ゴールデンOKITAさん   作:アイヌ文化保存係

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この作品の強さはヒグマをソロで勝てるかで決まる!!

時は平成。人理修復の真っ最中のころ。カルデアと共にどういう訳か…と言うか「変な力が流れてきたから切った」とヒンメル館長が片手間に人理焼却の黒幕が流した力を断頭し、人理焼却を免れた北海道。そんな北海道にあるウポポイ博物館 館長の奥さまである沖田お姉さんは優雅にコーヒーを館内喫茶店で飲みながらインタビューに答えてくれた。

 

「一番強かったサーヴァント?そりゃ決まってますよ、熊嵐ですよ熊嵐。そう、この裏にある無料コーナーで等身大模型が見えるバーサーカーの熊嵐なんですよ」

 

コーヒーを1口のみ、そう言った沖田お姉さん。お姉さんと言えど、100歳声の半分サーヴァント半分人間、産まれながらの実質受肉サーヴァントであるが、そんな彼女が戦ったサーヴァントで一番強いと断言するのは熊嵐であった。

 

「だって食べれば食べるほど強くなりますし、普通なら抑えようがないですよ。学習能力めっちゃ高いし、そこらへんの小学生より賢いし。

魔力放出と魔力ブーストの使い方も見て覚えるし、訳が分かりませんよ」

 

オマケのクッキーを食べる沖田お姉さん。人理修復の方は伝説のバーサーカー 杉元佐一がスキルで呼び出した外見少女少年時代の自分と夫に任せて、優雅に過ごす沖田お姉さん。

 

「まあ、北海道で一番強いのはヒグマですね。このヒグマを魔力ブーストなし、そして生身で倒せたら強者ですね。山の神って言われるだけはありますよ」

 

 

 

そして明治末期の埋蔵金争奪戦の年代。

 

「コイツはやがて人を襲う。人を襲わなくても、自分より小さい動物を優先的に狙うようになる。6歳を超えて、出産歴のない雌はだいたいそうなるのさ。やっぱりな」

 

貫通力の低い村田銃でヒグマを倒した二瓶鉄造は、倒したヒグマを解体しながらアストルフォきゅん達に教えてくれた。事実、二瓶はヒグマを解体する前から、このヒグマがやがて人を襲うことをだいたい分かっていたようで、毛皮を剥がし、腹膜を剥がして内臓を見てみれば…確かに出産歴の無い6歳を越えた雌だったのだ。

 

「なんや?マタギってのは見ただけでクマがどんなんかわかるんかいな?」

「いや…俺はそこまでいっていない」

 

ごっつい霊概符に巻かれた身の丈ほどの十字架を背負ったニコラスがマタギなら皆こんな感じなのかと、谷垣ニシパに問いかけるが谷垣ニシパは否定する。谷垣ニシパだって日露戦争前は故郷でマタギとしてツキノワグマや鹿を狩猟していたが、伝説のマタギである二瓶と同じ領域にはなっていない。そもそも、巨大なヒグマの肋骨を避けて心臓を的確に撃ち抜くなど、今の谷垣では出来ないのだ。

 

「うひょー!!ぽっぺたもちもち!!毛がふさふさだ!!」

「わっわんわんわ!?」

「アストルフォくん。大きい柴犬が嫌がってるぞ」

 

一方のアストルフォきゅんは二瓶が連れていた、日本が誇る可愛いわんちゃん!アイヌ犬こと北海道犬のリュウをもふもふして遊んであげていた。アストルフォきゅん!!ここは山で、熊嵐の縄張りかもしれないのだぞ!!そして佐川官兵衛、そのわんちゃんは大きい柴犬ではない…北海道犬である。確かに似てるけど。

 

「お前達、ヒグマの肉…食べていくか?食べたこと無いだろ?」

 

ここで伝説のマタギからお誘い!なんと仕留めたばかりのヒグマの男料理をご馳走してもらえることとなったのだ。

 

二瓶鉄造が仮小屋として作っている即席の小屋。そこで二瓶が仕留めたばかりのヒグマを使った、手料理を振る舞ってくれた。

 

「ヒグマの肉や血は滋養強壮に良い!!正に勃起するぞ!!ガッハハハ!!」

「勃起?」

「お前さんはしらなくて良いわ」

 

因みに勃起とは男のシンボルが立ち上がることであり、藤丸くんが人理修復の合間に行うギャグ特異点で徳川家康を人間スノボーしてブレーキを行った、前立腺ブレーキの起動と同じである。

そんな勃起であるが、アストルフォきゅんは知らないようだ。アストルフォきゅんよ、この世には知らなくても良いこともある。

 

「ニヘイゴハン!!心臓の丸焼き!!一丁出来ました!!」

「「「そのまま焼いたよ!!」」」

「わ~ワイルド!!」

 

ニヘイゴハン1品目!心臓の丸焼き!!それは木の棒にヒグマの心臓をそのままぶっ指して、火でこんがりと炙って焼いた男メシである!!ワイルドな齧り付きで肉厚で…独特の歯応えが特徴だ。

 

「おいしー!!変わった歯応えだね!!」

「ガッハハハ!!旨いだろ?なに、男しか居ないのだ。回し食いでも文句は無いだろ?元気が出て小屋をぶち抜くなよ?勃起!!」

 

先ずは精神的最年少のアストルフォきゅんが齧り付き、肉厚ジューシーな歯応えが特徴のクマの心臓…クマのハツを堪能する。もちろん、この場には簡易的な食器しかなく、全員で回し食いである。しかし、文句は無いだろ?男しかいないワイルドなのだから。

 

「うぉ!?思ったより旨いやんけ。しかし、1頭倒して1つしか取れへんって貴重やな」

「うむ。やはり、肉食の文化が広まって良かったな!!」

 

ニコラスと佐川もこれには満足!!谷垣ニシパは東北のマタギの習慣が有るのか、黙食しているが…懐かしさを感じるのか涙を流しそうになる。

 

「そういや、そこの桃色のぼっちゃん、十字架の牧師はヨーロッパから来たのだったな?アメリカ出身の知人が教えてくれた、ワイルドな料理を教えよう!!」

 

次に二瓶はヒグマのロースを取り出して、豪快に炭火に直接置いてステーキを焼き始めた。ジュー!!と豪快にロースが焼けていき、炭の香りが直接ロースに移っていく。こんがりと表面が焼けると、二瓶はひっくり返して反対側も焼いていく。だが、反対側は色が変わる段階で炭から取り出した。

 

「ニヘイゴハン!!ヒグマロースのダーティーステーキ!!」

 

ダーティーステーキ。それはアメリカ発祥のBBQ料理であり、豪快に炭に直接肉を置いて直に焼く、見た目が汚いがワイルドで美味しいステーキの焼き方なのだ。

 

「あっっぅ!!でも美味しいーー!!」

「旨いやん!!噛めば肉汁も出る!!」

「これは驚いた!!ヒグマはこんなにも美味しいものなのか!!」

「俺は…マタギなのに…これを知らなかった!!」

 

ニヘイゴハン!!貴方もいかが?ソロでヒグマ(普通)を倒す必要があるが。




次回…合流からの熊嵐討伐作戦スタート!!

変態属性持つ史実の人、もっとサーヴァントで出す?

  • なにを言う、人類は皆変態なのさ
  • 我がパンツに一片の悔いなし!!
  • 俺の尻をなめろ~なめろなめろ~
  • 風呂?入らんよ
  • 藤丸「助けてくれぇぇ!!」
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