ゴールデンOKITAさん 作:アイヌ文化保存係
沖田さん、転生する
「杉元さーん。今日は砂金取れてますか~?」
「沖田さんか。なかなか厳しいな…沖田さんは学校は?」
「いやいや~、沖田さん。こう見えて家なき子でして…一攫千金の夢を見て、北海道に来たんですよ。護身は木刀しかダメですし、世知辛い世の中ですよね」
沖田総司という剣士が居た。未来の日本…平成から令和の時代では知らぬものはいないヒーロー、歴史学者から見れば明治維新を送らせた旧幕府の暴れん坊治安維持組織である新撰組の一番隊隊長と伝えられる。
沖田総司の残された写真は非常に男前な人物であり、今の基準でも充分にモテただろう。だが、そんな沖田総司には1つの歴史的間違いが存在する。
1つ、沖田総司の写真は沖田総司ではなく…沖田総司から替え玉を頼まれた部下であり、本人ではない。新撰組の沖田総司として撮られた本人の写真は此の世に1枚も存在していない。
では、どうして写真が存在せず、沖田総司と伝えられた写真は替え玉を行った部下の写真なのだろうか?実は沖田総司は10代半ば~後半の美少女であり、その顔立ちはアーサー王と瓜二つなのだ。
そんな沖田総司は結核で亡くなったとされている。しかし、世の中には不思議なことも有るのだ。
(いやー、まさか沖田さん。結核で死んだと思ったら、そっくりそのままの姿で転生したなんて言えませんよ)
表側の歴史で語られることはない事実では、沖田総司は死後暫くして転生しており、容姿は前世の姿のまま此の世に産まれ落ちたのだ。10代半ばになった沖田さんは、今生の実家…と言うよりも施設を出て、とある目的の為に北海道にやって来た。
今は明治末期の時代。日露戦争の後であり、後の歴史では海外も絡み、北海道全土から樺太も巻き込んだ埋蔵金騒動…ゴールデンカムイと語り継がれる大騒動の時だった。当然、明治末期であり…沖田さんの前世の知り合いである新撰組の生き残りはごく僅か、居ても永倉新八や斉藤一のようにお爺ちゃんとなっている。
(そして杉元さんもまさか、側に沖田総司の生まれ変わりが居るなんて知りませんしね)
ニヤニヤと北海道の川で砂金を探す杉元佐一という屈強な男を見て、沖田さんは思う。誰だってそうだ、生まれ変わりや輪廻転生なんて言葉は有るが…本当に有れば人間の大半が前世の記憶を引き継いでいることになる。
「本州じゃ、帯刀してるだけでも色々あるしな。沖田さんは剣道得意かい?俺は剣道は昔、やってたが…剣道より柔道の方が得意だったよ」
日露戦争帰りの青年 杉元佐一が額から流れる汗を拭ってそう告げた。しかし、この杉元はどうして砂金…早い話大金が必要なのだろうか?日露戦争帰りの軍人で満期退職していれば、退役金などでお金には余裕があるし、軍役している時にも充分な給与が支払われて食事に困ることはなかった筈である。
「沖田さんは柔道は全然ですね。そうそう、新撰組の永倉新八は体術も凄いんですよ!徒手格闘でも新撰組最強でしたし…杉元さんはライフルも使ってたんですね。あの土方歳三も銃は使ってましたよ!でも、当時の銃は今と比べるとへっぽこでしたしね」
「そりゃあ、当時は鉄製の薬莢は珍しいし、ライフルは銃口から装填だろ?しかし、沖田さん…歴史詳しいな。俺は学がないからな…」
まさか、杉元も沖田さんが前世であの土方歳三や永倉新八の戦いを見てた処か、共に戦ってたなんて知りもしないだろう。
「杉元さんって満期退職ですよね?今の軍人さんのお給料の仕組みは知りませんけど、退職金生活はしなかったんですね」
「気に入らない上官を半殺しにしなかったら、今頃はぬくぬく退職金や年金生活だろうな。なにせ、金が必要なんだ。沖田さんには話して良いか…」
杉元は語る。全ての始まりは杉元が10代後半の頃に遡る。
杉元は幼馴染みが2人居たが、家族全員が結核で亡くなり、杉元は村八分の扱いとなる。幼馴染みの1人は女の子で、もう1人は男の子で、杉元は女の子の幼馴染みのことが好きだったが、村八分のこともあり結婚することは出来ず、杉元は村を出た。暫くすると、幼馴染み同士は結婚しており、子宝に恵まれる。だが、幼馴染みの女の子…女性は目の病気で視力がどんどん低下していき、失明寸前となる。その上、日露戦争で女性の旦那であり、杉元の親友は戦死してしまい…杉元は亡き親友との約束も有るが…幼馴染みの目をなんとかしたくて、一攫千金を夢見て北海道に来たのだ。
「そうだったんですか…」
「ああ。だから少なくても200円以上の金が要る。金が必要なんだ…」
当時の円の価値は1円=1万円換算であり、現代で言えばおよそ約200万の大金が必要なのだ。
北海道は明治初期から砂金のゴールドラッシュが続いており、砂金で一攫千金を引き当てて幼馴染みの目を治したいのである。
「見つかると良いですね、砂金」
「ああ、頑張らないとな。幼馴染み2人の為だから」
そして杉元は再び、砂金を探す作業を行うのだった。
翌日。川に再び来た沖田さんであったが、そこで日露戦争で使われたライフル…三十式小銃を持った杉元と出会う。しかし、川の辺りである地面には血が垂れた後があり、なにか物騒なことが有ったのだろう。
「杉元さん。銃を持ってどうしたんですか?てっ!?地面に血!?」
「沖田さん。それ、俺の血じゃないから!!実はな…」
杉元は語る。沖田さんが来る10分前、杉元はここで少ない砂金を取る酒癖の悪いオッサンと話していた。そのオッサンが言うには北海道の砂金は明治初期に、一部のアイヌ民族がごっそり取っており、北海道独立の資金源にしていたそうだ。
だが、その砂金は1人の男がぶんどり、砂金を持ってたアイヌを皆殺しにしたのだ。取られた砂金は75キログラム、およそ現代換算で8億円の価値があると言われている。だが、その男は捕まり…網走刑務所で死刑囚として収監されている。そして男は同房となった囚人達に刺青を施し、その刺青が埋蔵金の手がかりとなる暗号になっているようだ。そして、刺青が施された囚人達は護送中に脱獄し、森の中に消えていった。
「で、その話をしたオッサンは俺を消そうとしたが、返り討ちにしたらあわててオッサンが逃げたんだ。
俺に話したことが急に怖くなって俺を殺そうとするし、与太話が真実味を帯びてないか?」
「それは有りそうですね、そのおじさんを探しましょう!」
その事を話したオッサンは口封じに杉元を殺そうとするし、埋蔵金の話が真実味を帯びてきたのだ。
「いや…でも沖田さんは帰った方が良い。人の生き死にに君が関わっちゃいけない」
杉元佐一は日露戦争で『不死身の杉元』と恐れられた。敵からも味方からも。首に銃弾が貫通しても停まらず、銃剣やライフルを振り回して敵軍を粉砕し、敵味方からも砲弾や銃撃の雨が降り注ぎ、周りの仲間が物言わぬ肉片に変わっても走り続けて敵を殺しまくった。そのような出来事で殺しに関しての心理的リミッターはないが、元は優しい好青年。だからこそ、沖田さんが殺しの現場に入らないように言ったのだ。
「大丈夫ですよ、沖田さん…前世とは言え、人を殺めたことがあります。殺した人数は覚えてませんが、相手の顔は全部覚えてますよ。初めて殺したのは、前世の姉を守るため、6つの頃でした」
オッサンが逃げたと思われる北海道の森を進む沖田さんと杉元。暫くすると、古墳の円墳に良く似ている盛られた土と雪に埋められた件のオッサンを確認する。
「なんだこりゃ…」
「杉元さん。この人、死んでますよ。顔色からして、血は抜けてますね」
いざ、件のオッサンを掘り出して見ると…腹部は腸とお腹の肉が抉られており無くなっていた。そして、近くに大きなヒグマの足跡が残されていた。
「デカ!?」
「ヒグマだ…」
ヒグマは食いきれない食べ物は地面や雪に埋めて、保存食にする。古墳のように盛り上がったコレは土饅頭とも呼ばれ、土饅頭はヒグマが『これは俺の物だ』と宣言しているのだ。
しかし、オッサンの亡骸を取り出した杉元はあることに気付き、オッサンから衣類を脱がす。その上半身には暗号や様々な線が描かれた刺青が有ったのだ。つまり、あのオッサンが話していたアイヌの埋蔵金は真実であり、刺青を施された囚人の1人がオッサンだったのだ。
「ヤクザのクリカラもんもんと違いますね。これって…」
「ああ、道理で詳しい筈だ。オッサンが当事者だったなんてな!」
しかし、ここでオッサンを放置していれば土饅頭を作ったヒグマに刺青が食べられてしまう。だが、オッサンを連れて歩けばヒグマに襲われるリスクが跳ね上がる。
一攫千金のチャンスを手放すことは出来ず、杉元は躊躇うこと無くオッサンの亡骸をおぶった。
「どこかに移そう。手懸かりがヒグマに食われちまう!沖田さんは俺達がヒグマに襲われたら、気にせず逃げてくれ」
「ヒグマですよ?本州のツキノワグマとは桁違いですよ!」
と、そうしてると…パキリと枝が折れる音が上から聞こえ、沖田さんと杉元は上を見る。そこでは可愛らしい子熊が此方を見下ろしていた。
「可愛い…」
「いや、沖田さん…子熊が居るってことは…」
子熊が基本的に単独で行動することはあり得ない。つまり、近くに母親が居るのだ。
ザッザッと物凄い速度で何かが近づいてくる。その何かは荒れた森の獣道を競走馬の全力疾走に近い速度で突き進み、急速に沖田さんと杉元に接近した。
「グゥゥォォォオオオオ!!」
それは子熊の母親であり、沖田さんは下げた木刀に手を添え、杉元も三十式小銃を取ろうとするが…オッサンを背負ってた紐に引っ掛かって銃が取れない。
「グゥゥォォォオオオオ!!」
すぐそこまで迫るヒグマ。このままでは杉元はヒグマに殺られてしまう。だが、その時…瞬間移動に匹敵する速度で沖田さんが杉元とヒグマの間に現れた。
「沖田さん!?」
「無明・三段突き!!」
その時…沖田さんが目に止まらない速度で、木刀による突きを放った。その突きはヒグマの腹部に直撃し、音が少し遅れて3回聞こえて、ヒグマは後方数メートルほど吹き飛び、ヒグマは子熊を連れて何処かに逃げた。
「なに、今の…確かに突きは一回だけのように見えた。でも音が3回聞こえた?てっことは…今ので3回突いたのか!
沖田さん…アンタ…何者だ?」
「そうですね…私には前世の記憶があります。私の前世は沖田総司、かつて幕末の京都で治安維持活動を行っていた新撰組に所属していた、剣士です」
「あと、杉元さん。多分、あの母クマはオッサンを食べてませんよ。残された足跡と母クマの足の大きさが違いました」
「そうなの?」
「それに関しては…私より、多分…彼女の方が詳しいと思いますよ?」
沖田さんが顔を向けた先、そこには弓を持つ沖田さんより年下の少女が居た。歳は恐らくだが、十代前半で服装から考えるにアイヌ民族だろう。
「アイヌ?」
「そうだ。冬眠明けのヒグマは胃が縮んでいて、肉を食べない」
アイヌの少女は語る。なんでも冬眠明けのヒグマは胃が小さくなっており、肉を食べないのだ。恐らく、母クマが杉元と沖田さんを襲ったのは、子熊に危害を加えられると判断していたこともあるだろう。
「それに子熊が木の上に居たなら、危険から逃がすために母親が上げた。この人間の腸を食べたマタカリプゥが近くに居る筈だ」
「「マタカリプ?」」
「冬を廻る者という意味だ。冬眠出来る穴が見付からず、気が荒くなっていて、冬眠せずに冬でも獲物を食べる」
マタカリプ…現代では穴持たずとも言われる個体だ。身体が大きくなりすぎて、冬眠出来る巣穴が見付からず、気性が獰猛な熊である。その上、冬眠出来る巣穴がないということは物凄く大きいのだ。
「近くに居るなら、皮を剥ぐ時間もないですね」
「だよな。折角手に入った一攫千金のチャンスなのにな。折角だから聞いてくれ」
杉元はオッサンの亡骸を降ろす。そしてアイヌの少女に、オッサンが生前に語った埋蔵金、そして暗号の刺青が印された囚人の話を行う。だが、こんな話…信じてくれるだろうか?
「信じる。何故なら、殺されたアイヌの中には私の父親も居た」
なんということでしょう。殺されたアイヌの中には、アイヌの少女の父親もおり、この話はますます本物のようだ。だが、こうしてる間にも、オッサンの腸を食べたマタカリプが近くに潜んでいる。そして、オッサンを連れて歩けば、マタカリプに狙われるし、村に連れていけばマタカリプが村に出て更なる被害者が出る。
つまり、一攫千金の手懸かりを失わない為には迫り来るマタカリプを倒さなければならないのだ。
「やるしかないですね。木刀がそろそろ折れそうですけど…杉元さん、クマ倒したことあります?」
「日露戦争でしか殺しはない。ヒグマとやりあうなんて初めてさ…だが、殺らないと折角掴んだ手懸かりがなくなってしまう」
ここにクマVS人間の生存競争が始まるのだった。
だが、ここは沖田さんが女の子として産まれた型月世界。当然、自然界にもヤヴェー奴らが大勢居る。
「そういや、このオッサン。亡骸なのに血が一滴もなかったな」
「別の場所で殺されて、そこで血抜きされたんじゃないですか?」
例えば、死徒とか。ぶっちゃけると、吸血鬼である。
「グルルルゥ!!」
そして死徒は人間以外にもなる場合がある。
「でかすぎだろぉぉ!!」
そのヒグマ、いやマタカリプは死徒或いは真祖の手で死徒へと変貌しており、全長は4メートルほどの怪物となっていた。
直ぐ様アイヌの少女が矢を放つ。アイヌの鏃には各々の家庭で異なるが、毒が塗られており…刺されば致命傷を与えれる。しかし、マタカリプは頭…額で矢を弾いた。ヒグマの頭蓋骨は頑丈で、この時代の銃では頭蓋骨を貫通出来ず、散弾では肋骨さえも貫通出来ない。
「おら!!」
杉元がヒグマの脇腹を殴るが、びくともしない。それもその筈、ヒグマは頑丈な毛皮、分厚い脂肪のお陰で打撃やナイフは意味がない。巨大なマタカリプなら当然である。
「だよな…」
マタカリプは杉元に襲いかかるが、沖田さんが反対から瞬間移動に匹敵する速度で木刀で襲いかかる。しかし、分厚い脂肪と毛皮で守られたマタカリプには打撃は効かず、木刀は砕け散った。
「頑丈ですね……てっ!?」
マタカリプは沖田さんに爪で襲いかかるが、すんでの所で沖田さんは回避する。
「てめぇ…このクマやろう!!殺してみろ!!俺は不死身の杉元だぁ!!」
次にマタカリプは杉元に爪を振るうが、杉元はマタカリプの腕を掴み…そのまま1本背負いで投げてしまった。参考までに普通のヒグマの体重が400キロ、マタカリプは推定500キロ超えである。
「杉元さん…永倉さんより体術強くないですか?」
「あのシサム*1、人間離れし過ぎてるな」
これには沖田さんとアイヌの少女もビックリである。だが、マタカリプはまだ動く。とその時だった、風切り音と共に、何かが滑腔砲と同程度の衝撃でマタカリプに直撃する。それは…
「剣?…たしかアレは欧米人が使ってた黒鍵という投擲用の剣?」
それは沖田さんも前世の新撰組時代に、京都で見た黒鍵と呼ばれるキリシタンの戦士が使ってた投擲用の武器である。
と、その時だった。何処か別の場所で激しい戦闘が有ったのだろう。物凄い速度で、杉元の隣に沖田さんと同世代と思われる青い髪の少年が*2刀を持って現れた。
「真祖と魔術師の組み合わせの次は、死徒化したヒグマですか。てか、グリズリーよりでかくね!?」
その少年はそう言い、刀でマタカリプの腕を切り飛ばす。だが、直ぐに血は停まり、マタカリプの腕は再生した。
「ハァァァア!?」
「生えたぁぁぁあ!?とかげ!?」
「まあ、死徒ですから不思議ではないか」
「「死徒!?」」
だが、少年の刀は良く見ると…所どころ刃溢れしており、耐久の限界が近づいている。
「おい、お前さん…その刀、持ちそうか?」
「さっきロシア人と真祖中国人と戦ってた流れですからね…旦那、ヤツは頭を破壊するか心臓に死徒…じゃなくて吸血鬼特効の武器をねじ込むしか停まりませんよ」
杉元の言葉に対して、少年はそう言った。
だが、戦いでは弱いものから狙われる。マタカリプはアイヌの少女に向けて突撃した。
確かにアイヌの少女は本来のヒグマが相手なら、ヒグマ狩りの達人だし知識も豊富だ。だが、この死徒化したマタカリプ相手は別であり、マタカリプはこの場でもっとも身体的に弱いアイヌの少女を先に抹殺しようとしたのだ。
「まにあわな」
沖田さんと杉元が動こうとしたが間に合わない。沖田さんは得物がなく、杉元は距離があったためだ。
「えっ?…」
だが、少年がアイヌの少女を庇い…沖田さんに刀を投げ渡す。その刹那、沖田さんが刀を握った瞬間に、マタカリプの鋭利な爪が少年の顔と胴体を一撃で破壊した。
「心臓だ!左の脇の下!」
だが、哀しむ暇などない。アイヌの少女に心臓の場所を指差され、沖田さんはその心臓目掛けて、必殺の突きを放つ。
「牙突!!」
斉藤一の必殺技である突き、それを上半身のバネを最大限に用いて解き放ち、マタカリプの心臓を破壊する。その一撃を受けたマタカリプは散りになって消滅したが、同時に刀も刀身が砕けてしまった。
「なんとか…なったな。俺は杉元佐一、宜しくな」
「私は沖田総司です。沖田さんって呼んでください」
マタカリプの驚異は去った。改めて、沖田さんと杉元はアイヌの少女に自己紹介した。
「アシリパだ。宜しくな、杉元、沖田」
アイヌの少女の名前はアシリパと言うようだ。だが、アシリパさんは少しうつむき、沖田さんは折れた刀を見る。沖田さんが今持っている刀の持ち主はアシリパを庇って、死んだ。それは沖田さんと杉元も確認しており、間違いなく頭部と胴体を破壊されていた。
「あの子…ロシア人と真祖?中華と連戦してたって言ってたな」
「刀もボロボロでしたし、此方に加勢する前に激しい戦いをしてたんでしょうね」
と、その時だった。
「あの、空気ぶち壊すかも知れないんですけど…自分、簡単に死なないので」
なんということでしょう。破壊された筈の少年は何事もなく起き上がり、傷は何処にもなかったのだ。
「「「ギャァァァア!!」」」
「まあ、初見はそうですよね。俺、死ねないので。埋葬機関所属、席次は6席のヒンメルです」
彼はヒンメル*3と名乗った。
これはアイヌの少女、不死身×2、沖田さん、そして後々合流する脱糞王…げふん!!脱獄王やロシア系画家狙撃手やマタギのニシパなどの愉快な仲間と繰り広げる、埋蔵金争奪戦である。
杉元御一行
杉元佐一 バーサーカー。沖田さん セイバー。アシリパさん アーチャー。ヒンメル(男版シエル) アルターエゴOrアーチャー。白石 アサシン。谷垣ニシパ アーチャー。ヴァシリ アーチャー。
土方歳三御一行
土方爺さん バーサーカー。永倉爺さん バーサーカー。チンポ先生 バーサーカー。家永 バーサーカー。
食べてみたい食事!!
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チタタプ
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オハウ
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サッポロビールとライスカレー
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ラッコ鍋
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杉元のオソマ