ゴールデンOKITAさん 作:アイヌ文化保存係
「「「海だぁあ!!」」」
「ヒヒィーン!!」
海…それは全ての命が産まれた場所であり、現在の人類が住めない環境。されど古来より、少なくとも王騎将軍が生きていて日本が原始民族のような生活を送っていた頃から人々の営みと関わってきた大切なところだ。
今では美味しい海産物の恵みを明治時代の人々に与えてくれる自然の宝庫。今ではニシンが旬を向かえており、産卵の為に浜辺近くにやって来たニシンが繁殖行為で海を白く染める群来と呼ばれる風物詩が良く見られるのだ。
そんな海にやって来たためか、沖田さん、杉元、アシリパさん、ヒンメル、アルクェイド、そして偶然にも現場に居合わせて意気投合?した彼等も含めて、沖田さん達は少女漫画のようにきららジャンプ(きららジャンプではありません。キンカムジャンプです)を行っていた。
ではきららジャンプを共に行った人々を紹介しよう!!先ずは王騎将軍!!王騎将軍、若い将来性たっぷりの沖田さん達と共に…いや彼女たちに合わせて共にはしゃいでくれたようだ。
次に赤兎馬!!どこから見ても馬顔のケンタウロスのようなUMAだが、気にしては行けない。彼は赤兎馬であり、ニンジン大好きの赤兎馬なのだから!!
最後に埋葬機関の紅一点であるガブリエルさん。こう見えてイエス・キリストどころかマリア様より歳上の熾天使→堕天使(史実でも天使信仰が高まりすぎて堕天された)とジョブチェンジした人だが、心は何時までも乙女なのである。
「いや、なに少女漫画みたいなことをやってんのよ!!」
そんな海ではしゃぐ老若男女+UMAを見て、おそらくニシン漁場編随一のツッコミ係りとなるだろう虞美人のぐっちゃんこと通名 芥ヒナコはツッコミを響かせた。
「「「「えっ?ダメなの?」」」」
「ダメなのどころか、年齢考えなさいよ!!埋葬機関第六席と、アーサー王みたいな顔をした女の子(沖田さん)、そんでアイヌの女の子はオーケーとするわ。
でも真祖の王女とガブリエルはアウトよアウト!!年齢考えなさいよ!!」
ヒンメルと沖田さんの年齢は10代半ば。アシリパさんなんて10代前半。なのでこの3人はきららジャンプはオーケーとしよう。
しかし、アルクェイドは数百年オーバー!!ガブリエルなんて最低でも2000年オーバーである!!
「私、人の心ゲッチュしたの極最近だから精神年齢は外見年齢相応だし?」
「ぐっ!!」
「あ゛?ガマリエルで貫くぞ?それとも領域展開からのヤコブの柱 最大出力で焼くぞ」
「この元熾天使のエクソシストこわぁい!!」
しかし、忘れてはならない。きららジャンプを行ったのは男たちも含まれているのだ。しかも杉元、王騎将軍…二人揃ってマッチョである!!マッチョな男2人が少年少女とお姉さんに混ざってきららジャンプだ!!若い杉元はともかく、外見年齢40過ぎの王騎将軍はちょっと濃い!!
「王騎将軍。俺達はセーフみたいだな」
「コココ。杉元、若い子達と共にはしゃぐのは良いものですね」
「アウトよアウト!!」
自分達はセーフだと思っていた王騎将軍と杉元、ヒナコから指を指されながらアウトと指摘されるのだった。だが、ここに筋肉マッチョな2人の男よりも明らかにアウトな、UMAがニンジンをポリポリと食べていた。そう、赤兎馬である!!
「ニシン粕の栄誉は素晴らしい!!途中からニシン粕を肥料に加えたニンジンでもこの甘味!!最初からニシン粕を与えていればどれ程スイーツになるのやら!!この呂布、自然の素晴らしさに感謝感謝!!ヒンナヒンナ!!ヒヒーン!!」
自分を呂布と自称する馬のUMAこと赤兎馬。途中からニシン粕で栄養を補填し、甘味が高まったニンジンを齧り付きながら再度きららジャンプを決める。
「世が世なら、私はウマ娘プリティーダービーにも赤兎馬としてトレーナーデビューしてました!!うーウマだっち!!」
「だまらっしゃい!!声がグリーンリバーだからって、やって良いこと悪いことあんのよ!!」
ヒナコの強烈なすねげり!!赤兎馬にダメージを与えたのだった。
「いや、殺人鬼が潜んでいるのかも知れないんだよ!?」
そして唯一…辺見が潜んでいる恐れがあり、きららジャンプを行わなかった白石が全員に聞こえるようにツッコミを響かせた。
ニシン漁は北海道の沿岸部のあちこちで行われており、明治時代~昭和中期にかけてこぞってニシン漁で成金となった経営陣が、こぞって豪華な御殿を建造していた。そのような御殿はニシン御殿とも言われており、平成の時代でも残されており、当時の子孫達が暮らしていたり、資料館などになっている。
そんなニシン御殿の近くでは、日雇い労働者であるもっこ背負いや出稼ぎでやって来た加工職人、漁師が住み込みで働くニシン番屋があり…そこでもっこ背負い等が集団生活を行っている。
「コココ。ここがニシン番屋です。私達はもちろんのこと、ニシン漁で出稼ぎに来ている皆さんが集団生活をしています。
私達が行っているニシンの運搬…もっこ背負いは日当が出来高と現物支給。なのでここで働いている間は、お金がどんどん貯まっていくのですよ」
ニシン番屋は当時100人以上の日雇い労働者や漁師が共同生活を行っていたと言われており、彼等は現物支給で貰ったニシンや身欠きニシンなどを囲炉裏で調理したり…ニシン粕などをご近所に売ってお小遣いを得て食品を購入したりして生活をしているのだ。
しかし、今は日中であり番屋に人は居らず…居るのは沖田さん達、そして沖田さん達を此処に案内した王騎将軍、赤兎馬、ガブリエル、そしてツッコミ係りになってしまったヒナコだけである。
「童ヒンメル。ご安心を。もし、小ヒナコが人の道を踏み外せば、私が引導を渡します」
「ウソでしょぉぉぉぉ!!神代の頃から、純人間なのに人間最強クラスの王騎将軍に私ぶっとばされるの!?」
「貴方ほどの人がそう言うなら…」
「お前も納得すんな!!やるなら第七聖典でひと思いにやって!!」
ヒナコ、人の道を踏み外せば王騎将軍に直々にボコられるのが確定。杉元ご一行も「王騎将軍がそう言うならいっか!」と言いたげに納得。
「私達は生活費を稼ぐためですね。童アシリパ達は?」
「俺達は連続殺人鬼を探してるんだ」
杉元は王騎将軍が実質率いるヒナコチームに、自分達がやって来た理由を話す。小樽の漁港に3度もバラバラにされた漁師の遺体が流れ着き、そのどれもが包丁などの鋭利な刃物で「目」の文字が刻まれていたこと。そして白石の証言が正しければ、犯人は網走監獄を脱走した連続殺人犯の辺見の可能性が非常に高いだろう。
「なるほど。私達も噂の刺青のことはご存知です。辺見という人物は此処では聞いたことがないので、偽名で働いているのかも知れませんね。ですが、この漁場でも行方不明者が出ているのは事実…その犯人が潜んでいる可能性が高いでしょう。わかりました、私達も協力しましょう。宜しいですね、赤兎、小ヒナコ?」
なんということでしょう。王騎将軍は辺見への対処に協力してくれるのだ。もちろん、王騎将軍がヒナコ&ゾォルケンチームの実権をほぼ掌握したのも同然なので、ヒナコと赤兎馬も協力してくれるだろう。
「えっ!?私も!?」
「小ヒナコ。貴方は以前から埋葬機関にマークされてたのですから、ここで自分は堅気の人には無害であると、証明できる機会ですよ。埋蔵金の話しても良い情報も、杉元から聞けるチャンスでもあります。自分の取り分を確保して、項羽殿の遺品を探す費用にしたいのでしょ?
赤兎も良いですね?連続殺人犯にニンジン農家さんが襲われれば、美味しいニンジンも食べれなくなりますよ」
「おっしゃぁぁぁあ!!やるわよ!!」
「ヒヒィーン!!悪党はこの赤兎馬が成敗いたします!!必殺の赤兎馬キックをお見せしましょう!!」
王騎将軍、ヒナコと赤兎馬を一瞬で説得可能。これぞ、カリスマスキル…ではなく王騎将軍の生前からの人柄が見せる技だろう。
「そして杉元、童沖田、童ヒンメル、童アシリパ。皆さんの夢の実現のため、この王騎…皆さんの教導を行いたいのですが?宜しいですか?」
そして王騎将軍、なんと沖田さん達の修行をつけてくれることも提案してくれたのだ。
「私にはコーチングというスキルがあります。これは私が他者の修行をつけることで、その成長を促すことが出来るものです。
私は大将軍李信が童だった頃、修行をつけてやる約束をしていましたが、それが出来ませんでした。若者を導くのは大人の役目ですからね、コココ」
なんということでしょうか。王騎将軍は短期間で大将軍李信が童だった頃に、素質を開花させて逸話もあったためか、コーチングのスキルを持っており…誰かを指導すると成長率が非常にアップするようだ。
「良いんですか!?」
「マジか王騎さん!?」
「本当ですか王騎将軍!?」
「王騎ニシパ!?」
「もちろんです。皆さん、素質ありますよ」
王騎ブートキャンプ!!ここに始まる!!
アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノフ5歳はロシア帝国の幼い皇女である。しかし、この当時のロシア帝国は荒れに荒れていた。
20年ほど前、当時の皇帝だったアレクサンドル二世がとある人物に暗殺されるなど、ロシア国内は大きく荒れていた。現在の帝国の皇帝も「いよっしゃ!世界大戦なんて上等じゃ」と意気込んでいるほどである。国民は貧しい人々も多く、多くのロシア系アイヌやアイヌと同じく自然と共に生きる民族が強制的にキリスト教に改宗されて文化が失われつつある。
20年ほど前は革命家…現時点ではテロリスト達は子供は巻き込ませないという心情だった。しかし、今では過激派は子供?関係なし、皇族と貴族なら子供でも容赦OK!!と狙ってくる。
そしてアナスタシア皇女殿下は霊的…魔術師的な素養があり、史実ならキャスターとしての適正があったのだ。
今は痺れを切らしたアインツベルンのお陰か、聖杯の作り方が好評されており…裏金を使ってテロリストもサーヴァントを呼んでくる魔境に巻き込まれた。
「なんだ!?呼んだサーヴァントが全滅だと!?」
「なぜアサシンの存在がバレた!?」
離宮が襲われたが…幼いアナスタシアは、偶然にもサーヴァントを呼び出した。そしてアナスタシアはヒナコと同じく、聖杯のバックアップ無しでサーヴァントを呼べる素質を持っており…1人のサーヴァントを呼び出した。
「なんだ!?砲撃?…ギャァァァア!!」
「艦砲射撃?…いや!!違う!!既存の技術の艦砲射撃じゃない!!バカな!!バーサーカーが一撃で肉片に!?ギャァァァア!!」
「マキシム機関銃より破壊力のある機銃が幾つも?…ギャァァァア!!」
そのサーヴァントは敵を文字通り破壊した。
「問おう…貴方が私を呼びし者か?」
そのサーヴァントは蒼い銀髪の髪を靡かせて、白い軍用寒冷地用ドレスに身を包み…胸はご立派な北半球(意味深)が見える。だが、その背部は人の物ではない装備が装備されていた。
戦艦の主砲や艦首などが武装として装備されており、その一撃はサーヴァントサイズとなっているが、一撃で他の戦艦を轟沈させる。
「私はソビエスキー・ソユーズ。仮初めの命を与えられたアーチャーだ」
サーヴァント アーチャー 真名ソビエスキー・ソユーズ(そこ、アズレンとか言わない)。
ソビエスキー・ソユーズ級超ド級戦艦ネームドシップ ソビエスキー・ソユーズ。未完で処分されたと言われているが、完成していれば平成の段階でもオーパーツと称される戦艦大和に匹敵するオーパーツの塊だと言われるソ連が誇る戦艦である。
そう、サーヴァントは生物はもちろんのこと、無機物もサーヴァントとして呼び出すことは出来る。無機物の存在はサーヴァントとして呼び出されると、人となる。坊やと呼ばれた探索衛生ボイジャーは男の子として、戦艦は女性詞が使われるためソビエスキー・ソユーズは女性として顕現した。
ロシアの皇女(5歳)と超ド級戦艦のサーヴァント…参戦!!
ロシアのイカれた技術!そうだ!!魚雷より早い潜水艦を作ろう!!
日本のイカれた技術!そうだ!!空母を潜水させよう!!
近藤さん…どうする?
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