彡(゜)(゜)「ワイは菅野直。日本帝国海軍の撃墜王や」 作:名無ナナシ
第32話 教官
座学の真っ最中
(´・ω・`) .。oO(ヒマだなぁ)
海軍学校では軍事訓練は鬼のような厳しさだが
一般科目の授業はのほほんとしている
でも、ヒマはヒマで辛いものがある
(´・ω・`) .。oO(教授の似顔絵でも描いて時間を潰そう)
カキカキ……
( ¯灬¯ )「君……なにを描いているのだね?」
(。゚ω゚)「あ、え、その……」
(。゚ω゚) .。oO(しまった……つい夢中になっていて)
教授が側に来たことに気づけなかった
(。゚ω゚)「先生の……似顔絵です……」
( ¯灬¯ )「む!!」
(;´・ω・` ) .。oO(さすがに温厚な教授でも……)
怒られるよね……
( ¯灬¯ )「先生と言うやつがあるか!」
(;´・ω・` )「あ!すみません、教授……」
海軍学校には変なルールがあった
武官出身の先生は教官、文官出身の先生は教授と呼び分けていた
( ¯灬¯ )「違う!!教官と呼びなさい!」
(;´・ω・` )「え?えーと、すみません教官……」
( ¯灬¯ )「うむ、次から気をつけるように」
(´・ω・`) .。oO(あれ?)
この先生は文官出身だったはずだけど……
彡(゚)(゚)「なんか……おもろそうな人やな」
第33話 教官②
教官について調べた
( ¯灬¯ )←は英語の先生で名前は平賀春二
江戸時代の発明家 平賀源内と同じ苗字だが関係はないみたいだ
彼は若き頃、海軍兵学校を受験したが不合格となった
それでも何としてでもこの学校に入りたいと願い
学校の先生として入校を果たした変わり者だ
でも、教授……教官はこよなく海軍を愛し、生徒を愛する
よい先生だった
とても気さくな方でもあり
ある日、チョクと立ち話していたら
彡(゚)(゚)「知っとるか?」
彡(゚)(゚)「あの芥川龍之介もこの学校で教鞭を奮っとたんやぞ」
(´・ω・`)「へー」
彡(゚)(゚)「お!あそこにおるのは……」
彡(゚)(゚)ゝ「平戸艦長、お疲れ様です」
( ¯灬¯ )ゝ「うむ」
(;´・ω・` )「え?」
名前も役職も違うけど……
どういうこと?
(´・ω・` )「チョクどういうことだい?」
彡(゚)(゚)「あの人は何か知らんが訓練艦『平戸』で寝起きしとるんや」
彡(゚)(゚)「それで、試しに平戸艦長と呼んだら気に入ってもらってな」
彡(゚)(゚)「文官出身なんに教官と名乗ったりと……」
彡(゚)(゚)「面白い先生やで」
彡(^)(^)「ワイは平賀教官が好きやわ」
第34話 理不尽
(`3´)「おい、お前!」
(´・ω・` )「はい!」
=◯)`ω゚)∵ボコッ!!
(`3´)「気がたるんどる!」
(#・ω・`)「はい……すみません」
(#・ω・`).。oO(兵学校には理不尽な暴力も多い)
でも、鬼と呼ばれる四年生 (`四´) には
訓示や注意で殴られることはあるけど……
私怨で殴ってくることはなかった
でも、むっつりの三年生(`3´)は四年生がいないと分かれば
なにかにつけて理不尽な暴力を奮ってきた
彡(#゚)(゚)……
(#・ω・`)「チョクも殴られたんだね」
彡(#゚)(゚)「なんやねんあのクソの三年ども……」
彡(#゚)(゚)「恨みたくはないが……忘れられんぞ」
(#・ω・`)「噂だと……彼らが入学した時の四年生がとてもヤンチャで……」
(#・ω・`)「自分たちがやられたから、下にもやり返してるんだって」
彡(#゚)(゚)「ふん!物のあわれを知らんやつらが!」
彡(#゚)(゚)「こっちが手をだせんからと、いい気になりおって……」
(`3´)「おう!言ってくれるやないか一年!!」
(;´・ω・` )「あ……」
(`3´)「上に対して敬意がない……修正だ!!」
=◯)゚)(゚) ∵ボコッ!!
彡(#゚)(゚)「くっ……」
(`3´)「なんだその目……反省がない修正だ!!」
=◯)゚)(゚) ∵ボコッ!!
(;`・ω・´)「もう、やめてください!」
(`3´)「逆らうのか?……修正だ!!!」
=◯)`ω゚)∵ボコッ!!
(#・ω・`)……
彡(#゚)(゚)……
(`3´)「黙っていれば許されるとでも?」
(`3´)「気にいらんな……修正だ!!」
「止めろ!!!」
(#・ω・`) .。oO(あの人も……三年生の……)
( `_ゝ´)「もう、いいだろう」
(;`3´)「うっ……鴛淵(オシブチ)!」
(;`3´)「ちっ、善人ぶりやがって……」
(;`3´)「俺たち三年が耐えた屈辱をもう忘れたか!」
( `_ゝ´)「忘れてなどいない……」
( `_ゝ´)「だが、下級生に恨みをぶつけるのは違うだろ!」
(;`3´)「綺麗ごとを……」
(`3´)「あーあ、しらけちまった……行くわ……」スタスタ
(´_ゝ`)……
(´_ゝ`)「すまない……私がもっと早くきていれば……」
(#・ω・`)「いえ、助かりました……ありがとうございます」
彡(#゚)(゚)……
(´_ゝ`)「彼を恨まないでやってくれ……と言っても無理だろうな」
(´_ゝ`)「言い訳になるが、私たち三年は……」
(´_ゝ`)「当時の四年から…それはひどい暴力を受けた……」
(´_ゝ`)「だから、今の立派な四年生を最上級生に持てた君たちを……」
(´_ゝ`)「とても羨ましく思う」
(#・ω・`)「はい……」
彡(#゚)(゚)「言うてワイら一年も入学を早められて貧乏くじを引いとるがな」
(。゚ω゚)「チョク!」
(´_ゝ`)「ハハハハハ、正直なやつだ」
(´_ゝ`)「たしかに、そうだ!」
(´_ゝ`)「初っ端から厳冬訓練なんてやってられないよな」
(´_ゝ`)「では、ここは互いに貧乏くじを引いた者同士ということで……」
(´_ゝ`)「納得してくれないか?」
彡(#゚)(゚)「うん」
(´_ゝ`)「ありがとう」
(´_ゝ`)「では、また」スタスタ
彡(゚)(゚)……
(´・ω・`)……
(´・ω・`)「ねえチョク」
彡(゚)(゚)「ん?なんや?」
(´・ω・`)「リーダーとはあの人のことを言うんだろうね」
彡(゚)(゚)「せやな」