前略、グランドオーダーに巻き込まれました。   作:モフモフ毛玉

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今回は余り自信がない…


召喚サークル設置。そして…

 

そのままマリー達と共に来た立香達と合流したミナトは、召喚サークルの設置の為、霊脈のある場所まで移動していた。

 

霊脈にはそれ目当ての死霊やらが居たものの、立香に加えてミナトのサーヴァントにアマデウスとマリーも居た為、過剰戦力気味なまま一方的な殺戮に終わった。

 

「…それでは召喚サークルを確立させます」

 

確立させた後、ダ・ヴィンチから通信でサーヴァントのクラスについてのレクチャーを受けた後に、ミナトがマシュに尋ねる。

 

「マシュ、これは召喚サークルなんだよな?」

 

「はい、カルデアからの物資の転送、サーヴァントの召喚を行えます…ですがドクターからそう教えられていたと記憶してますが…?」

 

「なら、話は早い」

 

ミナトは召喚サークルへ、手を向ける。

 

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。

降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」

 

空気が変わる

 

閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)

繰り返すつどに五度。

ただ、満たされる刻を破却する」

 

召喚サークルと繋がる霊脈から、魔力が溢れ出る。

 

「――――告げる。

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

誓いを此処に。

我は常世総ての善と成る者、

我は常世総ての悪を敷く者。

汝三大の言霊を纏う七天、

我が縁を糧に(・・・・・・)、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!!」

 

その瞬間、召喚サークルが爆発するかと錯覚する程の光を溢れさせる。

 

「うわっ!?」

 

『な、なんだ!?この反応は!?ミナト君!君は何を呼ぼうとしてるんだ!!』

 

通信越しに、Dr.ロマンは叫ぶ。

 

そして、光が収まった後、そこには1人の人影と、一つの椅子。

 

「ふぁーぁ…やーっと来れたよ。まーたーせーすーぎー」

 

「…やっと呼んだね」

 

そこには、椅子に座るジャンヌに瓜二つの顔をした子供と

刀を携え、周りを警戒して構える、人斬り。

 

「サーヴァント、河上彦斎。参上した。敵は…誰?」

 

「ルーラー、メタトロン・ジャンヌだよ〜…キミには色々聞かないとダメだし、伝えないといけない事も沢山あるけど…まずは〜…」

 

そう言って、メタトロン・ジャンヌは周りを見て

 

「いやぁ…面倒いなぁ…マスターが説明して〜」

 

「何もわからんのに無理だが??」

 

そう突っ込むミナトを、呼延灼が涙目でぷるぷると震え、指を指す

 

「まっ…マスターが私以外のアサシンに浮気したぁぁぁ!!!」

 

その叫びは森中に響き、敵を呼び寄せるも

 

「邪魔」

 

その一言と共に、彦斎の一太刀で斬られた。

 

「…私も聞きたい事がある、なんであんなアサシンと契約してるの、ねぇ?答えて?早く、答えて」

 

暗い目のまま彦斎に詰められたミナトは、まだ状況の飲み込めない立香とマシュ、警戒する立香のサーヴァント、それに

 

「まぁ、これが英霊召喚なのね!私達はいつの間にか呼ばれていたから憧れるわ!」

 

「そうだねマリー」

 

きゃっきゃっと喜ぶマリーとのほほんと笑うアマデウス

 

『アバババ…今メタトロンって聞こえた気がする…誰か…胃薬を…!』

 

お腹を抑えて胃薬を要求しながらぷつりと通信を切るDr.ロマン

 

「……私が……もう……ひとり……??」

 

椅子の上でだらける自分と瓜二つの顔の幼い少女を見て脳の処理がキャパオーバーするジャンヌを見る。

 

そんな混沌とした状態の中、ミナトは言う

 

「分かったから!説明するから落ち着いてくれ!!呼延灼服引っ張らないで!彦斎は鯉口チャキチャキしないで!!!」

 

そうして、一旦全員が落ち着いた。

 

 

『……つまり、キミが呼んだアヴェンジャーが正式ではなかったって事なんだね?』

 

「そもそも突っ立ってたら召喚キャンセルされるなんて分かりませんって」

 

胃痛でダウンしたDr.ロマンの代わりに、ダ・ヴィンチちゃんが問いかける。

 

『それで、今回の召喚サークルの設置の際に改めて呼んで見たら二人の英霊が来たと』

 

「そうなりますね」

 

「正確には〜、まだ二人しか来てない、だけどねぇ〜」

 

メタトロン・ジャンヌはそう付け加える

 

『…待ってくれ、ミナトくんは日本に居る普通の一般人だ。まだ日本人という因果で河上彦斎が呼ばれるのは理解が出来る。しかし、問題はキミだ。君はメタトロン・ジャンヌと答えたが、そもそもメタトロンは天使だ。

 

天使であるメタトロンとジャンヌ・ダルクに接点は少なくとも史実にない』

 

「…私も、生前に天使と会った記憶はありません」

 

処理が追い付いたジャンヌは、困惑しながらもそう言う。

 

『…ここにジャンヌ・ダルクが居る以上この言葉は真実だ。そして魔術世界では天使は【力の器】だ』

 

「そうだねぇ、でも〜…あー…説明面倒いや、代わっていい?」

 

メタトロン・ジャンヌはそう言ってミナトを見る

 

「まぁ、いいんじゃないかな」

 

「りょーかーい…」

 

そう言うと眩い光がメタトロン・ジャンヌを包む

 

「…では、私が説明を」

 

そこにはジャンヌを少し若くした風貌の少女が居た。

 

「レオナルドダ・ヴィンチ、貴方の言う通り、この世界に天使は、在るけど無いもの。メタトロンが司るのは、純粋なる力のみです。故に、私はサーヴァントとして現界する為に、ジャンヌ・ダルクを依り代とする必要があった訳です。

 

そして、マスターに何故呼ばれたかは……黙秘させて頂きます」

 

そう言って再び光がその身を包み

 

「ま、そういう事だよ〜、敵対する気もないし、今は協力するからさぁ〜…まぁ、戦闘は必要な時にだけするけどね…じゃあ、おやすみ〜」

 

そう言ってメタトロン・ジャンヌは布団を被って眠った。

 

『うぅん…大事な所をはぐらかされたね…』

 

そう言ってダ・ヴィンチとジャンヌ達、そして立香と立香のサーヴァント、マシュの目がミナトに向けられる。

 

「何で呼べたか自分でも分からん…」

 

「…運命だったから、ね」

 

「運命!?マスターの最初のアサシンは私です!二番目になんて運命ありませんから!!」

 

「上等、ならここで貴女を斬れば繰り上がり一位になる」

 

「やろうって言うんですか!?負けませんよ!呼延灼はマスターの一番のアサシンなんですからね!!」

 

その言葉を聞いて、彦斎の目がじっとりと暗くなり、その視線はミナトに突き刺さる。

 

「どう言う事?」

 

「…一番最初に召喚したし頼りになるのは事実なんだよ」

 

「…そう、まぁ、ここまで生き残れた以上は、ある程度は強いんだね」

 

そう言って、はぁ…と彦斎は溜息を吐き、刀を鞘に納める。

 

「…今は共闘する。争っている場合じゃない」

 

「…それもそうですね」

 

呼延灼も、鉄鞭を下ろした。

 

「ふふ、それじゃあ改めて、自己紹介をしましょう!」

 

マリーのその一言で場の空気は和み、改めて自己紹介となった。

 

その後、ワイバーンの急襲があったものの、メタトロンを除いた二人のサーヴァントによって首を落とされ、全員と親睦を深める為の食材となった。

 

 

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