ゴールデンOKITAさん 作:アイヌ文化保存係
「鶴見中尉。ここが例の漁場ですね」
「うむ。小樽の港に、流れ着くことを考えると可能性があり…もっとも近いのは此処だからな」
杉元達が修行しながら日雇いで働くニシン漁場。そこに鶴見中尉と月島軍曹も、部下達とシャドーサーヴァントを引き連れてぞろぞろとやって来た。とは言ってもシャドーサーヴァントの中に獣のようなサーヴァントは見当たらない。それもそのはず、ヒグマのシャドーサーヴァントが暴走して本来の熊嵐に戻り、大損害を出したのは鶴見中尉の耳にも当然入っており、遠坂魔術師に「獣のサーヴァント禁止令」が出されたのだから。
「しかし…二階堂弟は誰に殺されたのでしょうか?二階堂兄は不死身の杉元に殺されたと言ってましたが」
「不死身の杉元ではない。そもそも、不死身の杉元が先日からこのニシン漁場で日雇い労働してるのは、アサシンのシャドーサーヴァントの隠密部隊の調査で明らかだ」
実は鶴見中尉と月島軍曹、先日に部下が不死身の杉元に殺されたとのことだ。しかし、それは冤罪であり…鶴見中尉と月島軍曹も杉元に真似た…或いは変装した、はたまた他者そっくりに変装できるサーヴァントの仕業だと理解しているのだ。
「変装…或いは変身能力を持つサーヴァントの仕業だ。不死身の杉元に二階堂弟をピンポイントに狙う理由はない。
それに…尾形が2人現れ、一人は逃亡。もう片方も行方を眩ました。分かるのは、新しく現れた尾形は右目が義眼だと言うことだ」
更に、結構前にローランくんのイチモツとおいなりさんをにぎにぎしてしまい、精神的に大ダメージを受けた尾形百之助くんの前に、もう1人の自分が現れるなどの出来事が第七師団で起きているのだ。
もう1人の尾形が出てきたこと、二階堂弟が不死身の杉元に変身した未知のサーヴァントに殺されたことで現場は大混乱。もう1人の尾形は尾形を抹殺しようとして攻撃し、尾形は逃走。もう1人の尾形は右目が義眼であり、それで判別できるが…間違いなくサーヴァントだと思われ、未知の能力があると思われる。
「二階堂弟を殺した不死身の杉元は恐らくだが、聖堂教会側が呼び出したランスロットだろう。此方を混乱させ、士気と戦力を下げるのが目的だな。杉元陣営と我々を潰し合わせ、共倒れを狙っている。
それに…杉元は埋葬機関と行動してるが、埋葬機関は裏切ったのではない。ヨーロッパとヴァチカンに切り捨てられたのだろう」
鶴見中尉はその分析能力から不死身の杉元に化けて、二階堂弟を殺したサーヴァントは、レガートが召喚したランスロットだと予想する。
更にヒンメル達、埋葬機関が指名手配となったのは裏切ったのではなく…用済みとなったため聖堂教会&ヴァチカンそしてヨーロッパから切り捨てられたと告げる。実際に事実だし。
「切り捨てられたからですか。まあ、冷静に考えればそうですよね」
「うむ。サーヴァントという力が手に入れば、そうするだろうな。それに…キリスト教の上層部は何時の時代でも口達者だ。ランスロットや他のサーヴァントもレガートに言いくるめられ、真実を知らぬまま…埋葬機関を殺しにかかるだろう」
そしてキリスト教の上層部は何時の時代でも口達者。これは歴史を見ても明らかであり、どの時代でも絶大な権力と発言力を誇る。ランスロットなどのヨーロッパで絶大な知名度を誇る彼らも、レガート達に言いように言いくるめられて...言いように使われて終わるだろう。
「辺見和雄の刺青は我々が頂く。ヨーロッパが動き出した今、日本を守るには権利書が必要だ」
鶴見中尉はそう言い、懐から網走監獄の協力で作成した辺見和雄の似顔絵を取り出したのだった。
「ヒンメル…良くも折ってくれたな!!俺の刀をぉぉぉお!!キルゼムオォォォォル!!」
そして鶴見中尉の隣を出来立てホヤホヤの菊一文字(材料 余った第七聖典の材料であるオリハルコン)を持って爆走する、ひょっとこお面を被ったシリアスブレイカー 刀崎さんが突っ走っていった。
なんだか面白そうなことが起きそうだと思った鶴見中尉は双眼鏡を覗き込むと、刀崎さんにドロップキック→ボディーブロー→デンプシーロール→トドメのアッパーカット!!のコンボを受けてノックアウトされるヒンメルの姿、そしてあたふたする沖田さんを目撃した鶴見中尉であった。
ちなみに…現在のヒンメルはアルクェイドお姉さまからの指摘で真祖(半人間)であることを自覚しており、王騎将軍のコーチングで真祖のスペックを発揮出来ている。そんなヒンメルをボコボコにする刀崎さん…悪いことは言わない、今すぐ人類に敵対する27祖とレガート率いる聖堂教会過激派を潰してきてくれ…貴方なら余裕だ。
「沖田ちゃんや。お前さんの刀出来たぞ。銘は菊一文字だ」
戦闘不能になったヒンメルを踏み、沖田さんに菊一文字を手渡す刀崎さん。だが、刀崎さんは知らない…ヒンメルの刀を折った張本人は目の前の沖田さんであると。
「あっ…ありがとうございます」
「第七聖典の余ったパーツを使って打った刀さ。壊れないし、相手の魂さえも傷をつけられる」
「オリハルコンで、できてんの!?」
そして知る!!沖田さんがヒンメルの刀を折った張本人であると!!
「あの…ヒンメルを放してくれますか?実は…彼の刀を折ったの…私なんです」
ピク…ピクピク!!刀崎さんのこめかみに怒りマークが出来上がる!!
「そうか…折ったのはお前か…良くも俺の刀おぉぉぉ!!菊一文字を折ったら…どうなるかわかるな!!くそがきゃぁぁぁあ!!」
「はいぃぃい!!でも刀は消耗品ですよ!!新撰組でも沢山折ってましたし!!」
「しるきゃぁぁぁあ!!折ったら女子供でも許さんぞぉぉぉぉ!死ぬことはもっとゆるさんぞぉぉああ!!お前も生きて、生き抜いて死ぬまで俺にみたらし団子を献上しゃがれぇぇ!!」
「はぃぃい!!」
沖田さん…刀崎さんの余りの迫力に半泣きになる。
えっ?ヒンメルの新しい刀?作ってるわけがない!!次回に持ち越しである!!
刀崎さんのインパクトが強すぎて、ヤバい連中は次回に持ち越しである
近藤さん…どうする?
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