入学試験でデルタアクセルするとどうなるのか!!   作:交響魔人

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オリカが登場します。ご了承ください。


トリア帝国編 3000年前の妄執

指定の場所で、龍道は対戦相手と対峙する。

 

 

 

「あら、アジア人とは。トリア帝国に気概のある決闘者はもう居ないみたいね。」

「俺は日本人だ。そういう貴女は何者だ?共和国人では無いはずだ。」

「失礼ね。私がどこの生まれだろうと関係ないでしょう?」

「トリア帝国の決闘者が3名、デュエルに敗北した後亡くなっている。貴女の仕業という物的証拠があるわけでは無いが、状況証拠は十分。闇のデュエリストだな。」

 

 

 

 それは、シェザール皇子が調べ上げた事で発覚した事実。

 言葉で煙に巻くのも、無視する事もやや難しいと判断したメルは真実を話す事に決めた。

 聞かれた所で問題ない。もはやこの日本人を生かして帰す気は彼女には無い。

 

 

「3000年以上前。私の祖国はエジプト王朝へ攻め込んだ。闇の錬金術が記されたという千年魔術書を手に入れる為に。」

 

 

 それは、龍道が知らなかった真実。

 大邪神ゾークが関与した古代エジプト王朝の動乱。その引き金を引いた隣国の侵攻。それによる影響は大きい。

 

 

 クル・エルナ村の惨劇により、バクラは一人世界を呪った盗賊となり、千年リングにその邪念を封じ込め。

 千年眼の邪念により、アクナディンは大邪神ゾークの影響を受けて闇の大神官になり。

 神官セトはファラオと敵対。それらを抑え込むためにアテムは千年パズルに自らの魂を封じ込めた。

 

 

 その出来事さえなければ、武藤遊戯に関係する人々の未来は大きく変わったはずだ。

 遊戯と城之内は親友にならず、牛尾は風紀委員の立場を悪用し続け、ドミノ街の悪人はのさばり、ペガサスは海馬コーポレーションを乗っ取り…。

 いや、海馬の失脚が無くなる…。というより、ペガサスがエジプトに行っても千年眼がそもそも無いのでデュエルモンスターズそのものが生まれない?

 

 …隣国の侵攻が起こらず千年アイテムが作られなかった方が悲惨だった?

 

 思考がやや取っ散らかる龍道だが、現実に注力する。

 

 

「だが、それは失敗した。アクナディンが千年アイテムを作り出し、デュエルモンスターズの精霊を使役したから。」

「祖国が軍備を増強していたにも関わらず、アクナムカノン王は国境に兵を増やす事も、先制攻撃する事もしなかったのだが…。如何にも侵攻は失敗。主力部隊を擁した遠征軍が壊滅した事で祖国は周辺国から侵攻され、滅亡に追いやられた。私はわずかな家臣と共に落ち延び、耐え忍んだ…。」

 

 亡国の王女がどんな扱いを受けるのか、想像は出来る龍道。

 

 

「千年アイテムは役割を果たし、大邪神ゾークは滅びた。貴女は何を求める?」

「おかしなことを言う。滅んだからこそ、だ。」

 

 

 スッと腕を持ち上げる。そこにはウジャド眼の腕輪が装着されている。

 

「まさか!」

「これこそ、私が作り出した新たな闇のアイテム。」

「なるほど、今になって活動を始めたのは…。」

 

 名も無きファラオ、大邪神ゾーク、ダーツ。脅威となる存在はほぼ排除された。

 ダークネスと地縛神率いるダーク・シグナー及びイリアステルは健在だが…おそらく彼女はその存在すら知らないのだろう。

 

 

「いつか機会が来ると信じ、雌伏の時を過ごした…。そして機会は来た。」

「ファラオとバクラを恐れて隠れていたなら、おとなしく隠れたままでいれば良かったものを。」

「あの二人ならまだしも、何故お前などを恐れねばならない!」

 

 

『『決闘!』』

 

 

メル ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

龍道 ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

 

 

 

「先攻は貰う。ドロー!私は手札からインヴェルズの斥候、インヴェルズを呼ぶ者、インヴェルズ・ホーンの三体の闇属性モンスターを墓地に送る。」

「何?」

 

 この特殊な召喚条件はモンタージュ・ドラゴンだろうか?だが、【インヴェルズ】に入れるようなカードでは無い。ならば別のカードか?

 

 

「現れろ!オシリスの暗黒龍!」

 

 

 闇落ちしたオシリスの天空竜が現れ、龍道は目を見開く。

 

 

「まさか、三幻神?!」

「オシリスの天空竜は手札によって攻撃力と守備力が変化するが…。このカードの攻撃力と守備力は私の墓地の闇属性の数×1000ポイントアップする!よって攻撃力は3000!」

 

 

 黒翼を羽ばたかせ、オシリスは吠える。

 周囲が闇に覆われた事で、龍道は大体の事情を察する。

 

「闇のゲーム…」

「これでお前は逃げられない…。私はモンスターをセット、カードを1枚伏せてターンエンド。」

 

 

 

メル ライフ4000

手0 フィールド オシリスの暗黒龍 セットモンスター

    魔法・罠 伏せ1

龍道 ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 相手モンスターの効果は未知数。オリジナルの召雷弾だった場合厳しいが、さすがに効果は違うはず。

 

「永続魔法、カラクリ解体新書を発ど」

 

 だが次の瞬間、オシリスの暗黒龍がブレスを撃つ!

 そのブレスを浴びた解体新書は石板になり果てる。

 

 

「これは…そのモンスター効果か。」

「オシリスの暗黒龍が場に存在する限り、お前の『上級呪文』以外の魔法カードと罠カードの効果は無効になる。」

 

 

 上級呪文って何だよ。と内心ツッコミを入れながら龍道は効果が無効になったカラクリ解体新書を見る。

 

 なるほど。シンクロ召喚が実装される前の魔法・罠カードが重要なこの環境では、きわめて凶悪な効果だ。

 本物ではないとはいえ、それに匹敵するモンスターを生み出し、さらに従える闇のアイテムを作り出す。錬金術師としての実力はあるようだ。

 

 

「相手の場にのみモンスターが存在する事で、サイバー・ドラゴンを特殊召喚。ここでチューナーモンスター、カラクリ小町 弐弐四を通常召喚。召喚に成功したターン、俺はカラクリモンスターを通常召喚とは別に召喚する事が出来る。カラクリ商人壱七七を召喚。効果発動、デッキから『カラクリ』カードを1枚手札に加える。カラクリ法師 九七六参を手札に加える。」

 

 ここまでして動きがない。

 

「カラクリ法師の効果発動。手札に存在するこのカードは俺の場の「カラクリ」モンスター1体の表示形式を変更し、このカードをチューナー扱いとして特殊召喚する事が出来る。ただし効果の発動後、ターン終了時まで俺は機械族・地属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できないが。カラクリ商人を守備表示に変更して、カラクリ法師を特殊召喚。」

「それでどうするつもり?魔法・罠カード無しでは融合も儀式も出来ない。」

「レベル2のカラクリ商人に、レベル5のチューナーとなったカラクリ法師をチューニング!S召喚!Lv7!カラクリ将軍 無零!守備表示だ。」

 

 

 現れたモンスターに、メルはかなり驚く。

 

「融合のカード無しで…いや、これは融合ではないのか。」

「無零の効果発動、S召喚成功時、デッキからカラクリモンスターを特殊召喚出来る。カラクリ参謀 弐四八を特殊召喚。モンスター効果発動!召喚・特殊召喚成功時に場のモンスターの表示形式を変更できる。そのセットモンスターを攻撃表示に変える。」

 

 

 セットされていたモンスターは。

 

「メタモルポットのリバース効果発動!互いに手札をすべて捨てて、新たに5枚ドロー!捨てる手札が無いので、そのまま5枚ドローする。」

「オーバーロード・フュージョンと機械複製術を捨てて、5枚ドローだ。レベル5のサイバー・ドラゴンに、レベル3のカラクリ小町をチューニング。S召喚!Lv8、カラクリ大将軍 無零怒!」

「またカラクリのシンクロモンスター…という事は。」

「無零同様、デッキから「カラクリ」モンスターを特殊召喚可能だ。二体目のカラクリ法師を特殊召喚。レベル5のカラクリ法師に、レベル3のカラクリ参謀をチューニング!S召喚!Lv8、カラクリ大将軍無零怒!」

「となれば、またデッキからカラクリモンスターを展開するわけだな?」

「その通り。チューナーモンスター、カラクリ蝦蟇 四六弐四を特殊召喚。レベル8のカラクリ大将軍無零怒に、レベル1のカラクリ蝦蟇をチューニング!S召喚!Lv9!カラクリ大権現 無零武!」

 

 

 現れた攻撃力3000のシンクロモンスターに、メルは驚愕する。

 

「攻撃力3000?!」

「ここで守備表示でS召喚したカラクリ将軍無零のモンスター効果発動。場のモンスターの表示形式を変更する。攻撃表示に変更し、ここでカラクリ大将軍と大権現の効果発動!どちらもカラクリモンスターの表示形式が変化した時発動出来る。大権現の効果は相手の場のカードを除外する。そして大将軍は1枚ドローが出来る。」

「除外とドロー?!」

 

「オシリスの暗黒龍を除外しろ、大権現!」

 

 無零怒の効果でドローしながら、龍道は宣言する。

 

「そんな!」

「これで魔法・罠カードを使用できる。バトルだ、カラクリ大将軍無零で、メタモルポットを攻撃!」

「させぬ!罠発動!和睦の使者!これにより、私が受ける戦闘ダメージは0になり、モンスターは戦闘破壊されない!」

「ライフを半分払い、カウンター罠、レッド・リブートを発動!」ライフ4000から2000

「手札からカウンター罠だと?!」

「罠カードの発動を無効にする。相手はデッキから罠カードを1枚セット出来るが、ターン終了時まで相手は罠カードを発動出来ない。」

「…侵略の波紋をセット…きゃあああっ!」ライフ4000から2100

 

「カラクリ大権現でダイレクトアタック!」

「きゃああああああああ!」

 

 

 

 ライフは尽きた。これで勝った。

 だが、闇の空間が晴れない。

 

 

 

 

 

「デュエルに勝ったはずなのに、闇のゲームが終わらないだと?」

「…なるほど、それがお前のデッキか…。」

 

 

 メルの手にはウジャド眼が刻まれた懐中時計がある。

 ウジャド眼を彼女が押すと、奇妙な感覚を龍道は感じる。

 

 まるで、時が逆行していく感覚。

 

 

「ぐっ?!これは…時の巻き戻し?!」

「いかにも…。時を巻き戻せば、この敗北は無かったことになる…!」

 

 両肩を上下させながら、メルは宣言する。息は荒く、汗が流れている事から相応に消耗があるのだろうと龍道は推測する。

 

 

 

「だが、ノーリスクという訳にはいかないようだな。」

「切札は最後まで取っておく。それが…。」

 

 だが、メルの様子がおかしい。

 

「あれ?誰?それを、教えてくれた人は……。」

 

 3000年という月日は、彼女に相応の忘却をもたらしてしまったようだ。

 虚空に手を伸ばすが、何もつかみ取れない事に呆然とするメルを、龍道はじっと見つめる。

 

 ややあって、思い出すのをあきらめたメルはデュエルディスクを構える。

 

 

 

『『決闘!』』

 

 

メル ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

龍道 ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

 

 

 時を巻き戻したのであれば、初手は同じ。

 そう思い込んでいた龍道は初手が違った事に内心驚く。

 

 ふと思った。自分の初手が違うなら相手の初手も…。

 

 

「私の先攻、ドロー!私の場にモンスターが居ない時、インヴェルズの魔細胞を守備表示で特殊召喚出来る。さらにインヴェルズに潜む者を召喚!」

 

 知らないカードの登場に、龍道は警戒する。

 

「このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、私はメインフェイズ時に1度だけ、通常召喚に加えて「インヴェルズ」と名のついたモンスター1体を召喚する事ができる。インヴェルズの斥候を召喚!」

「インヴェルズの名を冠した召喚権を追加する下級モンスターか。だが、その新たな召喚権を使った今、新たなモンスターの召喚は」

「私は場の三体の闇属性モンスターを墓地に送り、漆黒の巨人オベリスクを特殊召喚する!」

 

 

 オベリスクの巨神兵を模したモンスターが現れ、剛腕を振るう。

 

 

「カードを1枚伏せて、ターンエンドだ。」

 

 

 

 

 

 

メル ライフ4000

手1 フィールド 漆黒の巨人オベリスク

    魔法・罠 伏せ1

龍道 ライフ4000

手5 フィールド 

    魔法・罠 

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 カードを引いた龍道は考える。相手のカードテキストは当然のように読めない。だが、推察は出来る。

 オリジナルとは効果が違った。ならばこれもオベリスクの巨神兵とは効果が違うはず。オシリスが魔法・罠を封じる効果なら、さしずめこいつは…。

 

「魔法カード、ナイト・ショットを発動。その伏せカードを対象にする。この時、対象となったカードは発動出来ない。」

「威嚇する咆哮が…。」

 

 

「相手の場にのみモンスターが存在する事で、サイバー・ドラゴンを特殊召喚。カラクリ商人を召喚、効果発動。」

「無駄だ!漆黒の巨人オベリスクが場にある限り、お前のモンスター効果は無効になる!」

 

 相手のみスキルドレインか。効果が他にもあるのか、それともこれだけか。

 D-HERO Bloo-DはHEROサポートを受けられ、相手モンスターを装備する効果がある。まぁ、攻撃力4000打点を持つのはそれはそれで強い。

 

 

「速攻魔法、禁じられた一滴!場のカラクリ商人を墓地へ送り、漆黒の巨人オベリスクの効果をターン終了時まで無効にして、攻撃力を半分にする!」

「な、何?!一体どうやって、『上級魔法』を手に入れた?!」

 

 

 やはりというか、この効果は通った。というより、禁じられたと名の付く速攻魔法は全て、神々の宝物蔵にしまわれていた禁じられた聖具の一つ。三幻神に通じて貰わねば沽券にかかわるだろう。

 …まぁ龍道個人としては、禁じられた聖杯の効果を受ける三幻神は見たくないが。

 

 

 

「バトルだ、サイバー・ドラゴンで、漆黒の巨人オベリスクを攻撃!」

「きゃああっ!」ライフ4000から3900

 

 

「カードを1枚伏せて、ターンエンド。」

 

 

 

メル ライフ3900

手1 フィールド 

    魔法・罠 

龍道 ライフ4000

手2 フィールド サイバー・ドラゴン

    魔法・罠 伏せ1

 

 

「私のターン、ドロー!メインフェイズ1の開始時、墓地からインヴェルズの斥候を特殊召喚!斥候を生け贄に、インヴェルズ・モースを召喚!ライフを1000払い、場のカードを2枚まで手札に戻す!」ライフ3900から2900

「…チェーンは無い。」

「バトル、インヴェルズ・モースでダイレクトアタック!」

「ぐうううっ!」ライフ4000から1600

 

「ターンエンド。」

 

 

 

メル ライフ2900

手1 フィールド インヴェルズ・モース

    魔法・罠 

龍道 ライフ1600

手4 フィールド 

    魔法・罠 

 

 

「俺のターン、ドロー!相手の場にのみモンスターが存在することで、再びサイバー・ドラゴンを特殊召喚!チューナーモンスター、カラクリ小町 弐弐四を召喚!レベル5のサイバー・ドラゴンにレベル3のカラクリ小町をチューニング!S召喚!Lv8、カラクリ大将軍 無零怒!効果発動、デッキからLv1のチューナーモンスター、カラクリ蝦蟇 四六弐四を特殊召喚!レベル8のカラクリ大将軍無零怒に、レベル1のカラクリ蝦蟇をチューニング!S召喚!Lv9!カラクリ大権現 無零武!守備表示!カラクリ大権現 無零武の効果発動、カラクリ兵 弐参六を特殊召喚!」

「何故、カラクリ大権現を守備表示で…。」

「墓地からカラクリ蝦蟇 四六弐四の効果発動。除外する事で場のカラクリの表示形式を変更する。カラクリ大権現を攻撃表示に変更!効果発動、インヴェルズ・モースを除外する!」

「そんな!」

「これで終わらせる!バトルだ、カラクリ大権現でダイレクトアタック!」

「きゃあああああああっ!」ライフ0

 

 

 

 ライフが尽きると同時に、メルに異変が生じる。

 豊満な身体が白い砂に変貌し、崩壊が始まる。

 

「そ、そんな…やっと、やっと私の時代が来たのに…!」

 

 

 そう言い残し、メルは消滅する。

 残ったのは白い砂と着ていた服、それに闇のアイテムだけだった。

 

 

 

 

 

 

 デュエルを制し、後始末はシェザール皇子に任せて龍道とリナはメルの遺品を整理する。

 

 

「…オシリスとオベリスクを元にしたなら、ラーを元にしたカードがあると思うけど。どこかに隠しているのかしら?」

「作れなかった、という可能性もある。ラーは三幻神でも最上位だ。」

 

 闇のカードとなっていた二枚のカードは、通常のカードになっていた。

 とはいえ、龍道としては使うつもりはない。強いのだが、召喚条件が厳しい。

 

 

 

 メルの衣服と謎の白い砂を龍道は箱に詰める。

 

 

「それ、どうするの?」

「故郷に埋める。随分と家族を待たせてしまったようだが…。3000年前であれば同じ墓とはいかないだろうが、少しでも近い所に眠らせてやりたい。」

 

 

 日本人の死生観に触れながら、リナはそっと目をそらす。

 

 兄のシェザールから、龍道が此度の敗者であるメルを埋葬しようとした場合、箱をすり替えて本物を研究所へ運ぶよう指示されている。

 故に彼女の遺体の行先は故郷ではなく、研究所だ。

 同性として同情はするが、それはそれとして貴重な研究材料であることは事実。

 

 3000年以上も魂を収められるかりそめの肉体を作り出す秘術。その一端を解明できればオカルト関連において凄まじい進歩が得られる。

 

 

 

 その後。ダイン鉱石の採掘場を丸ごとトリア帝国に接収された事で、ヒルゼド共和国議会の面子は丸つぶれ。

 内政の乱れ、治安の悪化、犯罪率の上昇を国民からの支持率で何とか抑え込んでいたが、支持も失われた。

 

 

 二世、三世議員はこの状況の変化に対応できず、さらに失策と失言を重ね…。それを好機と見たシェザール皇子は共和国内部の新帝国派に反主流派の取り込みを指示。

 総選挙で野党が一気に議席を伸ばし、政権を失った与党は多くの利権を失い、下野。今までの不正が明るみになり、元議員だった者達はあっという間に失脚していった…。

 




キャラクタープロフィール&オリカ紹介
メル
3000年前、古代エジプト王朝へ攻め込んだ隣国の王女。侵攻軍が壊滅した事で弱体化した祖国は周辺国の侵攻により滅び、わずかな家臣と共に落ち延び、闇の錬金術で肉体を作り替え、ただひたすら時を待った。ある時代で活動を試みた所ダーツと接触。その力に戦慄し、彼が滅びるまで待ち続ける方針に切り替える。
ダーツ、バクラ、アテムが次々と冥界へ旅立った事で時は来た、とばかりに活動を開始。手始めに共和国に地盤を作るべく、対帝国との戦いで手柄を上げようとしたところ、龍道に敗北して消滅。

闇の錬金術により新たな闇のアイテムを作り出し、闇落ちしたオシリスとオベリスクを従え、デュエルに敗北しても一度だけデュエル開始時まで時を巻き戻すウジャド眼の懐中時計を制作するなど錬金術師としての実力は高い。
ただ、その手のアイテムに頼ってしまうため、デュエリストとしての実力が伸びない。デュエリストとしての実力は、ダーツ>アテム≒バクラ>超えられない壁>メル。

龍道が居ない世界線では、オシリスとオベリスクを同時に展開するも、事前に敗北したデュエリストのデュエルディスクから盤面を分析したリナ皇女の溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムに除去されて敗北、そのまま消滅。
しかし闇のゲームによる後遺症で、リナ皇女も若くして亡くなる。



オシリスの暗黒龍
効果モンスター(オリカ)
星10/闇属性/ドラゴン族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
手札から闇属性モンスター3体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの特殊召喚は無効化されない。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、自分の墓地の闇属性の数×1000アップする。
(3):このカードがフィールド上に存在する限り、相手の「禁じられた」速攻魔法カード以外の魔法カードと罠カードの効果は無効になる。




漆黒の巨人オベリスク
効果モンスター(オリカ)
星10/地属性/獣戦士族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分のフィールドから闇属性モンスター3体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの特殊召喚は無効化されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手フィールドの表側表示モンスターの効果は無効化される。
(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動できる。そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。



インヴェルズに潜む者
効果モンスター(オリカ)
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分のメインフェイズ時に1度だけ、自分は通常召喚に加えて「インヴェルズ」と名のついたモンスター1体を召喚する事ができる。

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