト『だが彼だけそういうことをさせるわけにはいかない。同じ普通科の心操少年とサポート科の発目少女と一緒に作らせましょう。』
オールマイト『より複雑で難しいコースができる。騎馬戦で落ちた生徒たちはきっとその壁を越えようとするはずです。』
オールマイト「難波少年の力が未知数なのは事実ですが、心操少年もここまで上りあがった生徒。」
オールマイト「サポート科の発目少女のサポートアイテム付なら、うまくいくと思うんですよ。」
根津「そうかもね・・・・ちょっと様子を見ようか・・・」
オールマイトと根津校長は3人がいる部屋の前に来た
根津「調子はどうかな?」
難波「アホ!!ここはアイテム無しが面白いだろうが!!」
発目「ですが!このベイビーが使えるとしたらここしかありません!!」
心操「だが、そうしたら今度はこっちのコースが厳しくなるぞ。」
部屋内では3人による議論が白熱していた。難波がステージを設計図で描きどのようなギミックを配置をする
発目は自身のサポートアイテムを設置して救済システム。心操はステージに見落としがないかどうなるのかを予想して意見する
オールマイト「ええと・・・・・だいぶ盛り上がってるみたいだね。」
難波「あ、先生方。」
根津「どんなものが出来たんだい?」
難波「ええ、内容はヒーロー科にとってはやっておくべきやつですよ。」
難波「それに・・・・彼らの
オールマイト「え?」
・・・体育祭会場・・・
お昼休みも終わり敗者復活戦の時間となった。会場には騎馬戦で落ちたヒーロー科たちがおり、みんなやる気と熱意に溢れていた
爆豪「(やってやる!!あの野郎が出す『敗者復活戦』を乗り越えて最後の種目に出てやる!!)」
轟「(もう負けねぇ・・・・・どんな相手だろうと・・・・・・!!)」
緑谷「(もう一度チャンスが取れたんだ・・・・・勝つんだ!!)」
ミッドナイト「さぁ!難波チーム以外揃ったことだし、難波チームも出てもらおうかしら。」
ミッドナイトはそう言って、鞭で1つのゲートを指した。・・・・だがゲートから難波たちは出てこない
ミッドナイト「あら?何かトラブルでもあったかしら?」
ミッドナイトだけじゃなく会場にいた全員が困惑する。その時・・・・・
「お・おい!!上を見ろ!!!」
観客の1人が声を上げると、全員が空を見上げた。そこにあったのは・・・・
マイク『な、なんじゃありゃぁぁぁぁぁ!!!!!』
相澤『おいおい・・・・規格外すぎるだろ・・・』
体育祭会場の上空に現れたのは・・・・・浮遊した巨大な城だった
ミッドナイト「な・何あれ!?」
上空に現れた城から、クッパクラウンに乗って降りてきた難波・心操・発目が現れた
ミッドナイト「え!?ちょ!?難波くん!あれ何!!」
難波「今から説明しますよ。準備はいいかお前ら!!!」
難波達が用意した巨大な城・・・・一体『敗者復活戦』でトーナメントに這い上がれるのは誰だ!!
どうでしょうか今回は?
敗者復活戦を任された難波たちの策とルール・・・
それは次回です。では!!