彡(゜)(゜)「ワイは菅野直。日本帝国海軍の撃墜王や」 作:名無ナナシ
第60話 流行語
日本帝国は苦戦をしいられていた
連合艦隊司令長官 山本五十六はすでに戦死しており
当初の計画は狂いに狂ってしまっていた
そのため前線では重苦しい空気が漂い始めていたが
そんな中にあっても
(´^ω^`)「はい王手!」パチ
彡;(゚)(゚)「ま、待った!」
(´^ω^`)「待ったは禁止だよ~」
彡;(゚)(゚)「ぐぬぬぬ……」
彡;(゚)(゚)「下げて逃げるしかない……」
(´^ω^`)「はい王手飛車取り!」パチ
彡;(゚)(゚)「ぐぬぬぬ……」
彡;(゚)(゚)「ちっ嫌な相手に会っちゃったわ……」
なぜだか分からないけどチョクのこの苦し紛れの一言
「嫌な相手に会っちゃったな…」が基地内で流行語になった
何かにつけてどこでも皆がこの言葉を使うものだから
基地内は嫌な奴だらけになっていた
でも、雰囲気は戦時中とは思えないほど意気揚々としたものだった
第61話 初陣
ボクたちは遂に実戦部隊“隼〟に配属になり
マリアナ諸島に派兵された
(●෴●)「我々が迎撃しなければならい敵は……」
(●෴●)「大型爆撃機B-24,通称リベレーターだ」
(●෴●)「攻撃方法としては高所をとり後ろ上方からの射撃が有効だ」
(●෴●)「以上!諸君の武運を祈る」
と告げると指揮官はさっていった
(;⌐●_●)「なにが有効だよ、そのやり方で……」
(;⌐●_●)「どれだけのパイロットが戦死しているとおもってるんだ……」
彡(゚)(゚)「そうなんか?」
(;⌐●_●)「ん?ああ新入りか」
(;⌐●_●)「俺たちが相手をするのは移動要塞と思えばいい」
(;⌐●_●)「動きは遅いが……」
(;⌐●_●)「あちこちに機銃を装備していて守りが固い」
(;⌐●_●)「やみくもに突っ込んでも死ぬだけだ」
(⌐●_●)「まっせいぜい長生きしろよ、新人くん」
彡(゚)(゚)……
(;´・ω・` )「なかなか手強そうな相手だね……」
彡(゚)(゚)「なんで死ぬと分かっとるのに誰も手を打たんのやろ……」
(;´・ω・` )「そんな手なんてないからでしょ」
彡(゚)(゚)「ホンマにそうなんかな……」
第62話 初陣②
そして遂にこの時がきた
敵機襲来の警報と共に出撃命令が下った
(´・ω・`)「これに乗ってボクたちは戦うんだね」
彡(゚)(゚)「せや……」
ボクたちに与えられた機体は零式艦上戦闘機
通称“ゼロ戦〟だ……
彡(゚)(゚)「ほな、いくで」
(´・ω・`)「……うん、あ!待って」
彡(゚)(゚)「どうしたんや?」
(´・ω・`)「記念にゼロ戦の前で写真撮らない?」
彡(゚)(゚)……
(;´・ω・` )「不謹慎かな?」
彡(゚)(゚)「ええやん」
彡(^)(^)「撮ろうや!」
彡(゚)(゚)「こんな感じか?」ドヤァ
(´・ω・`)「お!いいね~」パシャ!ウィーン
彡(゚)(゚)「はえーすっごい」
彡(゚)(゚)「撮った瞬間に写真になるんかい」
彡(゚)(゚)「せや」カキカキ
(´・ω・`)「なにを書いたんだい?」
『stantハ終ワッタ』
彡(゚)(゚)「よっしゃ!ここからは気を引き締めていこか」
⊂(゚)(゚)ミ⊃三三3「菅野 直、ゼロ戦!出るで!!」
⊂(・ω・´)⊃三三3「笹林 武、ゼロ戦!出ます!!」
上空
彡(゚)(゚)「……」
(´・ω・`)「……」
(⌐●_●)「新人たち、怖くてだんまりかい?」
(⌐●_●)「そう緊張するな、最初は俺たちの戦いを見物していればいい」
(´・ω・`)「……はい」
彡(゚)(゚)……
(⌐●_●)「ほら、敵さんがやってきたぜ!」
⊂(★_★-)⊃三3⊂(★_★-)⊃三3⊂(★_★-)⊃三3
(⌐●_●)「さーて……今回は何人が生き残れるかな……」
彡(゚)(゚)「やるなら……」
彡(●)(●)「今や!!」ギュン!!
(。゚ω゚)!!
チョクが一人突然、機体を垂直にして真っ逆さまに突っ込んでいった
(;⌐●_●)「なにやってんだあいつ!!」
(;⌐●_●)「くっ……なんて角度で突っ込んでいきやがる……」
(;⌐●_●)「援護もできん……」
彡(●)(●)「八百……五百……三百」
彡(●)(●)「ここや!!」ズダダダダダダ
(。゚ω゚)「ぶつかる!!」
チョクの乗るゼロ戦が銃を乱射しながら敵機に肉薄する
だが、すんでのところでぶつかることなくB-24の後方をすり抜けていった
(((BOMB)))⊂(★_★-)⊃三3⊂(★_★-)⊃三3
(;⌐●_●)「なんてやつだ!!一機撃破したぞ!!!」
彡(●)(●)「ちっまだや!まだワイはビビっとる!!」
彡(●)(●)「もっと攻めなアカン!!」
チョクは上空へと舞い上がっていく
そして再び同じように機体を垂直にして真っ逆さまに突っ込んでいく
(。゚ω゚)「あ!ダメだチョク!!」
敵のアメリカ機はもうすでに対策をとっている
さっきチョクは、B-24の後方をすり抜けていった
だがその場所にはすでに弾幕が張られ警戒されている
なんて対応の早さだ
敵はバカではない
このまま飛び込んでも餌食になるだけだ
引き返すんだ、チョク!!
(;´・ω・` ) .。oO(……あれ?)
さっきよりもタイミングもスピードも早い……
まさか!
前方を通り抜けるつもりなの!!
(;`・ω・´)「そんなの無茶だ!!」
当たり前だけど、敵だって前に向かって動いているんだ
正面衝突になるよ!!
彡(●)(●)「ぐぬぬぬ……大丈夫や……」
彡(●)(●)「僅かやけど隙間はある……」
彡(●)(●)「そこを通り抜けるんや!!!」ズダダダダダダ
(((BOMB))) (((BOMB)))⊂(★_★-)⊃三3
(。゚ω゚)「すごい……」
(。゚ω゚)「まるで流星が敵の機体を貫いて見えた」
(;⌐●_●)「初陣で二機を撃墜だと……」
(;⌐●_●)「ん?」
チョクの鬼気迫る突撃に恐怖した敵は
撃墜される前、慌てて回避しようとしたようで
炎を纏いながらもう一機のB-24に、もたれかかるように衝突した
(((BOMB))) (((BOMB))) (((BOMB)))
(;⌐●_●)「一回のアタックで二機同時に撃墜……」
(;⌐●_●)「化け物かあいつは……」
驚愕するボクらを尻目に
再び舞い上がってきたチョクは
笑顔で拳を突き上げていた
彡(^)(^)/