彡(゜)(゜)「ワイは菅野直。日本帝国海軍の撃墜王や」   作:名無ナナシ

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第42話 活字を……クレメンス…… 第43話 夏休み

第42話 活字を……クレメンス……

 

彡(●)(●)「活字……活字をクレメンス……」

(;´・ω・` )「ほら、図書室に着いたよ」

 

彡(●)(●)「ンゴオオオオオオオオオオオ!!」

 

あまりに色々な行事にタダでさえ少ないプライベートが皆無になってしばらく

ある日、チョクの読書家魂が叫んだ

本を読ませろ、本を読ませろと叫び狂った

 

彡(^)(^)「ひゃっほう!本や!本や!」

彡(•)(•)「お!コレは……」

 

彡(^)(^)「吉川英治作の『宮本武蔵』の新刊やんけ!!」

彡(>)(<)「コレめっさおもろいねん!!」

 

彡(●)(●)「読むで!読むで!!読むで!!!」

(;´・ω・` )「チョク……少しは落ち着こうよ」

 

(`四´)「おい一年!!」

 

(。゚ω゚)「はい!」

彡(●)(●)……ギロッ!!

 

(;`四´) .。oO(なんという威圧感……)

 

(;`四´)「最上級生より先に読む奴があるか!!」

(;`四´)「俺が先に読む貸せ!!」バッ

 

彡(●)(●)……

(;´・ω・` )……

 

彡(●)(●)「あひゃひゃひゃひゃはひゃ」

(。゚ω゚)「え?」

 

彡(●)(●)「ヒャッハー!」ぴょーん

(。゚ω゚)「まさか鬼の四年に飛びかかる気?」

 

(;`・ω・´)「さすがにそれはまずいよ!」ギュッ

彡(●)(●)「武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!武蔵!」

 

(;`四´)「そこまで読みたいのか……」

彡(●)(●)コクン

 

(;`四´)「ダメだ!!最上級生が優先だ!!!」

彡(●)(●)「ヒャッハー!」ぴょーん

 

Σ(。゚ω゚)「あ!」

Σ(;`四´)

 

;`0´)つ「タケ!コレを……」

(;`・ω・´)「武田くん!これは宮本武蔵の新刊じゃないか!」

 

;`0´)「うん、実家から送って貰ったんだ」

(;`・ω・´)「ナイスタイミング!ほらチョク、新しい武蔵だよ」

 

彡(●)(●)ピタ

彡(゚)(゚)「ふむふむ……」

 

( ;´-ω-` )「ふぅ……」

(;´・ω・` )「すみません、これで一件落着ってことで……」

 

(;`四´)「ああ……」

(;`四´) .。oO(菅野……あいつは要注意だな……)

 

 

第43話 夏休み

 

(´・ω・`) .。oO(フフフフ……)

ついにきた……ボクたちが望むアレがついにやってきた……

 

彡(^)(^)「夏休みや!!」

(´^ω^`)「ひゃっほい!」

 

初めての長期休暇にボクたちは歓喜した

 

世間ではアメリカとの関係が悪化したり、ソ連とひと悶着あったり

中国との戦争が長引いたり

国家総動員法なんていうおっかなびっくりな法がまかり通っていたりと

いろいろとカオスな状況だった

 

だけど、学校から解放され自由を得たボクたちにとって

そんなことは知ったこっちゃなかった

 

(´^ω^`)「ボクは故郷に帰るよ!」

彡(^)(^)「ワイもや!」

 

彡(゚)(゚)「あ……」

彡(゚)(゚)「でも、その前に会いにいかなアカン人がおったわ」

 

(`・ω・´)「むむ!恋人かい?」

(`・ω・´)「チョクも隅に置けないね」

 

彡(゚)(゚)「嫁いでから元気にしとるかな……」

(;´・ω・` )「え?嫁いでるって…既婚者?」

 

(;´・ω・` )「チョク……不倫はどうかと思うよ……」

彡;(゚)(゚)「アホか!お前の頭はお花畑かいな!!」

 

数日後

名古屋市

 

ピンポーン!

「はい、どちら様ですか?」

 

ガラガラ

Σ川◦-◦)「あら!」

 

彡(^)(^)ゞ「海軍兵学校生徒、菅野直!」

彡(^)(^)「ただいま帰りました!」

 

川◦-◦)「あら、あら、あら……」

川◦-◦)「なんて立派でたくましくなって……」

 

川◦-◦) .。oO(これがあの甘えん坊だった直さん……)

 

・・・

 

彡(-)(-)「いないな~い……」

彡(^)(^)「ばあ!!」

 

( 。•᎑•。)「キャッキャ♡」

 

彡(^)(^)「かほる姉ェに似てかわいい女の子やな」

川◦-◦)「男の子ですよ直さん……」

 

彡;(゚)(゚)「ファッ!ホンマかいな!」

彡(^)(^)「なら将来はイケメン確定やん!!」

 

彡(゚)(゚)「ん?あくびしたで……眠たいんやろうか?」

彡(゚)(゚)「よっしゃ!とっておきの子守唄、歌ったる」

 

彡(゚)(゚)「こがね~虫は~お金~持ちだ~♪」

 

川◦-◦)「あら……その歌は……」

川◦-◦)「直さんに唄ってあげていた……」

 

川◦-◦)「まだ、覚えてたの?」

彡(^)(^)「うん!」

 

川◦-◦) .。oO(添い寝してあげてた頃の歌をまだ覚えてたなんて……)

 

川◦-◦)「ところで、今日は泊まっていくのでしょ?」

彡(゚)(゚)「かほる姉ェがいいなら…そのつもりなんやが……」

 

川◦-◦)「一緒に寝てあげましょうか?」

彡;(゚)(゚)「いらんわ!ワイはもうそんな歳とちゃうで」

 

川◦-◦)「あら残念……ふふふ」

 

次の日

彡(゚)(゚)「じゃあ実家に帰るわ」

 

川◦-◦)「あら、制服で帰るの?」

川◦-◦)「普通の楽な服装でいけばいいのに……」

 

彡(゚)(゚)「ワイは外に出るときは必ず制服を着るんや」

彡(゚)(゚)「その方がカッコいいやろ」

 

川◦-◦)「あらまあ、ずいぶんとおしゃれになって」

川◦-◦)「……元気で体に気をつけて、また顔見せに来てね」

 

彡(^)(^)「うん!」

 

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