ライスシャワーを特盛雑穀米にしてしまったTS転生系ウマ娘トレーナーの話 作:雅媛
「いただきます」
「いただきましゅぅ……」
「いただきます、ってちょっとまって!?」
「どうかしました?」
「二人とも量が多くないです? というかライスさんはなんでそんな悲壮な顔してるんですか!?」
ラブリイさんとのランチだが、ライスちゃんもよければと呼んだらついてきたので3人でとることになった。
学園のカフェのランチはビュッフェ形式の食べ放題なので、料理を存分に取ってきたのだが……
「むしろラブリイさん少なくないですか?」
「これが普通のランチセットなんですけど!?」
ラブリイさんのランチはランチAセット。人の女性がとるにはかなり多いが、ウマ娘アスリートには足りないと思う。
「もしかして減量中とか?」
「普通だって言ってるでしょう!?」
ランチセットはAからCまであったので、全部食べてウマ娘一人前だと思って全部取ってきたのだが……
ついでに好みでカツ丼とデザートのパフェも持ってきている。
カツもパフェも施設ではなかなか食べられなかったからねぇ。ここでは食べ放題とか天国か。
「というかそんなに食べたら太るでしょ!?」
「成長分です。ボクもライスちゃんも細いですからね」
「ハイソウデスネ」
「ライスさんも嫌なら拒否すればいいじゃない!?」
「トレーナーの指導は真面目に守るところがライスちゃんのいいところなんです」
ライスちゃんのメニューはライスちゃんの好みは聞くが基本ボクが選んでいる。
今回はご飯特盛とニンジンハンバーグ10段重ねとボウル一杯のニンジンサラダと鍋一杯のニンジンポタージュだ。
ニンジンとニンジンとニンジンがかぶってしまったな。そこだけは反省点であるが、ニンジンはウマ娘の健康にいいというのは証明されているので何も問題はない。
「え、もしかして二人って契約してたりするわけ?」
「そうですね。廊下で運命的な衝突をして、ボクが転んだのでお詫びということで」
「どういうこと!? 何一つわからないわ!」
ラブリイさんのツッコミが間に合わなくなったようだ。
「ということで食事量は教育的指導なんです。ね、ライスちゃん」
「トレーニングデハオボエテオイテネ」
「なんか漆黒のオーラがあふれてるけど大丈夫?」
「たぶん?」
ちなみに夕方の坂路トレーニングで無茶苦茶にされるだろうことは容易に想像できるが、回避不可能なので諦めている。
必要な犠牲というやつである。
「でも本当に大丈夫なの? 食べ過ぎじゃないの?」
「ハードトレーニングするとこれくらい必要なのは教本とかでも書いてありますからねぇ」
「どんなトレーニングしているの?」
「興味あるなら付き合いますか?」
「え? いいの? ちょっと気になる」
「構いませんよ。友達ですし」
そうして午後のトレーニングにラブリイさんを引き込んだのだが、ラブリイさんは坂路3本目で音を上げた。ちなみにライスちゃんは5本走り、ボクは1本目の時点で限界だったが許してもらえず脚がプルプル震えながらも5本全部併走させられるのであった。
小説に出してほしい同期ウマ娘(オリジナル込)
-
サクラバクシンオー
-
マチカネタンホイザ
-
ミホノブルボン
-
ニシノフラワー
-
レガシーワールド
-
アイルトンシンボリ
-
トロットサンダー
-
ケイティタイガー
-
キソジゴールド
-
セキテイリュウオー
-
ゴールドマウンテン
-
二ホンピロプリンス
-
サンエイサンキュー
-
タケノベルベッド
-
アドラーブル