ライスシャワーを特盛雑穀米にしてしまったTS転生系ウマ娘トレーナーの話 作:雅媛
トレーニングの後はクールダウンが欠かせない。
基本的にはクールダウンにはストレッチがいいのだが……
「……ライスちゃん?」
「ぐぬぬぬぬ」
「え、本気?」
ライスちゃん硬すぎる問題が発生した。
どれくらい硬いか、というと、長座前屈、座って足を延ばして前に倒れるあれだが、垂直までしか曲がらない。
ギャグでやってるのかを疑うレベルの硬さだ。
ほかの関節もギャグかと思うぐらい硬い。体を触るとぷにぷになのに……
「む~り~」
ライスちゃんが泣きごとを言い出した。
だが、柔軟性は怪我防止にも非常に重要だ。
これは強行手段も必要だろう。
「無理っていうのは噓つきの言葉なんですよ」
「ひぎぃ!!」
背中側に回り込んだボクは、胸でライスちゃんの背中を思いっきり押す。
ライスちゃんの上半身が少し前に傾く。
「うごごごごご」
「がんばれ♡ がんばれ♡」
すごい声をあげるライスちゃんをガンガン後ろから押していく。
メキメキ、というすごい音と声にならない悲鳴を聞きながら、最終的にライスちゃんのおでこは膝についた。
「ほら、いけましたよ」
「へみゅっ」
ついに日本語をしゃべれなくなったライスちゃんがかわいい鳴き声を上げた。
だが、まだ前屈だけである。脚の裏と背中しか伸びていない。
回り込んで向かい合わせに座ったボクは、ライスちゃんに脚を思いっきり開かせる。
90度も開かないうちにライスちゃんの脚は止まった。
「むりぃ! ライスの脚、そんなにひらかないよぉ!!!」
「いけるいけるやればできるって!!」
「ひぎい!!」
ライスちゃんの手を引っ張りながら、足の裏でライスちゃんの膝内を押して足を開いていく。
めきょっ、という音とともに、ライスちゃんの脚が180度に開いた。
「次は膝かな」
ライスちゃんをひっくり返して膝を曲げさせてかかとをお尻に思いっきり押し付ける。
バキバキッという音共にライスちゃんのかかとが柔らかそうなお尻に沈む。
「ひゃあああああ!!!」
「肩も随分硬いねぇ」
走りには上半身も重要である。ライスちゃんの姿勢を変えずに掌を肩にあてさせ、肘を後ろに引っ張る。
ゴキッ!!ゴキッ!!という音が肩から響く。
「ひぎゅっ!!」
そろそろライスちゃんの悲鳴が癖になってきた。
そんな感じで強引にライスちゃんをほぐしていく。
30分ほどのストレッチでライスちゃんはかなり柔らかくなったはずだ。
まあ、その分痛みはすごかったと思うけど、目的のための致し方ない犠牲、いわゆるコラテラルダメージというやつである。
真っ白に燃え尽きたライスちゃんはマットの上で荒く息をしている。頬も紅潮していてちょっとエッチであった。
作中のライスちゃんは特殊な訓練を受けたモチ米なので、どんな無理をしてもかわいいだけですが、実際に真似すると怪我をします。
【挿絵表示】
柔軟体操風景
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