遭難と旅行者
我々は覚えている、七つの嘆きを
我々は覚えている、ジェリコの古則を
アロナ「おはようございます!先生!」
先生「うん、おはようアロナ。」
私は″先生,,、ここキヴォトスの連邦捜査部シャーレの顧問として赴任した。こっちに来て数日、そろそろ本格的に活動を起こそうとしている時のことだった。
アロナ「ここ数日、シャーレに関する噂もたくさん広まってるみたいですし、他の生徒達から助けを求める手紙も届いています。良い兆候です!私たちの活躍が始まるということですから!ですがその中に…ちょっと不穏な、こんな手紙がありまして。これは先生に一度読んでもらった方が良いかなと。」
………
先生「えーとつまり、暴力組織に襲われてるけど物資が底を突いてピンチだから、雑誌の支援が欲しいと…。」
アロナ「うーん…アビドス高等学校ですか…。昔はとても大きい自治区でしたけど、気候の変化で街が厳しい状況になっていると聞きました。どれほど大きいかというと、街のど真ん中で道に迷って遭難する人がいるぐらいだそうです!あはは、まさか、そんなことあるんでしょうか...?いくらなんでも街のど真ん中で遭難だなんて...。さすがにちょっとした誇張だと思いますが…。それより学校が暴力組織に攻撃されているなんて…ただ事ではなさそうですが…。何があったんでしょうか?」
先生「よし、アビドスに出張しよう。」
アロナ「すぐに出発ですか!?さすが、大人の行動力!かしこまりました!すぐに出発しましょう!あっ!でも行く前にしっかり準備をした方がいいですね、弾薬などその他諸々の消耗品と、えーと水とかもいっぱい入りますかね?」
先生「あっはは!アロナァ、もしかして街中で遭難するっていう話信じてる?流石にデマだと思うよ?いくらなんでもそんな怪奇現象みたいなことないない!それと、物資についてなんだけど……」
なんて思ってちょっと前の自分を殴りまたい。今私はアビドス自治区に着いたものの学校が見つからず何日も迷い続け、街のど真ん中で遭難している。ヤバイ、目眩が…(ドサッ)
キーッ
?「…ん。あの…大丈夫?」
先生「う…あ…。」
?「あ、生きてた。道のど真ん中に倒れてるから、死んでるのかと。」
先生「み…水。」
?「あ、喉乾いてたんだ。ちょっと待って…はい、これ、エナジードリンク、ライディング用なんだけど…今はそれぐらいしか持ってなくて。でも、お腹の足しにはなる。えっと、コップは...。」
バッ「コクッコクッ」
?「あ…///」
先生「プハー!生き返ったー!」
?「あの…それ…///」
先生「助かったよ、ありがとう。うん?顔が赤いけど、どうかした?」
?「…ううん、なんでもない、気にしないで。それより、どうして道の真ん中で倒れてたの?」
先生「実は、近くの学校に用事があって、数日前にこの自治区に来たんだけど、お店が一軒もなくて、脱水症状と空腹で倒れちゃったんだ。」
?「ん?こっちじゃなくて、もっと郊外の方に行けば市街地があるけど…土地勘がない?」
先生「うん、この辺り初めてで…」
?「そっか… 見た感じ、連邦生徒会から来た大人の人みたいだけど…お疲れ様。学校に用があって来たの?この近くだと、うちの学校しかないけど…もしかして...。「アビドス」に行くの?」
先生「え?よく分かったね、そうだよ。」
?「近くにある学校はアビドスくらいだから。そっか。久しぶりのお客様だ。それじゃあ、私が案内してあげる。すぐそこだから。」
先生「あー、君アビドスの生徒なんだ。」
?「ん、そうだよ。じゃあ早速行こう。」
先生「あっ!待って!」
?「?どうしたの?」
先生「お腹が空いて歩けないんだ、できればバイクに乗せてもらえないかな?」
?「えっと、これ一人乗りだから…。」
先生「そ、それなら背負って欲しい!お願い!」
?「…。まあ、そのほうがいいか。ロードバイクはここに停めて、と…。
それじゃ…。…あ待って。えっと…さっきまでロードバイクに乗ってたから…そこまで汗だくってわけじゃないけど、その…。普段は学校のシャワー室を使うの。予備の服もそこにあるし…。」
先生「え、そう?むしろいい匂いがするけど…」
?「…うーん。ちょ、ちょっとよくわからないけど…気にならないなら、まあいいか。それじゃ...。」
?「よし、しっかり捕まってて。」
この白い子に背負われて、アビドスに行く途中…
先生「…!ちょっと、待って!」
?「!どうしたの?」
先生「あっち!あっち!」
?「?…!」
まさか私と同じように倒れている人がもう1人いるなんて思いもしなかった
?「…」
大きなバックを背負って、その下敷きになるように寝そべっていた。見た目は10代後半くらいの男の子、髪は焦茶色、身長は170cm後半はある。
砂まみれの道に倒れていたせいか、少し長めの髪の毛はボサボサだ。
?「ん、意識無いみたい。」
先生「ごめん,ちょっと下ろして貰っていい?」
?「ん」
先生「ありがとう、おーい、君、大丈夫?起きられるー?」
?「……う、ん、んぅ、こ…こは…」
先生「あ!起きた!大丈夫?指は何本に見える?」
そう言って私は3本指を出す
?「…えーと…3本…」
先生「よかった、意識は大丈夫そう。」
?「あー…すみません、俺のバッグ知らないっすかね?中に水が入ってるんで、取ってくれると助かるっす…」
?「ん、これのこと?…あ、あった、はい。」
?「あざっす、助かりました。」
?「コクッコクッコクッ…プハッ、フー…落ち着いた。」
?「よかった、君名前は?どうしてここに?」
?「あぁ、はい。俺はヴィア・ビジターって言います。よければヴィアって呼んでください。ここには…えーと、どうやってきたんだっけ?」
先生「え?覚えてないの?」
?「えぇ、まぁ…はい、そうみたいっすね、そこらの道ほっつき回ってたのは覚えてるんスけど、気がついたらここに…」
先生「そっか…えーと…そういえば名前聞いてなかったね。」
?「ん、そういえばそうだった。砂狼シロコ、私の名前。」
先生「そっか、それでシロコ、ヴィアも連れてきたいんだけどいいかな?流石に遭難者をここに放置ってのも…」
シロコ「ん、元からアビドスには遭難者を助けるっていう業務があるから、大丈夫」
先生「そっか、ヴィア、立てる?」
ヴィア「はい、立てるっすけど…いいんすか?自分で言うのもなんですけど完全に得体の知れない奴っすよ?」
シロコ「ん、大丈夫、たぶん君は安全。もし何か起こしても、起こした時ぶっ飛ばす。」
ヴィア「…はーい。ありゃ?今気づいたっすけど、銃持ってる人に対しては無用の心配っすね。」
シロコ「ん、君、銃持ってないの?」
ヴィア「うす、結構重いんで、常時持つのはちょっと…弾薬もかさばりりますし。」
シロコ「…珍しい、ここで銃を持たずに外出する人はほとんど見たことない、いても大人の人たちくらい。」
ヴィア「え?ここそんなに銃がメジャーなんすか?てゆーかここどこなんか聞いていいっすか?」
シロコ「?ここはアビドスだけど…君、どこから来たの?」
ヴィア「あー…えーと…ここがどこかっていうのは地名じゃなくて世界の名前でというか…あとここ来る前は…えーと、説明するとながくなるというか…」
シロコ「…流石に怪しい。遭難者っていうのも実は嘘?」ジャキッ
ヴィア「うぉぉう!?うぅぅう、嘘じゃぁねぇっすよ!ほんとに前いた場所歩いてたら急にここ来てたんすよ!証明する方法ないっすけど、そうじゃぁねぇとこんな街のど真ん中で遭難する人とかいねぇ…あれ?さっき遭難者救助も業務のうちって言ってたってことは割といる?うん?これマジでやべえ?」リョウテアゲナガラ
シロコ「…」ヒキガネニユビカケル
先生「あー!あー!と、とりあえず連れてかない?ここじゃゆっくり話し合いもできないし!」
ヴィア「そ、そーっすよ!そっちの人の言う通りっす!まずは話し合い、これ重要っす!俺にゃそっち害する手段とかねぇっすよ!あったとしても、今バックパックの中だし、今それそっちにあるし!」
シロコ「…んん、分かった。でも変な動きしたらその瞬間撃つ。」
ヴィア(コウソククビタテフリ)
シロコ「よし。じゃあ行こう、先生、乗って。ん?立ってる。」
先生「うん?あ、やば、気ぃ抜いたら立てなく…」
ヴィア「フーッ…ってちょっ!大丈夫すか!?」ササエッ
先生「うん、ありがとう。」
ヴィア「どうしたんすか!?どこか悪いところでも!?」
先生「…お、お腹が空いて、力が…」
ヴィア「…えーと、保存食で良ければ食べます?」
先生「え!いいの!」
ヴィア・ビジター…色々あってキヴォトスに来た謎の青年。バカみたいにでかいバックパック背負ってる。中身は次回。
先生…ここ数日前、キヴォトスのシャーレに赴任した先生。救援要請を受けてアビドスに行く。女先生にするか男先生にするか現在検討中。
ふぅ、なんとか1話目。続けられますかねぇ。前提読んでもらえますかねぇ。不安。そしてこの後書き書いて大丈夫なんですかねぇ、不安なら書くなよってそれはそうなんですけど。まぁ、次回も筆乗ったら上げます。上がらなかったらあっふーん…て思ってください。しばらくは頑張ると思います。さて、素人故至らぬ点が多数あるかと存じます。問題点等ございましたら、ご指摘いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。…後書きこんなんでいいんですかね?