ライスシャワーを特盛雑穀米にしてしまったTS転生系ウマ娘トレーナーの話 作:雅媛
ライスちゃんの状況はこまめに確認し異変に気付くことが怪我を防止する第一歩であり、一番効果的な方法である。
ということでライスちゃんのことを隅から隅まで確認するために一緒にお風呂に入ることになった。
お風呂なら全身見放題だし触り放題だぐへへ、という下心がなかったとは言わない。いや、普通にあった。
だがお風呂に入ってみて気づいた。
ボクにはそもそも女性の体をまじまじと見た経験なんてまるでないし、触った経験なんていう者は全くないことに。
いや、さすがに施設では女湯に入っていた。これでも体はウマ娘だし。
でも恥ずかしくて他人のことなんて基本視界に入れなかったし、自分でさっさと洗ってさっさと出てくることしかしたことがない。
そんなボクが担当になったからと言ってライスちゃんにそういうことができるかというと、できるわけがない。
下心とか考えていた自分を呪いたくなった。
「どうしたのヴィオラちゃん?」
一方のライスちゃんはというと恥ずかしがることもなく堂々としている。
まあ同性だし、年齢も近いし、何より担当トレーナーとして必要なことも話しているし、ライスちゃんにとっては特に恥ずかしがることではないのだろう。
というか自分の裸をライスちゃんにみられるのもクッソ恥ずかしい。
下心云々のとか考えていた自分を後悔し舌を噛み切りたくなった。
「ちょっと恥ずかしくて」
「ふーん」
ライスちゃんが悪い顔をした。ストレッチとか食事で散々いじめたことの意趣返しをしてやろうという顔だというのは短い付き合いでも簡単に理解してしまった。
「じゃあライスがヴィオラちゃんのこと洗ってあげるね」
「ちょっとまって!?」
「まちませーん」
力強っ!? 全然勝てないんだけど!?
ボクの抵抗は全く意味がなく、ボクは全身素手でライスちゃんに洗われてしまうのであった。
「せめて、せめてタオルを!」
「手で洗ったほうが肌にいいから却下だよ」
何種類ものシャンプーやらリンスやらトリートメントやらを使われて全身を洗われる羞恥プレイを散々受けた後、同じようにボクがライスちゃんを洗うという羞恥プレイまでさせられた。
詳細は恥ずかしすぎるので割愛するが、役得とか考える余裕なんて全くなく、ただただ言われたように、心を殺して作業をするしかできなかった。
一応全身を触ったことでライスちゃんの現状も理解できたし、何か違和感があればすぐに気づけるだろうと信じたい。
「じゃあついでにスリーサイズとかも測定しようか」
「なんでライスちゃんが巻き尺を持っているんですか?」
「それはヴィオラちゃんのことを測定するからだよ?」
「ボクはトレーナーだから測定する必要はない…… だから服を脱がさないでぇ!!!」
お風呂上りには体の各種サイズも測定された。
ライスちゃんのだけで十分なのだが、ボクの方まで測定されてしまった。
こうやって数字で自分のサイズを明らかにされるの恥ずかしいのだが…… ウマ娘のみんなはなんでこれを堂々と公開できるのかはおそらく一生理解できない気がする。
「ヴィオラちゃん、身長132.4cm、スリーサイズは65,46,67だね。ちっちゃいねぇ」
「もうちょっと時間が経てば大きくなりますよ!? 後大声で数字言わないで!?」
「ほんとかなぁ、ちっちゃいヴィオラちゃんもかわいいけどねぇ」
「今はご飯一杯食べてますからすぐ大きくなります!!」
ライスちゃんがボクの頭を撫でる。
まあ3つも年下だしさらに中学生ぐらいだと年齢による差は大きいから幼く見えるのはわかるが……
羞恥心とプライドが傷つくのであった。
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