エピローグです。
4年目の春、私はチームに入った。レースに出るために、トレーナーの名前が必要だから。入れてくれるチーム探しは特に苦労することもなく、すんなりと見つかった。
元より多少の憧れこそあったものの、
私を迎え入れられて、チームトレーナーさんは喜んでいたと思う。あまり憶えてはいない。
それから、トレーニングは記憶と日記に残っているメニューや組み方を頼りに自分で完結させた。
レースへの登録と出走も、トレーナーさんの記入が必要な箇所以外はすべて私ひとりで行う。
好都合なことにスティルインラブの加入という出来事が呼び水となり、チームへの加入申請の増加などで活気が増し、トレーナーさんは私の勝手に意見するヒマなどなさそうにしていた。
『自分で全部やってくれて、助かるよ!――やっぱトクベツなトレーナーと居ただけあって、ウマ娘もトクベツだなぁ~』
それどころか、私の自己完結性をありがたがってくれる。とてもお忙しいのでしょうね。
トレーニングの成果は、良くも悪くもない。当然ながら成長はなく、緩やかな坂を一歩一歩下るようにパフォーマンスは鈍くなっていく。
でも、大丈夫。私の中に残った3年が、私を勝たせてくれるから。
私のレースの始まりは、去年も走った3月前半の『金鯱賞』――ラブはあまり乗り気では無い、それは私だって同じこと。それでも私には
次は3月後半『大阪杯』――G1レースということもあってか、ラブは久しぶりに少々滾っていた。同調できたのは多分6、7割。勝つには充分すぎる数字……
次、4月前半『阪神ウマ娘ステークス』――ラブは私に付き合ってくれただけ。完成度は4割程度、着差は4バ身、着順は1着。
4月後半『マイラーズカップ』――ラブは黙って裏から走りを貸し出してくれる。同調率30%、
5月前半『新潟大賞典』――20%、ラブは燃えてくれない。G1レースじゃないから?
5月後半は、体調を崩してしまい走ることができなかった。おそらく今の身体に合っていないトレーニング、食欲はあまり湧かない、連戦の無理もあるのかもしれない。思考が徐々に掠れていき、体重も適正値から転げ落ちていく。
けれど、気分は悪くなかった。まるで余分なモノが削ぎ落とされていくようで、このまま進めば『彼の居る世界』に手が届きそうな希望が滲んだ。
6月前半『安田記念』はG1レース、今の私ならラブと一緒にたどり着けるかもしれない……!
そう思っていたのに、
どうして?
どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして?
そう、ラブは彼を諦めたのね。
ならもういい――私一人で、果ててみせる。
『宝塚記念』、二度目のグランプリ。そんなのどうでもいい。観客の期待、ライバルの敵意、勝つための戦略、全部ぜんぶ邪魔なもの。
浮ついた意識とあやふやな足元、自分の身体と世界の境界がぼやけるような感覚。とてもいい心地……ようやく私の想いが届くときが来たのかしら。
ゲートが開き、地を駆ける。ああ、芝を蹴る感触も、風を切る音も、すべてが遠い。自分の命がチリチリと焦げていく新境地。彼も、こんな風に走っていたのかも。
『ど、どういうことだスティルインラブ!暴走か!?外枠でスタートしたまま、まったく内に入りません!もうすぐ600mを通過、しかし未だに外を走る!?』
耳障りな音……邪魔をしないで。私は今日ここで限界を超えたいの。そうじゃないと……普通の終わり方では彼のもとへ行けない。
同じように走りの先で果てることで、同じ暗路に私も――
『あ、あり得ません!バ群を嫌ったか、そのままついに終盤突入!しかし落ちない、つき動かされるようにスティルインラブ駆け抜ける!』
膜を張ったような音、モノクロに掠れた視界、僅かに広がる血の味、何の匂いも運ばない風、ただ加速し続けていることだけが分かる脚、曖昧で希薄な五感。
さあ、このまま全部燃え尽きて……ナツメさんに逢いに逝かせて!
「ははっ、あははは!あはははははははは!!!」
――もう、いいでしょう?それ以上はダメなのよ、スティル
「――ぁ」
ガクン、と速度が落ちる。私の命を懸けた走りに
果てる事叶わぬまま、全身を余すことなく疲労感に襲われ、思考が遠のいていく。
『スティルインラブ、ゴール前で急激に失速!しかしリードは健在、そのままなんとか走り切りました……去年に続き宝塚記念を制覇――』
意識が暗転する間際に見えたのは、憎たらしいほどに青い空……私は未だ、ナツメさんのいない世界に囚われたまま。
♢
ゆっくりと意識が浮上する。一定の感覚で鳴る電子音、白い天井、鼻につく消毒液のにおい、渇いた口の中、ベッドの上で真っ白なシーツに包まれた身体。
窓から日の光が入る、病院の個室。頭を左に倒せば、私の腕から伸びた管や心拍を示すモニター。
そして、簡素な丸イスに腰掛けて舟をこぐアルヴさん。
「――どう、して?」
「ん……?ス、ティル?スティル、起きたの……!?ええと、ナースコール……ああ、よかった。すぐに先生が来るわ」
潤いと安堵に満ちたアルヴさんの目、初めて見る。彼女の言う通りお医者さまは飛んできて、私の身体や意識に想定外の異常がないことを確認し、心電図モニターを外した。
2日間意識を失っていたらしい私に対して、何が起きたのかを簡単にご説明いただく。
栄養失調に過労とストレス、そこになりふり構わない走りがトドメをさした。それでも致命的なケガや後遺症の気配がないのは、長い時間をかけてしっかりした身体ができていたが故の幸運。
だから、時間さえかければまた走れる。
聞けば、宝塚記念でゴール後に倒れた私を運んでくれたのも、病院の手配をして私の状態を聞いたのも、私が眠っていた2日間に付き添ってくれたのも、すべてアルヴさん。
『しばらくは安静に』と言い残して部屋を出たお医者さま、再びアルヴさんと対面する時間が訪れる。
「――アルヴさん、この度はご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません……同じチームでもないただの同期を気にかけてくださって、ありがとうございます」
「謝罪とかお礼とか、いい。……貴方のチームのトレーナーは、悪いけれど追い返したわ。貴方の無茶なローテーションや走りを記者に説明する必要があるから。まあ、多少のバッシングに晒されればマシな仕事をするようになるでしょう」
「そんな……私の責任です。すべて自己判断で、勝手にしたことですから……」
「その勝手を監督するのがトレーナーよ。言い逃れできない監督不行き届き……貴方が気にする問題じゃないわ。それより……
「――………どう、でしょう」
ナツメさんに逢いたい、その願いは微塵も揺るがない。けれど、愛する人を同じくするはずのラブに阻まれ、アルヴさんにも多大な手間と心配をかけさせて、私のやり方に僅かな迷いが生じる。
少なくとも、この場で『走ります』と断言することはできない。
「スティル」
「はい……え?」
アルヴさんは思い悩む私のそばに立ち、ヴェールのない私の頭をひと撫でする。
「私はあんな走り、もう見たくない。けど、私が言葉を尽くしたって貴方の道を変えることはできないことくらい分かるわ。だから、あとは
アルヴさんは一通の手紙を私の前に置いて、病室を出た。差出人は『竜胆ナツメ』、住所はおそらくご実家のもの。あり得るはずのない
心臓が跳ね、息が浅くなり、上質な便箋が微かに震える。ホンモノであれば、彼は生きている……?ニセモノなのならば、どんな意図で……?
その答えは、すぐに分かった。手紙という体裁の中で軽やかに彩られた、ナツメさん自身の整った文字。込められた本意は、純粋にして単純。
『お元気ですか。あなたの活躍をちゃんと見守っています。あなたのこれからに幸運がありますように』
――しあわせになれよ
生きる中で自分に馴染んだ五感のどれとも違う、知らない感覚が私に囁く。言うなれば『第六感』が、この手紙から何かを受け取った。
それは最愛の人からの祝福、私の前途を温かく照らす灯火―――
―――そう、まるで最期に遺す祈りのようなカタチ。
これは、ホンモノだ。でも、彼はもういない。遅れて届いたにすぎない最期の想い。
手紙に涙が落ちる。とても温かくて、優しくて、純粋で、故に残酷な想いが濡れていく。
私の行き場のない激情が発火する。
ひどい。ひどい。ひどい。ひどいひどいひどいひどいひどい!!!
『ついてきちゃダメ』なんて言って、『しあわせになれ』なんて言って!ナツメさんの居ない世界で……一人でどうしろというんですか!?
最後に貴方に抱きしめてもらった時、愛を囁いてもらった時、私は本当は泣きついて逃がしたくなかった!行ってほしくなかった、私も連れて行ってほしかった!
こんな幼稚な我儘、言えるはずがないから黙って飲み下して……でも未来を歩く気力なんてどうしても湧かないんです!
だからもうなりふり構わず、貴方のもとへ向かうために命を懸けて走ることにしたの!怒られても悲しまれても失望されても嫌われてもいいから、貴方のどんな声でもいいから聴きたくて!
なのに、こんな想いを託されたら……
裏切れない……!
――ねえ。どうして
分からない!私よりも愛に忠実なはずの貴方が、私の愛を邪魔する理由なんて知らない!
――ワタシたちとナツメの結末がココじゃないことを……
……そんなこと、理解したくないの。分かっていたって、一人でなんて生きていけない……。
――大丈夫よ、ワタシがいるもの。アナタの愛と、その喪失に唯一寄り添ってあげられる、
おかしいわ、こんな在り方……ヘンなの。
――仕方ないじゃない、誰かさんのせいでワタシたちは両輪になったんだから。遠い先でナツメに逢ったら、スティルインラブをこんなカタチにした責任を取ってもらう必要があるわね。
……ふふ、そう。そうかもしれないわ。
♢ ナツメ、見ている?アナタ、どこまで分かっていたの?もしこの時のためにワタシをラブとして残したのだとしたら、本当に罪深いコトよ?フフ……アナタの愛があまりにワタシを満たすモノだから、闘争や解放はしばらくいいわ。スティルのことはワタシも一緒に支えてあげる……愛するあの子を守りましょう。
数日後、私は無事に退院した。途中でお見舞いに足を運んでくれたアルヴさんには『走るのをやめる』とお伝えしている。
『そう。……今の私はもう愛を知った、だからこそ貴方たちの繋がりが特別だったのも理解できる。けれどそんな貴方たちが離れる痛みは、想像もできない。もし困ったことがあれば、声を掛けて』
『……ありがとうございます。気にかけてくれていたのは、そういった理由だったんですね』
『――別に。同期なら普通でしょ』
それから、ナツメさんからの手紙を持って記された住所へ。『竜胆』の表札が掛かったお宅のインターホンを押す。『はい……あら、スティルインラブさんですか?』と静かで柔らかな声が返ってきた。
用件を伝える前にパタパタと足音が聞こえ、ナツメさんのお母さまにお出迎えいただいてしまう。
「は、はじめまして。スティルインラブと申します……」
「ええ、ご活躍は常々拝見させていただいております。ナツメの母です。もしよければ、中へどうぞ」
「へ……あ、はい。ではお言葉に甘えて、お邪魔いたします」
ナツメさんの面影を感じる――多分逆だけれど――優しげなお母さまは、まるで私が来ることを予見していたかのように話を進めていた。その様子に、私もまたある種の予感を抱く。
きっとお互いに、これから話すべきことは分かっているのだと。
ひとりで暮らすには広い家、通していただいた居間に飾られた複数の小さな写真立てには、幼き日のナツメさん……の姿は無く、おそらく雑誌や新聞などから切り抜いた写真が入っている。
「お茶をどうぞ。写真立て、気味が悪ければ伏せておきますよ。恥ずかしながら、あの子は物心がついてからずっと追い立てられるように勉強していたものですから。微笑ましい家族写真がなくて……」
「いえ、とんでもないです……」
「だから、貴方にはお礼を言わせてください」
「お礼、ですか?」
「はい。トレセン学園で働きだして、特にスティルインラブさんと契約してから……画面越しに目にするナツメは本当に幸せで楽しそうでした。ありがとうございます」
「――それは、私もです。彼との時間は私の中で最も大切なもの……ですから、
ナツメさんの手紙を取り出し、テーブルを挟んで向かいに腰掛けるお母さまに見えるよう差し出す。
これは本物か偽物か、ナツメさんは同じ空の下にいるのか空の上に行ってしまったのか。その答え合わせ。
「その、お母さまにとっては酷なことを……」
「――ふふ、大丈夫ですよ。むしろ、貴方が来てくれることを心の奥底で期待していたかもしれません……ナツメのことを唯一共有できる方ですから」
ナツメさんのお母さまは、とても落ち着いた様子だった。そして語られる、私と別れた彼のその後。
緩やかに、穏やかに、密やかに、私の知らない彼の空白の時間を補完する。
『
『俺ってさ、顔が良いじゃん。この3年でメディア露出とかもそれなりにあって、実は結構人気なんだ。でもその弊害ってか、訃報が出れば母さんとスティルに面倒な視線が向きそうで怖いんだよね。だから、俺は人目のつかないトコに行くよ。ほんと母さんには申し訳ない』
「本当は夏の終わりに届けるつもりでした。けれど、最近のレースで走る貴方を見ると、間に合わない気がしたもので……」
「――ありがとうございます。それから、この度はご愁傷様でした」
……ふふ、ナツメさんらしい変な気のまわし方。やはり彼はもういない、これをちゃんと聞き届けたことで、私はようやく進める気がする。
でも、きっとすぐに前は向けない。最愛の人の死を咀嚼して呑み込むには、まだ時間が欲しい。長い長い、静かな時間が。
それくらいは許してくれますよね、ナツメさん。いつか必ず、ラブと一緒にこの世界で幸せを見つけますから。
――そうよナツメ。アナタの我儘通り、ワタシたちは『ついていかない』んだから……少しの回り道くらい大目に見なさいね?
♢
ナツメさんとの別れから5年の月日が流れた。まだまだ肌寒さの残る冬の出口ごろ。
世間に伏せられた竜胆ナツメの事実を聞いてから、私はトレセン学園を辞めてひとり……いや
受け止め、咀嚼し、呑み込んで、前を向くための一時逃避……その先は
お引越しや本を買うための資金は、現役時代の貯蓄から。レースに賭けなんて当然ないけれど、グッズの権利や取材の契約あれこれなど、学園で管理してくれていた金銭はそれなりのものになっていた。
そのまま書の世界に耽り、耽り、たまにお菓子を食べて、耽り、耽り……そして外の世界に目を向けるため、今は社会に身を置いている。母と同じ
成功しているかと言われれば、なんとも言えない。沢山の本を読んではきたけれど、だから書けるかとなると別の問題。多分、私に特別光るような文才は宿っていないと思う。実際に
ただ、登場人物の二面性に関する描写がウケて、とある出版社の賞をいただいた時に、『スティルインラブが小説を書いている』ことが世間に知られてしまった……早い話が身バレだった。
結果、複雑なことに作品よりも『スティルインラブ先生』の方が人気で、一定のファンを作ってしまっている。
『レース走ってた時よりも大人になって、さらに妖しい雰囲気が魅力的です!』なんて言われて、苦笑い以外に何を返せばよいのか。
……閑話休題、ともかく私はこうして新しい道を見つけ出すことができていた。
「うーん……少し休憩」
執筆用のパソコンから離れ、ブルーライトカットのメガネを外して目頭をもむ。固まった背を伸ばしながらキッチンへ。
インスタントのコーヒーを淹れるスキマで戸棚からクッキーも用意する。
「ねえラブ、さっきのところ他に良い表現ない?」
――素人に聞かないで、先生サマ。あと、今晩は雨の予報でしょう?ワタシがランニングできない日なのに、どうしてお菓子を持ってるの?太るわよ。
「……大丈夫、お腹にはお肉つかないから」
――ええそうでしょうね、ワタシが運動しているから。それが今日はできないって言ってるの。あと、もう夕方なんだから洗濯物を取り込みなさい。
「……ラブ、あとはお願い」
――……はぁ、ナツメに幻滅されても知らないわ。『家事しろ』って囁かれるかもねぇ?
「うっ……この一服が終わったら取り込むから、そういう圧のかけ方はヤメて……」
――それから、メールのチェックしたら降りだす前に買い物行くのよ。
「分かってる……分かってるの……」
――そうでしょうね、だってワタシはアナタの本能だもの。
内側の同居人に急かされながら、飲み終えたコーヒーのカップを流しで水につけ、洗濯物を手早く取り込む。
作業部屋に戻り執筆ソフトからメール画面に切り替えると、現在の担当編集さんから一通届いていた。内容は『執筆の新しい刺激のために、レース観戦に行きませんか』というもの。
悩みが吐息となって、思わず漏れてしまう。またこのテのお誘い……悪い人ではないけれど。
担当編集さんは圧迫感がなくて穏やかな、お話ししやすい方という印象。お仕事も真面目で、特に不満はない。
ただ、かねてより私のファンらしく、
勿論、私の考えすぎで他意はないのかもしれないけれど、オークスの話になった時の担当編集さんの目は、ちょっと怖かった。
どうしよう、社会人として多少の付き合いは必要……?一回くらいは乗るべきなのかしら……
――いかなくていい
「!……はい、わかりました」
――フフ、ですって。良かったわね。
ナツメさんの手紙を受け取ってから、たまに感じるようになった直感のようでまた違う感覚。私が選択する場面で時々感じるソレは、最終的には「少しばかり幸せな結果」をもたらしていた。
手紙という小道具は、私を安心させるためのウソだった……けれど書かれていたこと自体は、きっとナツメさんの願いだった。
『ちゃんと見守っているから、どうか幸運を』
この第六感を信じるのは、まだまだナツメさんに頼ってしまっている。『あはは、そっちじゃないよスティル』と感じているうちは、新しい幸福はまだ先なのかも。
ならば、もう少しだけ。貴方のいない世界に新しい熱が生まれるまで。
簡単な外出着に着替えて、よくお世話になっているドラッグストアへ。
ヴェールとメガネをしていなければ、基本的にスティルインラブとバレることはない。まあ、パートのおばさま方にはよくお声かけいただくけれど。
あ、お惣菜残ってる。
――今日はティッシュ安いんでしょう?買っておいたら?……お菓子の棚はあとにしなさい。
白い照明の少しまばゆい店内で、慣れた足取りのまま棚と人の間を抜ける。
同じくナツメさんの愛をもらった、もう一人の自分と共に、自分の脚でゆっくりと。
――暗路を行った彼を想い、私たちは光の中をふたり歩く。
どれほど歪であっても、新たなカタチで運命は未来へ繋がった。
運命や魂などを主題とした話だったので、独りよがりの表現が多く読みにくかったことと存じます。それでもここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回の更新時期は未定です。
スティルインラブ編は完結しました。
この作品に再会、ハッピーエンドは含まれません。ご注意ください。
これは『墜星』の物語。墜ちゆく軌跡に再会は無い。
しかし『昇星』は――暗路を抜け光路に至る。