ヘルメット団を撃退した後、説明のためにも対策委員会で集まっていた。
ヴィア「…ふぅ、緑茶はやっぱうめぇっすねぇ。」
ホシノ「そうだねぇ、おじさんは普段飲まないけど、たまーに飲むと美味しいねぇ。」
ヴィア&ホシノ「…ふぅ。」
セリカ「…てちょっと!?説明はどうしたのよ!?あんたが説明するからって戻ってきたんだけど!?そうやってお茶飲みながら30分くらい経ってるんだけど!?」
ヴィア「まぁあまぁまぁ、落ち着きましょう?そうやって気ぃ立たせてちゃあおちおち説明も出来ねぇっす。説明が欲しけりゃ、落ち着きましょう、OK?」
セリカ「…OK!って言った後撃っていいかしら?」
ヴィア「すんませんふざけましたマジ勘弁してくださいっす。」
先生「うん、私もそろそろ説明して欲しいな。出来るならだけど…。」
ヴィア「あ、さっき俺が死んだの気にしてます?気ぃにせんでも大丈夫っすよ先生。言った通り、元気ピンピンっすよ!」
先生「うん…でも無理はしないでね。」
ヴィア「そりゃあもちろん。無理しとったらこんなおちゃらけた態度取れねぇっすよ。」
ノノミ「ほんとに無理はダメですよ?あ、お茶おかわりいります?」
ヴィア「お、ではありがたく…ズズズ。…よし、それじゃ、改めまして自己紹介をさせてもらいましょう。初めまして、俺の名前はヴィア・ビジター、年齢多分16歳くらい、好きな飯はジビエ料理、嫌いな飯は毒入り料理、昔調理しくじってえれー目にあったんで、それで嫌いです。趣味&好きなことは旅、今も旅の途中で、ここにいます。皆さんどうぞよろしくお願いするっす!」
セリカ「ちょっと待ちなさい。色々一気に来て整理出来てないから一つずつにして。」
ヴィア「はーい。」
先生「えーと、まず多分16歳くらいって?」
ヴィア「あー、割と長いこと旅してるせいで、実は実年齢ちょっと曖昧になっちゃって。人がいないとこでしばらく気絶して、何日経ったか分かりませーんてのが何回も起きてましてねぇ。一回気絶したら一年経ってましたってのもあって、ほんとに分からんくなったんですよねぇ…。」
先生「一年!?」
セリカ「流石に話盛ってるでしょ…。」
ヴィア「いやいや、マジの話っすよ!ほら、シロコさんと先生、俺初めて見たの今日っすよね?それ見つかるまでどんくらい寝てたかとか俺分かんねぇっすもん。」
シロコ「確かに、もしかしたら見つかるまでに何日も経ってるかもしれない。」
ヴィア「そっすそっす!そんで、逆に速攻見つかって介抱してもらっても、そのまま何ヶ月か経って起きましたってこともあったっす!それに加えて、気絶して目ぇ覚めたら全く別の場所でしたってのも発生してるっす!」
先生「そういえば、歩いてたらあそこに倒れてたって言ってたっけ?」
ヴィア「そうっす!んで、俺が言いたいのは、俺が寝る前に歩いてた場所は100%アビドスじゃないってことっす!だから、周囲の状況を比較してどれくらい時間経ったか分かんないんす。そーゆーのが積み重なって、時間がどれだけ経ったか分からず、外見年齢でなんとなく年齢言うと多分16歳くらいになるってことっす。」
先生「なるほどね。」
アヤネ「あれ?じゃあ16歳以上って可能性も…。」
ヴィア「大いにあるっすね!」
セリカ「いや胸張って言えることじゃないでしょ…。」
ノノミ「はーい。」
ヴィア「うす、ノノミさん!」
ノノミ「趣味が旅とのことですが、今までどんなとこに行ってきたんですか?」
ヴィア「あ、聞きます?めちゃ長くなりますよ?多分今から明日の夜ぐらいまで。」
セリカ「長っ!」
ヴィア「と、言うのは流石に冗談っす。俺もそこまで明確に覚えてるわけじゃないんで。」
セリカ「なんなのよ…。」
ヴィア「あぁでも、実際語ろうとするとそんくらいかかりますよ。バッグん中に日記あるっすけど、結構枚数ありますからね。」
ノノミ「お〜日記!」
ヴィア「見ます?」
ノノミ「いいんですか?」
ヴィア「ええもちろん。えーと(ゴソゴソ)よいしょっ!ほい!(ドンッ)」
ノノミ「おぉ!」
アヤネ「こ、これは…。」
シロコ「すごい量。」
ヴィア「これだけでざっと50冊くらいっす。んで、これが大体3セットあるっす。」
ホシノ「うへぇ、すごいいっぱい書いてるねぇ。」
ヴィア「そうっしょ?俺の自慢っす!意識ある時これだけは毎日絶対書いてっす!」
先生「すごいね。でもなんでこんなに書いてるの?」
ヴィア「…昔、結構仲のいい友人がいましてね。そいつも旅が好きだったんすけど、訳あって旅に出られなかったんす。んで、またあいつと会った時に詳細まで細かく伝えられるよう、日記を書いてるってことっす!」
先生「へぇ〜。」
ヴィア「以上、俺の自己紹介終わりっす!」
シロコ「つまり、ヴィアは旅の途中であそこで倒れてたんだ。」
ヴィア「そーゆーことっす。怪しさ満点ってのは自覚してますけど、害は無いっす!」
シロコ「ヘルメット団を倒すのを手伝ってくれたし、それはいい。でも、それより聞きたいのがある。」
ヴィア「なんで一回死んだのに生き返ってんのか、って話っすか?」
シロコ「ん。」
ヴィア「ん〜…どう説明したものか…。えーと、まず、俺旅先で変な図書館に行ったんすよ。」
先生「図書館?」
ヴィア「はい。なんでも、「あらゆるものの物語が保存されていく図書館」って話でしてね?そこにあった、俺の物語が記録されていく本ってのを、なんやかんやあっていただけまして。その本の力で、死ぬっていう物語を書けなくして、死ななくなったっす。」
ホシノ「…。」
先生「えーと、つまり?」
ヴィア「変な本のおかげ死ななくなったっす。」
シロコ「…ヴィア。」
ヴィア「はい?」
シロコ「私たちは真面目な話をしてる。変な妄想の話はいい。」
ヴィア「え!?いやいや、マジなんですって!」
セリカ「あーはいはい。あたしらくらいの男子にはよくある病気って聞くけど、実際目の前にすると結構キツイわね。」
ヴィア「嘘じゃねぇのにぃ…。」
セリカ「で?結局なんで生き返れるのよ?」
ヴィア「…寝て起きたらこういう風になってました。」
セリカ「はぁ、話す気ないならもういいわ。いやそれで済ませていい話でもないんだけど。」
先生「とにかく、無事なんだよね?」
ヴィア「うす、ピンピンしてます!これくらいっすかね、んじゃほんとに自己紹介終わり!」
ホシノ「さて、ヴィア君の自己紹介は終わったことだし、おじさん達も改めてしようか。」
ノノミ「はい★それじゃ、私はアビドス高校2年生、十六夜ノノミでーす★」
シロコ「同じく、2年の砂狼シロコ。」
アヤネ「私は一年生の奥空アヤネです。こっちは同じ一年のセリカちゃんです。」
セリカ「黒見セリカよ。」
アヤネ「それで、あそこにいるのが…」
ホシノ「は〜い、3年生の小鳥遊ホシノだよ〜。一応このアビドス廃校対策委員会の委員長をしてるよ〜。先生、ヴィア君、よろしくね〜。」
ヴィア「うっす!改めましてよろしくお願いしますっす!」
先生「うん、改めてよろしく。」
ヴィア「…つっても俺、まだここにいるのか、そもとしていていいのかとかすら分かんないっすけどね。」
先生「そういえばそうだったね。ヴィア、これからどうしたい?」
ヴィア「どうしたいもこうしたいもの、まずどうするのが一般的なのか分からんですし。」
アヤネ「こういう時は、矯正局に行くのが一般的だとは思いますが…。」
ヴィア「うーん、ただ渡りに船って訳でもねぇですけど、ここまで来たならここでなんかするってのもいいかなと…いていいんすかね、俺がここに。」
シロコ「入学者なら歓迎する。」
ヴィア「いやでも、ここを見て回ってみたいって気持ちもあるんすよねぇ。」
先生「じゃあ、一旦シャーレの預かりにする?」
ヴィア「シャーレ?」
先生「連邦生徒会っていう、キヴォトスのまとめ役みたいな組織の機関の一つでね、困っている生徒を助けようって組織なんだけど。」
ヴィア「でも俺、どっかの学校の生徒って訳じゃないっすよ?」
先生「でもヴィアは困ってるんでしょ?なにかやりたいこととか、行きたい場所が出来るまででいいから、しばらくいてみない?」
ヴィア「そりゃあ願ってもねぇ話っすけど…いいんすか?聞く限り、めちゃ重要なとこっぽいすけど、俺みたいな馬の骨拾ってなんか起きたら大変じゃないっす?」
先生「子供の手を引くのも、大人の責任の一つだよ。」
ヴィア「…そこまで仰ってくれてんのに、むげにするのも失礼っすね。それじゃあ、しばらくの間世話になります。」
先生「うん、世話になってください。」
ヴィア「んで、これからどうするんす?」
先生「まずは、この子達の手伝いをしなきゃいけない。ヴィアには悪いけど、しばらくはここにいることになるね。」
ヴィア「いやいや、同じ場所にしばらく留まるのも旅の醍醐味の一つっす。でも、さっきも言いましたけど俺がここいていいんすかね?」
ホシノ「うん、おじさん的には問題ないよ〜。」
シロコ「ホシノ先輩がそういうなら、私は大丈夫。」
ノノミ「私も大丈夫です。あ、もしよかったら、暇な時に旅のお話、聞かせてください。ホンモノの旅のお話ですよ?」
ヴィア「いやだから、さっきの話もマジなんですって!」
アヤネ「先輩方がいいなら、私も大丈夫です,」
セリカ「あたしは…まぁ…みんながいいなら、あたしも…。」
ヴィア「いやー、よかった。出てけって言われてた潔く出てくつもりでしたけど、それはそれで悲しいっすからね。」
セリカ「変なことしたらブッ飛ばすわよ。」
ヴィア「あーんしんしてくださいよセリカさん、もし俺が変なことしたら自分から腹切って首落としますよ。」
セリカ「え"っ。」
シロコ「…そこまでしろとは言ってない。」
ヴィア「俺だってしたかねぇっすよ、それくらい気をつけますっていう意気込みっす。」
先生「あはは…まぁともかく、みんなこれからよろしく。」
…
アヤネ「では、自己紹介も終わったことですし、私たちの状況の説明をさせていただきます。ご覧になった通り、我が校は現在危機にさらされています…そのため「シャーレ」に支援を要請し、先生がいらしてくれたことで、その危機を乗り越えることができました。先生がいなかったら、さっきの人たちに学校を乗っ取られてしまったかもしれませんし、感謝してもしきれません…。」
先生「対策委員会って何?」
アヤネ「そうですよね、ご説明いたします。対策委員会とは…このアビドスを蘇らせるために有志が集った部活です。」
ノノミ「うんうん!全校生徒で構成される、校内唯一の部活なのです!全校生徒といっても、私たち5人だけなんですけどね。」
シロコ「他の生徒は転校したり、学校を退学したりして町を出て行った。
学校がこのありさまだから、学園都市の住民もほとんどいなくなってカタカタヘルメット団みたいな三流のチンピラに学校を襲われてる始末なの。
現状、私たちだけじゃ学校を守り切るのが難しい。在校生としては恥ずかしい限りだけど......。」
アヤネ「もし「シャーレ」からの支援がなかったら…今度こそ、万事休すってところでしたね。」
ホシノ「だねー。補給品も底をついてたし、さすがに覚悟したね。なかなかいいタイミングに現れてくれたよ、先生。ヴィア君もありがとね〜。」
ノノミ「うんうん!もうヘルメット団なんてへっちゃらですね。大人の力ってすごいです★ヴィア君もすごかったですし。」
シロコ「かといって、攻撃を止めるような奴らじゃないけど。」
セリカ「あー、確かに。しつこいもんね、あいつら。」
アヤネ「こんな消耗戦を、いつまで続けなきゃいけないのでしょうか…。ヘルメット団以外にもたくさん問題を抱えているのに…。」
ヴィア「他に問題って?」
ホシノ「その話はまた今度にしよう。そういうわけで、ちょっと計画を練ってみたんだー。」
セリカ「えっ!?ホシノ先輩が!?」
アヤネ「うそっ…!?」
ホシノ「いやあ~その反応はいくら私でも、ちょーっと傷ついちゃうかなー。おじさんだって、たまにはちゃんとやるのさー。」
セリカ「…で、どんな計画?」
ホシノ「ヘルメット団は、数日もすればまた攻撃してくるはず。ここんとこずっとそういうサイクルが続いているからねー。だから、このタイミングでこっちから仕掛けて、奴らの前哨基地を襲撃しちゃおうかなって。今こそ奴らが一番消耗しているだろうからさー」。
アヤネ「い、今ですか?」
ヴィア「確かに、根本ぶっ叩かんなら弱ってる時が一番楽っすからね。」
ホシノ「そう。それに今なら先生もいるし、補給とか面倒なことも解決できるし。」
シロコ「なるほど。ヘルメット団の前哨基地はここから30kmくらいだし、今から出発しよっか。」
ノノミ「良いと思います。あちらも、まさか今から反撃されるなんて、夢にも思っていないでしょう。」
アヤネ「そ、それはそうですが…先生はいかがですか?」
先生「そうしようか。」
ホシノ「よっしゃ、先生のお墨付きももらったことだし、この勢いでいっちょやっちゃいますかー。」
シロコ「善は急げ、ってことだね。」
ノノミ「はい〜それでは、しゅっぱ一つ!」
今更ながら小説書くの難しいですね。書きたい内容はあるのにそれを言語化させるのがめちゃむずい。今回の自己紹介パートもなんかごちゃごちゃしてるけど勢いでなんとかしましたし。あと会話の間に説明文入れる人たちすごいですね。あれめっちゃ難しいんですけど。いずれ出来るようになりたいけど今更書き方変えるのもなぁ…と四苦八苦中です。多分しばらくは説明文少なく、会話多くで進むと思います。本編の方も、書いといてなんですけどちょっと不自然ですよね。人が死んで生き返ってるのに軽く流せてるの本来おかしいはずですからね。まぁキヴォトスだからってことで。だとしても不自然?はい、その通りです…,
さて、いつも通り、駆け出し故誤字脱字等問題点がございましたら、指摘いただけると幸いです。
次回、ヘルメット団潰すぞぉ!