ライスシャワーを特盛雑穀米にしてしまったTS転生系ウマ娘トレーナーの話   作:雅媛

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9 夏合宿が終わり

 4週間の夏合宿は無事終わった。

 とても有意義な充実した夏合宿になったと思う。

 

 

「ということで二人の今後についての打ち合わせというか確認なんだけど」

 

「「はい」」

 

「二人とも来年デビューでいいんですよね?」

 

「そうだね」

 

「私もそのつもりです」

 

 

 チームがいつの間にか増えて所属が2人になってしまったので、それぞれの予定の調整も必要になってくる。

 今のうちに今後の予定を決めておく必要があった。

 デビュー時期に関しては中等部2年の時というのがメジャーだ。

 遅らせることはできるが、その分現役で走れる期間が短くなりかねないし、二人もそのタイミングでのメイクデビューを考えているようだ。

 

 

「ライスちゃんがクラシック路線で、サンキューさんはティアラ路線、これも問題ないね」

 

「大丈夫だよ」

 

「大丈夫です」

 

 

 これが重なると大事故が起きかねないので、まずここがずれてくれてよかった。

 あまり直接対決が多いとチーム内の雰囲気悪くなるからね……

 

 

「それでデビュー時期なんだけど……」

 

「一番最初の重賞はどれですか?」

 

「札幌ジュニアステークスだね。来年は7月末開催」

 

「では私はそれを目指します」

 

 

 強い口調で断言するサンキューさん。

 見返してやるとかそういう気持ちだろうか。

 とはいえ現状の仕上がり具合から考えて、トラブルがなければ問題ないスケジュールだ。

 二人とも仕上がりは上々だし、早い時期から実力を発揮できるだろう。

 

 

「その次は?」

 

「新潟と小倉のジュニアステークスが9月最初に開催だね」

 

「じゃあライスは新潟にしようかな。お米どころだし」

 

「その理由でいいんだ……」

 

 

 ライスちゃんは新潟から始動するとのこと。

 新潟からはシンボリルドルフと同じだし縁起がいいかもしれない。

 

 

「まだ1年あるから今後予定は変わると思うけど、うまくいけばサンキューさんは阪神ジュニアステークス、ライスちゃんはホープフルステークスがジュニア期の目標だね」

 

「大丈夫です」

 

「そうだね」

 

「重賞勝てれば直行、負ければ東京とか京都とかのオープンレースの勝ちを目指していく形で大丈夫?」

 

「問題ないです」

 

「大丈夫だよ」

 

 

 当たり前のように重賞レベルの話をしているが、ボクの見込みだと十分勝てるレベルだと思っている。

 もちろんどんなライバルが出てくるかわからないので現状で油断はできないが、少なくとも勝負にはなるだろう。

 

 とはいえこの予定ならそうそう二人が直接対決なんてことは起きないだろう。

 シニア期になるとわからないが、少なくとも可能性があるのはクラシック最後の有馬記念ぐらいなはずだ。

 

 

「じゃああと1年もないけど、メイクデビューまで頑張っていきましょう」

 

「おー!」

 

「お、おー!」

 

 

 元気よく手をあげるライスちゃんとそれにつられて手をあげるサンキューさん。

 うん、まだまだボクたちの学園生活は始まったばかりだけど頑張るぞ。




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