更紗帆奈の隣の家に住んでいた男の子の話   作:nalnalnalnal

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アザレア組との馴れ初め。


思い思われ、ここに終わる
第15話 神浜事変…① 【魔法少女昏倒事件】


 

 

 

 

 

『やっぱり六倉先輩の噂も広まってるけど、最近神浜に来た三人組も怪しいって噂されてるみたいなの!手伝える事があったら言って欲しいの!』

 

 

『東にも広まってはいるが、恐らく西程ではないだろう。君を陥れる作為的な意志を感じる…どうか用心してくれ』

 

 

『あの時のメルも多分同じ事件だと思うわ…現に私達が情報を流していないのに噂が出回っているもの。犯人が事態を撹乱させる為に仕込んだものかもしれない…ももこも巻き込まれてしまったわ』

 

 

『三人組と接触はしてみたけれど…私は特に怪しい様子はないと断定しているわ』

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

「…ふぅ〜…少し事が大きくなってるな。その三人組と接触するのもアリだが…どこにいるんだろうか。八雲さんに聞いてみるか?」

 

 

 丁度HRが終わり、放課後になって生徒達が部活や委員会へと精を出す中、俺は教室に残っていた。連絡が来た為それを見て、今後の方針をどうしようか考えていたらかなりの時間が経っていたようだ。

 

 

 昏倒事件…恐らくは安名さんの昏倒から始まり今に至る。が、明確に昏倒したと言える魔法少女は今のところ安名さん──そして、十咎さんぐらいではないのだろうか。それ以上の情報が出回っていないからそう判断するしかない。

 

 

 とうとう明確な被害者が次いで現れてしまった…

 

 

 そんな数少ない情報から他の魔法少女達は怪しいと思われる人間を探し出す…となれば疑惑を持たれるのは俺…とその三人組。

 俺に関しては魔法を扱わないせいで、魔法を隠蔽しているのではないかと。その三人組は最近神浜にやって来たらしいから単純に競合相手を減らしたいのではないかと。

 七海さんは怪しくないと言っているから信用はしても良いだろう。

 

 

 ここ最近何人かの魔法少女に会って多少は俺の信用は回復出来たかもしれないが、あくまで一部中の一部。この新興都市神浜の人口を考えれば魔法少女の母数が多くなる筈だ。疑念を払拭するのは難しいだろう。

 

 

「…まぁいい。とりあえず帰るか」

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 小さく野球部やサッカー部の練習に励む声が聞こえる中、俺は一人寂しく自分の下駄箱を開ける。あんまし良い思い出ないんだよなここ…

 

 

「…あん?」

 

 

 下駄箱を開けると入って来るのは当然俺の靴──と、手紙か?

 

 

 えー何…果たし状か何かか?とうとう学校の場所まで割れたか。見たくねぇなぁ…でも見なきゃだよなぁ。

 

 

「はぁ…で、何なんだ一体──ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

「…あ。あれかな…?おーい!ここです!」

「君が…遊佐葉月さん?」

「そうです!六倉ナルさん!」

 

 

 下駄箱の手紙には彼女──『遊佐葉月』さんの名前とこの喫茶店の場所、そして昏倒事件についてと記されていた。名前に関してはうろ覚えだったがすぐに思い出した為、接触してみようと思った訳だ。

 …しっかし、どこから俺の学校なんて把握したんだ?まぁ多分八雲さんだと思うけど…対価さえ払えば情報とかも教えてくれるっぽいし。えらく古典的な呼び出し方ではあるが、ここで関係を持てるならありがたい。

 

 

「…で、昏倒事件について…だよね?」

「はい…然るべき情報筋から六倉さんの事、初めて昏倒したとされる魔法少女の事を聞きまして」

「何となく分かったよ。あと敬語は要らないからね…同い年ぐらいだと思うし」

「そ…っかぁ。じゃあ六倉君…その初めて昏倒した魔法少女ってのは知ってるでしょ?」

「ああ。安名メルさんと言うんだが…成程な。東の人間だから俺に直接絡んで来たと」

「そういうこと!」

 

 

 …西で言えばつい最近十咎さんも巻き込まれた…お陰で水波さんは大激怒。俺に突っかかって来ると思ったが、信用はして貰えているようだ。そのせいで遊佐さん達に突っかからないか心配ではあるが。

 

 

「…でも、どうして十咎さんじゃなくて俺にしたんだ?事件を調べているなら知っている筈だろ?」

「ああ、それは…六倉君の噂が気になったってだけかな。アタシ達が来る前のとある騒動の立役者だったり、最近なら怪盗少女?を更生させたとか」

「…まぁ、ごっちゃになってるんだな?でも、不思議に思わなかったのか?俺は一応男だ…俺が犯人だと疑っても良いと思うんだけど」

 

 

 彼女達からしてみれば、下手をすれば俺が罪をなすりつけようとしていると考えられるのではないだろうか。そこで何故俺を選んだのかが不思議だ。

 

 

「さっき言った然るべき情報筋の人からね、六倉君は良い子だって聞いたからね。それに東の西のベテランにも信頼されているみたいだし」

「男っていうのはそりゃびっくりしたけどね」

「八雲さんか…まぁ嬉しい事ではあるんだが」

 

 

 まぁ信用して貰えたという事なのかな?後二人の姿は見えないが…

 

 

(…ま、このははすんごく疑ってるけどね…勝手に会ったとなれば平手打ちを喰らいそうだよ…でもなぁ、こういう人がするとは思えないんだよね〜…)

 

 

「…で、本題なんだけど。その安名さん?と一緒に犯人探しをして欲しいんだよ!」

「犯人…ねぇ。俺も探しては居るんだけどどうも足跡が掴めなくてさ」

「勿論犯人探しもあるけど、十咎さん以上に昏倒者として広まっている安名さんとアタシ達が一緒に探してるとなれば、身の潔白は証明できると思うんだよ」

 

 

 まぁ、安名さんとはちょくちょく会ってはいるが魔女退治や犯人探しといった名目ではない為、魔法少女に見られる事は少なかったかもしれないな。単に遊んだりしていただけだしな…アリだな。

 

 

「まぁアタシ達も神浜に来てそこまで経ってないし、嫌〜な噂は払拭したいんだよね」

「確かにすぐ来て犯人だなんて言われたらたまったもんじゃないしね…分かった。じゃあ安名さんを呼ぶよ」

「ほんと?ありがとう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、言う訳でボクが呼ばれたんですね?」

「そういう事…ちなみにだけど魔力パターンとか分かったりする?」

「う〜んどうでしょうか…あったっちゃあった気がするんですけど」

「まぁ根気よくやって行こうよ」

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 とまぁ、こんな感じでアタシは六倉君とメルちゃんと昏倒事件の犯人探しをする事になった訳だ。

 

 

 思えばここまで色々な事があった。つつじの家の取り壊しを知らされて…院長先生が亡くなって…自分達で何か出来ないかと考えた結果、魔法少女なんてものになって。

 

 

 それは今後悔はしてないよ。だってアタシ達を育ててくれた大好きな場所だもん。願いで施設の人間達からアタシ達の記憶を消す事を決めた時はまぁ寂しい思いにはなったけど、それでも後悔はしていない。

 

 

 …昔っから、このははアタシ達を引っ張って行ってくれていた。アタシ達三人の中でも最年長で、あんまり友達が居なかったあやめと仲良くなって、あやめなんか12年の付き合いだからね。

 

 

 だから、大切にしたい気持ちは当然理解出来る。でも今のこのはは少し頑固過ぎるというか…外を見なさ過ぎと言うか。

 

 

 神浜に来た途端訳の分からない事件の犯人だって仕立て上げられて…常盤ななか達と出会って、神浜の色んな情勢を知り得て…六倉君達に辿り着いた。

 

 

 このはに関しては六倉君を凄い疑ってるけどね。まぁ、アタシも当初は疑ってたよ…何度か行動を共にしてみたけど、六倉君はまぁ善人だよね。すんごい。

 

 

 メルちゃんなんて被害者だと言うのに六倉君に凄い懐いた様子で…思えば、然るべき情報筋──調整屋の人も、六倉君がそんな事をしないと完全に信じているようだった。中立の立場の人が自ら念を押す程だよ?

 

 

 あの噂をかこちゃんとフェリシアちゃんから聞いた時はまぁ落胆したけど…そして七海やちよからは無罪扱いされ…でも、このははそれで神浜を離れる事を提案して来た。

 

 

 このはは知らないんだよね。あやめに友達が出来た事…あやめって施設じゃ同世代の友達が居なかったから、かこちゃんとフェリシアちゃんに凄く懐いてたんだよね〜。

 

 

 …アタシはさ、当然このはとあやめ、双方の意見を尊重したいけど…

 

 

 …このはの気持ちはよく分かる。信じられる人間はアタシ達三人だけだと…

 

 

 でも、本当にそうなのかな?

 

 

 あやめがあんな顔アタシ達以外に見せるのなんて今まで院長先生ぐらいしか居なかったんだよ?そんなあやめの友達とあやめが離れ離れになったら、それこそ院長先生の時のように凄く悲しんでしまうと思う。

 

 

 ──本当に、アタシ達三人だけの輪の繋がりだけで、これから生きていって良いのだろうか?

 

 

『葉月さんも占ってみるです?今日の運勢!』

『あれ占いして『シャラップですよ!』えぇ…』

『えっ何そんなに危ないものなの?』

『固有の魔法がその運勢に運命を誘導してしまうっていうやつでさ…悲惨な結果が出たらどうすんのって話な訳だよ』

『ひ、酷いですよナルさん!一回ボクの占いで立ち直った癖に!』

『あらら…結構絆が深い感じなんだね』

 

 

 …思えば、犯人探し中だと言うのにこんな他愛もない話で盛り上がってしまうのは、アタシにも友達が出来たという事じゃないのかな?

 

 

 魔法少女は命懸け…だからこそアタシ達三人は手を取り合った。だけど三人じゃ勝てない敵も出て来るかもしれない。それこそこの事件の真犯人だったり…

 

 

 別に、全員を信じる訳じゃない。完全に信じる訳じゃない…

 

 

 ──少しくらいは、誰かを信じてみても良いんじゃないのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

「あのさぁ…六倉君おかしくない?」

「分かるです…もう刀2、3割ぐらいしか使ってないですよ」

「いや…こっちの方がやりやすいから…」

「だとしてもじゃない???」

 

 

 最近神浜には魔女が増えている。だから犯人探しをしている最中にも魔女と遭遇する事は少なくない為、何度か六倉君達とは共同戦線を張っている。いやぁ〜やりやすいね!変に探ったりしてこないからありがたいんだよね。

 

 

 一回すんごいやりずらい人と会ってるから相対的に六倉君のやりやすさが滲み出ている。

 

 

 …で、今日もまた魔女を三人で倒したんだけども…六倉君の戦い方がバイオレンス過ぎて怖いんだよね。

 暴力とか振るわないタイプの人間なのにいざ魔女戦となれば、得物の刀で開戦したと思ったら中盤ぐらいから殴打、蹴り、体当たりといったフィジカルで押し潰す戦い方をし始めたんだ。

 

 

 魔女の身体をただのパワーだけで凹ますのを見た時は流石にびっくりしたよ…

 

 

「ナルさんここ最近何してたんですか!?出会った時とは別人ですよ!」

「まぁ…師匠?に鍛えて貰ってるからかな」

「ボクは知らないですよ!?」

「言ってないからね…」

 

 

 ──ん?この反応は…

 

 

 気が緩んでいたせいで少し反応が遅れた。だけどこの魔力の反応は…しかも全員集まってる…六倉君達に任せようここは、うん。

 

 

 

「…どうも」

「…ん?」

 

 

 やっぱり常盤ななか…まだ手を組むとは言っていないこの身…目をつけられそうだなぁ。誰かを信じてみても良いと考えた矢先ではあるが、ちょっと苦手なタイプかも…

 

 

「六倉君。エミリーの相談所振りだね!」

「あ、志伸さんに夏目さん…とえっと…確か同盟?を組んだっていう人達?」

「こ、こんにちは!」

「…葉月さんも」

「どうも〜…」

 

 

 意外と顔広いんだなぁ六倉君…この場は穏便に済ませてもらおう。変に探らないタイプなら向こうもやりずらいだろうし。

 

 

「オマエが…楽の弟ネ?」

「──!姉ちゃんを知ってるんですか?」

「当然ヨ…話した経験はないがネ」

「六倉ナルさん…あなたの噂は予々。一度お話ししたいと思っていました」

「あっそれはどうも…」

 

 

 おっ、初対面なんだね…なら興味はそっちに向いてくれるかな?

 

 

「初めまして…私は常盤ななかと言います」

「…純美雨」

「同盟と仰っていたのなら、私達の関係性は把握していると考えてもよろしいのですね?」

「まぁ…そうだね。詳しくは聞かないけど…」

「以前からあなたを噂を聞き、実力の程を推し量ってみたかったんです。結果によれば是非ともお願いしたい事があり…」

「お願い…何となくだけど話は見えてきたよ」

 

 

 包み隠さず言うなぁ…確かに六倉君は魔法少女から見れば異端も異端だ。なんせ男であり、実力も折り紙付きと来た。常盤ななかの性格からしたら興味が湧いてもおかしくはないかな。

 

 

「先程のあなたの戦いを見て実力は噂通りだと確信しました。その上で早速ですが単刀直入に申し上げます」

 

 

 あっ、これは…ってか結界に四人とも居たんだ…

 

 

「私達と手を組みませんか?そちらの葉月さんにも申し上げたのですが未だ返事が頂けず…」

 

 

 あっ、アタシも目をつけられてる。

 

 

「うーん…まぁ、良いよ」

「…随分とお早い決断をなさるのですね。かこさんからはチームを組んでいるとお聞きしたのですが」

 

 

 すっごい即答…もう少し人を疑っても良いと思うんだけどね。特に常盤ななかみたいな人間なら何か裏があってもおかしくはないし…彼なりの考えがあったりするのかな?

 

 

「ああ確かに…アタシ達も六倉君のところの七海やちよさんと会ったんだ」

「いやまぁ…最近チームで魔女退治に出向く事が減ったし…また再興してるけど」

「い、良いんですかナルさん?」

 

 

 七海やちよと言えば西側のトップクラスの実力を持つ最古参の魔法少女だ。そんな人とチームを組んでいるなら常盤ななか達と組まなくても良い気がするんだけどなぁ。

 

 

「いや最近ちょっと一人の魔法少女と短期間だけだけど組んだ事もあってさ…そうだな。じゃあとりあえず()()()()()()()()()()()()()の期間でもいいかな?」

「…理由をお聞きしても?」

「同盟と言うけどまぁ殆どチームみたいなものだろ?手を組むなら人間性としても戦闘における連携の相性としても見極める必要があると思うんだよ」

「特に俺みたいな奴は何か隠してると思われても不思議じゃないしさ。その期間内で俺を見極めてよ」

「それにこの昏倒事件の噂は東にまで流れている…このまま長引けば下手をすれば神浜中を巻き込む事になるかもしれない」

「だからそれまで…っていう事なんだけども」

 

 

 確かに戦闘における相性が良くても人間性で合わなかったらすぐ崩壊しちゃうしね…何となくだけど、この事件もそう短期間で収束はしないだろうし、相性を見極めるには十分な期間じゃないのかな?

 常盤ななかはどういう答えを出すのかな…でも、本人から聞いておいて断るなんて事はないでしょ。

 

 

「あなたが言う解決というのは…犯人の確保。と考えて宜しいんですね?」

「そうだね…犯人に仕立て上げられちゃってるからね。他にも遊佐さん達も居るし」

「…成程」

「あっ、じゃあボクも立候補?するです!」

「うーん…じゃあ安名さんも一緒って事で…良いかな?」

 

 

 安直なのか意外と考えているのか…仲良いなぁこの二人。メルちゃんは割とあやめ味があるよね〜。懐いたらめちゃくちゃ懐くところも似てるよ。

 

 

「…そうですか、構いませんよ。むしろ私達としては人数が増えて嬉しいです」

「それで、葉月さんは如何ですか?」

「あ、アタシはもう少し様子見かなぁ」

「ふふ…以前もはぐらかされたので返事を頂けないかと危惧しているのですが」

「今はアタシ一人だけだからさ…独断専行はダメじゃないかな?」

「それもそうですわね。良い返事が頂ける事を期待しています」

 

 

 目が笑ってないけど…なんとか誤魔化せた…状況が状況だから割と適当な感じになっちゃったけど。六倉君達に感謝だねコレは…

 まぁ、とりあえず今日はお開きになるのかな?二人はまた別途で方針についても決める方向で行く感じっぽいし。

 

 

 ただ、この数日間手掛かりも全くなかったなぁ。犯人が全く尻尾を掴ませてくれないから余計に面倒だな。当初は六倉君だけが犯人扱いされていたようだけど、どうしてアタシ達まで巻き込んだんだろう?

 犯人の意図が読めない…常盤ななか以上に面倒で厄介な相手だ。

 

 

「──ん?ああ、ごめん。メッセージが…」

「誰からなんです?」

「秋野さんからだね…どうし──!?」

「この名前って…!」

 

 

 一時の静寂の中を切り裂いたのは六倉君の携帯から鳴った通知音…だけど、そのメッセージの内容を二人が見た瞬間、六倉君が一瞬でポケットにしまって──

 

 

「ちょごめん安名さん!説明よろしく!とりあえず遊佐さんはついてきて!」

「えっえっ?わ、分かった!」

 

 

 唐突にアタシへと命令した為、アタシは戸惑いながらも彼の背中を追っていく。っちょ待って…!速いって!こんなところで運動神経の差が…!

 これどこに向かっているんだ…?この方向は…何があったっけ。神社…だったかな?

 ってホントに速いって!ついていけない…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう背中すら見えなくなっちゃったよ…!」

 

 

 説明すら受けずにただ全速力で六倉君の背中を追っていたアタシ…だけど方向的に目的地は分かる。さっきの推測通り神社に向かうつもりだ。でもどうして神社に…?この状況で血相を変えるって事は、事件関連の事なのかな?

 

 

 …いや、考えている暇はない。到着すれば分かる事。

 

 

「なんだか嫌な予感が…」

 

 

 そうこうしている内に目的地の神社の鳥居が見えてきた。そこには既に六倉君の姿が発見出来た。だけど…飛んでる?戦ってる?もしかして犯人…!?

 ──と、思っていたが、六倉君と戦闘していたのは予想外の人物だった。

 

 

「──このは!?」

「──葉月!?今は邪魔しないで!」

 

 

 そう──このはだった。

 

 

 

 

 

 

 






美雨は三年ぐらいの魔法少女歴だった筈なのでナル君のお姉さんについても知っています。
次回はまた別の人の視点で書きます。
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