7騎で1騎のサーヴァント   作:悪平等な人外

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プロローグ
転生


「……おい。」

 

誰だろう。 声は霧の向こうから届くように、ぼんやりしている。 それでも、確かに僕を呼んでいる。

 

「おい、起きんか。」

 

今度は、肩に手が触れた。 優しく、でも確かに揺さぶられる。

 

「おきんか!」

 

揺さぶりがだんだん激しくなってきた。

 

耳に届く声が、現実のものだとようやく理解する。 瞼が、ほんの少しだけ開いた。

 

眩しい光が差し込んできて、思わず目を細める。

 

視界はまだぼやけていて、誰がそこにいるのかはよくわからない。

 

でも、確かに誰かが僕のそばに立っている。

 

「……うるさいな……あと五分……」

 

かすれた声でそう呟きながら、もう一度瞼を閉じた。

 

「いいから早くおきんか!」

 

その言葉で、ようやく目が覚めた。

 

あくびをしながら瞼を開くと目の前に神々しい一人のお爺さんが立っていた。

 

周りを見てみるとどこまでも果てしなく続く白い空間が広がっていた。

 

あれ?この神様みたいなお爺さんと白い空間……もしかして、よくある神様転生じゃね?

 

「ようやく目覚めたか、うむ、その認識でよいぞ」

 

おおう、読まれるかなーとは思っていたけど、実際に心を読まれたら違和感がすごいな。

 

頭の中を覗かれたような感覚に、背筋が少しぞくりとした。

 

「さて、さっそくじゃがおぬしは死んだ。このまま消滅するか、転生するか選ぶがいい」

 

なななな、なっ、何だってー。……で、死因は?

 

「う、うむ。なんじゃ驚かんのか。最近のもんはこの状況に慣れているようで面白くないわい。   

 当たり前のように心の声でしゃべってくるし……死因は……うむ、睡眠中の、心筋梗塞じゃ」

 

……ふーん。まあいい死に方ができてよかったか。

 

「……あっさりしてるのぉ。大抵の者はもっと取り乱すものじゃが。

 おぬし、なかなか肝が据わっておるな」

 

まあ、よく言われる。

 

人生に未練は新作ゲームくらいしかないし、痛みもなかったし良かったかなーって。

 

それで、大体わかるけど消滅と転生って言うのは?

 

「ふむ、説明せねばならんか。よかろう。まず消滅じゃが、これは魂そのものが霧散し、 

 記憶も存在も一切残らぬ。完全なる無じゃ。静寂の中に溶けるようなものと思えばよい」

 

……なるほど。まあ、そういう選択肢もあるよね。で、転生は?

 

「転生はその名の通り、別の世界に生まれ変わることじゃ。

 記憶は持ち越すこともできるし消すこともできるぞ。さあ、どちらを選ぶかの」

 

……うーん、消えたくないし転生で。

 

「うむ、わかった。それでは、この用紙に必要事項を記入してくれ。

『転生』に印をつければ、すぐに転生できるぞ。

…さて、わしはこれから別の者に話をしに行かねばならん。

 名残惜しいが、ここでお別れじゃ。」

 

光に包まれて消えた神様を横目に僕は用紙に目を通した

 

 転生申請書

 

1. 記憶の扱い                      

  □ 完全保持 □ 一部保持(詳細:          ) □ 完全消去

 

2. 肉体の選択

  種族

  □ 人間(希望年齢:  歳/性別: 

  □ 他種族(種族名:         /希望年齢:  歳/性別: 

  容姿

  □ 自らの理想の肉体※潜在意識から一番なりたい容姿が選ばれます 

  □ ランダム

 

3. 転生先の世界

  □ ファンタジー世界 □ SF世界 □ 現代風異世界 □ ゲーム風世界

  □ その他(詳細:                        

   転生時期(詳細:                        

         

4.転生先の身辺

  家族の有無※詳細で生活環境を設定できます 

□ 有(詳細:                            ) 

□ 無(詳細:                            

 

5. 転生特典※何個でも、代償なし

  希望する特典

 (詳細:                              

 

 □ 転生   

 

 

ほむほむ、色々選べるわけね。結構しっかりしてるじゃん。

 

よし、記入するか。

 

うーん……記憶を消したら転生を選んだ意味がなくなるし、やっぱり完全保持かな。

 

記憶の扱い                     

  ■ 完全保持 □ 一部保持(詳細:          ) □ 完全消去

 

 

うんうん、やっぱり他種族だよね。

 

特別感も出るし、半神半人がいいかな。

 

年齢は、ある程度幼いほうが伸びしろがあるし……6歳くらいがちょうどいいかも。

 

性別は、前は男だったし、今度は女にしてみようかな。

 

容姿はやっぱり自分の理想通りがいいよね。

 

肉体の選択

  種族

  □ 人間(希望年齢:  歳/性別: 

  ■ 他種族(種族名:半神半人     /希望年齢: 6歳/性別:

  容姿

  ■ 自らの理想の肉体※潜在意識から一番なりたい容姿が選ばれます 

  □ ランダム

 

 

転生先は……そうだ!Fate/Grand Orderにしよう。

 

半神半人の英霊って特別感あるし、神話の時代の英霊って強いしね。

 

転生先の世界

  □ ファンタジー世界 □ SF世界 □ 現代風異世界 □ ゲーム風世界

  ■ その他(詳細:Fate/Grand Order                

   転生時期(詳細:                         ) 

 

転生先の家族は……いらないかな。

 

記憶を偽ったり話したりするのは面倒だし、家族は無しでいいかな。

 

環境は大英雄を目指したいし強くなれるところでいいかな。

 

4.転生先の身辺

  家族の有無※詳細で生活環境を設定できます 

□ 有(詳細:                            )                          

■ 無(詳細:強くなれる所                      )  

                      

 

よーし、それじゃあお待ちかねの転生特典だ!

 

まずは7騎分の人生かな、7騎分の半神半人の英霊ってロマンがあるよね。

 

それに、冠位(グランド)の才能も付けておこう。

 

英霊としての格が一気に上がるし、物語的にも映える。

 

さらに、7騎で1騎のサーヴァントとして召喚されるのも面白いかも。

 

その時々で霊基を切り替えて戦うスタイル、めちゃくちゃかっこいいじゃん!

 

そして忘れちゃいけないのが原作主人公に召喚される設定。

 

召喚争奪戦とかめんどいし、物語開始時点で確実に呼ばれるようにしておこう。

 

あ、そうそう、召喚された時の記憶は引き継げるようにしないとね。

 

せっかくの呼ばれた記憶がなくなるのはもったいない。

 

最後に、もう一人の自分が召喚されないように設定しておこう。

 

もう一人の自分ってめんどくさそうだしトラブルの元になりかねないからね。

 

 

あっ!一番大事なことを忘れてた。

 

言語が分からなかったら大変だから、ちゃんと分かるようにしておかないとね。

 

転生特典※何個でも、代償なし

  希望する特典

 (詳細:7騎分の人生(それぞれ違う容姿、時代)7クラスの冠位の才能

     7騎で1騎のサーヴァント。原作開始時に主人公に呼ばれる  

     英霊として呼ばれた際の記憶は引き継がれる         

     自身が呼ばれた際に他の自身の英霊が呼ばれることはない   

     あらゆる言語が分かり話せる。               

                             

 □ 転生

 

 

よしよしこんなもんでいいか。それじゃぁ転生するかな。

 

 ■ 転生
 

 

記入したと同時に用紙が眩く光り僕の意識は遠くなっていった。

 




次は1騎1騎の人生のざっくりしたやつを書く予定

今後の展開

  • FGO1部を開始
  • FGO1部の前にZero、SN
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