彡(゜)(゜)「ワイは菅野直。日本帝国海軍の撃墜王や」   作:名無ナナシ

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第70話 神風特攻 第71話 敵襲

第70話 神風特攻

 

速報が届いた

それはボクとチョクにとって吉報であり悲報でもあった

 

ボクたちと同期で海軍兵学校第70期生の関くんが

新設された神風特別攻撃隊に編成され、出撃し

アメリカ軍の航空母艦を沈めたというものだった

 

戦闘機で空母を撃沈させるなんてとんでもない偉業であった

でも、この攻撃で関くんは死んでしまった

 

神風特別攻撃隊、神風特攻隊とも略されるこの隊は

爆弾を積んだ戦闘機による体当たり攻撃を目的として結成された隊

こんな言いかたはしたくないけど……

パイロットの命を犠牲にすることを前提にした

自爆攻撃をするために結成された隊だ

 

関くんはこの特攻隊員として見事に目的を達成し

戦果をあげて散華した第一号の英雄として讃えられた

いわゆる名誉ある戦死というやつだ

 

(´・ω・`) .。oO(ボクは軍人として…日本人として……)

彼のこの死を誇りに思い、喜ばなければならないのだろう

でも、どうしても悲しみが先にきてしまう

 

それと……こんな作戦を決行しないといけないほど

日本はアメリカに追い詰められているのかと不安に思ってしまった

 

そんな暗い気持ちになっていたとき

横でボソッとチョクはつぶやいた

 

彡(゚)(゚)「ワイが関くんの代わりに突っ込んでいってもよかったんにな……」

彡(゚)(゚)「自分が情けない……」

 

(;`・ω・´)「バカいうなよ!」

(;`・ω・´)「死のうが生きようが、国に尽くす心は同じだよ」

 

(;`・ω・´)「どっちにも優劣なんてない」

(;`・ω・´)「それともなにか?チョクは特攻で死んで有名になりたいのか!?」

 

彡(•)(•)「そんなわけあるかい!」

彡(-)(-)「……でも、どうせなら……」

 

彡(-)(-)「一番にいきたっかたわ」

彡(-)(-)……

 

彡(゚)(゚)「……いや、ワイは生きる」

彡(゚)(゚)「絶対に生きて、とことん戦ったる!」

 

チョクは本人の意志もそれ相応の心構えもなしに

いきなり特攻に指名するような、搭乗員の気持ちを全く無視するやり方を嫌った

だから、部下の中から特攻要員として誰かを指名するよう命令されても

 

彡(●)(●)「断固拒否する」

と答えた

 

上層部も、その抜群の腕を持つチョクを特攻に出したくなかったようで

 

彡(●)(●)「部下を出すくらいなら自分がいく」

というチョクの申し出を受けるわけにはいかず

諦めざるを得なかった

 

 

第71話 敵襲

 

「敵襲!!敵襲!!」

「敵上陸用舟艇多数見ゆ!!」

「各員戦闘配置につけ!!」

 

(;`・ω・´)「チョク!みんな集まったよ!!」

彡;(゚)(゚)「急な事態やが落ち着いていくで!!」

 

彡;(゚)(゚)「あと、戦闘機は離陸するときに隙が生じやすい」

彡;(゚)(゚)「気をつけるんやで!!」ギューン

 

(´・ω・`)(〃゚3゚〃) 彡●_●)彡●_●)『応!!』ギューン

 

彡(゚)(゚)「よし……全員無事に飛べたな」

彡(゚)(゚)「で、敵はどこにおるんや?」

 

(;`・ω・´)「九時の方向、敵影ナシ!!」

(〃゚3゚〃)「三時の方向、敵影ナシ!!」

 

彡(゚)(゚)「どこにもおらんやんけ?」

(;´・ω・` )「もしかして誤報?」

 

彡(゚)(゚)「うーん……とりあえず一回りしてから基地にもどるで」

彡(゚)(゚)「敵がおると思って、油断するなや」

 

(´・ω・`)(〃゚3゚〃) 彡●_●)彡●_●)『了解!!』

 

でもやはり、アメリカ軍はどこにもいなかった

空には周辺区域から来た援軍も多く見られた

そして皆が一様にセブ島基地に着陸するよう命令が下された

 

セブ島基地

彡;(゚)(゚)「すごいゼロ戦の数やな」

(´・ω・`)「百機近くいるね」

 

彡;(゚)(゚)「こんな一ヶ所に集めて大丈夫かいな」

(´・ω・`)「仮に今、攻めてこられたら一網打尽だね」

 

彡(゚)(゚)「心配やし、ちょっくら上に言ってくるわ」

(´・ω・`)「うん、いってらっしゃい」

 

・・・

 

彡(゚)(゚)「アカンわ……順次帰投させるとしか言ってこん……」

(´・ω・`)「なにもなければいいけど……」

 

彡(゚)(゚)「まあ、そう願うしかないわな……」

 

翌日

「敵襲!!敵襲!!」

「敵戦闘機多数見ゆ!!」

「各員戦闘配置につけ!!」

 

⊂(✪_✪-)⊃三3⊂(✪_✪-)⊃三3⊂(✪_✪-)⊃三3

 

彡;(゚)(゚)「まったく!言わんこっちゃない!!」

 

ひゅーんドカーン!!

 

(;`・ω・´)「くっ間に合わなかった」

(;`・ω・´)「敵の攻撃の方が早い」

 

「出撃できる者から出撃していけ!!」

 

彡;(゚)(゚)「指揮系統もあったもんやないやんけ!!」

 

ひゅーん

(;`・ω・´)「危ない!!チョク!」バッ

彡(×)(×)「ふぎゃ」

 

爆弾が落ちてきていたので咄嗟に飛び出し

チョクにタックルをした

 

ドカーン!!

 

彡;(゚)(゚)「危機一髪……助かったで、ありがとうなタケ」

(;´・ω・` )「どういたしまして……でも……」

 

(;´・ω・` )「ボクたちの機体はもうダメだ」

(〃゚3゚〃)「隊長!!」

 

彡;(゚)(゚)「おお!杉田も無事やったか」

彡;(゚)(゚)「ん?瑞宝と翔鶴は?」

 

(;´・ω・` )「あ!今、まさに飛び立とうとしてる!!」

彡;(゚)(゚)「なんやと!!」

 

ε=ε=⊂彡●_●)⊃⊂彡●_●)⊃

 

彡;(゚)(゚)「瑞宝!翔鶴!」

 

ズダダダダダダ

(((BOMB))) (((BOMB)))

 

彡;(゚)(゚)「あ……あ……」

彡(●)(●)「クソがああああああああああああああ!!」

 

彡(●)(●)「どの機体でもええ、ワイによこせ!!」

彡(●)(●)「かたき討ちじゅあああああああああああ!!」

 

(;`・ω・´)「ダメだ!この辺の機体はもう全滅だ!!」

(;`・ω・´)「早く避難しなきゃ!!」

 

彡(●)(●)「なに言っとんじゃ!!」

彡(●)(●)「瑞宝と翔鶴が目の前で殺られたんやぞ!!」

 

(;`・ω・´)「杉田くん、手を貸して!!」

(;`・ω・´)「チョクを力強くでも連れて行くんだ!!」

 

(;〃゚3゚〃)「は、はい!」

 

彡(●)(●)「なにするんじゃ!!」

彡(●)(●)「離せや!!」=◯)`ω゚)∵

 

(;〃゚3゚〃)「タケさん!!」

(#`・ω・´)「大丈夫……さあ、行こう」

 

彡(●)(●)「離せ!!離せや!!」

彡(●)(●)「うわあああああああああああああああああああ!!」

 

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