名称:紅染
接触地:H県R市
危険度:参番→弐番
▼外見
赤い服を着て、黒い髪を長く伸ばした少女の姿をしています。
俺と同じ高校生くらいに見えますね。
ぱっと見ると普通の人に見間違えると思います。
▼発生経緯
本人に話を聞いた限りでは、貴族たちが政治の中心だった頃から存在してるみたいです。
恋文だったり恋の歌があるじゃないですか。あの文化が出来たことが原因みたいです。
俺が考えるに、彼女最初は無害な存在だったんじゃないですかね?多分、恋をした人が人を恨んだり、相手を何をしてでも自分のものにしたいって気持ちが彼女を今の状態にしたんじゃないかなって考えています。
楓乃宮先輩が教えてくれたんですけど、酒呑童子はもともとイケメンでいろんな女性から恋文をもらってて、それを溜め込んでたらそれが恨みに変わって鬼にされたって説もあるらしいです。
他にも、何かの物語で主人公に恋をしていた女性が生霊として他の女性を殺す話があるじゃないですか。それぐらい恋って怖いですね。←あまり他の女の話はしないでいただけると紅染は嬉しいですわ。
▼発見経緯
別の任務でR市に行ったときに彼女が急に告白してきたのが始まりでした。びっくりしますよね、一目惚れだなんて。
「あなたのことが好きになりました。私とお付き合いしてくれませんか?」って言われて。
あの時、別の怪異の消滅前の攻撃で意識が朦朧としてて、その時に意識を失って首を下げたのが頷いたって受け取られたみたいです。←あなた
▼交流記録
任務が終わって帰還したらR市からかなり離れてるのに彼女が俺の学校の前に立ってたんですよね。
それに、彼女かなり強い怪異と同じ雰囲気だったから警戒しましたよ。
ただ、デートをしましょうって誘ってくるだけでその時は何もしてこなかったんですよ。誘いを断ると学校に被害が出るかもしれないですから。
それで、映画見たり、食事したり、ぶらぶら歩いたりして、夜の10時くらいに別れようとしたんです。そうしたら心臓を刺されて。包丁みたいなものだったかな?←私の能力で作った紅糸を束ねたもの。
「愛しています」って言った後、彼女消えたんですよね。俺が死んだと思ったのかな?
で、俺は不死身だから心臓が治ったら復活して。その後は何事もなく一日が終わりました。
次の日、本拠地の近くで任務をこなしてたら彼女がまた現れて。ごめんなさいって謝ってくるんですよ。←ごめんなさい。私、好きになった人は殺さないといけなくて。昔から…
多分、彼女の根源に刻まれてるんじゃないですかね。好きになった人を殺せって。彼女はそれが嫌でも逆らえないんじゃないかなと。
それで、彼女が襲い掛かってきたので戦闘になりました。「紅糸」って能力を使って動きを封じて来たり、それで作った武器で攻撃してきました。
最初はそんなに強い攻撃じゃなかったんですけど、任務を終わらせた楓乃宮先輩が助けに来てくれた途端に捌けないくらい攻撃が激しくなりました。←だって、あの女私たちの邪魔を!
それでも何とか彼女を倒したんですけど、根源札にすぐに穢れが集まって復活しちゃって。でも、力は弱くなったみたいでした。←これが恋の力ですわ♡
▼事後処理
慈鳥隊長が彼女が他の誰かを好きになって被害者が出るよりも、俺が好かれている方が良いって判断して。彼女は怪異だけど烏部隊の一員みたいな扱いになりました。
彼女は何度でも復活できますけど、弱くなってますし、俺は死にませんから。
任務を手伝ってくれるから頼りにもなります。女性隊員に嫉妬して問題を起こすのは勘弁してほしいですけど。
まあ、これからもうまくやっていきたいです。←これからもよろしくお願いいたしますわ。