彡(゜)(゜)「ワイは菅野直。日本帝国海軍の撃墜王や」 作:名無ナナシ
第59話 菅野デストロイヤー
教官との一戦でなにかを掴んだのか
チョクの覚醒が始まってゆく
その兆候が見え始めたのが実弾射撃訓練だ
この訓練では前方を飛ぶ飛行機がターゲットの的をぶら下げており
それを狙って実弾を放つ
チョクの射撃の命中率は断トツでよかった
でも、それには理由がある
単純なことだが遠くからよりも
近くから銃を撃った方がよく当たる
チョクはそれを愚直にやっただけにすぎない
けど、あまりにも接近しすぎるものだから
誰もがチョクとペアを組むのを嫌がった
彡(゚)(゚)「タケ……」
(;´・ω・` )「えぇ……またボク……」
ある日
(´・ω・`)「ふぅ……今日はチョクの単独飛行の日だから……」
(´・ω・`)「相手をしなくていい分、気が楽だ」
「おい!どっかのバカが着陸禁止エリアに突っ込もうとしてるぞ!」
「はぁあ!?」
(´・ω・`)……
「あんなところに不時着してみろ……」
「ブレーキなんて効かずに機体がひっくり返るぞ」
(;´・ω・` )……
「どこのどいつだ、その自殺志願のアホは?」
「あれは……菅野だ!菅野の機体だ!!」
( ;´-ω-` )……
ドカン!ボオーン!!グルン!!!ギャイーン!!!!ギギー!!!!!
:(´ºωº`):……
「あれは……死んだな……」
┗(`・ω・´;)┓「チョ、チョクー!!!」三三3
(;´・ω・` )「あぁ……なんてことだ……」
訓練機がボロボロになってひっくり返ってる……
そんな……君との別れがこんなのってイヤだよ……
(;´・ω・` )「あれ?」
コックピットがもぬけの殻だ……
どういうこと?
「おーいタケ!そんなところにおったら……」
「火が出てガソリンにでも引火したら丸焼きやぞ」
(;´・ω・` ) .。oO(え?遠くからタケの声が……)
(。゚ω゚)「あ!!!」
チョクが遠くでゲラゲラと笑って立っていた
彡(^)(^)「いやー死ぬかと思ったで」
(。゚ω゚)「幽霊?」
彡(゚)(゚)「アホか!ワイはこうしてピンピンしとるわ」
(ꐦ^ω^)「どういうことだい?」
彡(゚)(゚)「ワイはひっくり返るぞと思った瞬間……」
彡(゚)(゚)「座席をめいっぱい下げて身体を縮めたんや」
彡(゚)(゚)「で、ひっくり返って滑って止まったから」
彡(゚)(゚)「機体の隙間から這い出たんや」
(ꐦ^ω^)……
(ꐦ`•ω•´)「そんなこと聞いてるんじゃないよ!!」
(ꐦ`•ω•´)「なんでそんな危険なことをしたのか聞いてるんだよ!!」
彡(゚)(゚)「……そこに滑走路があったから」
(ꐦ`•ω•´)「アホか君は!!」
この後もチョクの蛮行は止まらなかった
無茶な操縦で訓練機を一機、また一機とどんどん破壊していき
計五機の訓練機をお釈迦にした
そして、いつからかチョクはこう呼ばれるようになった
菅野デストロイヤーと