インフィニット•ストラトス 救済の天上人 作:どこかの超電磁砲
「なるほど……」
「ダメかなプロスペラさん。束は政府や色んなテロ組織に狙われている。俺としては束を保護の目的も兼ねてソレスルタルビーイングに迎え入れたい」
「私何でもするよ!シーくんと離れたくないから!」
翔真は束を連れてプロスペラに直談判をしていた。プロスペラは翔真の話を聞いて口を閉ざす。束をソレスタルビーイングに迎え入れるというのは重要案件だ。仮に束がガンダムのデータを盗み出して敵に寝返る可能性もある。しかし翔真は真剣で束もまた彼の側に居たいという願いがある。プロスペラは暫くして口を開く。
「分かったわ。ならソレスタルビーイングで束さんを保護します。ただし、2週間くらいは監視を付けさせてもらうわ。それは許して頂戴ね」
「…束が信用出来ませんか?」
「翔真、貴方の意見だけを聞き入れる事は出来ないの。だけど約束するわ。絶対彼女の身の安全は保証するし、監視は千鶴か墨に任せる予定だしね」
「……分かりました。束、いいか?」
「全然平気さ。シーくんの側に居られるなら監視なんて気にしないよ」
「なら決まりね。束さんの部屋はまた用意するわね。それと翔真…貴方にプレゼントがあるわ」
「プレゼント?」
プロスペラは翔真と束を連れて整備ドッグへ向かう。そこには黒を基調とした全身装甲型のisが鎮座していた。背部に大きなウイングを備えたブースターが装備されていた。
「翔真のアストレアとミオリネさんのエクシアのデータを元に貴方専用の機体を建造したわ…名前はエクシアダークマター」
「エクシアダークマター…」
「これがシーくんの新しい機体…」
PPGN-001 ガンダムエクシアダークマター。プロスペラが翔真の専用機として開発した新たなるガンダム。左右の腰部に大型の実体剣を装備しといる本機は、1機で戦況を覆せる力を持っている。
「あとはシステムの調整さえ済めばいいのだけれど、少し手こずってるから正式に渡せるのは2週間後ね」
「…成る程な」
「ねぇ」
「何かしら?束さん」
「システム調整はOSとかかな?もし良ければ微調整を束さんに任せてくれないかな?」
「あら」
「束…」
「シーくんに助けて貰ったから…せめて恩返しぐらいしたい。プロスペラさんの監視でもいいから……この子の調整をやらせて貰えないかな?」
束が調整を担当すると申し出る。彼女の眼差しは真剣……プロスペラは自身の監視下での調整を許可。束はそこから2日間エクシアダークマターのシステム調整を担当。やがてエクシアダークマターは完全な機体として完成した。テストを兼ねて翔真が纏い、カタパルトデッキに立つ。
《シーくん、一応不具合は無いと思うけど、気を付けてね》
「ありがとうな束……愛してるぜ。綾崎翔真!エクシアダークマター出撃する!」
緑色のGN粒子を散布すると、翔真はそのまま出撃する。