ライスシャワーを特盛雑穀米にしてしまったTS転生系ウマ娘トレーナーの話 作:雅媛
ライスちゃんの怪我を避けるにはどうするか。
三つのアプローチを同時にする必要がある。
一つは異変が起きていないかこまめに確認をすること。
一つは体に十分な負荷をかけつつも負担をかけすぎないトレーニングをすること。
もう一つは怪我をしにくい体を作ることである。
「ということでまずは体づくりを考えていきます」
「おー」
ノリのいいライスちゃんである。
「ウマ娘に限らず生き物の体は食べたものからできています」
「なるほど」
「つまりいっぱい食べるのが大事なわけです。ライスちゃんは今朝何を食べました?」
「ロールパン5個と、人参サラダと、人参ハンバーグと、目玉焼きとベーコンとミネストローネと、あとはデザートのゼリーかな?」
「なるほど」
「ちょっと食べすぎちゃったかな?」
「全然足りてないです」
「えええええ!?」
今ライスちゃんが言った食事は概算2000kcalぐらいであり、成人女性ならば一日の食事量になるぐらいだ。だが、ウマ娘のしかもアスリートが食べるには全然足りていない。3食きちんと食べるとしても、少なくとも倍は食べてほしい。
「なんかお腹空いてきちゃったと思ってたけど」
「胃腸が丈夫なのはいいですね。お小遣いが残っているなら購買で何か買いましょうか」
「わかったよ」
ライスちゃんを連れて、二人で購買で買い食いをすることにする。
まあボクの方はお金なんて全く持ってないからライスちゃんの分を買うだけだけど。
トレセン学園の購買は小規模なスーパーマーケットと同等のレベルで様々なものがそろっている。
「ライスちゃんは牛乳でお腹壊しませんか?」
「う、うん大丈夫だよ」
「豆乳も選択肢にありますがどっちがいいです?」
「牛乳かな……?」
ということで牛乳の1リットルパック1本と、プロテインのでかい袋1個を手に取ってかごに入れる。
「ちょっとしたお菓子とか買うんじゃないの……?」
「買ってもいいですよ。全部食べられるなら」
ひとまずたんぱく質は今回はこれくらいでいいか。
あとはビタミンミネラルを考えると、バナナかなぁ。
「ライスちゃん、好きな果物あります?」
「え、まだ食べないといけないの……?」
牛乳にバナナの大きな房が入ったかごを見てライスちゃんの腰が引けているが、まだこれだと足りていない。
「そうですね…… そのまま食べるのが厳しければミキサーしてミックスジュースにしちゃうけど」
「え、えっと…… お任せしましゅ……」
「わかりました。嫌いな果物とかは?」
「ないでしゅ……」
じゃあ値段も考えて、パイナップルとリンゴで行くか。
「ほかに食べたいものがあれば買ってもいいですよ」
「もう、いっぱいです…… これ、ライスが今から食べないといけないの……?」
「プロテインは何回かに分けてでだけどね」
ライスちゃんの財布でお会計をした後、食堂に移動してミキサーを借りる。
果物と牛乳とプロテイン、あと食堂でもらったはちみつをミキサーでかき混ぜれば特製ミックスジュースの完成である。ちなみに量は2リットル近くある。
「ちょ、ちょっと多くないかな?」
「食べるのもトレーニングだから」
覚悟を決めたライスちゃんは大ジョッキに入ったミックスジュースを飲み始める。
味見はしたが、味は悪くない。ただ、量が多いだけだ。だからいけるいける。
一気に飲み干したライスちゃんはげふー、と息を吐いた。
「よし、もう一杯」
「うううう」
大ジョッキもう一杯分のミックスジュースに迫られたライスちゃんは涙目になった。
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