名称:牛の首
発生地:不明
危険度:肆番
▼概要
「牛の首」はもっとも怖い怪談とは何かという議論で出てくる存在である。この怪談を聞くと、恐怖のあまり三日と経たずに死んでしまうが、その内容については誰も知らないという伝説である。
この存在は伝説ではない。今は上記のような噂を流すことで力を蓄えるのを抑えている怪異である。この怪異がどのようなものなのか詳しいことは不明である。しかし、国を滅ぼしかねない能力を持つ存在であることは判明している。
▼発生経緯
不明。いつから存在しているのか記録に残っていない。
機関に残る最古の記録にも政権が一つにまとまる以前から、いくつか国が滅びるなどの甚大な被害が出ていたと書かれている。
▼発見経緯
この存在は刀の怪異「永命」によって封印され、他の危険度肆番の怪異で結界を作ることで復活を防いでいた。
だが、2月18日の何者かによる禁忌庫襲撃、その処置にあたった犬部隊の壊滅により禁忌庫の怪異が全て解放され、「牛の首」は復活。強大な力を持つにも関わらず行方がわからなくなった。
5月21日、H県H市にて膨大な穢れが観測された。そこで、犬部隊の仕事を引き継いだ烏部隊が急行し、「牛の首」を発見した。
▼交戦記録
「牛の首」の放置はこの国の崩壊につながりかねないため、何としてでも再封印をしなければならない。
これまで「牛の首」を祓うことが出来たのは「永命」のみであるため、「永命」を持ち出し、穢れの観測された地点へ向かった。
穢れの観測された地点に到着したところ、「牛の首」が少年に憑りついている状態で発見された。「牛の首」は憑りついていた少年を殺害。その魂を喰らうためか少年の体内へ侵入した。
その隙を狙い「永命」を投擲。「牛の首」が完全には力を取り戻せていなかったためか、封印をすることに成功した。
▼事後処理
先の項で封印に成功したとあるが、その封印は「牛の首」に殺害された少年を器とし、「永命」が楔となることで完成したものであり、禁忌庫に封印されていた時のように根源札での回収は不可能だった。
この少年、
また、彼は決して死ぬことがなく、すぐに怪我も治る不死の存在へと変化している。
彼は生き返ったものの、このまま一般人として生活を送っていては正常維持怪異収集機関に敵対する組織や怪異によって「牛の首」が復活するかもしれない。
そのため彼を組織の一員とし、烏部隊で隊員として活動しながら器としての強度を高め、敵対組織の手に渡ることを防ぐことを上層部に提案。5月22日に提案が受理される。
これにより黒瀬永嗣は烏部隊の一員となった。
現在、「永命」による封印は機能しており、「牛の首」が復活する予兆は見られない。
しかし、今後どうなるかは不明なため、監視、彼の霊力の強化や怪異との戦闘による訓練を行うことが必須となる。