彡(゜)(゜)「ワイは菅野直。日本帝国海軍の撃墜王や」 作:名無ナナシ
第14話 流れ星☆彡
彡(゚)(゚)「ババンバ バン バン バン♪」
彡(゚)(゚)「ババンバ バン バン バン♪」
彡(゚)(゚)「いい湯だな~あははん♫」
彡(゚)(゚)「いい湯だな~あははん♫」
彡 •⌄• )「湯加減はどう?」
彡(゚)(゚)「ええ湯や」
彡 •⌄• ) .。oO(どこから見つけてきたのか……)
チョク兄ィはドラム缶に湯を沸かし、上機嫌に浸かっていた
彡 •⌄• )「次はワタシが入るんだから、早く上がってよ」
彡;(゚)(゚)「今、入ったばかりやんけ……」
彡(゚)(゚)「それにしても……」
彡(゚)(゚)「体はポカポカ、頭はヒエヒエ……」
彡(-)(-)「気持ちええわ……」
彡 •⌄• ) .。oO(もう!早く上がってよ!)
彡`3´) 三三3フーフー
薪に息を吹きかけ火力を上げてやったわ
彡(゚)(゚)「ん?」
彡;(゚)(゚)「熱っち、熱っち!!」
彡;(゚)(゚)「こんな湯に入ってられるかい!」
彡;(゚)(゚)「さっさと上がらな茹タコになるで」
☆彡キラリーン
彡(゚)(゚)「お!流れ星や!」
彡(゚)(゚)……
彡(;)(;)「ぐすん」
彡; •⌄• )「え?どうしたのチョク兄ィ?」
彡(;)(;)「分からん……分からんが」
彡(;)(;)「なんか悲しくておれんくなった……」
彡(;)(;)「とりあえず拝んどこ……」
彡(-)(-)「南無阿弥陀仏……南無阿弥陀仏」
彡; •⌄• ) .。oO(なんだかよく分からないけど……)
お空にはたくさんの星々が瞬いていた
チョク兄ィはこの日の思いを日記に書いたみたい
『湯を上がろうとした……僕の瞳を左上から右下に切り下げたものがある。
金星の流れ星だ。タタッターと一丈ばかり下界に向かって突進した。
気持ちがすうっとした。
すると亦なんだか悲しいような気持ちが心を占領したらしい。
悲しさに身が小さくなったようだ。
ああ、その後天空には何もない。
頭を廻らせば東の方に星は仲良くささやいていた。
人生はこれ欄干たる星辰の明滅の間。』
第15話 金が欲しい……
彡(゚)(゚)「お!餅があるやんけ!」
彡(゚)(゚)「食ったろ」バクバク
彡(゚)(゚)「う……」
彡;(゚)(゚)「腹が痛い……」
彡; •⌄• ) .。oO(そりゃあ……)
八個も一度に食べたらお腹も痛くなるわよ……
彡(゚)(゚)「お!カレーがあるやんけ!」
彡(゚)(゚)「食ったろ」バクバク
彡(゚)(゚)「う……」
彡(^)(^)「美味いわ!」バクバク
彡(゚)(゚)「ふー食った食った……」
彡(゚)(゚)「天気もいいし縁側で寝たろ」
彡; •⌄• ) .。oO(食べてすぐ横になったら太るわよ……)
彡(゚)(゚)……
彡 •⌄• ) .。oO(ボーとして何を考えてるのかしら?)
まあ、きっと文学の小難しいことでしょうけど
彡(゚)(゚)「金が欲しいわ……」
彡; •⌄• )……
彡(゚)(゚)「は~スマホも無ェ PCも無ェ もちろんネットなんて通って無ェ」
彡(゚)(゚)「ワイはこんな村いやだ~ ワイはこんな村いやだ~」
彡(゚)(゚)「東京へ出るだ~ 東京へ出だなら」
彡(゚)(゚)「大学さ行って……」
彡(-)(-)「ひたすら勉強するんや……」
彡 •⌄• ) .。oO(少し前に家族会議があった)
巌お兄ちゃんが大学に合格し
家を離れて下宿することになったの
チョク兄ィはすごく喜んだわ
彡(゚)(゚)(さすが巌兄ィや)
彡(^)(^)(立派な兄を持って誇らしいわ!)
彡 •⌄• ) .。oO(でも、内心は複雑だったみたい)
巌お兄ちゃんの合格が決まったとき
母さまはチョク兄ィに言った
彡( 'ー`)(直……ごめんね)
彡( 'ー`)(あなたを大学にいかす余裕は……うちにはないの……)
彡(゚)(゚)……
母さまと父さまは教育に熱心な親で
女の子でも学校に通わせようとする珍しい家庭だった
でも、学校に通うためには学費が必要になる
兄妹の全員分となるとその額はあまりに大きかった
チョク兄ィは兄妹のために……
大好きな勉学の道を諦めざるを得なかった
彡(゚)(゚)(巌兄ィが大学に進んだほうがええ……)
彡(゚)(゚)(ワイは……)
彡(゚)(゚)(軍人になるさかい)
彡 •⌄• ) .。oO(口ではそうは言っても……)
本心では、石川啄木のような文化人として
身を立てたかったのかもしれない
それに……
•ө•)•ө•)•ө•)『チュチュンがチュン』
彡(゚)(゚)「お!スズメ三兄弟、また来たんか!」
彡(^)(^)「可愛いの~可愛いの~」
警戒心の強いスズメにまで懐かれる優しいチョク兄ィに……
軍人が向いているなんて思えなかった……