彡(゜)(゜)「ワイは菅野直。日本帝国海軍の撃墜王や」   作:名無ナナシ

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第115話 笹林武

一九四五年九月二十日 二階級特進海軍中佐 菅野直 

源田のオヤジの具申をもってチョクは正式に戦死したと認定された

 

彡(ꐦ 'ー`)「直が帰ってきても、絶対にあんた達には渡さないんだから!!」

(★_★-;)(★_★-;)三3「ひぃ……」

 

(´・ω・`) .。oO(さすがチョクのお母さんだ……)

ボクたちが追い払えなったアメリカ兵をああも簡単に追い返してしまった

 

ボクはチョクの名残を求めて

彼の故郷をしばらく歩いて回っていた

すると……

 

( ゚∋゚)「やあ、タケくん……」

(´・ω・`)「あなたは……」

 

( ゚∋゚)「久しぶり」

(´・ω・`)「幸雄くん……」

 

( ゚∋゚)「どうだろう、一緒に歩かないか?」

(´・ω・`)「うん……」

 

トボトボトボ

 

( ゚∋゚)「君はチョクが本当に死んだと思うかい?」

(´・ω・`)「どういうことです?」

 

( ゚∋゚)「チョクは戦死したことになっているが……」

( ゚∋゚)「それは状況判断でしかない」

 

( ゚∋゚)「行方知れずのチョクは今もどこかで生きてるんじゃないか……」

( ゚∋゚)「と、僕は思いたいんだ」

 

(´・ω・`)……

(´・ω・`)「ボクは……」

 

(´・ω・`)「チョクは死んだんだと思います」

( ゚∋゚)「……理由を聞いてもいいかな」

 

(´・ω・`)「だって、チョクが生きていたら……」

(´・ω・`)「彼の破天荒な行動は目立つはずだから」

 

(´・ω・`)「それに……」

(´・ω・`)「チョクは雲隠れして家族や仲間を悲しませるような男では決してない」

 

( ゚∋゚)……

 

それから少し、無言の時間が過ぎた

 

( ゚∋゚)「君はこの後、どうするつもりだい?」

( ゚∋゚)「軍に残るのかい……」

 

(´・ω・`)「……源田のオヤジにも誘われましたけど」

(´・ω・`)「断りました」

 

(´・ω・`)「ボクは普通に生きるつもりです」

( ゚∋゚)「普通?」

 

(´・ω・`)「はい、嫁さんと子どもと一緒に暖かい家庭を築いていきたいです」

(´・ω・`)「そしてできるだけ長生きをして死にたいです」

 

( ゚∋゚)「ありきたりな人生だな……」

 

(´・ω・`)「ありきたりじゃないですよ」

(´・ω・`)「ボクたちの世代は普通な生き方さえ出来なかった人が大勢いる」

 

(´・ω・`)「チョクだって……その一人です」

( ゚∋゚)……

 

(´・ω・`)「チョクのようなカッコいい生き方はボクにはできません」

(´・ω・`)「だからボクは……」

 

(´・ω・`)「チョクが出来なかった生き方をしたいと思います」

( ゚∋゚)「そうか……」

 

こうしてボクたちは別れた

 

……ねえ、チョク

君がもし生き残っていたら、どう生きたんだい?

 

使命のために命燃やす生き方?

家族を大事にする生き方?

 

それとも……

気の向くまま風の向くまま……雲のような自由な生き方?

 

……

 

まあ、なんにせよ

最期にこれだけは言わせて欲しい

 

君はもうなにも背負う必要はない

無理をする必要はないんだよ

 

だから、こころ優しい素直な君のまま

どうか安らかに眠ってね……チョク

 

 




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