ゴールデンOKITAさん 作:アイヌ文化保存係
ニシン。それはアイヌからも神の魚と称される美味な魚であり、北海道の沿岸部に春を知らせる魚だ。3月~5月ごろに産卵のために北海道沿岸部に訪れるニシンは油が乗っており、大変美味である。そのため、明治時代から昭和中期はニシン漁の最盛期と言われており、ニシンで大金をなして豪邸を一代で建築した成金も居たと言われるのだ。平成の時代では昭和初期に「ニシン絶滅するわ、バッキャロー!!」とヒンメル館長と鯉登元帥が声を上げたことで史実と違って漁期などが細かく決められて、ニシンは姿を消していない。
そんなニシンは細かく分業化されており、漁船が捕まえたニシンを加工場まで運ぶ日雇い労働者…通称もっこ背負いは様々な土地からやって来ており、ワケアリの人物や流れ者など様々な人物がやっているのだ。だからこそ、刺青の囚人などが隠れて生活費を稼いだり…急に金が要るようになったあの人達も働いているのだ。
「あっくそ!!めちゃくちゃ重いじゃないの!!」
もっこ背負いは女性でも働くことが可能であり、小樽でサバイバル生活を1ミクロンも行わなかった通名 芥ヒナコこと、真祖(笑)も生活費を稼ぐために、現地の人々や流れ者に混じって賃金を稼いでいた。
因みにこのモッコ背負いが背負ってるもっこ、だいたい20~30キロと言われており、結構な重労働だ。賃金は何往復したかによる歩合制であり、往復回数が少なかったらニシンや加工品のニシン粕に身欠きニシンなどの現物支給だけになってしまう。
「てか、ニシン粕って何に使うのよ!!現物支給もほどほどにしてよ!!もう3日もニシンと雑穀米しか食べてないんだけど!!」
ぷんすかぷんすかと独りでに怒りながら、ニシンが沢山入って重さ30キロ以上となったモッコを背負い、上り坂を登りながら浜辺から加工場を目指すヒナコ。
因みにゾォルケンはモシンナガン片手に、エゾシカと狐を狩りに佐川さんと共に山に行った。彼もアイヌだからアマッポなどの事は知っており、共に行動している佐川さんも問題ないだろう。
「コッコココ、小ヒナコ…先に行きますよ」
そして同じくモッコを背負い…しかも特注の50キロ以上のニシンが入る特別製を背負った王騎将軍がヒナコを追い抜かして加工場に向かっていった。
秦が誇る伝説の大将軍 明治の北海道を謳歌!!モッコを背負い、退勤後は現金とニシンを貰って…美味しいニシンを食べるのだ!!
「マスター!!この呂布、お先に失礼しまーす!!ニシン粕で育てたニンジンがこの赤兎馬を待っているぅぅ!!ヒヒーン!!」
赤い文字通りUMAこと、呂布を名乗る不審者である赤兎馬。彼?もモッコを背負い、お金を稼ぐのだった。頑張って金を稼ぎ、その全てをニンジン代に注ぐのである!!因みに、馬にキャベツはダメだよ?ヒヒーン!!
「はぁ……なんで現代って布団で寝るだけでお金がかかるのよ」
ヒナコはため息を吐き出して気配を感じて、気配を感じた方向を見る。そこには……
「小樽から一番近いニシン漁場は此処だな。極悪人なら此方も喜んでヤれる」
デデーン!!不死身の杉元!!武器である三十年式小銃を担いで、ニシン漁場に参戦!!
「ここは叔父達も近々、クジラを捕まえに来る。殺人鬼が叔父達を狙う前に、早く捕まえよう!」
ニシンが食えるためか、涎を垂らしたアシリパさん参戦!!
「辺見は外見と話してる感じだと、善人に感じる。騙し討ちには気を付けろよ」
脱糞王!!白石…参戦!!辺見が大量殺人鬼だと知っており、軽く震えている。
「まあ、極悪人ならぶっ殺しても別に良いですもんね」
沖田さん参戦!!因みに刀は現在無く、ウィンチェスターライフルと手裏剣しか武器がない。そろそろ刀崎さんに怒られる。
「なんか…魔力の残穢が濃いな。サーヴァントも来てるかも」
ヒナコと違ってマジ真祖(半人間)ヒンメル参戦!!第七聖典はベ師匠のギャンブルフレンズである、魔法使いゼル爺に教わった虚数魔術で格納済み。これで、好きなタイミングで武器や本体を出せる。そろそろ刀崎さんにぶっとばされる。
「あっ!自称真祖いるじゃーん!おーい!!アルトルージュがかぐや姫だった頃のこしぎんちゃーく!!」
デデーン!!マジ真祖(純血)でヒンメルの姉だった最強種 アルクェイド・ブリュンスタッド参戦!!そんなマジ真祖はヒナコの存在に気付き、ヒナコに向かって手を振る。
「「「自称真祖?」」」
「うん。だってアイツの種族…真祖モドキだもん」
そして自称真祖だった芥ヒナコ(年齢イエス・キリストより年上)は真祖モドキであることを暴露されたのだった。
「それにヒンメルはアイツの首斬ったんでしょ?本当の純血真祖の首を普通の刀で首斬るなら、べっさん位の腕(死徒最強の剣士。2000年全て剣に捧げました)がいるよ?」
「あー…道理で上級死徒位の固さだったんだ」
ヒナコ絶体絶命!!でも、ここで逃げたら給料と現物支給が出ないぞ!!どうするの!?
と、その時だった。誰かに肩を掴まれるヒナコ。誰かと思い、後ろを振り向くと…
「どうも埋葬機関です。奇遇ですね?一応確認しますけど…ここで人間喰ってませんよね?喰ってたら、ガマリエルで殺して、復活したあとは拳で殺して、その次は固有結界を領域展開して殺しますよ?」
金髪!背が高く…胸がでかく括れた腰!!日本ではあまり見られないシスター服のお姉さん!!そしてシスター服に似合わないモッコを背負った堕天使!!埋葬機関第三席 ガブリエルである。
「北海道が魔境になってるんですけどぉぉぉぉお!!なんで真祖の王族と埋葬機関が集結してんのぉぉ!!」
しかし、ヒナコは知らない。どんどん北海道は魔境になっていき、変態達が続々出てくることを!!
ヒナコ「ヤバいやつらが日に日に増えてる…」
近藤さん…どうする?
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