彡(゜)(゜)「ワイは菅野直。日本帝国海軍の撃墜王や」   作:名無ナナシ

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第87話 ご婦人  第88話 矜持

第87話 ご婦人

 

剣部隊としての初陣を華々しい勝利で飾ったボクたち

その後も、何度も何度もアメリカ軍と戦った

 

パイロットの技量は絶対にボクたち日本人が優っていた

 

でも、アメリカ軍は倒しても倒しても

次から次に新たな部隊を投入してきた

その物量を前にボクたちは戦う度に機体も……

そして、搭乗員の命も消耗していくことになった

 

そんなある日、チョクが敵に撃墜され病院に運ばれたと報告が入った

 

┗(`・ω・´;)┓「チョクー!!!」三三3

 

病院

(;´・ω・` )「あぁ……なんてことだ……」

 

あの……チョクが……

男前のチョクが……

包帯でぐるんぐるん巻きになってミイラ男になっていた

 

彡;(-)(-)「痛てててて……」

 

(´・ω・`)「ケガの状態はどうあれ……」

(´・ω・`)「よく生きてたね」

 

彡;(゚)(゚)「いや……ホンマに死にかけたで……」

彡;(゚)(゚)「撃墜されてパラシュートで脱出したまではよかったんや」

 

彡;(゚)(゚)「でも、不時着したところで……」

彡;(゚)(゚)「危うく現地の日本人に殺されるとこやったわ」

 

(;´・ω・` )「そんなまさか……」

彡;(゚)(゚)「ホンマやって!!」

 

彡;(゚)(゚)「ちゃんと説明したんやで」

彡;(゚)(゚)「ワイは日本人やって」

 

彡;(゚)(゚)「けど……ヤケドして顔は火ぶくれで髪も伸びとったから」

彡;(゚)(゚)「アメリカ兵やと勘違いされたんや」

 

(´・ω・`)「それでどうしたんだい?」

 

彡;(゚)(゚)「たまたま日の丸が入った腹巻をしとってな」

彡;(゚)(゚)「それを見せてようやっと信用してもらったんや」

 

彡;(゚)(゚)「竹やりを携えた婦人会のおばさま方は……」

彡;(゚)(゚)「そら恐ろしかったで」

 

彡;(゚)(゚)「あれはほんまもんの鬼や」

 

(´・ω・`)「またまた……そんな……」

彡;(゚)(゚)「ホンマや!タケも結婚するときには気をつけや」

 

彡;(゚)(゚)「見てくれに騙されたらアカン!」

彡;(゚)(゚)「女は怖い生き物や……」

 

彡(×)(×)「あ痛たたたたた……」

(;´・ω・` )「ほらほら興奮しないで……安静にしなよ……」

 

まったく入院中ぐらい大人しくしてればいいのに

それにしても……

結婚か……

 

 

第88話 矜持

 

ボクにはJ(„`ꇴ`„)の紹介で付き合うことになった恋人がいた

 

基地の隅

(´,,•ω•,,`)つ「これ……」

(´・ω・`)「これは……」

 

(´,,•ω•,,`)「マフラーを編んでみたの」

(´^ω^`)「ありがとう!!すごく嬉しいよ」くるくる

 

(`・ω・´)「どうだい!似合ってるかな?」

(´,,•ω•,,`)「うん」

 

「敵襲!!敵襲!!」

 

(;`・ω・´)「くっこんなときに……」

(;`・ω・´)「彼女を非難させなきゃ……」

 

ε=ε= (´,,•ω•,,`)つ⊂(;`・ω・´)「こっちに!!」

 

(;`・ω・´)「この防空壕の中に隠れているんだ!」

(;`・ω・´)「絶対に出てきたらダメだよ!」

 

(´,,•ω•,,`)「う、うん……」

(;`・ω・´)「大丈夫さ!ボクたちは負けないから!」

 

(;`・ω・´)「じゃあいくね」

(´,,•ω•,,`)……

 

(´・ω・`)……

 

(´,,-ω(-ω- `)「ぜったいに帰ってくるから」

 

・・・

 

(;´・ω・` )「ごめん!遅れた」

彡(゚)(゚)「遅いぞ!タケ!!」

 

彡(゚)(゚)「ん?そのマフラーは……」

(;´・ω・` )「あ、えっと……コレは……」

 

彡(゚)(゚)……

彡(゚)(゚)「カッコええやん……ほな、はよ、いくで」

 

ブーーーン

 

(;`・ω・´)「当たれ!!」ズダダダダダダ

 

(((BOMB)))

 

(;`・ω・´)「よし!この調子で」

 

プスプスプス

(;´・ω・` )「あれ?エンジンの調子が……」

 

<(★_★-)>三3ブーーーーーーーーン

 

(。゚ω゚)!!

(。゚ω゚) .。oO(やられる……)

 

ズダダダダダダ

(((BOMB)))

 

(;´・ω・` )「……生きてる?」

(;⌐●ω●)「隊長!!」

 

(;´・ω・` )「ありがとう服部くん!!助かったよ」

(⌐●ω●)「どういたしまして」

 

(⌐●ω●)「でも、隊長の機体はもう戦えません」

(⌐●ω●)「隊はボクに任せて……」

 

(⌐●ω●)「隊長は戦線を離脱してください」

(;´・ω・` )「で、でも……」

 

(;⌐●ω●)「早く!!」

(;´・ω・` )「うん、ごめん!あとはお願い!」

 

基地

ブ、ブーンキキッ

 

(;`・ω・´)「機体不良だ!代わりになる機体は他にないかい!?」

(;´Д`)「訓練用のゼロ戦なら」

 

(;`・ω・´)「もう型落ち感は否めないけど……」

(;`・ω・´)「この際だしょうがない」

 

(;`・ω・´)「ゼロ戦で再び出る。案内をお願い」

(;´Д`)「こっちです!」

 

ダッダッダッ

 

(´・ω・`) .。oO(勢いで言ったものの……)

今さらボクが飛んだところで

いったい何になるというのだろう……

型落ちのゼロ戦じゃ戦力になれるかも怪しい

 

このまま戦場に向かっても死ににいくだけなんじゃないか?

このまま安全な基地に残っていてもいいんじゃないか?

 

機体不良が原因だったんだ

誰もボクを咎めようとはしないだろ

 

そしたら……ボクは……生きて

彼女(´,,•ω•,,`)に会うことができる

 

確実に生き残って恋人と再会する選択をした方が賢いんじゃないか?

 

ブンブン

(-ω-`;≡;´-ω-)

 

そんなはずはない!

そんなのは賢くもなんともない!!

そんなのはただの卑怯なだけだ!!!

 

(´・ω・`) .。oO(恋人より自分の矜持を優先させるなんて……)

ボクは自分が思う以上に軍人に染まっているみたい

でも、そっか……

ボクは明日の身さえ分からない軍人だったんだな

 

 

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